azkyonさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

こどもしょくどう(2017年製作の映画)

3.4

重かったなぁ。

家では育児放棄、学校などではいじめられてるタカシ。
親に捨てられた姉妹。 
ご飯を食べさせることしかできないもどかしさ。 

結局施設に行くしかない結末が辛い。

クローズZERO(2007年製作の映画)

3.5

なんでだろう、イマイチ楽しめなかった。
でもキャストはいい。
山田孝之ってなんでもできる役者だねぇ。

四月物語(1998年製作の映画)

3.9

この桜咲きそして散っていく季節の一時期のことを何かにつけてこの先ずっと思い出してはふっと微笑んでしまうんだろうなぁと思わせる。
岩井俊二はやっぱりいい!
松たか子が初々しくて、4月という始まりの季節に
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.9

原作がおもしろくて、これはアニメにすると子どもから大人まで見られるなぁと思っていた。

こんなかがみ、仲間が欲しい人たちがたくさんいるんだろうなぁ。
でも現実にこんな鏡はない。
だから辛すぎたら逃げて
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夜、鳥たちが啼く(2022年製作の映画)

3.5

原作佐藤泰志なので今作はどれほどの湿度の高さなのかと期待して見たのだが、今まで見た中で一番の低湿度だったような。
その上、とりあえずはハッピーそうなラスト。
 
いや、それよりも山田裕貴が良い。
最近
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はだしのゲン(1983年製作の映画)

3.5

この作品のクオリティの高低は別として、平和学習教材としてなぜはだしのゲンが外されるのか、納得いかない私です。
反戦、原爆の残酷さを子どもたちに分かりやすく描かれていると思うのですが…。

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.0

2人の演技は素晴らしいが、いったい何を見せられたのか。
見ているこっちまで頭がおかしくなりそうだわ。

灯台の映画といえば以前見た【バニシング】と同じかと思ったらまったく違った。
バニシングはまだわか
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DISTANCE/ディスタンス(2001年製作の映画)

3.5

ドキュメンタリータッチ。
何もかもずっと暗い。セリフが聞き取りにくさが暗さを倍増。

被害者家族が辛いのはもちろんだけど加害者家族も辛い。
自分が犯罪者でもないのに世間からは犯罪者扱いされる。
どう生
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帯広ガストロノミー 帯広市開拓140年 市制施行90年記念長編作品(2022年製作の映画)

3.6

10年くらい前に帯広に2年間住んでいたので懐かしかった。
と言ってもその後も遊びに行ってるけど。
もう少し帯広とその周辺の十勝地方の良さを撮っても良かったのにと思った。
物足りなかったなぁ。

走れ、絶望に追いつかれない速さで(2015年製作の映画)

3.8

やっぱり仲野大賀は良いなぁ!
 
身近な人の自殺は、永遠に「なぜ」という問いを残す。
若ければ若いほどその問いは重い。

それでも残されたものは生きていく。
泣きながらご飯を食べて、仕事して、楽しみを
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オールド・ジョイ(2006年製作の映画)

3.8

「悲しみは使い古した喜び」

うーん…良いような…微妙。

家庭を持った男(妻は臨月)と自由に生きる男の、時とともに変化してきた友情。

まずは臨月の妻を置いて泊まりがけで出かけるなよ!と言いたい。
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ガス燈(1940年製作の映画)

3.8

1944年度版がこちらのリメイクだとは知らなかった。
リメイク版は大好きで何度も見てるがこちらは初めて。
リメイク版の方が好きだわ。
こちらの旦那さまあまりにもあからさますぎるような気がする。

はい、泳げません(2022年製作の映画)

3.7

コメディかと思っていたけど、トラウマ克服のシリアス系でした。 

誰しも苦手なものや大なり小なりトラウマはあって、それを克服するって大変なことだと思う。 
特に1人では難しい。
優しく、厳しく助けてく
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鬼が笑う(2021年製作の映画)

3.9

妹はしょうがないとしても、この母親、息子を一番守るべき母親がこんなんじゃ、何のために、誰のために父親を殺してしまったのか分からんじゃないか!
こんな母親だからこそあんなオヤジと結婚してしまったとも言え
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.0

事実を基にしていること、安田顕、桐谷健太、松坂桃李が良かったので☆4つ。

希望、「希望はいいものだよ」という【ショーシャンクの空に】のセリフがずっと頭に浮かんで、私は何を見ているのやらと思いながら、
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.8

あまりハマらなかったわ。
たぶん子供嫌いのせいだと思う。

途中に挟まれる子どもへのインタビューは興味深くておもしろかった。
子どもって大人が思うよりいろいろ考えていると思う

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.5

原作を読みたくなりました。  

集団での喧嘩シーンがある作品はあまり好きじゃないのですが、これはマンガだと思えばけっこう熱くなって見てしまいました。
キャストもいいしね!

