歩さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.5

お酒の力を借りて功を成した後に、あーあそんなに飲んじゃダメだよ、この後絶対ツケが回ってくるからやめてくれーって心配した。
お酒は陽気にもなれるけど、依存度が高くて体も人生も滅茶苦茶にしてしまうこともあ
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ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.5

母性のない母親の話しで面白いって訳でもないけど、主役のオリヴィア・コールマンの演技力もあって2時間釘付けだった。
ビーチで人間観察しているうちに、娘にイライラしている母親を見つけ自分の過去を思い出すレ
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アフリカン・カンフー・ナチス(2020年製作の映画)

3.4

第二次大戦後ガーナに亡命していたヒトラーと東條英機がつるんで世界征服の為に武闘会を開催するってよ
ヒトラーと東條英機の使い方が斬新なのに雑という、なかなか面白くてB級の良さが出てた。
影蛇拳とか酔拳と
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ラストサマー(1997年製作の映画)

2.9

人をはねた事を隠蔽した若者4人組がその一年後に殺人鬼につきまとわれる(自業自得)
怖くもないし退屈だったけど終盤だけは変な盛りあがりで、主人公の女の子カワイイのに凄い顔で叫びまくってておかしかった。
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エスケーピング・マッドハウス(2019年製作の映画)

3.2

気付いたら精神科病院にいて名前しか覚えてない記憶喪失の女性。たまにフラッシュバックしながら真相に迫るの面白そうなのにあっさりしすぎていて物足りない。料理に例えるなら塩コショーが入っていないチャーハン。>>続きを読む

オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

4.0

めっちゃ変わっててクセ強いけど面白かった。
度々出てくる汚い食事、食べる側と食べられる側の対比、我が子に甘く食べたいと言えば食べるだけ何でも与える食のホラーとも言える。
始めは子供に恵まれない奥さんに
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ドアマン(2020年製作の映画)

2.8

緊張感のないアクションをただボケーっと眺めていた97分。
犯人はマヌケだし女ドアマンのアクションはキレがないし。
ジャンレノ使ってレオン風にしたかったんだろうけど、なんか見え見えでチープだった。
それ
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神が描くは曲線で(2022年製作の映画)

3.9

155分と長編なのに中弛みなど一切なく、ミスリードと伏線が見事なプロットで最後まで集中力切らす事なく画面にかじりつくレベルだった。
あれこれ考察しながら頭使ったのにスッキリする感じが良い。
回想シーン
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

よくある世界の終末を家族と逃げ惑うパニックは見飽きていたので、私にはこの違う感じがちょうど良かった。
世界の終末、この状況でどういう行動に出るか?何を、誰を信じるか?と揺れながら観たら面白かった。
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コロニア(2015年製作の映画)

5.0

うわースリル満点で息できなかったー最後の最後まで面白かったー
何年か前に観た事があり、印象に残っていた作品でもう一度観たいと思っていた映画。なのに薄っすらとしか内容覚えてなかった…
恋人が拉致されたの
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.6

序盤から退屈な映画だな、なんか自分には合わないなと思ってしまい、何度も脱落していた映画。
今日は覚悟を決めて、よし最後まで観るぞ!と観てみたらやっぱり前半つまらない。 
でもそこ乗り越えたら、後半から
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.2

私が一時期ハマっていた伊坂幸太郎の〝マリアビートル‘’が原作というので気になっていた作品。
登場人物の木村はそのまんまだけど、王子、檸檬、蜜柑その他のキャラが全く違っていてグロもキツくスピード感もあり
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ミラクル コークビルの奇跡(2015年製作の映画)

2.9

偶然が重なり奇跡が起きることはごく稀にあるとは思う。
科学や医学で説明のつかない事が時には起こり、例えば余命宣告を受けた人の癌が自然に消えて元気になったという話もあるように。
信仰心の強いこの国では全
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Summer of 85(2020年製作の映画)

3.4

ウブで多感な16歳の美男子の初恋の相手が、危険で過激な年上の美男子っていうのが魅力的だったにしろ痛々しい。
冒頭のアレックスの〝ずっと死に惹かれていた‘’というのが、あの狂ったようなダンス、コンテンポ
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ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

3.7

女同士の友情が一人の男性の存在によりもろく崩れたり、ケンカしたり仲直りしたり嫉妬したり支えあったり、目まぐるしい女心や狡さ繊細さが深かった。
優等生で保守的な七月と自由奔放勝手気ままな安生の対比も面白
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アザーズ(2001年製作の映画)

3.0

幽霊がいるのかポルターガイストなのか?
カーテンとか部屋の数とか鍵閉めろとか、ニコールキッドマンお人形みたいな顔して病んでてうるさいなと。
ホラーと思ってたらミステリーだったけど途中でちょっとだけよめ
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嵐の中で(2018年製作の映画)

4.0

嵐の夜に時空のズレが生じ、25年前の少年の命を救った事で現在の自分の人生から娘の存在が消えてしまい、母親が娘を取り戻す為に奔走する。
SFサスペンス、壮大な愛のタイムトラベラーという設定が複雑だったけ
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.8

エスターファーストキル、レイトショーで観てきたー
前情報を入れないように注意し、昨日までにアマプラでエスターの字幕版と吹替版を再鑑賞し(どっちとも観る意味ー)徹底して本番に挑んだら前日譚だった。
でも
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誰かの幸せ(2020年製作の映画)

