tsuyocinemaさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

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【哭声/コクソン】
ある村で凄惨な殺人事件が続く。村民は正体不明の日本人がその村に住んでから事件が起きたんだと噂する。この殺人事件を担当する警察官が捜査を続けてく上で事件自体に巻き込まれていく…
もう
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アシュラ(2016年製作の映画)

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【アシュラ】
利権と私欲のためにあらゆる悪事をする市長、病気の妻のために市長の裏仕事をする警察官と市長を追う検察が絡む王道クライムサスペンス。
昨日観たナ・ホンジンが本作について評している「スクリーン
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牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

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【牯嶺街少年殺人事件】
映画が始まった瞬間に、名画を見ている観覚が湧き起こる。そして傑作でございました。
妙にエキゾチック文化の混血した台北を光彩と闇の素晴らしいコントラストで魅せる映像だけでも素晴ら
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お嬢さん(2016年製作の映画)

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【お嬢さん】
やっと観れたぜ!お嬢さん!
エロい!エロい!の前評判通りエロいのだが、その世界観は丸尾末広の様な官能だった。
お嬢さん(秀子)と珠子の絡みやお嬢さんの朗読の際の官能的なシーンのカメラワー
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嗤う分身(2013年製作の映画)

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【嗤う分身】
ドッペルゲンガーみたいに自分そっくりな同僚が現れて、仕事も恋もそいつのせいで阻害されまくってアイデンティティクライシス!!
心理学的な自己投影と自己顕示欲なんかをテーマにしてるんだろうな
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

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【Trainspotting】
T2観る前に久々に鑑賞したが意外に憶えていてびっくり。しかしトニーがあれだけ出てたのに、トニーのことは葬式のことしか憶えてなかった。面白いんだけど、10代の時に『カッコ
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

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【T2 Trainspotting】
20年ぶりにレントンがスコットランドに戻った同窓会的作品。ロケ地も音楽も登場人物も1を観てた人にフラッシュバックさせる作りになっている。つまりこの同窓会には映画の
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ハードコア(2015年製作の映画)

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【ハードコア】
全編一人称視点のみで制作したアクション映画ということに世の中的には映像革命だ!!観客は主人公とシンクロする!!みたいな感じでもてはやされてたし、ワクワクもしてたんだけど、思ったほど驚か
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ムーンライト(2016年製作の映画)

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【ムーンライト】
アカデミー作品賞受賞で期待値が高過ぎたかもしれない…
映像美の素晴らしさや普遍的な愛、友情、成長を描いた青春劇だと思うんだけど、あまりに全うすぎて…
現状のアメリカ政権とかアメリカの
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

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【ガーディアンオブギャラクシーリミックス】
前作同様オープニングの戦闘シーン×ダンスミュージック×小躍り(前作はクイル、今回はグルード!)でガーディアンオブギャラクシー性が濃縮されててもうサムアップ!
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美しい星(2017年製作の映画)

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【美しい星】
三島由紀夫原作×吉田大八監督ということで期待値は高まってたことを差し引いても、なんともトホホな作品だった。
吉田大八監督が何をテーマとして訴えたかった?どこに勝算を感じてこの映画をとろう
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メッセージ(2016年製作の映画)

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【メッセージ】
ばかうけ型の宇宙船で有名な本作。
感想すらネタバレになりそうですが、宇宙船や宇宙人については結構どうでもよくて、言語や文化の違いによって思想や考えるプロセスが変わるというテーマが非常に
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心が叫びたがってるんだ。(2015年製作の映画)

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【心が叫びたがってるんだ】
テレビ放映。青春映画でそれぞれが若者特有の苦悩を抱えつつ文化祭を契機に成長するという王道もの。
王道ものゆえに手を抜くと叩かれるはずだが、見事に「こんな青春を通過して成長し
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ウォー・マシーン:戦争は話術だ!(2017年製作の映画)

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【ウォー・マシーン:戦争は話術だ!】
実在の陸軍将軍を密着したノンフィクション本が元になった戦争映画。
ブラピ演じるアフガニスタンに派遣された生きる伝説かつ軍隊からの支持も厚い陸軍将軍と駐留米軍の戦時
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コングレス未来学会議(2013年製作の映画)

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【コングレス未来会議】
変な映画だ…主人公がボディースキャニングされて永遠にデジタルデータ化されて映画が永遠につくられる世界が描かれるかと思いきや、それは主題ではなく、主人公がスキャンされた会社に20
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

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【新感染 ファイナル・エクスプレス】
新幹線内ゾンビパニックムービー!
オープニングのタイトルの入り方からラストまで見事なカメラ割りだった。
本作のゾンビはworld war Z系統の「速い&数の力を
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

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【BABY DRIVER】
エドガーライトが極力ふざけないようにして勝負をかけた一作。
前評判が良かったりしたから、まさかのエドガーライトが文芸作品チックになったかのかと思ったら、いい意味でエンタメ映
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

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【ナイトクローラー】
コソ泥で糊口をしのぐ、うだつの上がらない主人公ルイス。コソ泥後に自動車事故の現場に遭遇し事故現場を撮影するカメラマンに出会い、自身もフリーのカメラマン(ほぼパパラッチ)を目指す。
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