渇きと偽り(2020年製作の映画)

3.8

渇くぅー!カラカラに渇く。
どちらの事件もそれほど困難な事件ではないと思うのだが、閉塞感で息が詰まりそうな田舎では難しいのか。
犯罪に渇きと閉塞感がプラスされて重みのあるクライムサスペンスに仕上がって
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フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

3.8

こんな事件があったなんて知らなかった。
終始重苦しい雰囲気で進むし、デュポンがずっと気味悪い。

結局はなぜ殺されたのかわからないってのが、家族にとっては辛いところ。
犯人自身の動機が迷宮入りのまま死
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おかあさん(1952年製作の映画)

3.8

香川京子が可愛い!!!

戦後の混乱の中、息子、夫を亡くして女手ひとつで洗濯屋を守り、子供を育てるおかあさん。 
特に何があるわけでもない日常を毎日必死に生きてるだけなのにまさしく昔の「日本のおかあさ
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カルロス・ゴーン 最後のフライト(2021年製作の映画)

3.6

ご本人も登場のドキュメンタリー。
おもしろかった。
本当のところは闇だが、誰も彼もが黒い気がするわ。

箱に入っての逃亡劇は、あんなこと映画や小説の中だけのことだと思っていたのでニュースで知った時は驚
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トキワ荘の青春(1995年製作の映画)

3.7

自分の才能がどこまで世の中に通じるのか、それが果たして本物なのか、先へ先へと続いていくものなのか、これを見極めることはきっと難しいことなんだろう。
もっくん演じる寺田はそんな自分に気づき、葛藤しながら
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.8

若手俳優を見守るようにおじさん俳優も頑張っていて良い、良い。

やっぱり大沢たかおがお気に入りの私ですが、今回は清野菜名も良かった。

続きはどうなるのか。

キングダム(2019年製作の映画)

3.8

予想外におもしろかった。

漫画は読んでないからキャストのハマり具合がどうなのか分からないが、吉沢亮と長澤まさみが美しい。
私は大沢たかおのキャラが気に入った。

あちらにいる鬼(2022年製作の映画)

3.5

原作既読済み。
原作の方が深みがある。

寺島しのぶとトヨエツコンビは何度目かな。
みはるも白木もぴったりで本当に恋人同士みたいな2人。

白木はなぜか憎めないし、恋と革命のために生きるみはるも何か信
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最後まで行く(2014年製作の映画)

3.8

日本版を見る前に見ておこうと見た。
おもしろかった!!
たぶんこれは韓国版の方がおもしろいのではないかと思った。

ブロンクス物語/愛につつまれた街(1993年製作の映画)

4.0

音楽がナイスでした!

街が愛につつまれているのかどうかはわからないが、この少年が父とボスの愛に包まれているのは分かった。
良きにつけ悪しきにつけ2人から人生を教わった少年はこの先誰を愛で包むのか。
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いつかの君へ(2007年製作の映画)

3.3

斎藤工が若くて可愛い。 
爽やかなBL、それだけかな。

いつかの君にもわかること(2020年製作の映画)

4.2

終盤は辛くてたまらなかった。
まだ4歳の可愛い子を残して死にたくない!
もうただただそれだけ。

でも命の期限は迫っている。
息子に遺せるもの、息子を託せる里親を探すことだけに集中する父親。
こんな辛
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レイディオ(2020年製作の映画)

3.8

「たくさんの宝物と後悔」を彼女に与えた彼もまたたくさんの宝物と後悔をもらったのでしょうね。
そして彼はこれからそれを自分の誇りとして生きていけるんじゃないかな。
どんなことがあっても〔リンダリンダ〕を
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さらば冬のかもめ(1973年製作の映画)

3.6

ジャック・ニコルソンが護送する側なんですね。
まだこの頃は悪人顔じゃなかったからか。
といってもこの窃盗犯も優しげな顔してるけど。
ゆるいロードムービー。
誤送する途中でこんなにいろんなことしていいの
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カランコエの花(2016年製作の映画)

3.5

考えさせられる。
うまく言えないけど、同性であれ、異性であれ、人が人を好きになる、愛する、ただそれだけのことなのに。

ミナリ(2020年製作の映画)

3.5

私はあまりハマらなかった。

夢追う父ちゃん、現実的な母ちゃんはケンカが絶えず、おねしょする息子、口は悪いが孫思いのばあちゃん。

心臓疾患を持ってる息子がいるのにこんな田舎に行くかな父ちゃん。
そり
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still dark(2019年製作の映画)

4.0

優しい世界。
差別しない。
必要以上に気を使わない。見守る。

こんな人たちがたくさんいたらいいのに。

象は静かに座っている(2018年製作の映画)

4.0

4時間を一気に見ようと思ったけど、2回に分けて見た。

あー、この雰囲気は佐藤泰志の〔海炭市叙景〕に似ているかもと思いながら、でもこちらの方が孤独感、閉塞感は深いような気がした。

救いようのない空気
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