monaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

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自分の親のことを肯定的に思い起こさせてくれる装置としての映画ならセリーヌ・シアマの秘密の森の方が数枚上手だった印象。
余白があり過ぎて自分や家族の事が半ば強制的に投影され、身につまされずにいられないの
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罪と罰(1935年製作の映画)

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小説を読んだ後だと脳内で補完しながら観る感じ
ポルフィーリィとの会話・駆け引きは所々笑えて原作と比べると軽妙で、緩急がつけられている印象

_118

タンポポ(1985年製作の映画)

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食を愛する人間の群像というか凡ゆる人間模様に偏執的に食を映り込ませて絡めてゆくなんだこれは

_117

マリとユリ(1977年製作の映画)

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まともでいられる時とそうでない時がある、みんな

_115

月の寵児たち(1985年製作の映画)

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人間関係を把握することを途中で諦める。

盗まれる度に小さくなっていく絵の良さ

_110

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

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黄金掘り当てるシーンの演出意味が分からないくらい大袈裟で笑った
こういう映画あるあるかもだが前半がいちばん面白い

_109

トルテュ島の遭難者たち 4Kレストア(1976年製作の映画)

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長回しの多用と展開がゆっくり過ぎて序盤で寝るかと思った、旅が始まってからは笑って観れる

_107

ザ・キラー(2023年製作の映画)

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全体の感触としては、特にアクションは観ながらこの後どうなるかが読め過ぎてしまって、もう少しびっくりさせてほしかったと思ってしまう。面白かったけど。
ティルダ・スウィントンはやっぱりというか存在が特異だ
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暗殺の森(1970年製作の映画)

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途中眠くなりつつも、森のシーンは圧巻
ドミニク・サンダ、『やさしい女』でデビューした翌年でこの貫禄があるのはびびる

_105

真夜中の刑事/PYTHON357(1976年製作の映画)

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優秀な部下に序盤若干追い詰められてるの笑えた、最後のゴロンゴロンしてるのも

_103

舞台恐怖症(1950年製作の映画)

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ディートリッヒが出てるから良い映画のはず、と思ってたらちゃんと最高だった。

夫を殺した大女優を、惚れた弱みで庇う男と、さらに彼に惚れた弱みで助けようとする別の女優志望の女の三角関係があり、周辺の思惑
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逢びき(1945年製作の映画)

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カフェの女主人が良い味出してる。
振り返られる短い恋の、周辺の無関係なディティールをやたら克明に覚えているというかなしさ

_101

いぬ(1963年製作の映画)

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撃たれた傷を痛がるのでなく疲れ切って休みたがっているかのような最期

_99

エドワード・ヤンの恋愛時代 4K レストア版(1994年製作の映画)

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ごちゃごちゃの人間関係の哀れな滑稽さ。演劇稽古場で修羅場ってるシーンは爆笑だった。
仄暗い台北の景色とシルエットだけの人物の会話、格好良い画だったな

_98

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

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ファンタジーホラーのオブラートに包んだ代理母出産問題への皮肉のような

『羊をめぐる冒険』を思い出しながら観た、集合体としての羊は人間の深層意識と通じる不気味さを持っていて、だからこういうモチーフとし
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若き仕立屋の恋 Long version(2004年製作の映画)

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はい色っぽい映像ですよ、という感じで見せられると全然色気を感じないなと思った
花様年華で十分かも

_95

聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

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キッチンで凶器をどれにするかあわあわ選ぶシーンの秀逸さ

途中の「ちゃんと逃がしてやっから」みたいなグダグダ何だったんだ、、と思うけどこういう、ある層の共感をも呼び起こしてしまう犯罪者に対して、無責任
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

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カウリスマキで一番好きかもしれない。ひとかけらの悦びも無いような生活を、ただそこに有る花のように凛々しく光るものとして撮る映像が素晴らしい。小津の東京暮色へのオマージュのようにも感じる
途中で映画館で
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雨にぬれた舗道(1969年製作の映画)

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どこかが狂ってる孤独な女をアルトマンが撮ればこう、シャンタル・アケルマンが撮ればジャンヌ・ディエルマン、という感じがした
影響あったのかは分からないけど呼び合う要素が多いような

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92

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

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麿赤兒さんみたいな人いるなあと思ったら本当に出演してた
病院のシーンはTITANEの元ネタ感がすごかったな、、
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91

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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あちこちめっちゃニュー・シネマ・パラダイスやんと思いながら観た
Where’s the goddamn horizonは覚えとこう
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89