ソダーバーグと三谷幸喜ってちょっと似てるなと思った。カルテルをめぐる話なんて地味にしかならんやろと思ってたら、確かに地味なんだけど、なんでこんなに物事って進まねえんだ!どうなってんだ!!という実話をコ>>続きを読む
あー、とってもベイ。明確に話がバグってるんだけど、銃と火薬で誤魔化すベイ。なんとなく誤魔化されちゃうから凄いけど、やっぱり話がおかしいベイ。
全員に対して色々ツッコミたいんだけど、特にアレなのはエド>>続きを読む
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「この人の説明分かりにくいなあ」っていうことあるじゃないですか。申し訳ないけどちょっと分かりづらいなあ…でもこれ私の理解力不足じゃなくて向こうが説明下手なのでは?でもあげつらうのも変だし、やっぱり自分>>続きを読む
白人の権威/男性の権威に縋りついた男達の惨めさを20年前に描いていたマーク・フォースター。その上で救いもある彼の作風はやはり面白いと思った。やっぱり「プー僕」だけ浮いているような気がする。
ハル・ベ>>続きを読む
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大人のおとぎ話。嘘みたいなファンタジーを創り続けたティム・バートンが、現実も映画の中に映して、でもどちらも優しく肯定している。
息子を煙に巻くようなお話ばかりしているお父さんだけど、彼に共感できる人>>続きを読む
ジムキャリーアンドキャメロンディアス出世作にして、2人の魅力が詰まった映画。キャメロンはセクシーでキュート。そしてジムキャリーは、クドイくらいよく動いてよく叫ぶ笑。勿論話の整合性なんてそっちのけ、最近>>続きを読む
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良かった。若き監督によるザ・ジュブナイル。監督の好きなもので構成されたような世界だったし、自分の好きなもので構成されたような映画だった。
ポスト新海誠を誰もが探していると思うが、個人的には田口智久監>>続きを読む
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抜群に面白い。死刑制度の是非を問う思考実験としても良くできているし、それをスリリングなサスペンスとして昇華している。
今観ると、マジで性加害者だったケヴィン・スペイシーがレイプ殺人疑惑の死刑囚役とい>>続きを読む
終始お前ら何やっとんねんな富豪と女子大生のイチャイチャを見せつけられる…のはまあいいや。その内容が「僕は普通じゃない…」と言いつつ別にエグくなくて、逆に普通のAV、もうAVでやれよ…もまあ…いいや。普>>続きを読む
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架空のジャポンで頭がポンした殺し屋達がバトってポンポン死んでいくお気楽アクション。良くもリーチだし悪くもリーチで、お気楽に楽しめるがそれ以上のものにはならなかった。
日本を再現する気がなさすぎて、た>>続きを読む
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当時「セブン」の後で暗い雰囲気を醸し出してるから「あー、今回もエグいサスペンスだなあ」と予想した観客の裏をかいて、暗い雰囲気だけどやってることは王道エンタメサスペンスというのが実にフィンチャー。という>>続きを読む
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誰が一番黒人を差別してるかってやっぱりディズニーじゃない?という話。ディズニー経営陣への不信感は増すばかりで。何十年か後には観られなくなったらいいのにこんな映画。
「とりあえず善玉黒人にしとけば文句>>続きを読む
「奏」「全力少年」「ガラナ」とスキマスイッチの名曲が大盤振る舞い。出てくる女優は長澤まさみと市川由衣はじめ美人揃い。というか長澤まさみはこの時が一番可愛いまである。男側はちょっと胃もたれする面子ではあ>>続きを読む
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なんか映画業界を取り巻く環境がアレすぎて、こういう映画を観る機会も減ると思うんですよね。ちゃんとした手続き踏んだ上でこれ撮ってるはずと私は大森立嗣を信じているけど、ナカシマ何某みたいな撮り方してたらエ>>続きを読む
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萩原みのり主演で筒井真理子ホラーアイコンにして、団地舞台で「ミッドサマー」ミーツ「回路」やろうというコンセプトだけ聞いたら面白そうだし、実際演者のパフォーマンスも気味の悪い団地ロケーションも不気味な照>>続きを読む
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マジでお金なかったんだろうなあと察します。でもないならないなりにやってみよう!と一人称ホラーゲームみたいな映像を徹底して作ったのは面白い。微妙に安っぽい絵の質感も、PSのゲームだと思うとそれはそれで味>>続きを読む
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辛く悲しい映画。レナードは人が普通に享受している楽しみや幸せを掴むことすら困難だった。それでも戦ったレナードの姿を映してこそ、今ある当たり前の幸せを当たり前と思わないでほしいというメッセージが伝わる。>>続きを読む
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タイトルからウェルメイドな感動作を予想していたのに畜生!文字通り畜生な青年がしかし自分の罪悪感に押し潰されて死ぬまでの激重サスペンスだった。
最後の方、モンゴメリー・クリフトに同情的な演出のレベルが>>続きを読む
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唐突に妻夫木死んでびっくりしたわ。なかなか雑に泣かせにくるシナリオだと思うけど、妻夫木聡と長澤まさみが演技上手いのでわりとすんなり観られる。土井監督のシンミリさせる演出が良し。
しかしギリギリのギリ>>続きを読む
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怖かったー。これから街中で玉木宏を見かけることがあったら全速力で逃げます。幽霊とかモンスターじゃなく生身の人間でここまで恐怖心煽るのは凄い。玉木宏しばらく怖い。
事の真相から大オチに至るまで何のこっ>>続きを読む
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エンドクレジット見るまで知らなかったんだけど主演の6人は全員ミスマガジンだったらしく、本作の製作著作は講談社系列のキングレコード。詰まるところ今劇場でやってるどの映画より商業で作られた作品だったのだが>>続きを読む
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あまりに救いがなくて虚しくなった。原作が発売されたのはクローン羊が問題になったあたりか。それにインスピレーションを受けて物語を紡ぐカズオ・イシグロもそうだけど、それを丁寧に美しく映像化した本作も秀作。>>続きを読む
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俺はぁぁぁぁぁ!!ここのぉぉぉぉぉぉ!!!王だッッッ!!! ダメなところの数だけで言えばオールタイムワースト入れるんだけど嫌いになれない!砂糖の一粒までが俺に従うッッッ!!!
