azkyonさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

折り梅(2001年製作の映画)

3.5

前半は現実味があって良かったが、後半はしょせん映画の中の話と思ってしまった。
たぶん今認知症の介護をしている人から見たら甘々な作品に映ったのではないだろうか。

まぁ、でも、義母が嫁に自分の昔話を語る
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ナイン・ソウルズ(2003年製作の映画)

3.6

「帰る場所はない 行くあてだけがある」

冒頭の脱獄時に名前と罪名が流れ、脱獄ロードムービーが始まる。
現実味がないので雰囲気で見た。
芸人が役者って思いのほかいい。

映像、音楽も良かった。

孤高のメス(2010年製作の映画)

3.7

堤真一はもちろんいいのだが、意外にも夏川結衣が良かった。
柄本明は相変わらず可笑しい。

医者もいろいろいるけど、人間性と技術の両方が優れている医者はなかなかいないと思う。

手術中に都はるみかぁ…。
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壁あつき部屋(1956年製作の映画)

3.7

巣鴨プリズン。
B級C級戦犯の苦悩。
上官の命令は天皇陛下の命令なら天皇陛下が戦犯ではないか、とは言えないよね。
あつき壁は戦争の不条理、理不尽さか。

HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.5

「それは私のお稲荷だ」

鈴木亮平が見たくて見たんですがぁ、このおバカさ加減に笑ってしまう私も変態なのか。
鈴木亮平の体にうっとりだわ。

パンティをかぶらなくても安田顕は変態!(^○^)
(公開当時
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フルートベール駅で(2013年製作の映画)

3.9

人種差別と銃社会。
アメリカでは白人警官が黒人に過剰に暴力を振るったり、最悪射殺する事件はいまだになくならない。
この事件も銃を発砲した警官が短い刑期で出所したこともかすかに覚えている。

冒頭、携帯
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俺物語!!(2015年製作の映画)

3.9

いやん!中盤からニヤニヤが止まらない。
両思いなのにタケオが鈍感で、大和が必死で、もう!まどろっこしい!
でも、2人とも一生懸命でいいなぁ!

エンディング後のラストは大笑い!!!
やっぱタケオだなぁ
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オアシス(2002年製作の映画)

3.9

うーん、鑑賞後いろいろ考えてしまった。

姫と将軍。
重めのストーリーだけどちょっとファンタジカル。

ジョンドゥは確かにクズだけど、その兄もクズじゃないか。
ジョンドゥがクズじゃなければなぁ。

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海抜(2018年製作の映画)

3.5

同級生が暴行されているのに何もできなかった自分が情けないのも、その加害者が大人になっても同じことを繰り返していることに怒り心頭なのも分かる。
が、加害者を殺してしまうのはどうなのかなぁ。

そう思いな
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こわれゆく女(1974年製作の映画)

3.8

見るのがしんどかった。

こわれてるのは妻だけじゃなくて夫婦ともども。
あんな命令口調で話されたり怒鳴られたりしていたらますますおかしくなる。

退院パーティーなんぞその日にしないで静かに迎えてやれば
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赦し(2022年製作の映画)

3.5

娘を殺された苦しみにプラス娘が卑劣ないじめの首謀者だった衝撃。
娘を殺した加害者も許せないが、もしかしたら卑劣ないじめをした娘も許せないかもしれない。

加害者への憎しみは娘を育てた親である自分自身に
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男はつらいよ 寅次郎夢枕(1972年製作の映画)

4.2

第10作。マドンナは八千草薫。

過去鑑賞済み。今回で3回目か4回目か。
全作品見てはいないけど、今のところ私はこれが一番好きだ。

可愛い八千草薫が「寅ちゃん」ってのがたまらん。
米倉斉加年の寅さん
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ひみつの花園(1997年製作の映画)

3.8

お金のために何にでも挑戦し、なんでもできる能力がある。
テンポよくおもしろい!

男はつらいよ 柴又慕情(1972年製作の映画)

3.6

過去鑑賞済み。

第9作。マドンナは吉永小百合。
吉永小百合がマドンナってことでシリーズ中人気一番なのだとか。
そうなんだぁー。

悪魔を見た(2010年製作の映画)

3.9

どこまでも残酷な韓国復讐映画!
ちょっと長かったけどおもしろかった。

しかし簡単に殺さず痛めつけるのはいいが、その間にも被害者が増えていくのはちょっとダメだなぁ。

チェ・ミンシクが不死身すぎて憎た
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ハーフ・ア・チャンス(1998年製作の映画)

3.5

2人ともでいいじゃん!

2人もそれを許してくれそうだし、喜んでくれそうだし!

男はつらいよ 寅次郎恋歌(1971年製作の映画)

3.9

第8作。マドンナは池内淳子。

森川信さん、最後のおいちゃん役。
「あいつはハガだねぇー」って言いながら、寅さんが帰って来るのをどうして素直に歓迎できないのかと毎度悩み、次帰ってきたらにこやかに迎える
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男はつらいよ 奮闘篇(1971年製作の映画)

3.8

第7作。マドンナは榊原るみ。

ミヤコ蝶々の存在感は抜群でしたねぇ。
いい年をした寅さんがまるで中二病のように母親に文句を垂れる。
寂しかったんだなぁ。母が恋しかったんだなぁ。

1971年、まだ集団
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おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

3.8

7歳のサンウは確かにかクソガキだけど、7歳になるまで母親に孫を会わせなかった娘はもっとクソガキだったのではないか?

