小学生の時に木下恵介アワーってあったなぁ。
記憶にあるのは「おやじ太鼓」。
でも私の中では木下恵介といえば「喜びも悲しみも幾歳月」。
戦争で潰れたまたは潰された夢はどれだあったんだろうか。
生きて戦>>続きを読む
階級制で同性愛が罪だった頃のイギリス。
上流階級は知的で洗練されていて美しい。
その裏で同性同士の恋愛に悩む青年たちがしんどい、しんどい、めんどい、苦しい、恋しい、気が狂いそう。
このラストはせつ>>続きを読む
ホラーだったぁ。
嫌だよぉ〜、変なもの見たよぉー、わけわからんよぉ〜、気持ち悪いよぉ〜!!
変なことが起こるのになんであんなところに居続けるんだぁー。
居続けないと映画にならないけど。
大人のやよいが不倫をして傷ついたなんだかんだは自己責任。
でも陽が傷ついて居場所がなくなったのは母親とその恋人のせい。
私は本当にあのクソみたいな母親はその恋人以上に許せない。
やよいと陽、一緒にい>>続きを読む
本来は無声映画なんですけど、私が見たのは「新音声版」だったようで、寺田農、倍賞千恵子の声が入ってました。
無声シーンでも役者さんの表情や動きが豊かなので、見ているうちに頭の中で勝手にセリフが出てくる>>続きを読む
ギラギラして饒舌な青春もあれば、じとっとして無口な青春もある。
なんのために生きてるんだか分からないけど、自分の存在証明するかのように悪さをしたり、不気味な言動をしたり。
セリフが少なく淡々と流れてい>>続きを読む
内容的にはおもしろかったでは済まされないし、このラストに驚いたんだけど、何故かスッキリしてしまった。
しかし、その後妙に考えてしまって、スッキリが消えてしまった。
夢を諦め復讐心にとりつかれたキャ>>続きを読む
原作はもちろん既読済み。
ミステリと言う勿れは、私の中では謎解きを楽しむというより久能整くんの個性や言葉を楽しむものとなってしまってる。
この広島編は横溝正史を思い出してしまうような一族の話で、昭>>続きを読む
認知症の夫と末期癌の妻のロードムービー。
長年連れ添った夫婦はこんなもんだろうなぁ。
ただそこに愛情があるかないか。
愛がないとしても情はあるんだろう。
ラストは、周囲に迷惑をかけることを考えるとち>>続きを読む
これ、劇場スクリーンで見たらどんだけの迫力だったかなぁ。
どこでもなんでも測らずにはいられない天才。
天才じゃなくてもこんな人いそうな感じですが、それだと変態になるんでしょうか。
菅田将暉と柄本佑>>続きを読む
せっかく平和に暮らしていたのに、戦わざるを得ないデンゼルおじさん。
デンゼルおじさん強過ぎ!!
全体的に映像が暗くて時々誰なんだよぉ〜と思ったり。
しかし芸能人は歯が命とは本当だわ、デンゼルおじさん>>続きを読む
実話ベースなんですが、どこまでが実話なんでしょう。
ラストのエチエンヌのシーンも実話なんでしょうか。
私の人生も天の誰かが描いたシナリオなのか、なんて思わず思ってしまうね。
マツケンを見たくて鑑賞。
中盤あたりまでは良かったんだけどなぁ。
ご馳走じゃなくてもいい、炊き立てのご飯と美味しいご飯のお供と、ほわっと幸せになれる話をする誰かとご飯が食べたくなる。
食べることは生きること。
でも、いきなり人のうちに入ってきて冷蔵庫開けたり、ご飯>>続きを読む
「生きろ!生きてくれ!」
沖縄県知事となる島田叡と島田と最後まで行動を共にした警察部長の荒井退造の実話。
沖縄県民の4人に1人が死んだ。
1人でも多く生きてほしいと葛藤した2人。
7年前の3月に沖>>続きを読む
グロいんだけどあまりにもついてない中年男2人に笑ってしまう。
原作既読済み。
沖縄に行った後に読んだのでとても印象に残っている作品。
ラストにカフーがやってくるので幸せを感じる。
玉山鉄二が今と全然違う!
