健康で文化的さんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

まったく同じ3人の他人/同じ遺伝子の3人の他人(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

この実験やってみたい気持ちはめちゃくちゃ分かってしまう…実際ワイドショーで楽しんだ人は同じ興味で見ていたのだと思うしこの作品の前半で面白いと思った人みんな片棒担いでるでしょ 「許してはいけない😡」って>>続きを読む

天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

3.5

発端の共犯関係のスリリングさもよかったけどいつの間にか(描かれないけど)関係は完全に偏ってしまっていてジェンダー非対称まさにこれよってかんじ 「こっちだってどんなに惨めだったか!」という抑圧側の論理ね>>続きを読む

ミュンヘン(2005年製作の映画)

3.0

長くて途中で考えるの放棄してしまった…故郷を取り返すとか故郷を作っていきたいんだとか言って皆が"Home"のために血で血を洗っていた 確かにここまで大きいスケールでの"帰るべきところ"を奪われてしまう>>続きを読む

オアシス(2002年製作の映画)

4.0

序盤のレイプシーンが厳しい(わかる) あれなくてもどうにかならなかったのだろうか。
ふたりともずっと世間に聞いてもらえなかったから理解してもらうのを諦めてしまっているのか、訴えかたを知らないのか、悲し
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エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語(2019年製作の映画)

1.5

で???????????

え、犬映画ってこんなんでいいの??泣き所まったくなかった 途中ヨブ記か?ってなったしそもそも私は犬に話しかけて「ワン!」って答える的のまじめちゃ萎える レース要素ほとんどな
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眠りに生きる子供たち(2019年製作の映画)

3.5

すごい 多分眠る余裕もないくらいの状況なら起こらないのだろうけど、食事があり眠ることもできるけど今後のことは全くわからないような特殊な状況で、心を守るためにすべてシャットアウトしてしまうことがあるんだ>>続きを読む

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.0

良かった…高校生としての立場の弱さから、終始沈黙をもって反抗とするしかないのだけど、それに対し煽られてヒートアップする大人たちの脆さね 大人たちも年を取って身動きとれなくなってしまった自覚があり、いろ>>続きを読む

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ(2017年製作の映画)

3.0

女の子スカヨハに似てるように見えるときがある
彼女の両親と仲良くなるの謎すぎるけど遠くから歩み寄るかんじたのしい 干渉しすぎることもなくつまんないジョーク合戦もかわいいね

37セカンズ(2019年製作の映画)

4.5

これは…!なんなんだこれは…
障害者の葛藤の話であり、親離れ子離れの話でもあり、アイデンティティ確立の話でもあり、何層ものテーマ描いていてどれもすごく良いんだけど、最後、子供は親を支えられるし世界を広
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スクールライフ: パリの空の下で(2019年製作の映画)

2.5

ラップのシーン、歌詞字幕ないのはもったいなさすぎると思うんですが?!??!

アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.5

おもしろかったw クソしょうもない上に疲れるだけ疲れて、最後ドバッと気持ちい〜〜
ぜんぶはじめの怪我人の死際の妄想っぽいのも良い

ホース・ガール(2020年製作の映画)

3.5

ウゥッ頭の中パカッと開かれて覗かれてるような気分になる作品だった…目が覚めて、うわっ夢でよかった…となるような支離滅裂な出来事がぜんぶ現実になってるの、はたから見ると明らかに統合失調症なのではやく病院>>続きを読む

否定と肯定(2016年製作の映画)

3.5

歴史修正主義者と戦う時の参考にしたいと思い…(戦う予定はない)
学問は社会と切り離せないものではあるが、民衆を扇動する学問的悪意(または不誠実)を相手にするのは厄介であるよなあ、、と昨今の医療論議をみ
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.0

わたしはこんな勇敢にいられるだろうかと考えてしまう…むしろ武力的に強いのは操られるリアルウォーボーイズというのが虚しい
あと特殊部隊ぜんぜん来ない、国土広いのたいへんだなあ、、、、
その時の従業員がい
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.5

たまにはミステリーもおもしろいな、イングロリアスバスターズ的な言語遊びが爆発するクライマックス超よかった

彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

3.5

1917補完できた
「自分を貫く弾丸の音は聞こえない」、あまりに当然なんだけどあまりにリアルな描写でびっくりした
あとイギリス人は本当にお湯が沸かせ次第紅茶飲むんだね、、

