yさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

30年後の同窓会(2017年製作の映画)

3.7

リチャードリンクレイター監督の作品だと知らずに見た。でもなんか、エンドロールで頷けた。

感想はうまく言えない。
訴えたいことはこれってひとつじゃなくて、静かに余韻を残していく映画に感じた。
少し遠く
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.1

いろんなことを感じた、いろんなことを考えた
勝手にいろいろ思って、涙が時々止まらなくなりそうだった



やりきれない

わたしが今まで見た是枝さんの作品の中では、1番好きだと思った

キャストも最高

ラッキー(2017年製作の映画)

4.0

出てくる人たちの表情がとても、とても素敵だった。
ファンのパーティーのシーン、ファンのお父さんかな、なんて素敵な笑顔なんだろうって、凄く好きなシーンだった。

ただ微笑むだけだって、あの笑顔はさ、わた
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50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

3.7

ヨシヒコ大好きで、銀魂に笑えなかったわたしも、今作は笑えた
人と一緒に見たからかもしれない

脚本というかさ、山田孝之のダイスケのキザな話し方がわたしはわりと好きだった。そして山田孝之の声がね、好きな
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.3

あー、だめだ、これじゃ完全に声が泣いた後の人だ。

好きな瞬間ってのがある。ぐっときてしまう隙間みたいなものがある。友達になる瞬間みたいなのだったり、一瞬感じる切り離せない寂しさだったり。
うまくいっ
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

4.0

寝不足で、少し寝てしまったこと、後悔。
だけど後半にかけてうわあっと上げてくる映画ではあるよね。

予想以上に面白かった。というより、予想以上に好きな映画だった。
何かぐっときてしまう、泣いちゃった。
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.8

不安になって、つらくもなった。
よくできるなって思った。

なんか、うまく言えんな…

クリストファープラマー、この人も役によって全然纏う空気が違う。凄い。

演技に惹きつけられた。音楽がとても効果的
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.4

小松菜奈のスタイルが良すぎた素敵すぎた憧れた

部活してた頃を思い出した

戻れないからちょっとつらくもなった



んんん、んんん
距離を置いて見てしまう、というかだんたん離れてしまう?

モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.8

「生きることが好きなんだ」


大前提に、わたしは樹木希林に弱い。樹木希林が大好きだ。
山崎努も大好きだし、加瀬亮も好きだけど、樹木希林はもっともっと好き。

2人が並んで話しているだけで、なんだか沁
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ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた(2017年製作の映画)

3.9

パトリオットデイを見た時、すごく凄くしんどくて、でも目は逸らせなくて、そして愛と強さを感じた。
そしてそれらは、今作も同様に。

ジェイクギレンホールはさすがだった。



お母さんにはただただ苛立っ
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心と体と(2017年製作の映画)

3.8

これまた、わたしのなかではまだ消化しきれないというか、言葉にはとてもし切れない。
マーリアがとにかく綺麗だった。カメラワークも好きだったし、使われてる家具や小物が素敵だった。そして雪の森の鹿のシーン、
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ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

3.7

この映画に限らずだけど、戦争映画を見る度、何が正解か分からなくなる。そして、家族を感じる。故郷は国であって家族なんだよなあって。
わたしには、国が故郷という感覚が薄い。日本人の多くがそうじゃないかなっ
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21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

3.7

めちゃくちゃ笑った
あんまり日常が明るくない時にみる、振り切った愛すべき馬鹿たちの映画はもはや救いだね
いっぱい笑った、やたらと笑った

溢れ出るB級感。でも主演2人以外にもアイスキューブでてるしちょ
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.1

とても綺麗な映画だった。
色が、景色が、音楽が、目が、凄く綺麗で、とてもよかった。

お父さんのまっすぐな言葉。
「痛みを葬るな。」
そして喜びも、忘れちゃいけない。心は衰える。わたしの好きな英文学の
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

3.7

感想、難しい。
感じ取れたこともあるけど、理解しきれなかったとこの方がきっと多い。
でも退屈はしないし、なんとかくずっと落ち着かず。


感想は、改めて。
改められたら、だけど。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.2

いやあ、これは面白かった。とても面白かった。
「ダンケルク」を見ていると、イメージしやすい部分あるかも。そして彼が「英国王のスピーチ」のジョージ6世か、と。

ゲイリーオールドマンにはとても見えなかっ
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.3

見よう見ようって思ってようやく。ちょっと期待ほどではなかった…というか特別この人の声好き!歌い方好き!って人がいなかった…
でも、最初から最後まで、それなりに、楽しめる。