4.0

モールの販売員が売れっ子の作家になり周りが距離を取り始める。
人の心の変化や嫉妬心や醜い部分が手に取るように分かって面白かった。
レアの成功と才能を認めたくなくて嫉妬する親友も見苦しいけど、レアの彼氏
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エミリー 悪夢のベビーシッター(2015年製作の映画)

3.4

なかなか面白いB級だった。
ベビーシッターがそれやっちゃダメだろっていう悪趣味な事をやってて、子供はトラウマ間違いない。
ジェイコブ頑張ってたけど、もうちょっと捻りがあれば尚良かったかな。

子宮に沈める(2013年製作の映画)

2.5

視聴後に最悪の気分が収まらず、1日経って冷静になったのでレビューすることに。
大阪二児放置死事件がベースだと知ったのは視聴後。
コレを観た後に自分だったらどうとかこうとかそういうものを引き合いにするの
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悪魔の毒々パーティ(2008年製作の映画)

3.7

プロムゾンビ祭り
やりたい放題でアホくさいんだけどワクワクが止まらない。
やる事もセリフもいちいち面白くて笑えた。コーチはツボだった。

ホワイト・ノイズ(2022年製作の映画)

3.2

危険な化学物質の流出がトリガーとなった家族の命に対する不安。
クセ強くてテンポ感も変わってて、ついていくの大変だったけど、死への不安とか恐怖とかに押しつぶされる気持ちは分かった。
面白いかどうかは分か
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.3

〝ピアノレッスン‘’の監督という事で鑑賞。
コレ!という答えもなく視聴者の想像に任せるタイプの映画で、観終わって「これで終わりか?」とモヤモヤ感も残ったけど、冒頭の「父が死んだ時、僕が母さんを守ると決
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皆殺しの流儀(2014年製作の映画)

3.5

70歳シニア元ギャングvs現代の若いギャング団 
兄貴の仇撃ちと街の治安の為に悪ガキ達を一掃する爺さん達の手加減の無さが良かった。
そんだけやってて正当防衛を主張するあたりも年の功というかズル賢いとい
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特捜部Q 知りすぎたマルコ(2021年製作の映画)

3.6

特捜部Qシリーズ全部観たけど、この〝知りすぎたマルコ‘’だけがキャストが総入れ替えしてて、最初は面食らったけど大した問題じゃなかった。
カールの執念深さや暴走癖、アサドのちょいイカれ具合がちゃんと引き
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

4.0

終始地味なんだけどジワジワと自分好みの展開になっていき痒いところに手が届くミステリーだった。
刑事ランドーと変わり者で士官候補生のエドガー・アラン・ポーが協力し、謎の変死体の事件解決に挑む。
私が無人
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

5.0

3回目視聴。やっぱり自分の中でこれを超えるゾンビ映画はない。
ただのゾンビパニックホラーではなく、ゾンビ使って愛や命の重み、人間の汚い部分や差別など色んな事を気づかせてくれる韓国ゾンビに感服。
感染モ
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誰も眠らない森(2020年製作の映画)

2.9

よくあるサマーキャンプのホラー。テクノロジー中毒の若者達が、スマホ、タブレットを没収され〝アドレナリン・オフラインキャンプ‘’ に参加する。
ジェイソンもどきのイボ野郎が殺人鬼だったり、グロきつめで他
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

4.3

まさかのアマプラで見つけて再鑑賞。
今観たらどんな感想が生まれるかと思ったけど、面白いのとは違って、ずっしーんと重くて言いたい事がそのまんま伝わってきて心臓抉られるようだった。
野蛮な男に大事なピアノ
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レディ・マクベス(2016年製作の映画)

3.6

17歳で親子ほど歳の離れた夫の妻になり、外出を禁止され自由を奪われ退屈な毎日で、夫からは愛されずストレス溜まりまくってゾンビになりかけたフローレンスピュー。
見かけボロボロの使用人から誘惑され、あっと
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.7

序盤から目が離せずグイグイ魅入ってしまうほどのプロットで、こんなにも自分の感情を掻き乱された映画は珍しい。
初めは何の罪もない少年が怖い目に遭わされるのが可哀想で、こんなのトラウマ相当だと思ってた。男
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記憶の夜(2017年製作の映画)

3.2

拉致された兄が19日目に帰ってきたけど、なんか違う、なんか変?っていう掴みが良くて序盤はめっちゃ面白かった。が、その後の展開が目まぐるしいんだけど、いってほしくない方へいってて個人的に好みではなかった>>続きを読む

アニマ(2018年製作の映画)

3.0

ホラーかと思ってたらミステリーだった。
序盤は退屈だったけどミスリードに気付き、中盤からは答え合わせしながら伏線回収を余裕で楽しめた。どうでもいいけど鼻ピアスの男がエディ・レッドメインとワンオクtak
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カラダ探し(2022年製作の映画)

4.2

毎日殺される無限ループがもろにハッピーデスデイで、化け物がマリグナントぽくて、体のパーツを探し出すまで呪いが解けないってこれ私のツボだった。
途中Adoの挿入歌がクセ強すぎたり、青春が安っぽい感じにな
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ある公爵夫人の生涯(2008年製作の映画)

3.0

王室のお世継ぎ問題。公爵は男子にしか興味がなく、女子が産まれれば顔も見にこず邪魔扱い。あんたは女である母親から産まれたんじゃないのか?