なちゅんさんの映画レビュー・感想・評価 - 27ページ目

フラワーショウ!(2014年製作の映画)

3.0

うーーーん、ちょっと私にはスピリチュアルすぎたかな…
実話ベースだからプロットはたとえ先が読めても、その上でいいものだし、1時間40分で詰めうる限りの自然へのとか人間同士の愛情が詰まっていたと思う。メ
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ニューイヤーズ・イブ(2011年製作の映画)

4.8

まだちょっと早いけど、これを。

もう本当最高の1本。
中盤に入る前からもう過呼吸になりそうなくらい泣いてしまった。
どのパートも良かったけど、イングリッドとポールのペアが好きだったな。イングリッドめ
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マリアンヌ(2016年製作の映画)

4.2

大きな大どんでん返しがあるわけじゃないけれど、小さな驚きとボタンの掛け違えのような僅かな疑問符が重なっていく。

マリオン・コティヤールの演技が素晴らしかった。
ラストはもう涙するしかない。死ぬまで終
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マネーモンスター(2016年製作の映画)

4.0

人質と犯人が結託していく流れ、その生放送はものすごく良かった。とにかく緊迫感と絶大な信頼とほんの少しのジョークを混ぜた、ジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツのバディが最高。

謎の解明の呆気なさと
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パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

3.0

ミステリーでこんなに泣くと思わなかった。
事故のシーンがなかなか迫力があってゾクっとする。
主題がブレブレだし決して良脚本とは言いがたいんだけど、それとこれとは違う。見てる時は入り込んでいるので。
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世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年製作の映画)

3.5

楽しい方のウディ・アレンって感じ。
でも結局あなたがいい思いしちゃうのよね〜ってなる。

若いドリュー・バリモアがめちゃくちゃ可愛かった。

終着駅 トルストイ最後の旅(2009年製作の映画)

4.1

決して洗練されているわけでも、清廉なわけでもないけれど、人間臭くて、なんだか美しくて、切ない愛の物語。
悪妻って誰の基準だったんだろうか。ソフィヤ夫人のあの自制の効かなさは確かに「おやおや」って感じだ
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私の中のあなた(2009年製作の映画)

3.9

なんか前見た気がするな。

アビーちゃんが可愛く成長しててときめいた。リトルミスサンシャインの時のぽちゃっとした女の子の雰囲気を留めながら、少し成長して顔立ちが洗練されていく感じ。とても可愛い。

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恋におちて(1984年製作の映画)

3.0

最近不倫ものがダメになってしまったんだなとこの映画で気づくなど。
フィクションだから見てられるんだな、とも。
デニーロとメリル・ストリープが若くてキュートで良い。

出会うべきだとか結ばれるべきだとか
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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.0

お互いのことは大事なんだけど、四六時中つきっきりで相手してるわけにもいかなくて、難しい。
アスペルガーだろうがそうじゃなかろうが、それは一緒なんじゃないかしら。

イェニファーがサムにぴったりって思う
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幸せの教室(2011年製作の映画)

3.3

とにかくジュリアのいろんな笑顔が見れるから好き。

人生を変えてくれるような先生に出会いたかったと思う反面、ラリーみたいに自分から吸収しにいかなければ出会えないんだろうなとも思う。

ドアの前で小躍り
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いつか晴れた日に(1995年製作の映画)

3.6

Pride and Prejudiceよりも癪に触る登場人物がそれはもう多いのだけど、エリノアの誠実さとしとやかさに救われる。エマ・トンプソンがほんとにぴったりだった。
最後の最後に、やっと、エリノア
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.7

地上波で見たから更新。
これで終わり。原作から映画までずっと大好きな長い長いストーリーの最終章。
8歳で賢者の石を読んだときから、7巻で終わると知っていた。終わってほしくないという、8歳の時のわがまま
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エンド・オブ・ザ・ワールド(2012年製作の映画)

3.6

悲壮感のない終末映画。
この明るさと一種の諦観は好き。

ラストシーンが本当に良くて、エンドロールに入ってから一気に鳥肌がたった。キーラ・ナイトレイのあの安らいだ笑顔は本当に人を幸せにする。

3週間
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地上5センチの恋心(2006年製作の映画)

3.8

優しいラブコメ。オデットが可愛い。
誰かのファンなら一度は夢見る展開。
自分には起こり得ないとわかっているからこそ、オデットとバルタザールをにこにこと見守っていられる。

ルディとスー・エレンも可愛か
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.0

スタンドバイミーにも似た空気感。でもそれよりももうすこし繊細で、どこか厳かな雰囲気。死の存在が、より近くにあるからかしら。

エリックとデクスターの友情は何者にも代え難く、2人の作る空間は誰にも踏み入
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.6

ラストが素晴らしかった。本当に完璧。
誰かと寄り添いあいたくなる映画。

グレイスがいつかメイソンに話せるようになればいいな。
きっと2人の心配をよそに、2人は最高の親になれると思うから。

サミーが
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スウィート・ノベンバー(2001年製作の映画)

4.4

数年ぶりに。
11月になるとふと頭をよぎる作品。今年は見れてよかった。
真相も展開もわかってたって、静かに涙がこぼれる作品。

ネイサンもサラも、2人ともとっても自分勝手で、でもお互いのことをどうしよ
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ラスト・ソング(2010年製作の映画)

