【やっぱり少年は夏に成長するよね】
ティーンエイジャーの悩みってのは今も昔もどこの国であっても変わらないのかもな。それ故に普遍的で共感しやすいテーマとも言えるよね。誰もが通る道だからね。
そうなる>>続きを読む
【ティファニーと夕食を】
序盤、双極性障害(躁うつ病)について、ぼくにはあれが「リアル」かどうかは判断できないけど、主人公・パットの様子のおかしさに「リアリティ」を感じた。ああいう人ほんとにいそうだ>>続きを読む
【悪法もまた法なり】
そもそも禁酒法がなければマフィアもあんなに栄えることはなかったし、この映画もなかったんだと思うとなんだか不思議な気持ちになる。
アル・カポネはお酒が呑みたい市民からするとヒー>>続きを読む
【美は作業の中に宿るものだ】
上野の国立西洋美術館の前には黒くて大きな門がある。この門にはそこはかとなくおっかない雰囲気があるんだけど、不思議と心惹かれてしまう自分がいたんだよね。それがオーギュスト>>続きを読む
【愛はいつだって野蛮だ】
『(500)日のサマー』や『アメイジング・スパイダーマン』を撮ったマーク・ウェブ監督の作品。ということもあって、インテリア、ヘアメイク、衣裳、台詞なんかにおしゃれが滲み出て>>続きを読む
【反転する重力で逆転する魅力】
アジアっぽい街並×雨っていうコロニーの『ブレードランナー』感もいいし、シュワちゃん版の『トータル・リコール』へのオマージュがあるところも観ていて楽しい。
それにコリ>>続きを読む
【微笑みの国で愛を知る殺し屋】
アクション映画として観るといろいろ突っ込みどころが多いが、観光ビデオとして観るとバンコクのいいところが満載だった。ただし、その場合はデンジャラス過ぎて誰も行きたくない>>続きを読む
【猫とエディプスコンプレックス】
人間も猫も生きていくのって大変だなと思う。人は一人で立っていられるほど強くはない。程度の差こそあれ誰しも何かに依存しながら生きてるのかもしれない。かくいうボクもボブ>>続きを読む
【カウントダウン映画紹介コーナー】
今日はカウントダウン形式で出来るだけこの映画を短く説明してみようと思います。
GOぜ(瞽女)で居合の達人である綾瀬はるかが、賭場で賽の目を
>>続きを読む
【人はパンのみにて生きるにあらず】
もしも映画を観ることが非合法になったとして、そのせいで死刑になるとしたら、「どうせ死刑になるならもっと観とけばよかった」って思うだろうな。自分の趣味が合法>>続きを読む
【手にはギター、心にロックを】
ツェッペリンもサバスもAC/DCもモーターヘッドも知らないなんて、学校は何を教えてるんだ!ってところは激しく同意してしまった。ほんとそれな。
子供た>>続きを読む
【何の為に生き 何の為に死ぬか】
厳かな雰囲気があっていろいろ考えさせられちゃう映画だった。
それぞれが何をいちばん大切にしているのか、その優先順位によって人の行動は決まっていくのかもしれない。国>>続きを読む
【ミステリー好きは観てはいけない】
タイトルから「天才探偵が事件を解決に導く推理もの」なのかと思ったら、然に非ずさにあらず。原題はScoopなのになんでこんな邦題にしたんだろう??とは思った>>続きを読む
【違和感の正体】
登場人物の服装だとか乗ってる車の種類とか会話の内容とかも少しずつズレてる雑な映画。
だと思って観ていたら大間違いだった。それらすべてが伏線だったとは。。。
サスペンスって書かれ>>続きを読む
【残酷なシステムはシフトしている】
ほんの百数十年前まで黒人奴隷が当たり前だったなんて今では信じられない話だ。この分だと100年後の未来はいまの常識も滑稽なモノには思われているに違いない。
ただ、>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
【悪魔と契約した男】
簡単に言うと、天才ヴァイオリニストのニコロ・パガニーニが悪魔と専属マネジメント契約を交わして有名になっていく話だった。
この悪魔の芸能事務所には恋愛禁止(ただし肉慾を満たすの>>続きを読む
【良い子は絶対真似しちゃダメだぞ】
エクストリームなスタント。そして美女美女美女。いい意味で、それだけの映画だった。キケンなスタントばかりで、観ていると自分の脈拍が上がるのがわかる。アドレナリン出ま>>続きを読む
【彼女の名前は何故ソルトなのか?】
この映画でアンジェリーナ・ジョリーが演じていたのはイヴリン・ソルトというCIA職員だった。このソルトというのがそのまま映画のタイトルにもなっているのだが、なんだか>>続きを読む