本作の評点に関しては以>>続きを読む
なんでこんなタイトルなんだろうと思ったら実はタイトルまんまだったというドラマ。日本人には中々難解かもというのと、今の感覚だとちょっと違和感のある描き方だったりする。
アメリカ人がチベットの人々に肯定してもらって元気いっぱい!…という裏テーマには失笑するものの、エディー・マーフィー主演のアクションものとしてはまあまあか。シャーロット・ルイス可愛いし。
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テレビ放送決定しましたが、素晴らしい!宮崎駿と細田守とufotableの合わせ技。いいとこ取りって逆に難しいけど成立させてる。エンディングを見て、スタッフは本当にアニメ好きなんだろうなあって思った。今>>続きを読む
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誰だよめっちゃホラーって喧伝した人!思いっきり騙されたわ!!一歩間違えれば大駄作というか駄作に片足突っ込んでるだけど奇跡的に面白いみたいな、そんな不思議な映画だった。
多分ジョーダン・ピール参考にし>>続きを読む
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発想が実に今日的で、アンドリュー・ニコルの着眼点は素晴らしいというか、まあ日本ではVtuberとか二次元、虚構であることを寧ろ売りにしたものが多いが理論的にはもうこういう女優を「作る」ことは可能なはず>>続きを読む
秀逸なコメディ戯曲を映画化。この頃のポランスキーは「毛皮のヴィーナス」とかこれとか、洒落たコメディ戯曲がやりたい気分だったのかな。話自体は洒落てないのだが笑。
子供同士の喧嘩について話し合うはずが、>>続きを読む
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今リマスター版が上映されているらしく、非常に観たいという気持ちと観ていられないかもしれないという気持ちのせめぎ合い。凄くきつい。
今やブロックバスター監督ヴィルヌーヴの出世作にして、レバノン出身の作>>続きを読む
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10年くらい前にトム・クルーズがよくやってたSFアクション(「オブリビオン」とか「オール・ユー・ニード・イズ・キル」とか)の二番煎じ感は否めないし、設定的に無茶あるやろ!と思わないでもないし、終始真面>>続きを読む
タングかーわーいーいー!可愛いに全振りしたこういう映画があってもいいじゃない。
脚本は正直雑な部分も目立つ。展開と展開の接着面が無理矢理な所が多い。子供向けに過ぎるのかもしれない。しかし。世の中に疲>>続きを読む
なんせ「コンフィデンスマンJP」に慣れてしまった日本人としてはドンデン返しも予測できてしまうわけだが、元祖はこっち。ということで、最後のドンデン返しにいくまでの巧みな脚本と小洒落た演出、俳優陣の演技を>>続きを読む
細けえことはいいんだよ!ガバガバ設定も笑い飛ばせる勢いと迫力の映像。観客全員分かる頭の悪い作戦によってますます悪化する事態、無関係の人々も巻き込まれる大惨事…「high intelligent ani>>続きを読む
松田優作と野際陽子と田中邦衛の掛け合いが芸達者すぎて前半から既に漂う「これミステリとしては若干お粗末なんじゃね?」という疑惑をいい塩梅に覆い隠してくれる。それでも最後のカラクリ人形爆発!転落!うわああ>>続きを読む
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紛れもなく青春映画なんだけど普通の作品とは一線を画すハードさ。藤井道人の現時点での最高傑作はこれだと思う。後半息切れを感じないでもないが、そんなことよりも熱量が凄い。
2008年からの10年。そこを>>続きを読む