歩さんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

つみきのいえ(2008年製作の映画)

4.0

絵本の様な淡い映像でおじいさんの人生の縮図が懐かしい雰囲気を出していた。が、おじいさんの人生と年月とともに海水の水位が上昇し、上へ上へと家を積み上げていかなければ水没してしまうという地球温暖化のメッセ>>続きを読む

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.8

この映画ほんと何回観ても面白い。単純なんだけど次から次へと目まぐるしい展開から目が離せないし、なんと言っても音楽の力って凄いと教えてくれる映画。
シスター達の歌声に励まされた。

食われる家族(2019年製作の映画)

3.2

テンポ悪いからこそのじわじわと家族が侵食されていく様子が謎めいていておもしろかったのに、早すぎる段階で謎が判明していって惜しかった。でもこういうどんよりした雰囲気嫌いじゃないよ。

LOVERS(2004年製作の映画)

3.9

おもろ ダサくて執念深いアンディラウがカッコ悪すぎて見事に金城武の引き立て役に回ってた。ツッコミどころも多くて二人が草原で抱きあってる間は邪魔者は一切入って来ないし、ラストの男同士の戦いのシーンはいつ>>続きを読む

モービウス(2022年製作の映画)

3.3

前半はこんなもんかーと思って観てたけど後半は面白かった。美人なヒロインとコウモリ人間のロマンスが雑すぎてそんな扱いならただの同僚で良かったのに。
変身した時の顔が幽霊みたいにブサイクでもうちょっとビジ
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ファウンド(2012年製作の映画)

3.2

殺人鬼でキモイ性癖の持ち主である兄貴の、弟に対する歪んだ愛情と殺人鬼を持つ家族の末路。
生首の異臭にも気付かない鈍感な両親にも充分に責任があると思う。
兄貴は弟を守ると言いながらも弟の人生をめちゃくち
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ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷(2020年製作の映画)

2.8

呪怨がアメリカにいったらあまり怖くないただのホラーになってた。なんか足りない。それでもインシディアスのエリーズが出てくるとさすがにインパクト強くてひきつけられた。

ローズメイカー 奇跡のバラ(2020年製作の映画)

3.7

倒産寸前のバラ園を立て直す為にど素人の訳あり新人を迎え入れて新種のバラの改良に挑む。
泥棒みたいな事やった時は、え?って思ったけどそれ以外はなかなか良かった。最後もじんわりきた。
主人公が見たことある
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キャットファイト(2016年製作の映画)

4.7

めちゃくちゃ面白かった。脚本すごいな。宿敵同士が再会した事で人生がどん底に落ちるブラックコメディで女同士の流血バトルが半端なかった。絶対に分かりあえない合わない人っているんだよ。
劇中のクラシックのピ
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.4

梅雨のしっとりした雰囲気と高校生が年上の女性に少しずつ惹かれていくテンポが良い。
感情丸出しにしてストレートに思いをぶつけてくる若さは武器

拷問男(2012年製作の映画)

3.2

娘を殺された父親が犯人に復讐する話しだけどただのスプラッターではなくストーリーがちゃんとあった。後半の拷問のシーンは痛すぎて直視できなかったけど父親が期間を決めて鉄鎚を下しているところに意味がある。父>>続きを読む

キング・オブ・スタテンアイランド(2020年製作の映画)

3.2

消防士の父親の殉職を引きずってひねくれてしまったタトゥーアーティストの成長。
父親と同じ消防士を目指す話しかと思って期待してたけど違った。所々クスッと笑えてパンチは無いにしろまあまあホッコリはできた。
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テイク・シェルター(2011年製作の映画)

3.6

尺が120分もありテンポも遅くてボケーっと観てたけど、悪夢なのか予知夢なのか頭おかしいのか分からない感じがなかなか面白かった。シェルターは頑張って作った様子もなく勝手に出来上がってた。

ジュリアン(2017年製作の映画)

3.0

11歳のジュリアンの眉間のシワが彼の不幸の象徴。
DV親父からは想像できる展開だったけどキャッチコピーにあるような張り詰めた緊張とか何度も心臓が止まったまではいかなかったぞ。隣人のお婆さん優勝。

リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.5

妻ゲルダは夫が女性の部分に気付きどんどん女になっていく姿を毎日見せられ、それでも献身的に支えてどれだけ自分の気持ちを押し殺して生きていたのだろう。
ゲルダの大きな愛や人間性の素晴らしさは勿論だけど物凄
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サウスポー(2015年製作の映画)

3.4

トップから転落したボクサーがどん底から這い上がり娘を取り戻すために再びリングに立つ。
こういうのは単純で分かりやすくて何も考えずに観れるから良い。トレーナーのティックのセリフがいちいち刺さって存在感あ
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呪怨 終わりの始まり(2014年製作の映画)

3.4

冒頭がつまらなくてこれ大丈夫かと心配したけど後は面白かった。
俊雄も伽耶子も皆んな頑張ってたけど青柳翔に全部持ってかれた。ラスト佐々木希、そこ泣くところじゃない笑うところ

百円の恋(2014年製作の映画)

