籠さんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

籠

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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.8

2017年74本目 新作日本映画16本目 1,100/66,150

フランク・ダラボンやナイト・シャマランとは違いひたすら性善説を貫き通し極端な薀蓄も垂れずに電気がない世界に相応しくテレビで見たら意
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SYNCHRONIZER(2015年製作の映画)

3.9

20151224 映画美学校

縁あって初号試写で鑑賞
主役の似合いそうな白衣姿ではない異形でのいきなりの登場に驚きその後も様々な極端な想定をかいくぐり大好きな「接吻」とも違う派手さを極力排した展開に
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模倣の人生(1934年製作の映画)

3.9

2017年72本目 旧作外国映画14本目 0/63,850

大好きなドラマチックなダグラス・サークの引退作品である同名作品とは似て非なる違う印象を持ったので見比べる機会を持つ必要が出てきたがパンケー
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わたしの願い/わが望みのすべて(1953年製作の映画)

3.8

2017年71本目 旧作外国映画13本目 1,100/63,850

ダグラス・サークが上映とあれば優先しない訳にはいかない。「幸せをつかむ歌」の元ネタだと思われる世界は今も昔も変わらない。確かにここ
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喜劇 三億円大作戦(1971年製作の映画)

3.0

2017年69本目 旧作日本映画20本目 800/62,750

こんなに緩く事件が再現されているとは各出演者のその後の死を含めて無かった事にするしかないが良くも悪くも濫造の旗手だった奥田喜久丸の時代
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パリ、恋人たちの影(2015年製作の映画)

3.9

2017年68本目 新作外国映画24本目 1,100/61,950

懸念した難解さや退屈さが皆無でモノクロでの雰囲気が堪能出来て最後にはジャン=クロード・カリエールの健在を感じさせる毒にも喜ぶ事がで
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恋妻家宮本(2017年製作の映画)

3.0

2017年67本目 新作日本映画13本目 0/60,850

同じ原作・主役による「青い鳥」という良作から10年近く経って話題の広告代理店から制作されたが役者の熱演には罪はないが、せめて帰りにデニーズ
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愚行録(2017年製作の映画)

4.0

2017年66本目 新作日本映画12本目800/60,850

@一ツ橋ホール
主役2人から想定される「悪人」「怒り」等過去の類似作品と似て非なる世界はTOHOシネマズ独占が相応しくない黒い世界で監督
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ザ・ドライバー(1978年製作の映画)

3.8

2017年65本目 旧作外国映画12本目
1,050/60,050

キングオブBムービーをスクリーン初体験。まさに夜間ありの黒みとキャスティングの妙味はフィルムで観たくなる。地下駐車場での破壊的デモ
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.6

2017年64本目 新作外国映画23本目
1,100/59,000

「シチズンフォー スノーデンの暴露」を既に観ているとオリバー・ストーンらしいスリルを感じたいと思うのだが、「プラトーン」が観る気が
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君と100回目の恋(2017年製作の映画)

3.5

2017年63本目 新作日本映画11本目
0/57,900

大島渚やダグ・リーマンとも違う反復の中でナイアガラ(ちょっと泣いた)やディスクユニオン(やたら映る)が支えるレコード映画で演奏や花火師は本
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ゴンドラ(1987年製作の映画)

4.0

2017年62本目 旧作日本映画19本目
1,200/57,900

1週間の渋谷フィルム上映はレイトのみで日程的に厳しかったが観る宣言を監督にRTされたから行くしかない。

岡本喜八→森崎東→伊藤裕
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なりゆきな魂、(2017年製作の映画)

3.7

2017年61本目 新作日本映画10本目
1,200/56,700

タイトル通りの話の中でワークショップが浮きだっているのが良いとは思えない。金属バットの音はいつ聞いてもおぞましいがもっとおぞましく
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ANTIPORNO アンチポルノ(2016年製作の映画)

3.0

2017年60本目 新作日本映画9本目
900/55,500

リミッターなしでの本来の自身の世界をクラシック音楽と共に久しぶりに見せつけたのでまさにアンチで日活音痴でしかないが名作と記憶されない空に
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特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

3.9

2017年59本目 新作外国映画22本目
1,000/54,600

スティングの詞のように始まるが個々の宗教を絡めながらシリーズ最大のスケールとなりアクションにも見応えのあるものとなった。「沈黙 サ
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マザーズ・デイ(2016年製作の映画)

3.7

2017年58本目 新作外国映画21本目
1,000/53,600

ゲイリー・マーシャルの遺作には所縁の人たちや主役の他にもペニー・マーシャル(ナレーション他)やジェニファー・ガーナーが出たりする豪
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.9

2017年57本目 新作外国映画20本目
700/52,600
@ニッショーホール

身近な人の死によるロスからの解放実現には富裕層のような一定社会レベルであれば破壊衝動行為による解消可能となることを
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新宿スワンII(2016年製作の映画)

3.0

2017年51本目 新作日本映画5本目
1,100/51,900

前作は観ていなくて原作は知らないが日本では暴力を描くのとアクションを見せるのは区別したほうがいいと私は思う。著名キャストの配置のバラ
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.7