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.7

グロは本気で苦手なんだけど、深夜にB級感溢れるスプラッタコメディを見てしまう不思議…
深夜に一人、大笑いしながらも、うえええって顔を歪めながら見る感じ、ホットファズ見た時と同じや…半泣きで笑いながら
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.2

「うまいメシはリアルでしか味わえない」

ただのオマージュや遊び心に溢れた映画でなく、ストーリーの落ち着かせどころも好きだった。
「映画って大好きだ!」って思ったし、同じくらい「現実が好きだ」って、も
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.8

メリル・ストリープの演技がさすがだった。
そしてわたしはやっぱりトム・ハンクスの声が好きだなあ。

いぬ(1963年製作の映画)

3.9

いやはや、面白かった。
そしてこんなに普通に騙されてしまった映画は随分と久しぶりなような…
ただ、それは所謂トリックにこだわった映画、大どんでん返し、とかではなくて、巧妙で、口数の少なさや表情の薄さ、
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トレイン・ミッション(2018年製作の映画)

3.5

気楽に楽しめるアクション映画。サスペンス要素はそんなに感じられない…

乗客が良い人ばかりだった。
「結局電車と心中か」
と、かっこ良く皆を救った乗務員のおじちゃんをわたしは忘れない…

長さもちょう
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ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

3.9

前作との雰囲気が違いすぎて、そして予告の「マジジュマンジ!」がなんかとても嫌で、そんなに期待しないで見た。

いや、めちゃくちゃ笑った…
2時間の体感がとても早かったし、本当にだいぶ笑ったし、そしてち
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BPM ビート・パー・ミニット(2017年製作の映画)

3.4

やり方がわりと過激で、一歩引いて見てしまってたけど、ただ、
「生きたい」
それだけだなって思った

外野目線で見てるだろって突きつけられた気がした

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.8

気楽に見に行ったものの、思ってたより重かった。よかった。
派手じゃないけど、展開は常に動いていて飽きることなく惹きつけられる。
面白かった!

ジェニファーローレンスは目元の化粧がとれるといっきに幼く
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ロープ/戦場の生命線(2015年製作の映画)

4.1

うわあ、本当見に行って良かった。
予定が詰まってて、ぎりぎりで滑り込んだ。

紛争地帯でのユーモアあるやりとり、ロックな音楽、そして垣間見える現実、重さ。そのバランスが絶妙で、凄く良かった。
牛、ロー
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ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.7

綺麗だなあって、ずっと思って見てた。特に目を覚ますときの顔が、凄く素敵だなあって。そしてお洒落って素敵だと、思った。

強さを感じながらも、痛みを感じたし、悲しくなったし憤った。でも、「動揺しているん
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アナと雪の女王/家族の思い出(2017年製作の映画)

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オラフのばか!いい奴は好きだばか!
最近ダメね、優しさが沁みちゃうんよなあ。

わたしはオラフの挨拶がとても好きなんだ。
「ぼくはオラフ。ぎゅって抱きしめて!」

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.1

しゃっくりでそうなほど、泣いてしまった。
よくわからないけどってよく言うけど、大概は本当は何となくわかってるんだけど、今日は本当に、なんでここまで泣いてしまったのか、よくわからない。
亡くした身内を想
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.7

若干いろいろあっけない感じもしたけど、派手なアクション、異常なまでの強さ、科学技術、そして音楽の使い方にテンション上がった。
マイケル・B・ジョーダンはやっぱりかっこいいなあ。
気楽に楽しめる。そして
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.9

主演の3人が、現場にいた本人たちっていうのは、やっぱり見ていても現実味が増すというか…

所謂テロのシーンは僅か。殆どは彼らの背景というより、生活や人生を描いてて、そこが良かった。テロを主題に置くんじ
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.0

「お前のことは見える」

あー、彼らの生活は生活への愛が感じられて、なんでもないシーンにぼろぼろ泣いてしまった。
補い合うってこういうことだなあって。隠すでも直すでもない、もっと本質を見ることで、見え
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.9

いやあ、怖かった。耳からくる不安感が凄まじかった。
台詞ひとつひとつから感じられる異常さや歪みに、ひきつけられてしまう。

劇中、足を動かさないと不安になってしまったし、エンドロール後立ち上がれたこと
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.3

ハッピーエンド?

エヴのTシャツに目がいっちゃった。
イザベルユペールは、やっぱりとても綺麗だと思った。

ラストシーンからの、無音のエンドロール。
エヴはもう、戻ってこれないんだろうなあって、漠然
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あなたの旅立ち、綴ります(2016年製作の映画)

3.9

「良い1日なんて無意味よ。良い1日なんていいから、有意義な、本物の1日を過ごしなさい」

まっすぐに、力強く届いた。

ハリエットを見てると、わたしの文通相手であり、50歳も年上の友人であり尊敬してい
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