monaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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密告(1943年製作の映画)

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葬列が通りの奥の角を曲がってくるカット、そのまま長回ししてカメラの目の前を掠めるまで何分でも待ちたいと思った、映画のテンポ的に多分そういうのは違うけど。
復讐を誓う老婆の目がいちばん美しい気がしてしま
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

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下記爆笑ポイント
「Join us」リフレイン、床下から叫ぶギャラリー、おかゆ

そして光ありき(1989年製作の映画)

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あんな雨なら浴びたい、
雨の中でも寝るのかよあんた‥

部族にとって大切であろう人形がお土産品として道端で並べて売られるところに注ぐ眼差し、なぜかブニュエルを思い出した

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

思った以上にパラサイトっぽかった。
しかし皮肉とおちょくりが遥かに濃厚ですごい。。演技と演出の上手さが効いている。
「対等でいたい」と「闘うか奴隷になるかだ」との残酷さ。
インタビューの中でジョークに
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つぐみ(1990年製作の映画)

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郷愁におそわれる感覚、現実よりも映画の方がよほど寂しい

サイコ(1960年製作の映画)

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ノーマンとの会話のシーン、あらゆる映画の会話のシーンの中でもかなり好き

東京の女(1933年製作の映画)

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東京暮色ばりのつらい話だった、、
田中絹代が幼い

月は上りぬ(1955年製作の映画)

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お手伝いさんへの人使いの荒さ!!
稽古中の笠智衆のびっくり顔に不覚にも笑った

パリの灯は遠く(1976年製作の映画)

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構成の秀逸さ、最初のシーンで容赦無い差別が描かれるのに最後の最後に打ちのめされてしまう自分を問われている、今までだって残酷なことは沢山起きたでしょう?

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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島一番の馬鹿呼ばわりされている人の挙動不審の演技が良かった。
撮影機材やVFXの技術が凄いのは伝わるけれどそれらをまとめる演出が稚拙な印象。
この話の結末はどういう気持ちで見守れば良いのだ、、と思って
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AFTERGLOWS(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

オープニングが格好良くて痺れた。

守島が他人に向けて貼り付けたような笑顔を作る度、職を変えたり義母にお金を送ったりしてその後の人生をどうにか送ろうとしているというのがただのポーズに過ぎないことが判っ
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召使(1963年製作の映画)

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パラサイト的な話かと思ったが主題が違った、金銭に本当には興味が無くてもっと愛憎や破滅させる/することへの執着にひたすら生きる物語。
撮影でいや増す不穏がたまらない。
軍隊時代についての回想のくだりはど
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赤い唇/闇の乙女(1971年製作の映画)

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なんて美しい悪魔

『去年マリエンバートで』ともどこか呼応する

カルロス(2010年製作の映画)

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第一部、素人の考えなしのテロは恐ろしい。
第二部、寝取った恋人について仲間とぎくしゃくするくだりがギャグ
第三部、エンディングがいちばんぐっと来てしまう

革命家たちが世界に居場所を失い始め、存在が歴
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飛行士の妻(1980年製作の映画)

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追い返すつもりが長話してしまったシーン、良い会話だった。
「話すことは物事に意味を与える(与えたくないのに)」

デートと尾行を同時にすな という突っ込みが行き場を失う、尾行に巻き込まれた側が楽しみ始
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ALOYS/アロイス(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

どこからが現実なのか分からない、崖の淵をよろよろ進むような話はもっと怖くて緊張感があって良いはずだけどそこのバランスがずっと狙えていない感。そこかしこにある色んな映画監督へのオマージュも作品の強度が見>>続きを読む

見えない恐怖(1971年製作の映画)

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いつ死体見つけるの、!?という緊迫感もだけど、そこに絶対あると分かる死体がいつ画角に入るの!?という緊張もある。演出と編集のテンポが完璧

リキッド・スカイ(1983年製作の映画)

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合わなかったー残念
設定の奇怪さと作り手のアナーキーな気概とにはパワーがあるんだけど演出が雑で全く乗れない
まあインディペンデントじゃない良く出来た映画と比べちゃいけないか、

めし(1951年製作の映画)

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幸せそうと言われて愛想笑いする原節子、愛想笑いに失敗して口の片端ゆがめたままになってる原節子、行きの電車でずっと泣きそうな顔してる原節子、ませた姪のイキリ?に馬鹿にした笑いを隠せない原節子、、すごい女>>続きを読む

マーニー(1964年製作の映画)

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おばちゃんが掃除している横をすり抜けるところ。靴の落ちる音に無反応で、耳が遠い人だと気付かされる。同僚らしい兄ちゃんとの仲良さそうな会話

浦安魚市場のこと(2022年製作の映画)

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愛があるから撮れる、良いドキュメンタリーだった。
カメラに映る人たちの姿に映像の作り手が見た、生きてきた(生きている)時間がちゃんと映されている。時間というものは命そのものだと思う。
浦安の漁業の古い
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昇天峠(1951年製作の映画)

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そこで終わるんかーい
面白かったのは対向車とかち合ってる間に‥のくだりと川を渡るところくらいか、
「義足が壊れたらどうする!(怒)」「どうなるの?」「歩きにくい!」で吹いた。
奇妙な夢の描写がブニュエ
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めまい(1958年製作の映画)

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一人二役のヘアメイクと演技が凄すぎる、普通に別々の女優がやってるのかと思った

鏡の中の女(1975年製作の映画)

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希望なのか絶望なのか分からない終わり
「いつか出会いによって実在できますように」
何度でも観たい。

殺しを呼ぶ卵 最長版(1968年製作の映画)

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トランティニャンて性癖が歪んでる役しか今のところ観たことないけどなんで

バルド、偽りの記録と一握りの真実(2022年製作の映画)

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長い走馬灯
BIUTIFUL然りイニャリトゥは死んだ後に漂う次元に多少なりとも興味があるのだろうな