父を見つけた瞬間。
落語の手品とのカットバック。
女性との緊張のシーンで
くだらないテレビとのカットバック。
両親の家はセットで作られている。
あせばむ日本の昔の夏。
おいしそうなビール。
独>>続きを読む
カトリックとプロテスタント。
ベルファストの小学校。
何が未来をつくるのか。
それは子供であり教育。
哲学をし続けなけれいけない。
争いを争いで解決しないために。
食生活だけ気になってしまった。
「ただの靴も、誰かが履けば意味が生まれる」
「自分だけではなく誰かのために履いて欲しい」
「走ればわかる」
フィルナイトの戦略的遅刻
毎試合罰金を払う。
赤を多めで。
白が多いなんてクソ喰らえ。>>続きを読む
戦死に、尊さも名誉もない。
あるのは、惨めな死だけ。
わずか数百mの前線を伸ばすためだけに数十万の命が失われる。
何も変わらない。
「西部戦線異状なし」という名の皮肉。
終わったかと思いきや終わら>>続きを読む
顔芸。
原作との差分が余白として表出する。
心理は空間や美術で描く。
無音でも楽しめるのだろう。
熊の着ぐるみを着た人、
謎のパンアップ、
子どもや黒人の顔のより。
おかしみの怖さの間にあると>>続きを読む
まず、子役を見つけてきたという奇跡。
脚本に命が吹き込むのはいつだってキャストである
という事実の再確認。
ラストシーンの救い。
暗闇を抜けた先にある一瞬の光。
それを希望と呼ぶのかもしれない。>>続きを読む
音楽を知っている人だけわかるトークに、
不穏感を煽る小ネタ。
サスペンスかというとそうではなく、
結末があるかというとそうでもない。
客観的でユーモラスなな描写は、ミヒャエルハネケやリューベンオス>>続きを読む
わかりやすい寓話か。
子どもがつくれない夫婦という社会問題があったのか。
魚のように水槽から水揚げされる赤ん坊。
性倒錯した老人。
最後に勇者として描かれる小作農。
木の枝のくねくねした有機的な>>続きを読む
「リメイク」とは?
表面的な再現はできてもそれは「リメイク」なのか?
日本文化、その根源にある精神性、余韻、余白、切なさまでも再現できていたのか?
脚本に演出が負けている感。
文字として読むに>>続きを読む
全員片想い。
足りないものを補っている。
完璧はない、だから愛おしい。
逆上がりを子供に教える父自身が逆上がりできないように。
ヘンだと分かってても続ける。
純粋さがあるか。
小さなドラマ。
た>>続きを読む
カット割りが早い。
故に感情移入しがたい。
自分の人生そのものが作品。
たとえ命を削ったとしても、
やりたいことをやって死ぬ。
その最後の瞬間の美しさ。
内臓をひっくり返すほどの表現を、自分はしているか。
死ぬほど悔しい想いをして這い上がっているか。
赤より青い炎になれているか。
一度しか来ないものを、なんとなくやり過ごしていないか。
人生もジャズも>>続きを読む
何に感動しているんだろう感。
オナラで海に去っていくというラストシーン。
自信がないもの同士。
生きる意味とは?
誰かの役に立つこと?
冒頭のタイトルの入り方。
中盤のオムニバスシーン。
甘美なバ>>続きを読む
原体験の描き方。
いつだって、「子どもにはこう見えるかもしれない」が創作の原点。
鉄道が迫ってくるのを見つめる顔。
初めて見る映画のワンシーンへの羨望。
魔力への目覚め。
映画だけが拠りどころ。>>続きを読む
壮大に一周まわって夫と子を理解できるようになった。
破壊の物語なのか、再生の物語なのか。
仕事か家庭か、女性の仕事と育児の両立は、など当時の時代を感じるテーマ。
それだけに、課題がやや古く見える。>>続きを読む
親と子がわかりあう。
たったそれだけのことは、全宇宙より尊い。
ありうるすべての可能性を拒絶して生きるか、それでもすべてを受け入れるか。
指がソーセージ、石になる、頭の上にアライグマ。
尻に何かを>>続きを読む
寓話。
戦争の縮図。
争いはなぜ起こるのか、
どう向き合うべきか。
愛が争いを生むとしたら。
無関心でいることだけが解決なのか?
無関心は歯車を狂わせることもある。
互いの痛みを知ることで始まる。>>続きを読む
オンリーを録るときの緊張感。
朝のドタバタ感。
テイクを重ねる涙の演技。
つくり手が楽しみながらつくっている感。
古き良き、効率とは真逆のものづくり。
トーキーという発明。
いつの時代もテクノロジ>>続きを読む
ストップモーションだというのを差し引いてしまうほどの完成度。
良くも悪くも。
15年という歳月が一番のナラティブ。
ウクライナ戦争の前に作られたもの。
蝋のようなピノキオの質感。
アナログとデジ>>続きを読む
気分はどう?
太陽がいっぱいだ。
格差からくる嫉妬。
「異邦人」のような明るさ。
殺すことで成長していく。
成り上がっていく。
逃避する場所としての映画。
三谷幸喜的。
アイデアに持って行かれてる気がして、今見るとその脚本は古びて見えるのが難点。
線が生きている。
歴史を耐え抜いてきた輪郭、セリフ、展開、キャラクター。
みんなが育ててきたものが、迷いない線として立ち現れる。
「あの頃」には生まれなかったもの。
今だから生まれたもの。
す>>続きを読む
「私たちと彼らを分けていることが、そもそも疑問だ」
分断をつなぎ合わせられるのは兄弟の絆、
というのは定番の話。
けれどそんな綺麗事では済まされない。
美しい結末ではないのは問題提起だから。 今>>続きを読む
トム・クルーズの宇宙戦争。
立ち向かっていくのではなく、逃げていく。
その全力さにこそ人間性が表れる。
ネガティブに生きることのポジティブさ。
お見合いを知らなかったはずなのに服がよそいきなところ>>続きを読む
ワンシーンワンカット。
飽きさせない工夫としてのカメラワーク。
科学的なのか、経験的なのか。
女は男に尽くして死んでいく。
そのやるせ無さ。
日本映画の終わり方の哀しみ。
梨園は歴史の連綿の中に>>続きを読む
アメリカから見たアフリカ性のステレオタイプ。
それが気になったのは、普段日本もそういう矮小化をされているから?
テクノロジーな未来だけが正義じゃないことのこたえを、アフリカやアジアには見出したい。(>>続きを読む
清く正しいプロパガンダ映画。
ナートゥ
装填
懸垂
肩車
提督
久しぶりの没入感。
ストーリーもおおよそ読めるのに。
なぜだろう。
「結果ではなく過程にこそ意味がある」
一生懸命な生き様。>>続きを読む
予定調和でいいじゃない。
歌の強さはそこにある。
老人、黒人、ユダヤ人。
マフィアもイタリア人。
全員弱者。
だからこそ輝ける。
「なぜ僕なの?」
「どこにも行かないから」
街を出られない。
母親と家と弟のせい。
そこからの卒業。
燃える家。
ポジティブな。
「僕はどこにだって行ける」
もう戻れない時間。
母との思い出。
やさしさに素直に応えられれない気持ち。
自然に対する畏怖、みみずという可視化。
カオナシ的なダイジン。
on the road
路上の上こそが目的地。
ゴールがない。
ただ撮り続ける美学。
「写真なんてこんなもんよ」
その人は、優しかった。
なんであんなにサインを書くんだろう。
なんで握手に応じ>>続きを読む