犬猿(2017年製作の映画)

3.5

近すぎるから分かっちゃうことと近すぎるから分からないことがあるよね、わかる
口喧嘩のシーン、途中からぼかさずにもっと延々と見せてくれてもよかったな(マリッジストーリー的な) 落とし方難しいからフェード
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

2.5

びっくりするほど話がわからなかった、、、、音楽がすごいのは分かる

娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

4.0

すごいー、現代に本当に起こっている本物の戦争と、そこで戦う本物の人たち
柿をもらって喜ぶシーン、帝王切開で生まれた子の蘇生のシーン、子を失った母親が、撮らないでと言うのかと思いきや「全部撮って!」と叫
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

4.5

作中、子供時代にハンバーガーにかぶりついて以降、終盤のケーキまで、酒と薬以外のものを口にしないね おずおずとケーキを口に運んで感想を言うところは呪いが解けたかのようだった
芸能関係者をまったく信用しな
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一人っ子の国(2019年製作の映画)

4.0

子どもを殺すのも捨てるのも許されるけど助けると罰せられて、一方で役人は子どもを国外に売っているとは、、あんな丸出しのプロパガンダで国民を操るのが政治っていうのは舐めきった文明であることだなあ

his(2020年製作の映画)

3.0

「早く歳とれよ!」が良かった
藤原季節くんが身勝手すぎることに対してあんま怒りどころがないのが微妙なのと、子役の演技が好みじゃないのとで全体的には苦手な雰囲気
でも最後のシンママ攻撃でマイノリティ同士
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

4.0

ディーパンの闘いでも出てきたけど、パリ郊外の団地こわすぎわろた 大人に正義がなければ現代のガブローシュとコゼットたちは容赦しない あの頃とは発音が違うんだと笑っていたけど、悪い人間に育てるのも人間、>>続きを読む

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

3.5

アラバマ物語から何も学ばずアラバマ物語を再演する街…
法定劇としてド王道で特別面白いわけでもないが、実話かつハッピーエンド版のアラバマ物語みられてよかったです 最後の方はリチャードジュエルだった

魂のゆくえ(2017年製作の映画)

3.0

初っ端から精神不安定で自罰的、一方で愛情を希求していて迷いまくり すごーく分かりやすく鬱だったので超シンプルだった
セカイ系といえばセカイ系だし、信仰を持つ厨二の妄想を煮詰めたような話でしんどかったな

ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

3.0

会計士のおじさんの天使感が好き フワフワしてて、動じず、すべてを知っているようでいて、最後にはいたのかいなかったのか分からない…

スキャンダル(2019年製作の映画)

4.0

めちゃ良かった、、特に仲良くない女たちが、連帯したい訳でもないけど静かに互いの存在を確かめ合うの、愛も情もなくただ尊厳のために勇気を絞り出すというのがハスラーズとは真逆の方向性でまた良き
ニコールキッ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.5

宇多丸の評きいて初めて気付いたけど、全体がシンメトリックなのすごい、木⇄塹壕⇄水⇄桜⇄地下⇄火⇄死
これに加えて(宇多丸の言うように)ワンカット風で時間経過がうやむやになっているおかげで、一方通行の移
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

3.5

すごい(小並)
アメリカンビューティーもソーシャルネットワークも、あんな地味な曲だけで分っちゃうからな

ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.5

うちらハリケーンみたいだったよね!!!!コントロールというのは尊厳のことで、絶対に尊厳奪われたくないと支えあえる人がいたそのこと自体が嬉しかったよね シスターフッドでありながら母親同士でもあることがこ>>続きを読む

アメリカン・ファクトリー(2019年製作の映画)

4.0

企業と対等に組合があって人への投資が企業の発展に繋がるという希望がもうなくなりつつあるのかと 国民主権から独裁国家にシフトしていってるのもだけど…
無意味な朝礼を導入するとことかすごい印象的

クロース(2019年製作の映画)

3.0

良かった◎減点するとこないけどなんかこう期待のさらに上をいくような驚きとか、めちゃくちゃ心揺さぶられるような深みとかはないな 長編アニメーション賞はそこまでないとあんま取ってほしくない気がする
サーミ
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母なる証明(2009年製作の映画)

3.5

みたのに記録わすれてた
母親の、息子の方見すぎて自分の指切っちゃいそうなかんじがずっと続く 話は で?って感じではあるけどポンジュノのおもしろさ唯一無二である