きたるべき「ノー・ウェイ・ホーム」に向けて、2019年当時に書き連ねたことを記します。
そんなに面白くなかった…と正直に告白せねばなるまい…。「アベンジャーズ エンドゲ>>続きを読む
きたるべき「ノー・ウェイ・ホーム」に向けて、2017年当時に書き連ねたことを記します。
勧善懲悪!いい意味でユルい!そんな新しいスパイダーマンの誕生譚として、最高のスタート>>続きを読む
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クライマックスの頭のおかしさというか、投げっぱなし感というか、予想はできても採用しねえだろこのオチはというそのオチを採用してくる白石晃士ぱねえ。これで珠緒ちゃんが、「融合した…まさかあれは…さやこ…」>>続きを読む
なんちゃってPOVという新技を駆使しカムバックに成功したシャマランの記念碑的(?)作品。徹底して徹底してないリアリティ。なんか変なモン撮っちゃった…というのがミニマムにもマキシマムにもビシビシ伝わるカ>>続きを読む
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ネットフリックスは今年も本気でオスカー狙いに来ているらしく「ドント・ルック・アップ」「パワー・オブ・ザ・ドッグ」そしてこの「ロスト・ドーター」と、夏秋頃の適当なラインナップは何やったんやというくらいの>>続きを読む
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映画でくらい希望を持ちたい人々に残酷な現実を突きつけるドS映画。コメディなのがまたドS。我々が生きている現実なんて滑稽そのものやと。限りなく不幸だし不幸なまま死ぬが、それすら遠目で見りゃ馬鹿馬鹿しいコ>>続きを読む
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馬鹿だねー!大好き!こういう軽いノリの娯楽アクションがあると安心する。「フリー・ガイ」みたいなメッセージ性も内包しつつ楽しいスタイルでもなく、本当に頭空っぽなんだけど。でもそれでいい。日曜洋画劇場で観>>続きを読む
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いやー滑り込みで観てよかった。なんなら夏秋観るより今の季節観た方が良い感もあってお得だった。非常に良い映画。凄く良い。がしかし、確実に修行みたいな側面もあるので万人には勧められない…。
だって3時間>>続きを読む
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きつー。ほぼずっと流れているピアノの旋律が不安を掻き立てる。終始カメラに収められる雄大な自然の美しい風景が、ちっぽけな人間の哀れな不寛容を強調しており、これはきっつー…。
西部劇、時代劇でありつつテ>>続きを読む
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凄くヌーベルバーグ的なことを小松菜奈でやろうとした映画…という解釈であっていますか?小松菜奈ってミューズだと思うから、彼女をそういうニューウェーブの再現に一役買ってもらうというのは、アリではある。問題>>続きを読む
監督としては勿論、プロデューサーとしてもキャリアが低迷しているリュック・ベッソンが原点回帰だ!と思い立って作ったのがこれならあまりにもヒドい。自分の「勿論」の使い方もあまりにもヒドいけど。
「ニキー>>続きを読む
こいつぁスットコドッコイな映画だせ!何もかもが面白くないけどギャル吸血鬼とイチャイチャしたいという欲望だけは叶えられてるアホな映画。しかし本筋があまりにもつまらないので観てる自分もアホになったんじゃな>>続きを読む
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シリーズファンなら楽しめる…のか?シリーズ好きじゃないのであんまり分からない。決してつまらないというわけではなく、むしろアクション映画上手く撮る監督だしその長所活かしたシリーズだと思うけど、なんか合わ>>続きを読む
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ストーリーテラーとしての劇団ひとりの集大成。大ヒットした「陰日向に咲く」と、原作から監督まで手掛けた「青天の霹靂」に連なる。劇団ひとりの作家性が極限まで発揮された力作だと思う。…過度な美化にちょっと抵>>続きを読む
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メインキャスト全員が凄まじい熱演。2時間20分退屈せずに圧倒される。
ただ、3つのエピソードの比重と出し方がバランス悪い気もする、特に東京編。全体(というか他の2編)のクライマックスに関わってこず、>>続きを読む
メルギブが途中からとんでもなく明後日の方向に暴走するのがシリアスなのか笑って良いのか分からなくなるけど、メルギブならそれくらい暴走するという謎の安心感。「天国と地獄」という大傑作の影響が濃いが、それに>>続きを読む
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日本公開は1990年になってからというが、これ面白い!あまりに禍々しく狂気的なロバート・ミッチャム演じる殺人鬼の恐ろしさ。そんな男があろうことか継父になるという子供たちにとっての恐怖。子供なんかより自>>続きを読む
学生運動時代のサブカル学生も大変だったのね…という話。社会主義やファシズムをテーマに取り上げることの多いベルトルッチ監督が改めて自らの出自と思想を明示する的な意味が強い作品なのかな?そういう世代だから>>続きを読む
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プーさん可愛い!癒される!…んだけどストーリーが実はそんなに良くないぞ…。いや、悪いわけではない。けど絶対良くはない。んー退屈だなあという悪印象をプーさんたちの可愛さが全て吹き飛ばして結果的には可愛か>>続きを読む