「労働者三部作」なんて知らなかったから、この一作目を最後に見てしまった。
最近タバコを吸う映画が少なくなっているから、やたらタバコを吸うシーンが多いと感じる。
セリフが少ないとクールでスタイリッシュ>>続きを読む
「パッチ・アダムス」「グッド・ウィル・ハンティング」「今を生きる」「レナードの朝」
忘れられない作品ばかり、何度見てもいい作品ばかり。
人を楽しませている裏では苦しんでいたんですね。
「友だちのうちはどこ?」は子どもになったり母親になったりで見てましたが、これは何故かばあばになって見てしまいました。
「そんなことしたらダメだよ」「いいこと考えたねぇ。悪知恵が働くねぇ」「そんなに行>>続きを読む
アートがよく分からない私にはあの作品たちが微妙だったのだが…。
個展間近なのに集中して創作できないイライラ、でも周囲の出来事も気になるし、放っておけない。
日常と創作を行ったり来たりを淡々と。
音楽も映像も何かが起こりそうで不気味。
従業員しかいないホテルで話をする母と娘。
なんだかよく似てるなぁと思ってみていたら一人二役だった。
それを知ってみるとこの女優さんの演技の上手さに驚く。
下北沢ってこんな感じなの?
下北沢の男女ってこんな感じなの?
テレビでよく名前を聞く街だけど、まったくわからない。
ユルっと自由そうな街って印象。
この作品タイトルはカートゥーンで良かったんじゃないかな。
見終わって思ったのはなんだか汚らしかったなぁと曲者だらけの登場人物たちってこと。
私の身近にもアニメーターだった人やら漫画化志望だった人た>>続きを読む
田舎の漁村にあるのは陰鬱さと閉塞感、古いしきたり。
何か起これば村中に噂が伝わり、悪いことならば村八分必須。
そんなところに7年ぶりに戻ってきた息子。
どんな息子でも母には可愛い息子。
しかし溺愛>>続きを読む
売れて脚光を浴びているミュージシャンたちはこんな経験をしている人たちが多いのかな。
売れて人気が出たら売れない時代を支えてくれた女性と別れるって話よく聴くね。
公平は確かに優しい人で音楽の才能もある>>続きを読む
2人の間に流れる言葉、時間、風景などすべてのものが美しく感じられ、なんだかとてもせつない。
テーマとしては目新しくはないけれど、演技と雰囲気が良くて静かに引き込まれた。
37歳から17歳に戻ってやり直したいかぁ。
内容的にはやり直すというより、青春を2度楽しんだって感じがしたけどね。
何を食べても産地やなんの肉かなどわからない消費者やビーガンへの皮肉たっぷり。
実際に人肉が美味しかったらこんなことになりそうだけどね。
そんなこと起こる訳ないと思いながら見てるから笑える。
平和な田舎暮らしに入り込んできた自然思考の都会人一家。
古民家カフェをしたいがために図々しく田舎のおっさんたちに近づいてくる。
本当に図々しくなにごとも上から目線。
嫌な一家だわぁ。
終盤、これは>>続きを読む
第30作。
マドンナは田中裕子。
ゲストは沢田研二、朝丘雪路。
「だって二枚目なんだもん」
田中裕子に合うセリフだなぁと思う。
沢田ジュリーと田中裕子はこの作品で出会って不倫を越えて結婚したのかな。>>続きを読む
前半がだらっと退屈だったのだが、後半はちょっと泣けて、結局いい話だった。
ばあちゃんと孫と栗の木。
帰って来れる故郷がある幸せ。
私は延命治療は望まないが、在宅での看取りも望まない。
ついでに家族(配偶者だが)の在宅医療、看取りも嫌だ。
ただ、この作品に出てくる宇崎竜童と大谷直子のような人間性を持った夫婦ならまた違うかもしれな>>続きを読む
原作は小学生の頃から好き。
貧しい島民たち、将来に希望が持てない子どもたち、否応なしにやってくる戦争。
12人の教え子たちが戦後には半分になり、24の瞳は12の瞳になり、そのうち二つの瞳は光が失われ>>続きを読む