Kさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

K

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天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.4

【いつか記憶から溢れ落ちるとしても】

『ダ・ヴィンチ・コード』の続編。

四人のおじいちゃんが拐われて 次々に殺されていくのを トム・ハンクスが止めようとするって話だった。あとついでに爆弾もね。
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.6

【都市伝説的なノリじゃないの??】

トム・ハンクスとオドレイ・トトゥが「聖杯」を探す話だった。

ジャン=ピエール・マリエール演じるジャック・ソニエールの手の込んだダイイングメッセージが凄かった。あ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.5

【You talkin' to me?】

世の中を騒がせる事件の犯人には、たいそうな政治思想的な背景なんかなくて、あるのは「孤独」と「病」この二つだけなのかもしれない。

「孤独」も「病」も それぞ
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怪獣総進撃(1968年製作の映画)

3.4

【アメフトとこぼれたコーヒーについて】

ゴジラシリーズ第9弾。

小笠原諸島に建設された「怪獣ランド」でゴジラをはじめ多くの怪獣を飼育することに成功していた人類。ところがある日事件が起きて…。って話
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EVA エヴァ(2011年製作の映画)

3.6

【目を閉じたら何が見える?】

2041年。ロボット工学の研究者・アレックスが 10年ぶりに 故郷の大学に戻って 中断していた研究を再開する って話だった。

自分がいない間に 元カノは兄貴と結婚して
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

【ドッキリカメラ30年】

作り物の世界で生きるトゥルーマンは その人生の全てを 毎日24時間 1日も休まず 世界220ヵ国に放送されているって話。

作り物の世界に 色々とほころびが出てくるところが
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.3

【ただのモブサイコ100だった件】

ふだん10%しか使われてない人間の脳が100%機能したらどうなっちゃうんだろう??って話だった。

似たような映画では『リミットレス』もあるけど、それと比べても人
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ナチスの犬(2012年製作の映画)

3.5

【純粋と不純を区別してはいけない】

1942年ドイツ占領下のオランダ・アムステルダム。

ドイツからやってきたユダヤ人のウォルター・ススキンドはナチの「ユダヤ人評議会(オランダ劇場)」で働くことによ
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

4.0

【それはイギー・ポップからはじまる】

トレインスポッティングとはヘロイン中毒者を暗喩的に表現したものらしい。(注射の跡が列車のように連なって見えるからなのかな)

それはユアン・マクレガー扮するレン
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

3.9

【アフリカには神も仏もないんか】

ヤルセナイ。とにかくアフリカがめちゃくちゃなことになってて遣る瀬ないよな。象牙、ゴム、金、石油、そしてダイヤモンド。資源を搾取され続けるアフリカ。奪われるものは変わ
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300 スリーハンドレッド 帝国の進撃(2014年製作の映画)

3.4

【一方その頃エーゲ海では…】

前作『300』ではペルシア戦争でのスパルタ王レオニダスと300人の兵士の話だったけど、本作は一方その頃エーゲ海では、アテナイのテミストクレス将軍が戦っていた!的な話だっ
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グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

3.7

【フォー・ホースメンふたたび!】

前作『グランド・イリュージョン』から一年ぐらいのちの世界。フォー・ホースメンの面々はお互いに切磋琢磨しながら「アイ」からの指示を待っていた。というようなお話。

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ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)

3.3

【ジャック・ブラックの方程式】

本作と『スクール・オブ・ロック』で

ジャック・ブラック×楽器=おもしろい

子供+ジャック・ブラック×楽器=成長

という2つの方程式が証明された。さらに上の式を下
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.8

【ただ夢を振り撒いていく!そんな映画】

まず金持ちからお金を奪って庶民に配るフォー・ホースメンは、華やかな鼠小僧みたいで面白かったし好感が持てた。いいじゃんフォー・ホースメン。名前はすこし変だけどね
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怪獣大戦争(1965年製作の映画)

3.7

【X星人は水野久美がお好き??】

ゴジラシリーズ第6弾。

X星人のルックス、円盤型宇宙船のデザイン、そして「シェー!!」をするゴジラまで。とにかくダサい!いい意味でダサい!

このダサさを楽しめる
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バッド・バディ! 私とカレの暗殺デート(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

【猫耳と赤鼻、惹かれ合う二人】

マーサとフランシスが二人とも完全にイカれてていい感じだった。お似合いのカップルだと思う。フランシスに手傷を負わせたスティーブのキャラクターもよかった。

ところで、子
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

3.7

【三百人のマッスルボディ】

紀元前480年。ペルシア戦争テルモピュライの戦い。歴史には明るく無いけど、日本だと弥生時代ぐらいだろうか。

考えてもみればそんな昔の話が記録として残っていること自体がす
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三大怪獣 地球最大の決戦(1964年製作の映画)

3.8

【ついに最強の敵現る!】

ゴジラシリーズ第5弾。最強の宇宙怪獣キングギドラに対してゴジラ、ラドン、モスラが協力して立ち向かう。

正気を取り戻した(金星人から王女に戻った)若林映子に夏木陽介が「私は
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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