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例によって作品の感想と全然関係ないところから書き始めると国内のネトフリを席巻している「浅草キッド」と共通点がある作品でして。向こう70年代でこっち60年代だけどまあ描いていること近いじゃないですか。で>>続きを読む
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こういうミステリー要素入った作品だと何言ってもネタバレになるから難しいよねえと言いつつ、毎回全部ネタバレ感想書き起こしてるから実は難しいとか全然思ってないのでネタバレ全開で書く。秋元康のプロデュース能>>続きを読む
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ミシェル・ゴンドリーの非キャッチーさとレオス・カラックスの性格の悪さの後に観るポン・ジュノの爽やかさたるや笑。全体的に「世にも奇妙な物語」以上の凄さはないなと思った。東京感をレオス・カラックスはロケー>>続きを読む
製作陣の恥知らずさたるや…空中戦闘の迫力は認めるが、それ以前の話が酷すぎる。アメリカ人の命のためなら他国の人間が何万人犠牲になってもいい!それでも助け合って生き残るアメリカ人万歳!命は美しい!的な…も>>続きを読む
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背景にあるテーマがかなりハイコンテクストなのでちょっと知識不足で解釈キツいなあ。でも理解したい…と頑張ったのだけど、映像が怖くて集中して解読するの無理でした!笑 素直にキャーキャー言うには終盤が難しい>>続きを読む
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これか「キャリー」がマイデ・パルマベスト。草臥れたアル・パチーノがヤクザ世界から足を洗おうとして失敗する哀れな物語を、情感たっぷりに描いてみせた。
何せ音楽が良い。パトリック・ドイルは映画音楽を手掛>>続きを読む
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この一行、後でひっくり返すからという前置きした上で、Netflixプレゼンツ90年代サブカルにどっぷり浸かったダメ男達への「アイリッシュマン」だと思った。最初は。んーでも「アイリッシュマン」と呼ぶには>>続きを読む
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監督に力は感じたけど結構ピーキーだと思う。少なくとも賛否両論分かれて然るべき。絶賛してる人達のテンションがちょっと怖いので感想控えてたけど、でもやっぱり表明すると自分はあんまり…という作品でした。>>続きを読む
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アンジェリーナ・ジョリーの最近の作品選びイイネ!小説原作らしいけど凄くテイラー・シェリダンらしさが出ている作品。
冷酷な殺し屋達とトラウマを抱えた主人公との戦い。両方プロフェッショナルなんだけど両方>>続きを読む
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苛烈なエリザベス女王誕生譚。イングランド国内に渦巻く陰謀と裏切り、その闇を一手に引き受ける女性の強さを骨太に描き出す。その様は例えるならイングランド版「ゴッドファーザー」。しかし…多くの登場人物の説明>>続きを読む
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98分ノンストップ井上敏樹みたいな話だった。しかも劇場版にチューニングされた井上敏樹じゃなくて9〜10月のレギュラー放送が火の車状態の時の敏樹。三半規管イカれますよこんなん。
前作のキャッチコピーが>>続きを読む
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この監督とキャストと舞台版の前評判見るに間違い無いだろうと期待してたら映画祭とかでの評判がイマイチで段々不安になってたんだけど不安的中だった。監督キャストは良い。歌も良い。話が嫌い。センシティブなテー>>続きを読む
ウルトラC級。とんでもないおバカ映画として笑いながら観られる。間抜けなグロ死を連発することに全力を注いだアホさにはどことなく愛嬌がある。そもそも「ヘンゼルとグレーテルが成長して魔女ハンターに…」ってい>>続きを読む
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ギリシャの変態鬼才、ヨルゴス・ランティモスの一作。動物に変えられる設定に惹かれたけど、全然本筋に絡まねえ笑。筒井道隆の小説とかにありそう。ちゃんと読んだことないけど。
無理矢理カップルを作らせる、独>>続きを読む
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超ベタ。超ベタなんだけど、ここまでド王道で攻められたら文句のつけようがないというか、オーソドックスに泣ける映画としてかなりの完成度だと思う。
勿論ツッコミ所はあるんだけど、そのツッコミ所に対する理由>>続きを読む
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描いていることは厳密には違うのだが今年上半期の秀作「あの子は貴族」を思い出す映画だった。個人的には「そういう着眼点があるのね」と膝を叩いた「あの子は貴族」の方が好きなんだけど…こちらは良くも悪くもシン>>続きを読む
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MCUが牽引した2010年代への強烈なカウンターカルチャー。この路線に舵を切ったワーナーとDC、英断。
気合い入ってるのは感じたし、演出に関しては実写で今年一番凄かったかなあと思う。ただ、衝撃作と煽>>続きを読む