魔女見習いさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

魔女見習い

魔女見習い

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冒険者たち(1967年製作の映画)

3.2

宝探しぐらいまでが好きだった。ドロンの死に顔美しい。

トイズ(1992年製作の映画)

3.3

ポップなのにやたらと空虚なイメージが付きまとって不気味なセット。絶妙な空間センスだね。
ロビンウィリアムズ久しぶりに見ました。

ウェルカム・ドールハウス(1995年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

中学生の時に観たっきりだったので久しぶりに再鑑賞。
当時ゴーストワールドに夢中だった私はTSUTAYAとGEOに足繁く通い、似たような雰囲気の映画を探しては片っ端から借りていたのですが、ウェルカムドー
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.0

何を成し遂げたかよりもそこに辿り着くまでのプロセスが大事なんです。
あとやっぱり女優としては妹よりも姉ちゃん派。
シナボンの帽子めっちゃ欲しいな。

HANA-BI(1997年製作の映画)

3.9

愛とはショートケーキの苺を誰かにあげることなんだと思う。

八月の鯨(1987年製作の映画)

4.0

ラストシーンに溢れる淡々とした希望が好きです。

ロックンロールミシン(2002年製作の映画)

3.9

この時代の邦画の曇りガラスを通したみたいな薄暗い風景が凄く好きだ。ストーリーのキラキラ感の無さもある意味時代性でしょうか。
キャラクターみんなあまり好きになれなかったけど、なんかその味気なさも嫌いじゃ
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SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

3.6

説明足らずに感じる部分はありつつもかなり楽しんで観れた。ポップコーンとコーラが欲しくなる。
それにしても夜に仲間と集まってロック歌いながらキャンディ回し食べるのなんて、最高でしかなくないですか?

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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.9

割と何回も観てる。サンドイッチがほんっと〜〜〜に美味しそうだしラテンの音楽も良い。
sexual healing爆音で流しながら真夏のドライブぶちかます妄想が止まりません。最高よね。

この庭に死す(1956年製作の映画)

2.9

ブニュエルだしジャケット耽美だしと思って観てみたらおじさんいっぱい出てくる系サバイバル劇でした(サバイバル、あんまり好きじゃない…)。
でも深い森の風景は凄く素敵だったなぁ。

イディオッツ(1998年製作の映画)

4.0

淡々としてるので退屈に思えるんですが、是非最後まで観てほしい作品。ストーリー、キャラクター共にちゃんと抑揚があります。
8mmホームビデオ的な映像とか結末とか、色々ずるいなぁと思う映画。

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

あのラストシーンじゃなかったら只のヴィジュアルが凄く美しい映画としか思えなかった筈。
我々は現実の生活に戻らなくてはいけない。

ほら男爵の冒険(1942年製作の映画)

3.0

ほら男爵の冒険は元々好きな話なので鑑賞。でもやっぱりカレル・ゼマン版が好きだなぁ〜。
脚本がケストナーなのは驚きました。

三月のライオン(1992年製作の映画)

2.9

登場人物全員が血の通った人間に思えなかったなぁ。
90年代〜2000年代前半ぐらいの邦画によくあるチープ感とか偽物っぽさ(あくまでぽさであって偽物ではない)が結構好きなんですけど、この作品は全体的にウ
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

久しぶりに再鑑賞。大好きという感想しかでてきません…。
劇中通して頻出するクローズアップの全てが愛おしい。引きで映した時の役者たちの所作も全て愛おしい。
矛盾する人間たちが悩み迷うのが私は好きです。

お引越し(1993年製作の映画)

4.5

魔法みたいな長回し。
子供の頃、お父さんっていう生き物は1人で別のところに住むものだと思ってたので、周りの子たちが当たり前のようにお父さんと一緒に住んでいることにいつも首を傾げていたのを思い出した。
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ティモシー・リアリー(1996年製作の映画)

3.0

普通のドキュメンタリーだけど内容は興味深かった。肉体が死んだ後も5分間は脳は動いている話とか。
にしても刑務所で隣がチャールズマンソンはヤバすぎ。

デリカテッセン(1991年製作の映画)

3.5

フランス人のブラックなユーモアのセンスと相性良い気がするのでジュネにディストピア映画もっと作らせたい。

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

4.5

なんとなく大島弓子のダリアの帯を思い出しました。ずっと忘れない映画だと思います。

不思議の世界絵図(1997年製作の映画)

