籠さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

籠

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最後の切札(1960年製作の映画)

3.7

2017年32本目 旧作日本映画8本目
800/31,800

野村芳太郎 橋本忍 芥川也寸志 川又昂 佐田啓二 となれば松竹に疎くても期待してしまう。
汗が際立つ極上カラープリントでの当時は駆け出し
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女ばかりの夜(1961年製作の映画)

3.7

2017年31本目 旧作日本映画7本目
1,100/31,000

以前録画し損ねており、ようやく観たらボケボケフィルムだった…大好きな「悪名」の麻生の大親分ともあろう方が同じ年にお下げ髪の変なオバハ
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われらが背きし者(2015年製作の映画)

3.7

2017年30本目 旧作外国映画10本目
1,050/29,000

何となく観逃していたが「フューリー」で記憶したアリツィア・フォン・リットベルクが出ていることを知り今回でようやく観る。ジョン・ル・
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ゾウを撫でる(2013年製作の映画)

3.7

2017年29本目 新作日本映画3本目
1,000/27,950

先日シネマノヴェチェントでフィルム映写機に触れたばかりなので凄いタイミングでフィルム映写シーンが登場する。映画製作にまつわる様々なエ
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暖流(1957年製作の映画)

3.7

2017年28本目 旧作日本映画6本目
1,000/26,950

今回の特集で未見の補完をしているが時期に関わらずオーバーな女性が出ている(ここでは左幸子)のとイタリアかぶれ(初期の一部)なのはどう
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.2

2017年27本目 新作外国映画11本目
2,000/25,950

スクリーン7での上映と知り発売日に何とか入手する。好きでもない監督に¥2,000払うなんて珍しい。(ヒマなだけ…)
すると大画面の
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ドラゴン×マッハ!(2015年製作の映画)

4.0

2017年26本目 新作外国映画10本目
1,000/23,950

ダンテ・ラムは好きだが観辛い動きが正直あったりするのだが近年の香港アクション映画の中ではこれは一番わかりやすく見やすく泣ける出来で
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トッド・ソロンズの子犬物語(2015年製作の映画)

3.7

2017年25本目 新作外国映画9本目
1,000/22,950

子犬というかダックスフンド(ウィンナー・ドッグ)にまつわる3話構成でインターミッションあり。

もの凄い体型で気だるいジュリー・デル
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ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

3.8

2017年24本目 新作外国映画8本目
1,100/21,950

映画好きの新潟のエリート大学生くんはここでのザック・エフロンみたいなのかなと勝手に想像して観た。こういう下品でインテリでくだらないの
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牝猫たち(2016年製作の映画)

3.9

2017年23本目 新作日本映画2本目
900/20,850

明らかにオマージュしている田中登作品の舞台だった新宿から池袋に場所を変えて当時と今の似て非なる世界を淡々と描いており暴力が空回りしている
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ラビッド(1977年製作の映画)

3.8

2017年22本目 旧作外国映画9本目

ようやく大画面で鑑賞できた。感染異形化ものとしては哀しさ含め一番好みだ。狂った異形造型だけでなく冒頭のバイクやハイウェイでのアクション等もこの時点ですでにクロ
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ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

3.8

2017年21本目 旧作外国映画8本目
2,000/19,950

ダリオ・アルジェント監修版94年ギャガ配給フィルム119分を観た。封切時の詳細記憶がないので今回で色々頭を整理できた。
初公開の11
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ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

3.9

2017年20本目 新作外国映画7本目
1,000/17,950

ひとことで言うとグロ美という世界としては園子温の「奇妙なサーカス」が真っ先に浮かびシネコンのワイドスクリーンに相応しい画力と音楽があ
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静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.8

2017年19本目 新作外国映画6本目
1,000/16,950

近年珍しい正しい日本タイトル。モノクロによるカナダフランス語圏の雪の日の惨事が静かに進行し余計に心に突き刺さる。メジャー前からドゥニ
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千羽鶴(1969年製作の映画)

3.9

2017年18本目 旧作日本映画5本目
1,000/15,950

ここでは若尾文子にドン引き寸前だったが途中でいなくなり後半の梓英子に救われる。ヒロインで出演していたテレビドラマの「どてらい男」で育
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僕は戦争花嫁(1949年製作の映画)

3.8

2017年17本目 旧作外国映画7本目
1,100/14,950

冒頭のタクシーの運ちゃんとドイツ軍人の行き先を巡るやり取りは「光に叛く者」での刑事同士の賭け金を巡る小さいやり取りとか本筋に関係ない
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はるねこ(2016年製作の映画)

