【グラシアス スペイン映画】
スペインのサスペンス映画。
ある日 死体安置所から死にたてホヤホヤの女性の遺体が消えて、その謎を探るうちに女性の死因やなんかがあきらかになっていって最後は・・・!って>>続きを読む
【タイトルは百鬼丸じゃだめなのかな?】
中井貴一が48体の魔物に自分の息子の身体をあげる代わりに出世させてもらうって話だった。
で身体を失った中井貴一の息子の妻夫木聡に原田芳雄が代わりの身体を作っ>>続きを読む
【海門と書いてウナトと読むのだ】
2016年に放送されたテレビアニメ『甲鉄城のカバネリ』の劇場版。
荒木哲郎が監督してるだけあって どこかしら演出に『進撃の巨人』感がある。CGの使い方も絶妙だった>>続きを読む
【地獄の沙汰も音楽次第!?】
高校生の神木隆之介がバスの転落事故に遭って死んでしまい地獄に落とされる話だった。
地獄農業高校軽音楽部の日常はそれなりに楽しそうだったし、キラーKこと長瀬智也がかっこ>>続きを読む
【脱構築的音楽と映像の嵐の中で】
まるで昨日見た夢の続きを観ているようだった。
トム・ヨークの音楽って 心の底から得体の知れない何かが湧き上がってくる感じがする。それは秋の気配に似て 不安と創造性>>続きを読む
【クマにキレる気持ちもわかるよ】
経営学と人類学を学び 大学を卒業したばかりの主人公アニー。ナースをしながら女手一つで育ててくれた母親の期待に応えて金融系の大企業に就職しようとしたアニーだったが、自>>続きを読む
【黄泉の川の渡し銭なら瞼にのせてやる】
古代ギリシャ。恋多きトロイの王子パリスがスパルタ王の妻ヘレンを寝取って自分の国に連れて帰っちゃったことで、トロイがギリシャに攻め込まれるって話だった。
ギリ>>続きを読む
【デトロイトは差別と暴動の町なのか?】
1967年にアメリカのミシガン州にあるデトロイトという町で実際に起こった「アルジェ・モーテル事件」を元に構成された映画。
登場人物の生活や人柄が丁寧描かれて>>続きを読む
【グレムリン その進化の可能性】
なんだかトランプ・タワーみたいな建物 クランプ・センターで巻き起こるドタバタ喜劇。
前作『グレムリン』から引き継がれたギズモの可愛らしさはそのままに 新種のグレム>>続きを読む
【やはり必殺剣は最後に出るのだ】
時は幕末。東北にある小さな藩に仕える平侍・片桐宗蔵(むねぞう)の物語。
宗蔵は剣の達人なんだけど滅多なことで刀を抜かないところがカッコいい。
それから、地元の人>>続きを読む
【ビリー・ミリガンの進化系】
多重人格障害(解離性同一性障害/Dissociative Identity Disorder ; DID)の男が3人の女子高校生を誘拐して監禁する映画だった。
ジェー>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
【サメの執念深さには脱帽だ】
アメリカ・テキサス州から来た なんだかワケあり風の美人サーファーがメキシコにある秘密のビーチでバケーションをロストするって話だった。
空撮や水中撮影 そしてCGも含め>>続きを読む
【切なさの三角とその相似関係について】
『タッチ 背番号のないエース』そして『タッチ2 さよならの贈り物』に続くシリーズ3作目。
上杉達也も とうとう高等部3年。浅倉南もマネージャーに戻ってきて >>続きを読む
【悲しみのサヨナラ本塁打を君に】
前作『タッチ 背番号のないエース』の続き。上杉達也、高校1年生の秋から高校2年の夏までの物語。亡き弟・和也の代役として その投球フォームを真似ながらマウンドに上がる>>続きを読む
【この切なさを越えてゆけ】
お笑い芸人のザ・たっち とたまたま似ている名前の双子が 幼なじみの浅倉南(後の いとうあさこ)を奪い合う青春ラブコメ野球映画。かと思って観たら意外とまじめ。
やっぱりパ>>続きを読む
【デカいグレープフルーツ 降り注ぐ太陽の光】
舞台はニューヨーク州バッファロー。レインボー・ブリッジの料金所で働いていた平凡でお人好しな男・ヘンリーは、毎日 流されるままに生きていたが、ある日 高校>>続きを読む
【三つの正義は ただすれ違っていくのだ】
リチャード・ギア、イーサン・ホーク、ドン・チードル。ニューヨークのブルックリンを舞台に警察官三人の物語がそれぞれに並行して進んでいく—。
そして最後まで観>>続きを読む
【そのぬくもりに用がある】
舞台はクリスマスを盛大にお祝いしようとしているフーの村。村はずれの洞窟に住む偏屈な緑のおじさん・グリンチは過去の悲しい記憶に苛まれ 大嫌いなクリスマスをフーの村から盗むこ>>続きを読む
【青いリボンを手に巻いて—】