このド田舎で娘を育て、成長したと思ったら都会に出て行った娘。
どうしているのかと心
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男はつらいよ 純情篇(1971年製作の映画)

3.9

第6作。過去鑑賞済み。
マドンナは若尾文子。

寅さんが帰って来るシーンが大好きなのでそこまで見てみると、どこかで見たことある女優だと思ったら宮本信子だった。
当たり前だけど若ーーい!若いけど泣き方の
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アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

3.9

デレクが家族の前で演説のように話す差別発言にうんざりするくらいデレク役のエドワード・ノートンが上手い!
またネオナチの時とムショから出てきた時の顔つき目つきがガラリと違う。

ラストは予想してたけど、
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男はつらいよ 望郷篇(1970年製作の映画)

3.9

第5作。
マドンナ・長山藍子。

「徐々に変わるんだよぉ」
カタギになろうと頑張る寅さんだが、やはり恋心が先走り…。 

青い春(2001年製作の映画)

3.8

タバコ吸ってる学生の映画を見るって久しぶり。 

桜、チューリップの華やかさと落書きだらけの薄汚い校舎、ありあまる若さと上手く生きていけない鬱々とした若さの対比を覆うように流れる MICHELLE G
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新・男はつらいよ(1970年製作の映画)

3.9

過去鑑賞済み。
マドンナ・栗原小巻。

栗原小巻に2階の部屋を貸したことで恋に落ちる寅さんを覚えてる。

男はつらいよ フーテンの寅(1970年製作の映画)

3.9

第3作目。
マドンナ・新珠三千代。

悠木千帆だった時の樹木希林が出てきた!可愛い。

寅さんが若い頃はお見合いの話が出てたのねぇ。
緊張して気取ってる寅さんに笑う。

続・男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.9

第二作目もやっぱり見てなかった。
ミヤコ蝶々がお母さんだったのね。
マドンナ・佐藤オリエ。

初期の寅さんは若いだけあって口上もキレがあるし動きもいい。

男はつらいよ(1969年製作の映画)

3.8

寅さん、第1作目。
見ていると思っていたが、見てなかったようだ。
何故ならさくらとひろしがこれで結婚したことを知らなかったから。
そうかぁ、一作目でもう結婚していたのか。

マドンナ・光本幸子(知らな
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飛べ!ダコタ(2013年製作の映画)

3.6

終戦5ヶ月後にこんなことがあったなんて知らなかった。

国も人種も関係なく困っていれば助け合う。
誰も戦いたくなかったんだよ。
村長をはじめとして島民たちが善人で良かった。

ゲゲゲの女房(2010年製作の映画)

3.0

楽しくない貧乏映画だった。
ドラマも見てないのでこんなに貧乏だったのかと驚いたがかなりリアルなんだろうなぁ。
お金がないのは別として、見合いとはいえ夫婦仲はもっとほのぼのと楽しげなのかなと思っていたら
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ワイルド・ローズ(2018年製作の映画)

3.6

でかいサクセスストーリーじゃないところが良かった。
遠回りはしたけど、今何が大切なのかがわかってそれでも夢は諦めず出来ることをする。 
みんなまーるく幸せ。

ひめゆりの塔(1953年製作の映画)

3.7

ひめゆりの塔は4作品以上はあるようだ。
この作品が一番古いと思う。
吉永小百合主演の1968年度版は見てる。

時々響く若い女の子たちの歌声や嬌声とどんどん敵軍の攻撃が激しくなり包囲され、凄惨なラスト
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激動の昭和史 沖縄決戦(1971年製作の映画)

3.9

美しい沖縄の海に血が流れた黒歴史。
兵士たちも沖縄の人たちも米軍と戦う前に自国軍に殺されたと私は思う。
餓島と言われるガダルカナル島で餓死した兵士たちも同じくそう思う。
あと2、3ヶ月後の終戦を前にし
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僕たちは変わらない朝を迎える(2021年製作の映画)

3.7

藤井役の人、【still dark】の人だ。 
なんとなく業界に染まってない感じがする俳優さん。

ちょっと若い頃を思い出すような作品。
まぁ、いろいろありますわなぁ。

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

クリープハイプの歌がこの作品にとてもよくあっている。
鑑賞後は作品そのものより歌が印象に残る。

伊藤沙莉の声と池松壮亮のぼそぼそしゃべりがいいよね。
2人とも演技しているとは思えない台詞回し。
そこ
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真空地帯(1952年製作の映画)

3.5

木村功ってこんな声が高かったっけ?

パワハラ、モラハラが日常茶飯事の軍隊。 
人間の善を剥ぎ取られる。
そうでなければ戦争ができないのか。

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

3.5

ウェス・アンダーソン監督とは相性が合わないんだなぁ。
でもこれはおもしろかった。
この男の子と女の子がちょっと風変わりなんだけど、純粋な恋なんだろうなぁって思いながらも、なんだか笑ってしまう。

子ど
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