【どこでもいるよねステイサム】
この映画のジェイソン・ステイサムってほんと神出鬼没だ。空の上にもステイサム。檻の中にもステイサム。プールの底にもステイサム。セーフルームにステイサム。あなたの心にステ>>続きを読む
【誤解と偏見の渦の中で…】
人口190万。アジア最北の大歓楽街・札幌ススキノ。この街が映画の舞台だ。そして主人公はこの街のプライベート・アイ。そう、探偵だ。
そうなのだ。シリーズを>>続きを読む
【数字を数えるように殺人を】
この映画でシガニー・ウィーバーが熱演していたのは、しくじり先生だった。まずはセキュリティーガバガバ、不用心過ぎてしくじり。そして終盤は無駄に犯人を煽りまくり、挑>>続きを読む
【愛すべきB級映画に花束を】
人はいつだってスーパーマーケットやショッピングモールに集まる。だけどナンヤカンヤあって、やがてそこからの脱出を望むようになる。そういう生き物なのだ。そうそれはパ>>続きを読む
【バッド・ティーチャー・イズ・グッド】
この映画のキャメロン・ディアスはホントにバッドなティーチャーだったと思う。どれくらいワルなティーチャーかというと、『悪の教典』の伊藤英明の次くらいにワ>>続きを読む
【イタリアを変えた働き者の男たち】
1980年代。シチリアの町にはマフィアが跋扈していた。当時マフィアの組織は強大で、その力は政界や法曹界にも及んでいたらしい。この映画はそんなマフィアを有罪>>続きを読む
【スリラー映画はなんだかジワる】
間の取り方とか何気ない構図とかに独特な雰囲気が出ていていい。怖さとともにユーモアが滲み出ている感じだ。
登場人物が漏れなくワルなのもいい。ワルガキ>>続きを読む
【タイトルと設定の秀逸さに痺れた】
47は素数だしタイトルとしてフックにもなる。海底47mはいいタイトルだと思った。
この海底47mの設定に無線の通信距離問題、酸素ボンベの残量、減>>続きを読む
【アメリカが掲げる正義とは??】
イラク戦争の話だ。ついこの間のことだと思っていたんだけど、もう知らない人もいるのか。光陰ってほんとに矢のごとしだなぁ。
こういう映画を観てると改め>>続きを読む
他人に勧めるのが難しい映画。
終盤のあの感じが好きな人には刺さるものがあるんだろうけど、あのファーストカットから終盤のあの感じを想像するのは確かに難しい。というわけで「この男には想像を超えた裏がある>>続きを読む
アマチュアがプロを怒らせると酷い目にあう。きっっっついパニッシュメントが待っている。
イギリス映画ということもあり、法律や刑罰に対する向き合い方が英国風味。やはりアメリカのそれとは異なった趣きがある>>続きを読む
安定感抜群のサスペンスコメディ。
国境や人種の違いなんか軽やかに越えて伝わる面白さがある。アダム・サンドラーがフェラーリを運転できると思ってテンション上がるところとか共感とともに笑いが込み上げてきた>>続きを読む
誰もがヒーローになれるわけじゃない。
非生産的で退屈な毎日に気が狂いそうになっても、自分なりの愉しみを見つけてなんとか正気を保たなくてはいけない。戦争って随分虚しいものだなと思う。
でも翻って考え>>続きを読む
バイオレンス、そして…バイオレンス。終始暴力と血の嵐だった。パニッシャーと言えばドクロマークの服だけど、あまり目立たないような衣装で逆によかった。ガンアクションもクールだったし、全体的に音が心地よかっ>>続きを読む
沈黙の私刑執行。セガールが大きくて熊みたいだった。沈黙の熊だった。シングルマザー役のヘレナ・マットソンもかわいかった。沈黙のストリッパーだった。そして何よりエンディングの曲がカッコよかった。沈黙のエン>>続きを読む
超一流スナイパーに扮したマーク・ウォールバーグが巨悪を撃つ。ホームセンターに売ってるものを使って兵器をDIYするのが面白かった。マイケル・ペーニャもいい味出してた。
①脚本:0.7
②演出:0.8>>続きを読む
あまりにも不条理。ギャングもヤバいが堅気もヤバい。警察も検察も役に立たないし、登場人物がみんなおっちょこちょいなのが面白い。そしてなんといってもラストシーンのカッコよさ。バリカンで刈ったとき後頭部に少>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『テッド』の時とは全然違ってマーク・ウォールバーグの頼もしさが異常。奥さん役のケイト・ベッキンセイルも美しかった。
それにしても、強奪されたのがポロックの絵じゃなかったらもっと違った展開になってたと思>>続きを読む