Tetsu3さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

Tetsu3

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アルツハイマーと僕〜グレン・キャンベル 音楽の奇跡〜(2014年製作の映画)

4.0

ずっと観れないまま時間が過ぎてきたけどやっと観れた。観て良かった。
アルツハイマーという病気の凄さ、家族の愛とサポートの重み、音楽の奇跡が指す意味がよくわかった。彼本人の陽気さもあるけど幸せな人生だっ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.0

世界の12秒間の停電の後、主人公以外が突然ビートルズを知らない世界になってしまう半コメディ。ビートルズを永遠に歌い継ごうというビートルズ愛に溢れる映画。
フレディ・マーキュリー、エルトン・ジョンよりも
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.0

評価が高いのはよくわかったし、50パーセント以上の確率でアカデミー主演男優賞だと思うが、面白かったか? と問われるとどうかな。 ストーリーとしてはすごくよく出来ているけど、暗すぎて自分には合わない。 >>続きを読む

サラブレッド(2017年製作の映画)

2.0

頭がいいのか悪いのかよくわからない友人同士の少女が、片方の義父を殺してしまうストーリー。ほとんどが会話劇で盛り上がりがない内容で、時々眠くなってしまった。わざわざ渋谷で朝9時半から観るものではなかった>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

2008年に起きた「ムンバイ同時多発テロ」というのをまったく覚えていないのだが、これはタジマハール・ホテルでの事件発生から終わりまでを描いた実話。ずいぶんと酷い事件だったようで、映画とは言え久し振りに>>続きを読む

プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

3.0

レバノン内戦や湾岸戦争など世界中の戦地を取材した実在の女性記者メリー・コルビンの半生を描いたもの。評価が高いので観に行ってきた。
最近引っ張りだこのロザムンド・パイクが戦場記者を熱演していて評価が高い
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

2.0

ホントは観る予定ではなかったのだけど、観たいのが時間が合わず、評価も高かったので。
よくある宇宙モノのように科学の話が入って難しいものではなく、宇宙で行方不明になった父トミー・リー・ジョーンズと、探し
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マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.0

ジェニファー・アニストンとアダム・サンドラー共演の安定のコメディをNetflixで。大笑いするわけではないが安心して観ていられる。Netflix配信作品だが俳優陣は比較的豪華。海外に進出した忽那汐里が>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

タランティーノ監督作品では最高ではなかろうか。フロム・ダスク・ティル・ドーンとトゥルー・ロマンスは面白かったが脚本家としてであって、監督作品はどれもずば抜けて面白いとは感じなかった。だが今回のは196>>続きを読む

トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)

2.0

ロード・オブ・ザ・リング、ホビットの原作者トールキンの青年時代を、彼の親友などとの交流を交えて、どんな心からあのような壮大な物語に組み立てていったかの原点を解き明かしてくれる物語で面白かった。旅の仲間>>続きを読む

ガーンジー島の読書会の秘密(2018年製作の映画)

3.0

リリー・ジェイムズが主演で予告で面白そうだったので観た。話題になっていたわけでもないのに意外ながら土曜お昼の上映で満席。前半は思わず目を閉じてしまっている瞬間があって最後まで観てられるか不安を感じたが>>続きを読む

ドッグマン(2018年製作の映画)

4.0

「ゴモラ」などで知られるイタリアの鬼才マッテオ・ガローネ監督が、1980年代にイタリアで起こった実在の殺人事件をモチーフに描いた不条理ドラマ。というのに惹かれて観てきた。
まったく何を考えているのか理
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.0

はじめてのDolby atoms鑑賞。
クイーンズと同じようにエルトンジョンは2、3曲を知ってる程度なので、監督前作のボヘミアンラプソディーと同じくらいに思い入れは少なく、深い感動も感情移入もない。な
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鉄道運転士の花束(2016年製作の映画)

3.0

予習なしではじめて観たクロアチア・セルビア合作映画。施設を脱走した少年が頑固な老鉄道運転士に育てられる過程のヒューマンドラマ。ヒューマンドラマと言っても軽いタッチの話でほぼコメディ。ビデオでも良いかも>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

2.0

期待し過ぎていたかもしれない。
12人以上も殺した美少年で実話ということだったので、異常なサイコパスを予想していたが、殺してしまうトリガーに異常性はほとんど感じられるないし、美少年と言っても「ベニスに
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.0

今回はタイムループに異次元世界のパラレルワールドの話を混ぜて頭がこんがりそうだったが、ノンストップアクションに近い内容で楽しませてもらった。
ヒロインのジェシカ・ロースは今後どういう作品に出るのかわか
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

今話題のを観てきた。もっとオドロオドロしたホラーを予想していたがまったく違って軽い。オール・ユー・ニード・イズ・キルを思い起こさせるような展開で真新しくはないがそこそこ面白い。
ヒロインがアバズレから
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.0