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【ブレックファスト・クラブ】
スポーツマン、ガリ勉、お嬢様、チンピラ、ゴス系不思議ちゃん…
平日のクラスでは交わることのない5人がそれぞれ異なる懲罰理由で休日の高校の図書室に集められ、補修を命じられる
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オン・ザ・ミルキー・ロード(2016年製作の映画)

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【オン・ザ・ミルキー・ロード】
友人が言ってた「フェリーニもタルコフスキーもいないけどホドロフスキーやクストリッツァがいる時代に生まれて良かった!」と言いたくなるのがわかる素晴らしい映画だった。
多言
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映画「立候補」(2013年製作の映画)

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【立候補】
2011年の大阪府知事選、2012年東京都知事選時期に にマック赤坂をメインに泡沫候補者たちの選挙活動を追ったドキュメンタリー。
映画前半はアウトレイジ風にいうと「全員狂人」とコピーをつけ
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

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【アウトレイジ】
10/21鑑賞。アウトレイジシリーズの完結編。最終作はシリーズの中で1番派手なシーンがないので一見地味である。しかし、北野監督が言うように「ピストルの撃ち合いや暴力の代わりに会話とい
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

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【あゝ、荒野 前編】
俺の中の若手No. 1俳優である菅田将暉とライフタイムベストに入るだろう韓国映画『息もできない』のヤン・イクチュンが寺山修司原作の小説に出るというだけで観ようと思っていたがなかな
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

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【あゝ、荒野 後編】
前編に引き続き、やはり圧巻の出来!!
前編が菅田将暉にフォーカスを当てていたが後半は完全にヤン・イクチュンのための映画だった!!
そして前半のコメディ性や荒さを排してボクシング文
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ブレードランナー(1982年製作の映画)

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【ブレイドランナー】
最新作ブレイドランナー2049を観るために今更ながらのブレイドランナー。
レプリカントというロボットが人間性を得る事での苦悩やそもそもの人間の定義とは?というようなテーマ自体は、
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

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【スターウォーズ エピソード9〜スカイウォーカーの夜明け〜/STAR WARS EPISODE9】

乗り遅れてたスターシップへの9回目の乗船。
スペースオペラ完結編と触れ回られた今作だけに熱狂的な
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全員死刑(2017年製作の映画)

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【全員死刑】大牟田4人殺害事件を題材と、狂悪犯罪モノ!
また1つ郊外犯罪モノのマスターピースが出来上がってしまった…
『ケンとカズ』よりコメディーで『日本で1番悪い奴ら』より狂気を伴う真面目さはなくて
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

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【ブレードランナー2049】
前作のテーマ性、世界観を前作ファンに目配せを忘れずに踏襲しつつも、アップデートすべきところはしっかりアップデートしてる素晴らしい作品!!
また前作の色を残しつつも監督のド
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

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【ゲット・アウト】
白人の彼女の家族と初対面することになった黒人彼氏が、都度感じる違和感。
その違和感は違和感にとどまらず、恐怖体験に変わる…
というような映画なんだが、想像を超えるほどのカタルシスや
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エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

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【エンドレス・ポエトリー】
巨匠ホドロフスキーによる「極彩色の生への肯定!!」
全ての生きる人に対して、自分が自分であることを誇れるメッセージとともに、人生の意味の無力化をする事でより自由に“祝祭”を
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

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【ギフテッド/Gifted】
自殺により夭折した女性天才数学者ダイアン一人娘メアリーを養う数学者の弟フランク。
フランクはメアリーに『普通のこども』としての生活をさせようとするが、天才すぎるメアリーを
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ヘドローバ(2017年製作の映画)

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【ヘドローバ】
自分の経験上、嘔吐のあるにハズレはなく、そしてその量や回数によって映画の出来も比例して良くなる。
またしても実証されてしまった。
この小林勇貴版プラネット・テラーと言うべきこの作品は日
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NIGHT SAFARI(2014年製作の映画)

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【NIGHT SAFARI】
インディー二作目で技術の問題や金がないゆえの粗は目立つのだが、小林勇貴監督が描く不良の無軌道な暴力、理不尽なロジックによる負の連鎖の嫌だ味はしっかり個性として確立されてる
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

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【ザ・コンサルタント】
田舎の一介のコンサルタント(日本語だと会計士なんだよね)が裏で犯罪組織やギャングの資金洗浄をしている&戦闘力も超高い!
「アイツのこと舐めてたけど超絶スゲェ奴だった」ジャンル映
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ドリーム(2016年製作の映画)

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【ドリーム】
1960年代アメリカの宇宙開発に携わってたNASAで宇宙開発の計算をしている黒人3人の女性(を中心とした)の実事に基づく物語。

公民権運動真っ只中で時代的にも黒人に対しての差別がひどい
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

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【キングスマンゴールデンサークル】
世界のドラッグを牛耳る麻薬カルテルにより、キングスマンが壊滅的なダメージを被る。
麻薬カルテルはキングスマン殲滅だけでなく、世界中のドラッグ合法化と自分たちの組織の
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