4.4

もし私が映像を撮る人だったらこんなのを撮りたいなと思う、そんな映画。森の中、湖の辺りでの結婚式が美しすぎて瞼の裏から離れない。

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

4.3

観ていてかなり感銘を受けた。作品を作るってこういうことだよなぁ。
メビウス、ダリ、hrギーガー、ミックジャガー、名前並べるだけで卒倒しそうなぐらい豪華な面々。特にメビウスの仕事っぷりは凄かった…。絵、
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

3.9

ありがちなストーリーをここまで詩的芸術に昇華させられるのは凄い。
新しい世界への旅立ちの時、背後では死が手を広げて笑っていた。

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.0

原作がかなり好きだったのですが、映画の方は初めて観ました。やっぱり本と比べて全体的なペースが速いのと(この物語はゆっくり進むのが魅力の一つだと思っています)、後半で御屋敷に引っ越してきた家族の輪の中に>>続きを読む

マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

4.5

スコットに簡単に捨てられちゃうマイクは見てて究極に切ないけど、それが良いのだ。本当の美しさは真実の愛なんかじゃなくて、バラバラに砕け散った破片の光の中に存在するのだ。
音楽も相まって透明な夢の中を漂っ
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ラッキー(2017年製作の映画)

3.9

終始William Egglestonを彷彿とさせる色、光、構図。永遠なんて無い、いつかはみんな無に帰る。大切なのはその時をどう迎えられるか。人生はその為の長い準備期間に過ぎないのかもしれない。

突然炎のごとく(1961年製作の映画)

3.6

男2人に女1人という黄金の組み合わせ(大好き!)。ヌーヴェルヴァーグ的映像が楽しい。ストーリーそっちのけで観ていて楽しい映像って強いよな。

彗星に乗って(1970年製作の映画)

3.5

安定に好きなカレルゼマン作品。アニメーション(これは実写ありきですが)は本当に色んな場所へ連れて行ってくれるので好きです。それにしても、いつの時代も男の人は2.5次元的な女の人に魅力を感じてしまうのね>>続きを読む

心と体と(2017年製作の映画)

3.0

アイデア良し、映像良し、脚本も演技も良い。が、愛が孤独の救いになるという考えに賛同することが私にはどうしても出来ないのです。好きな人と結ばれてめでたしめでたし的な希望で終わられてしまうと、そっかぁ…と>>続きを読む

ロスト・チルドレン(1995年製作の映画)

4.0

薄暗くて埃臭そうな街、へんてこな大人、子どもたち、大男と小さな女の子…ドンピシャの世界観。ジュネのカラーパレットはシャドウ強めで暗いトーンなのに艶っぽい鮮やかさがあってとても好きだ。でてくる食べ物が総>>続きを読む

少女邂逅(2017年製作の映画)

3.0

手を繋いで校舎を駆け抜ける逃亡のようなシーンとか、燻んだパープルの映像とか、ラストのフィルム写真のスライドショーとか、監督の性癖みたいなものが全編通して感じられてそれはすごく好感を持ちました。やっぱり>>続きを読む

時の支配者(1982年製作の映画)

3.5

ストーリーそっちのけでメビウスの描く宇宙船や架空の植物やヘンな生き物たちをため息混じりで眺めてた。妖精たちの会話が素敵だ。

サイレント・ランニング(1972年製作の映画)

3.5

ロボットたちにドナルドの甥っ子三兄弟の名前をつけるセンス!

エドワード・ヤンの恋愛時代(1994年製作の映画)

3.5

ラストシーン、めっちゃロマンチック。もうちょっと色々学んでから再鑑賞したい。

フィッシャー・キング(1991年製作の映画)

3.3

テリー・ギリアム節は随所に見えつつもストーリーは分かりやすくハートウォーミング。
ビデオショップだとかデートで行く中華料理店とか、スイカ柄のパジャマとか、彼の映画はディテールがいちいち面白くてツボなの
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害虫(2002年製作の映画)

3.8

机引き摺るシーンが良すぎる。サチコが何も言わなくても流れるナンバーガールが爆音で喋っていた。
青い春もそうなんだけど、2000年代初頭の日本の学校の風景が本当に好きだ。歪で尖っていて美しい。

ホンジークとマジェンカ(1980年製作の映画)

3.5

カレル・ゼマンのアニメーションは本当に美しいねぇ。暗くて妖しい生き物たちの生活をひっそり覗いている気持ちになる。