3.7

【今回も走って飛んで大爆発!】

クルマが加速していく姿を観るのはそれだけでもう胸踊る体験だ。

クラシックなスーパーカーから見たことない様なオリジナルのクルマまで、走って飛んで大爆発。

ワイルド・
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探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

3.8

【命を燃やすものは、あるか?】

序盤、松田龍平が演じる高田の無敵な強さに翳りが見えるところがよかった。あのお陰で終盤の松田龍平のカッコよさがさらに増して観えた。

また劇中、探偵が北川景子に語る「命
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.3

【君はかわいいジェントルマン】

ごく控えめに表現して、めちゃめちゃ好きだなぁ。

セットも衣装も小道具もオシャレだし、こぐまの表情や仕草がかわいくて圧巻の演技力だった。それはもうヒュー・グラントにも
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モスラ対ゴジラ(1964年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

【モスラの卵はひとつ122万4560円?】

ゴジラシリーズ4作目にして『モスラ』の続編でもある本作。

最期の力を振り絞って闘う成虫モスラにはグッと来るものがあったが、そのあとタマゴから出てきた幼虫
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キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

4.1

【ファロ島の踊りってサイコーじゃん】

ゴジラシリーズで言うと3作目にあたる本作。本多猪四郎が監督したゴジラでは2作目にあたる。(ちなみにゴジラシリーズの2作目は『ゴジラの逆襲』で監督は小田基義)
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ゴジラ(1954年製作の映画)

4.2

【パシフィック・リムに通じる面白さ】

怪獣映画好きにとっては神にも等しい存在。それが本多猪四郎だ。映画監督のギレルモ・デル・トロが『パシフィック・リム』のエンドクレジットで「この映画をモンスターマス
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マフィアは夏にしか殺らない(2013年製作の映画)

3.4

【ラブコメチックなイタリア現代史】

主人公のアルトゥーロが政治より仕事よりマフィアに対する恐怖より愛する女性のことをいちばんに考えてるのがイタリア人ぽくて、ぼかぁ好きだな。

映画全体を通してコメデ
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ブロークン・シティ(2013年製作の映画)

3.2

【年々遠のいていく陶酔に満ちた未来を】

マーク・ウォールバーグもラッセル・クロウもキャサリン・ゼタ=ジョーンズもそれぞれにみんないい役者だと思った。

そんな素晴らしい役者たちに囲まれながらも、いち
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.8

【みんな甘いものは別腹なんだね】

『オーシャンズ11〜13』をメインディッシュとするならば『オーシャンズ8』は食後にデザートとして出てきた超豪華なパフェって感じだ。

サンドラ・ブロックのジョージ・
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さよなら、人類(2014年製作の映画)

2.8

【脳がシビれる!このシュールさ!】

すべてのシーンがフィクス(固定カメラ)で撮影されていて、その構図もなんだか人をそこはかとなく不安にさせるような感じの不思議なものだった。

脳裏にへばりついて離れ
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万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

【いびつな社会のいびつな家族】

ありていに言えば「この国が潜在的に抱える問題を鮮やかに描き出している」ということになるんだろうか。

いい国に見えるけど、解決すべき問題もまだまだたくさんあるってこと
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シャレード(1963年製作の映画)

3.9

【君は白足族か?黒足族か?】

ジバンシィの衣裳を身に纏ってオードリー・ヘップバーンが騙されまくる。もぅ何回騙されるんだよ〜。すぐ信じちゃうんだから〜。ダメだよ〜。

とまぁヤキモキもするんだけど、で
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50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.8

【君だって死ぬんだ
僕よりずっと 後だとしても】

否認と孤立、怒り、取引、抑鬱、そして受容。人は5つの段階を行ったり来たりしながらようやく死を受け入れることができるらしい。

やっぱり
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2001年宇宙の旅 新世紀特別版(1968年製作の映画)

4.4

【何度目の2001年か】

うんうん。やっぱり何度観てもいいよな。好きだな〜。何が好きかって、すべてのデザインが好きなんだよな〜。宇宙船の外装も内装も宇宙服も、画面に映っているものが全部カッコイイし、
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.3

【僕らの日々がシング・ストリートであったなら】

辛いことも、悲しいことも、もちろん嬉しいことだって、全部歌にできたらこわいものなんてないよな。

イジメや体罰も嫌なものだけど名曲を作るためのネタだと
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ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

3.4

【アメリカのカンチョーってああなの?】

祖父=ロバート・デ・ニーロ
孫=ザック・エフロン

これだけでもう面白そう。ごはん三杯はいけるね。さらに

父=ダーモット・マローニー

っていうのもすごいよ
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.4

【人民に力を!権力にノーを!】

やりすぎなボーイスカウトみたいな家族が最高に愛おしく思えた。

正直言って任務「食べ物を救え!」にはドン引きだが、それ以外は理想の家族だ。お葬式のときの衣裳なんかもう
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.9

【生きてるって感じだろ】

いるんだね。やっぱりいるんだ。スウェーデンにもいるんだなぁ。こういう嫌な感じのじいさんてさ。日本だけじゃないんだな。嫌だね〜。

なんて思いながら観てたら、終わった頃には号
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