3.9

32歳のクズ生活を送る女がやりたい事を見つけ何かに気づく。
一子の生気のない表情や喋り方や歩き方がだんだん活気が出てきて変わっていく様が凄すぎた。
最後まで安藤サクラに圧倒されてエンディングのクリープ
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犬部!(2021年製作の映画)

4.0

犬や猫動物の命を助けたいという獣医の颯太と柴崎の熱い思いが伝わる良い映画だった。
「やり方は違っても目指すところは同じ」というセリフが印象的だった。
普段は猫派だけど犬の人懐こさと賢さを思い出した。犬
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ブルー・マインド(2017年製作の映画)

2.6

女同士によくある仲良くなった友達ともステージが変われば疎遠になったり別れたりするやつの例えにも思えるけどかなりぶっ飛んだ話しだった。
性描写も吐くシーンも気持ち悪かったし金魚ってあんな風にボリボリ食べ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

おもろしろかったー
伏線回収の答え合わせ楽しかったー 構成が巧みだった

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.5

何の予備知識もなく観て、テロリストと戦うシーンは終盤の10分くらいだったけど最初からグイグイくるなと思ったらクリントイーストウッドの作品だった。それにご本人達が出演されていたとはまいりました。

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

父親が突然失踪した娘をsnsやパソコンをたよりに手がかりを掴んでいく。
パソコンの画面だけで話が進んでいくのが斬新で、あの画面なのに飽きる事なく最後まで引き込まれていった。
ネットの知りたい事をなんで
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アイス・ロード(2021年製作の映画)

4.2

リーアムニーソン出てるしなんだろうと思って観たらこれは傑作、めちゃくちゃ面白かった。
爆発事故で鉱山に閉じ込められた人達を助けるためにトラックに救出装置を積み、死のロードと言われる厚さ80センチのアイ
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スクリーム(2022年製作の映画)

3.3

結構グロくてナイフ滅多刺しがしつこかった。
こういうの好きだし慎重に見ていったら怪しいと思ってた人が犯人だった。

トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 1(2011年製作の映画)

3.2

結婚式からハネムーンのラブラブが長すぎてつまんねーと思ってたらベラの妊娠が分かった途端にエドワードが高速荷造り始めてダサくて笑った。
初回ではカッコよかったエドワードもおじさんにしか見えなくなってきた
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エクリプス トワイライト・サーガ(2010年製作の映画)

3.3

人間と吸血鬼と人狼の三角関係。相変わらず思わせぶりな態度でジェイコブをその気にさせるベラのモテる女のテクニックと自信過剰でストーカー気質の二人の男のベラの取り合いが見どころ。
ベラの吸血鬼志望はエドワ
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余命10年(2022年製作の映画)

3.3

20歳から余命10年を病気と向き合いながら生きるっていうのは経験していないから分からないけど想像を絶するものだと思う。
恋愛の部分よりも家族の苦悩や家族愛の方が刺さった。

ザ・ダンサー(2016年製作の映画)

3.9

モダンダンスを生み出したダンサーの実話。
女優志望のロイが脇役で舞台に立った時にたまたま踊ると観客にうけ、ロイの才能を見込んだルイ伯爵がパトロンになり後押しし一流のダンサーになりオペラ座で踊る事を目標
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ホテルレイク(2020年製作の映画)

1.9

テンポ遅いしたまにしか幽霊出て来ないしホテルレイクでの怪奇現象もパッとしないまま飽き飽きしていたら、ラスト20分位でやっとホラーらしい展開になってそこだけだった。ホテルでのルールなんてなかったぞ あら>>続きを読む

呪怨2(2003年製作の映画)

3.3

1よりはホラー強めだった。白塗りの俊雄が色んなところに出没したり髪の毛の使い方とか良かった。
オムニバス形式だけど最後の「伽耶子」だけはコントだった。

呪怨(2002年製作の映画)

3.5

古い作品でそこまで怖くはないけど結構面白かった。
怖くて布団にもぐったら布団の中に白塗りのオバケ、寝てる所に上から覗き込んでくる白塗りオバケはインパクトあった。お年寄りの動作の遅さとか喋り方とか上手い
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

3.2

宇宙ステーションのパニックホラー。エイリアンとかモンスターとか出て来ないのに怖い。死に方が悲惨。

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.4

個性的で陽キャでカリスマ性があるが実は家庭に問題があり闇を抱えている佐々木。
そこまではないにしろ何人か似たような同級生の顔を思い出した。赤ちゃんも人も泣く事で感情を爆発させる。

インシディアス 最後の鍵(2018年製作の映画)

4.4

おもしろかったー めちゃくちゃ凝ってた 現在と過去とあっちの世界とこっちの世界が見事過ぎる。
ホラーなのにヒューマン要素もあってじーんときてしまった。〝笛“の使い方が神

フッテージ デス・スパイラル(2015年製作の映画)

3.0

双子の男の子も子供の幽霊も可愛くて出来損ないのジョーカーみたいなのが居たりで雰囲気良くてちゃんとホラーなのに弱い、あんまり怖くない。十字架が燃える順番は良かった。