ニューヨーク発ロンドン行きの旅客機に乗っている連邦航空保安官の元に突然「指定の口座に1億5000万ドル送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺害する」という脅迫メール>>続きを読む
【たとえ水がうねり逆巻いても—】
1951年のベトナムはサイゴン。田舎から奉公に出てきた10歳の少女ムイの物語。
トラン・アン・ユンの監督デビュー作。これはかなり良かった。じわじわくる良さがある。>>続きを読む
【最大多数の最大幸福】
現代の戦場を描いた軍事サスペンス。
ケニアの首都・ナイロビにいるテロリストを、イギリスから命令を出して、アメリカのネバダ州からコントロールしているドローンで攻撃するっていう>>続きを読む
【情熱と信念を持つ勇気】
ブロンドの女の子はバカで ただカワイイだけという偏見を逆手にとった痛快法廷コメディだった。
主人公のエル・ウッズが いつもポジティブで情熱的なのが良かった。
情熱という>>続きを読む
【昭和ラストのゴジラ】
ゴジラシリーズ第15弾。
チタノザウルスとメカゴジラを相手に2対1で闘うゴジラを観ると やっぱり応援したくなっちゃうんだよな。だけどメカゴジラはサイボーグ女子の桂ちゃんだと>>続きを読む
【バスケには愛しかない】
昔のミスに囚われて 何もかもが うまくいかなくなってしまったバスケットボールチームのコーチが、50年前に活躍した伝説の選手アンクル・ドリューとその当時のチームメイトを仲間に>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
【自称ノンフィクションなフィクション】
思慮の浅い自動車のセールスマンが狂言誘拐を企てるものの、案の定うまくいかず、それどころか いろんな人を不幸に巻き込んでいく悲劇のコメディ映画。
変な顔の小男>>続きを読む
【大沢たかおが五右衛門風呂でいい湯だなの巻】
天下の大泥棒・石川五右衛門が活躍する娯楽活劇。禍々しい世界観。出演者が豪華。全開の紀里谷ワールドを観た!って感じだ。
気になったのは、とにかく江口洋介>>続きを読む
【マーダーソングズ・フロム・カナダ】
ああいうのを何ていうのかな。アナバプテストかな。とにかくこれは敬虔なクリスチャンが住むカナダの小さな町でおきた殺人事件のお話。
アンガーマネジメントができてな>>続きを読む
【アイ・ラブ・ユーさえ言えなくて】
以前から 都会の喧騒を逃れて 人里離れた田舎で静かに暮らしたい
と思っていたけど こういう世界は嫌だな〜。静かに暮らしたいっていっても こういうことじゃないんだ>>続きを読む
【12年間の映像的家族標本】
映像作品において、時間経過を表現する方法はいくつかあるけど、この映画はその方法自体がいちばんの特徴になっているというのがスゴイ。
シーンが変わると突然 主人公の少年が>>続きを読む
【映画と金融の国 アメリカ】
3時間もあるし、長いかな〜っと思って観はじめたら—。
3時間なんてあっという間じゃん。まるで重くて速いパンチで殴られ続けているような映画だった。
内容的には SEX>>続きを読む
【オーソン・ウェルズのマスターピース】
僕にはよく分からないけれど、映画好きなら必ず観なければならない映画というのがどうやらあるらしい。
その中のひとつが『市民ケーン』なのだそうだ。
実際に観て>>続きを読む
【空想を超えて来る映画】
むかし野崎訳と村上訳でフィッツジェラルドの原作を読んだ。その時もギャツビーのパーティーは随分派手な光景を思い浮かべながら読んでいたけど、この映画は その読書体験を超えるド派>>続きを読む
【デカダンな日々にサヨナラを】
もっとエンタメ要素強めの映画かと思って観たら全然違った。むしろ文学的。
ノリ的には太宰治の小説に近い。主人公は大学で英語を教える准教授だ。文学の才能はある。実家は金>>続きを読む
【たった一つの冴えたセオリー】
車椅子なしでは移動することさえ困難な身体と、一旦思考し始めれば宇宙の果てまで行ける頭脳で、彼が成し遂げた偉業は とても映画一本に収まりきるようなものではないのかも知れ>>続きを読む
【コンピューターコンピューター
僕を怪獣島に連れて行け!】
ゴジラシリーズ第10弾。
「怪獣が出てくるのは少年の夢の中だけ」という シリーズの中でも異色な存在である。
ま>>続きを読む
【スターウォーズに御用心】
記憶喪失のトム・ハンクスが ローグ・ワンな彼女(←フェリシティ・ジョーンズ)と一緒に 世界の人類を 大量殺戮兵器から守るために奔走する話だった。
前作『天使と悪魔』では>>続きを読む