3.7

2017年16本目 旧作日本映画4本目
1,200/13,850

「はるねこ」がアニメで「君の名は。」が実写というパラレルワールドがあるのかなとウトウトと考えていたがラドウィンプスの百倍良い音楽がこ
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光に叛く者(1931年製作の映画)

3.9

2017年15本目 旧作外国映画6本目

こういう話もこの時代に完成されていた。どのジャンルにも苦手としておらずハズレがない。受刑者のモブを黙らせるのはローマ時代映画ものに匹敵するがそれは作ってないの
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今日限りの命(1933年製作の映画)

3.8

2017年14本目 旧作外国映画5.本目
1,100/12,650

比較的若い時のゲイリー・クーパーにこれで興味を持てた。米英の微妙な違いもうまく表現されていた。この手に関しては私はダグラス・サーク
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僕らのごはんは明日で待ってる(2017年製作の映画)

3.9

2017年13本目 新作日本映画1本目
1,100/11,550

死が漂う中でいちいち変わったやり取りがあって後半はお決まりの「私 実は」に至るのだが最近の若年キャスト映画にありがちな またこんなの
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ホワイト・バレット(2016年製作の映画)

3.7

2017年12本目 新作外国映画5本目
900/10,450

病院内でも炸裂するやり過ぎな様式美を堪能した。この人にかかるとエイゼンシュタインらしきものまでこうなる。笑わないルイス・クーとは対極のい
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遊星よりの物体X(1951年製作の映画)

3.7

2017年11本目 旧作外国映画4本目

本当は誰が監督したかということがまことしやかに浮上して評価が上がったことをとやかく言うつもりもないがジョン・カーペンターのリメイクは公開当時とにかく評価が低か
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赤ちゃん教育(1938年製作の映画)

4.0

2017年10本目 旧作外国映画3本目
1,100/9,550

こういったコメディはこの時代で完成していて最早退化しているということを改めて実感した。楽しくてしょうがない。

女体(じょたい)(1969年製作の映画)

3.7

2017年9本目 旧作日本映画2本目
1,000/8,450

見慣れない浅丘ルリ子にひたすらドン引き…
こういう男のポジションは岡田英次かジャン・ドサイ

THE NET 網に囚われた男(2016年製作の映画)

3.8

2017年8本目 新作外国映画4本目
800/7,450

なすびというよりはツイッターの出入りの激しい映画監督今泉力哉みたいな顔な人と坂口健太郎みたいな顔だな〜と思いながら観ていた。主義や国が違って
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パシフィック・ウォー(2016年製作の映画)

3.9

2017年7本目 新作外国映画3本目
1,100/6,650

ニコラス・ケイジの出演作は振り幅が大きく行ったことのない所での単館でどうしようかと思ったが名前のよしみで予備知識なしで観た。
山崎貴より
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アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男(2015年製作の映画)

3.8

2017年6本目 新作外国映画2本目
1,100/5,550

「顔のないヒトラーたち」「ハンナ・アーレント」含めて3本観ると戦後ドイツの経緯を知ることができる。フリッツ・バウアーの執念による快挙を無
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NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

3.5

2017年5本目 新作外国映画1本目
0/4,450

ポイント鑑賞
「なんちゃって家族」での記憶のないエマ・ロバーツはメラニー・ロランというよりはこの展開がピッタリくる銀河系のあの娘が目に浮かぶ。お
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ピートと秘密の友達(2016年製作の映画)

3.8

2017年3本目 旧作外国映画2本目
1,100/3,450

エリオットの側が入れ替わったが「E.T.」の現代版とも騒がれずひっそりと佇む良作に濱口竜介がツイッターを去った後にドラゴンを観てちょっと
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接吻泥棒(1960年製作の映画)

3.9

2017年2本目 旧作日本映画1本目
1,050/2,350

「接吻泥棒」赤コーナーと青コーナーとわかるようにそれぞれの色で画面のかなりの場所を割いて塗り潰して対戦者の紹介をしつつ中山豊と加藤春哉の
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.8

2017年 1本目 旧作外国映画 1本目
1,300

一夜の出来事としては昨年末のゴールデン街でのギャラクシーズ・スリープオーバーの実体験が面白すぎたのとキス映画としては「接吻泥棒」が良すぎたので今
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盲獣(1969年製作の映画)

3.9

「ドント・ブリーズ」を観て、ゴールデン街の銀河系での青年の魂の叫びを見てから観ると狂った人にでも優しくなれるのだ。

足にさわった女(1960年製作の映画)

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ゴールデン街でノイズミュージシャンが近くにいた所で始発まで飲んで再び新宿に来て奇跡的に間に合って冷静に鑑賞できるわけがないが魅力的な出演者が充分に活かされているとは思えない。(ぼんやり)