まきのせさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

まきのせ

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或る夜の出来事(1934年製作の映画)

3.6

設定を理解した時点で結末まで分かる映画。惹かれたらもうおしまいよ、可愛い〜〜

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.8

人が呆気なく死んで呆気なくみんな生きている。
Dreams are Dreams. もう2人の人生は交わらない

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.6

とても落ち着くごちゃごちゃ加減。セクシュアリティは勿論、カースト上位のアジア系とか人種構成も安定
黄金に輝くヒトデの彼女が一番サイコーかもしれない

ドリーマーズ(2003年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

3人組になるのはとっても難しくて、どこかの辺が少しでもずれるとトライアングルはあっけなく壊れてしまう。未知の憧れの世界にいざ自分が没入するとそこの欺瞞性に耐えられなくなることも多いよね...。他人はい>>続きを読む

パリの恋人(1957年製作の映画)

3.6

協会のシーンがまるでルノワールの絵画のようでうっとりするほど美しかった。幸福の光が白いドレスの上でキラキラと踊って辺りには鳥さんがスキップしていてふたりは何処へでも行ける

恋人たちの予感(1989年製作の映画)

3.4

安心して観れるラブコメだった。全ては最後に安心するために。。。

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.7

なるほど.......お互いの本音と建前は、どっちも真実であり正しくないんだよなあという気になる、それが自分も相手も傷つけたり大事なものを永遠に失ってしまったり
観る前は監督のホモフォビア的な話を見て
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花様年華(2000年製作の映画)

3.6

色彩が妖艶すぎる
基本ゆっくりだけど途中何箇所かハッとさせられるところが良かった、将来大きなスクリーンで観たいなあ 絶対不倫したくなるけど

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.5

だんだん自分の周りも空っぽになっていって最後にはその内側でこっちを見つめている

(1963年製作の映画)

3.3

集合体やらミソジニーやらしんどい場面が多かった。物語はすごい!

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.9

旅と人生を重ねた心地いい映画だった。
人生には何の意味もないけど、とりあえず少しでもそんな事を考えないように、日々何かをして何かをしたつもりで生きていたり。一人旅も別にこれといってやることはないのに色
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

3.7

美しい.............アングリーインチの歌が頭の中でずっとぐるぐるしている、全て破壊したい感情になる

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.6

最後まで絶対見なくちゃと思ったのに、最後の戦いが辛すぎて、血が多くて見れなかった...ガラスを割って逃げるシーンは心をえぐる

29歳からの恋とセックス(2012年製作の映画)

3.5

グレタカーヴィクの演技はほんと最高、周りに馴染めない自意識過剰な神経症的ぎみな役がめっちゃ合うし最上級に魅力的だあ

裏窓(1954年製作の映画)

4.3

手に汗握る、、フロイトによると、映画の悦楽は他人の生活の一方的な覗き見と登場人物への自己同一化があると言っていたけれどまさにそれを体現するような話だった。傷ついた男性と、美しいヒロイン。窓から落ちるシ>>続きを読む

ラ・ブーム(1980年製作の映画)

4.6

やっと観れた...!!!
大人と少女の恋と人生が交差する感じ、そして新たな希望。恋をして何かを求める時、未来の輝かしい可能性に想いを馳せてどんどんハマって行く感覚。結果相手自身じゃなく、相手を通して自
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.2

この設定だったらこうなるのが当たり前なんだろうなあそれ以上でもそれ以下でもない、そんな感じ。果たして本人達が問題を乗り越えられたのか否か?結果彼女が頑張っただけに思える。
顔が変わる対象が男/女とか韓
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アーサーをとことん絶望的に描きたかったんだなあと思う。同じ階に住む女性のくだりは、もう最初から分かっている話だから説明がくどく感じたなあ

ラストも色々な考察があるけど、アーサーのそれまでの殺しの信念
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監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(2020年製作の映画)

3.8

SNSの開発に関わるテック企業の上層部の人々の告発たち。
アルゴリズムの歪みとか、それが誘導するプロパガンダとか、子供たちに与える悪影響に関しても、本当に自覚的にならないと、それぞれが知っておかないと
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ミニマリズム: 本当に大切なもの(2016年製作の映画)

4.0

ミニマリズムは極端に物を減らすことではなく、あくまでその人が生活するのに必要なものを所有して“意味のない消費”をしないで、自分の幸せを追求する事なんだなあと今更ながら気付く。物を減らすことによって周り>>続きを読む

恋恋風塵(れんれんふうじん)(1987年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

彼はきっとこの先彼女の近況を聞いても、なんでもないような顔をするんじゃないかと思う、里帰りして村で鉢合わせたら笑いかけたり。もう過去は戻ってこないから。どれだけ悔やんでもあるのは空っぽな現実だけ。

めまい(1958年製作の映画)

4.0

最後びっくりしすぎて悲鳴出た、映画館で見てたら気失ってそう...これが映画史に残る名作か........
例のものは人形って分かっても、その「感じ」(ぴんと伸びた手足とか不自然なシワとか、その内の空虚
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

4.1

アルパチーノ......軍服とタンゴ
躁の時はレクター博士を彷彿とさせた
口を割ればいいじゃんと思っていたけど案外そうではないみたいだ

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.1

すごくまとまっているなあと思いました、もっと酷い事件が起こるのではないかとずっと身構えていたけど大丈夫だった、究極のお金持ち&インテリになるとなんであんな部屋になるんだろ

ジゴロ・イン・ニューヨーク(2013年製作の映画)

3.5

ウディアレンはこういう役がとても合っていると思う。とても興味深い(?)世界観でした

バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.1

解釈を柔軟に変えることは、皆ハッピーに共生していく道の一つなんだろうなあ、それが難しいんだけどね...泣

フォーエバー・ロード(1992年製作の映画)

3.7

どうしても見たくてVHSを買った。テルマ&ルイーズのオマージュが多いと聞いて見たけど、それはたいした事ない要素に思えた。ラストはそこに行き着くのか、と結構衝撃だった(あんま上手く行くとは思えないけど)>>続きを読む

glee/グリー ザ・コンサート 3Dムービー(2011年製作の映画)

4.4

中学生の頃、勉強している時も、どこに行くにもずっと一緒にいた大好きな音楽たち。シーズン1のCDを聞いていたと思っていたけれど、このコンサートのCDだった。。慣れ親しんだ息遣いや音程が当時の映像と共にあ>>続きを読む

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.7

まさにアメリカの光と影、そしてマスキュリニティを取り戻すための過程。どこを切り取ってもその匂いがして計算ドリルの答え合わせをしているような感覚になった。
LSDの数分間がカッコよすぎる〜