3.5

親娘の物語。
父親とうまくいっていない今だからこそ余計に響いて、後半は涙が溢れて止まらなかった。
ジョナがめちゃくちゃいい子。ロニーとジョナの姉弟関係も素敵。

マイリー・サイラスはあまり好きじゃなか
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

4.2

やっと見れた………

映画のシリーズももちろん大好きだけど、そもそも原作原理主義なので、辛くて見れなかった。最終話はどっかで見たけど。来週の金曜ロードショーもみるけど。

最終巻を二部作にしてくれてよ
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ベスト・フレンズ・ウェディング(1997年製作の映画)

3.3

大好きなジュリア・ロバーツを見たくて。
嫉妬に狂ってとんでもないことをしでかすけれど、ジュリア演じるジュリエットだから許せてしまう。

マイケルがもっとかっこよかったらなあ。っていうのはただの私の好み
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レッド・ノーズ・デイ・アクチュアリー(原題)(2017年製作の映画)

4.3

字幕なしなので完璧に理解できたかと言われれば自信はないけど、素敵に幸せな15分だった。

PMとナタリーのカップルとジェイミーとオーレリアのカップルが本当に大好きなのでまた会えて嬉しい。
ポルトガル語
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ラブ・アペタイザー(2007年製作の映画)

2.5

うーん
人は繋がってるんだけど、話が散らばってていまいちパッとしない感じ。
私の好みではなかったというだけなんだけども。

ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ(2009年製作の映画)

4.0

ひどくせつなくて、でも胸がいっぱいになった。
優しくて、不安定で、虚しげな若き日のジョン・レノン。
2人の「母」の間で、あちこちにぶつかりながら育ってあの「ジョン・レノン」になったんだなと。

アーロ
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カフェ・ド・フロール(2011年製作の映画)

4.3

そういうことか……!!と中盤から後半にかけて釘付けになった。
前半の掴みの弱さは若干あるかもしれないけど、もう一つのエンディングも含めて、完成された映画だと思う。でも前半のんびり流し見してると後半つい
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リピーテッド(2014年製作の映画)

3.6

怖かった。
クリスティーンと一緒に巻き込まれていくような感覚。もちろんこっちには記憶の蓄積がされていくわけだけども。

コリン・ファースの疲れたような表情がやたらセクシーで、ついつい絆されてしまう。か
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.3

喪失と悲しみと再生と。
あまりにも近すぎて、いつのまにかnumbになっておざなりにしていた愛に気づいた時が、彼にとっての再生の一歩だった。その愛が、過去のものだったとしても。

頭で理解するより先に涙
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WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(2015年製作の映画)

4.5

やんちゃなクラブ映画だと、私とは関係がない世界だと思っていた。
こんなに泣かされると思わなかった。

世界では些細な存在かもしれないけれど、彼らの中ではそれが世界の全て。コールも、スクワレルも、オーリ
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.6

不気味なほど静かに、なめらかに始まる。
導入だけで完全に持っていかれた。
徐々にさざ波が立っていくように、淡々と進んでいく場面の中で、静かに狂気が滲み出してくる。

感情をあまり表に出さない、優しげな
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ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期(2016年製作の映画)

4.5

2、3作目は避けてたのについ連続で見てしまったのは、3作目を見る必要ができてしまったからというのは、2作目のレビューで書いたのだけど、その3作目を見る理由っていうのが、大好きなYears&Years。>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

4.0

ブリジットジョーンズの1作目を見たときに、自分のあまりの干物っぷりにがっかりして、2作目と3作目はちょっと見ない方が身の為だと思って避けてきたんだけど、訳あって3作目を見る必要が出てきて、となれば2作>>続きを読む

ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

3.5

始まりも、終わりもない。
きっかけもなく、結末もない。
長い長い旅の、ほんのすこしを切り取った映画。
子供みたいなミシェル・ウィリアムズに少しイラついて、でもそんな彼女が少し愛しい。

イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所(2014年製作の映画)

4.3

最愛の家族を失って絶望するミアと、諦めずにミアを待つ最愛の人と親友と祖父母。
最後のミアの選択が彼女の人生を美しく豊かにしてくれたらいいと思う。
アダムはわがままだけれど愛おしい。自分の根底に秘めた寂
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あなたを抱きしめる日まで(2013年製作の映画)

4.0

悲しい。
現実って悲しい。
スポットライトを見た時も思ったけれど、厳格なカトリックであるほど、非人道的だったりする。

確かにアンソニー、もとい、マイケルはフィロミナと暮らしていれば、あれほどの成功を
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もののけ姫(1997年製作の映画)

3.8

何回見たかなってくらい見たけど初記録。
昔は怖くてちゃんと見れなかったな。

自然礼賛、ではないけれど、人の世の無情さとか人間の業とか、そういうものを生々しく描いている作品だと、今は思う。

ジブリ男
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.5

グザヴィエ・ドラン、なんて人だろう。
毎回彼の映画を見るたびに思うけれど。

99分間、画面からあふれ続ける激情。

ルイの12年ぶりの帰宅がこの家族にもたらしたものはなんだったのだろう。この帰省が、
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