2017年50本目 新作外国映画19本目
1,000/50,800

謎の東洋人だったら日本人出せとかガトリング砲出すならスローモーションやれとかは言わないしキャスティングが悪いわけでもないが私には各
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.8

2017年49本目 新作外国映画18本目
1,000/49,800

これだけ役者が揃っていて音楽がピンク・フロイド(シド・バレット期)まで使うオールドスクールなので楽しめる。IMAXなら更に良いかと
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SUPER FOLK SONG ピアノが愛した女。 2017デジタル・リマスター版(1992年製作の映画)

3.8

2017年48本目 旧作日本映画16本目
1,900/48,800

フィルムの質感が伝わるデジタルの中で妥協を許さない緊張感がひしひしと伝わった。吉野金次が指摘した通りに聴こえたのが誰も否定しないま
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.9

2017年47本目 新作外国映画17本目
1,100/46,900

「ジェーン」が未見で偉そうなことは言えないがキャヴィン・オコナーは「ウォーリアー」から家族テーマを維持しつつ確実に進化している。私
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ダークレイン(2015年製作の映画)

3.7

2017年46本目 新作外国映画16本目
1,100/45,800

ユニークな発想により「SF ボディ・スナッチャー」「遊星からの物体X」以来の衝撃が確かにある。英語題はそのまんま過ぎる…アイザック
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悲しき天使(2006年製作の映画)

3.8

2017年45本目 旧作日本映画16本目
1,300/44,700

今は無き下北沢のシネアートンの上映を観逃していたのでようやく観てフィルムの色彩を堪能する。空港脱出は失敗するというのはセオリー通り
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爛(ただれ)(1962年製作の映画)

3.7

2017年44本目 旧作日本映画15本目
1,000/43,400

「悪名」で育った私には藤原礼子は特別な存在なのだが「刺青」共々酷い役をやらせるなんて…「青空娘」もそうだがテレビドラマの原型はすべ
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青空娘(1957年製作の映画)

3.9

2017年43本目 旧作日本映画14本目
1,000/42,400

若尾文子は最初から無敵だった。沢村貞子の徹底した口の歪み具合が凄い。菅原謙次のここでの身の引き方に見られる伝統的魂は私には受け継が
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刺青(1966年製作の映画)

3.8

2017年42本目 旧作日本映画13本目
1,000/41,400

こういう山本學がいることを埋もれさせてはいけない。

東京ウィンドオーケストラ(2016年製作の映画)

3.5

2017年41本目 新作日本映画4本目
900/40,400

アイディア倒れを役者が救う。格付け番組が長く続いている位にプロの真贋を見抜けないのが世の中で切羽詰まって魔法をどう効かせるか?が観たい映
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マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ(2015年製作の映画)

3.7

2017年40本目 新作外国映画15本目
500/39,500

ダックスフントとのやり取りがチャーミングでお気に入りになったグレタ・ガーウィグが出ているので慌てて観たが歩き方が自分の意見を貫く女性に
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残菊物語(1939年製作の映画)

3.8

2017年39本目 旧作日本映画12本目
1,000/39,000

菊五郎=寺島とかリアルで本人かと思う程に歌舞伎の世界が見事に描写されていてカメラも凄いがデジタルではアーカイブ感の域を出ない客観的
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アラビアの女王 愛と宿命の日々(2014年製作の映画)

3.5

2017年38本目 新作外国映画14本目
900/38,000

ますます人工的な美しさ(サービスショットあり)に磨きがかかるニコール・キッドマンによる一般的に知られざるロレンスと並ぶ歴史上重要人物を
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ブラインド・マッサージ(2014年製作の映画)

3.9

2017年37本目 新作外国映画13本目
1,500/37,100

痛さの描写がなりきった役者と素人が違和感なく見事に絡み合っておりそれなりに良かった「牝猫たち」の池袋の光景がかすんでしまった…ヨハ
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(秘)色情めす市場(1974年製作の映画)

4.0

2017年36本目 旧作日本映画11本目
1,500/35,600

気がつけば観るのは10年ぶり。
「貸間あり」を観てから観るタイミングが素晴らしい。(自分で言うな)
同じ通天閣が見える汚い街でも高
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旅芸人と怪物たち(2015年製作の映画)

3.6

2017年36本目 新作外国映画12本目
1,200/34,100

アデル・エネルが出ていて上映が今日だけなので優先したが…
アデルの私生活は未確認だが妊婦姿がかなりリアルで演技?としても特撮?とし
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貸間あり(1959年製作の映画)

3.7

2017年34本目 旧作日本映画10本目
1,100/32,900

今日はかったるかった…
すんまへん。
しかし、この揃い踏みは川島ならではか?

河内風土記 続おいろけ説法(1961年製作の映画)

3.5

2017年33本目 旧作日本映画9本目

ついでに観た。
この頃は浪花千栄子と原知佐子は無くてはならない存在で双方お色気までこなしている…
ニュース ニュースと騒ぐ中村是好を見ているとガセで大騒ぎする
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