彼の俳優としての最後の作品ということなので観てきた。もう83歳にもなったとは言えまだまだ元気そうでもったいない。
邦題は「明日に向かって撃て」を懐かしんで付けたと思うけど原題よりも良いかも。クリント・
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アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場(2017年製作の映画)

4.0

もう終わりそうなので慌てて観てきた。
結果として観ておいて良かったという作品。
アンノウンソルジャーというように、フィンランドの一つの中隊の無名の戦士たちの姿をリアルに描いたもの。英雄がいるわけでもな
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.0

非常に評価が高いレバノンの映画。
中東の貧困の悲惨さが心をえぐる。だがお涙頂戴ではまったくない。
難民となってヨーロッパに行きたくもなると思う。日本で働いてない輩が沢山いて文句だけは一人前に吐くが、こ
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ペトラは静かに対峙する(2018年製作の映画)

3.0

スペイン映画は面白いのが多くあるので興味を引かれて観てきた。
主人公の周りで悲劇が連鎖する物語。七章から構成されていて最初が第二章から始まったり章が入れ替わるので戸惑うが、話は綺麗に繋がっていて巧みな
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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

4.0

今では珍しくなった西部劇。昔は「拳銃無宿」とか「ライフルマン」とかのアメリカTVドラマや、その後大量に作られたマカロニウェスタンやらたくさん観てきたが、最近はさっぱり。
今回のは昔と違って勧善懲悪では
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

エンドゲームからのリスタートとしてよくできている。ジェイク・ギレンホールまでもアベンジャーズシリーズに出るようになったかと思っていたがさすがの存在感を見せる。
前半はMJへの恋話が続いて眠くなってしま
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ガラスの城の約束(2017年製作の映画)

4.0

アメリカン・アニマルズに始まってしばらく期待はずれの作品が続いていたが、やっと期待に応えるものを観た。
ホームレスの両親に育てられてジャーナリストになった主人公の半生を描いた実話で、心温まるヒューマン
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COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

3.0

戦後の冷戦時代のポーランドを舞台にしたラブストーリー。ラブストーリーといってもポーラン民謡やジャズを心地良く聴かせてくれる。 約15年間に渡る時間を88分に纏めているので心の描写がイマイチなような気が>>続きを読む

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

2.0

観る予定ではなかったのだけど他のが時間が合わず観てきた。
過去のヒュー・ジャックマン、レベッカ・ローミン、ファムケ・ヤンセンの頃はまだ理解していたつもりなのだが、今の人達との繋がりを理解しないまま観て
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

マット・ディロン主役のサイコパスの殺人鬼のお話し。
アメリカでは修正してやっと上映出来たとのことだが日本ではR18+で無修正らしい。でも見るに耐えない内容ということはなかった。
苦手なソウシリーズとは
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アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

2.0

予想通りの「暇だったら」の一本でした。ミュージカル風のゾンビ映画で、世界各地のファンタスティック映画祭で話題を呼んだと書かれているけどホントかな。
シーンの繋ぎが良くない。
なんか男優陣に魅力が無くて
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

1.0

内容を知らないで観に行ったのでオーシャンズ11並のスタイリッシュな泥棒かと思っていたら、全く予想に反してドタバタの学生泥棒の姿を見せられた。本人のインタビューを混ぜながらの構成で斬新ではあるが、後半ま>>続きを読む

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

5.0

ベルリンの壁が出来る東西冷戦下の東ドイツで起こった衝撃と感動の実話。ハンガリー動乱で死んだ人を悼んだたった2分間の黙祷から始まる。青春映画と解説に書かれているが決してそのような内容ではない。
1秒たり
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ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018年製作の映画)

3.0

9日で上映が終わる。「エリザベス」とか「ブーリン家の姉妹」など、この時代のが好きでずっと気になっていたので観てきた。中身は原題の通りメアリーを中心にして後継者争いをする二人の女の心の動きを描いたもの。>>続きを読む

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

オールスターのアベンジャーズシリーズがとうとう終わった。最後はほぼ大団円に近い終わりで良かったんじゃないかな。
真田広之が突然出てきたのには驚き。

ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

3.0

バイス、ビリーブ、ふたりの女王など、まだ上映中のものもあるのだが、ずっとリストに入れたままにしていたマッツ・ミケルセンのNetflix作品を選択した。
タランティーノ顔負けのバイレオンスアクションを久
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.0

ホラーと書いている人が多いがホラーとは言えない。シックス・センスは何故かミステリーとウィキペディアには書かれているが、こちらはスリラーが正しい。
怖いことは怖いが、音とかを使ってこれでもかと怖さをガン
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.0

時々は活劇を観たくなる。そんな人におススメ。この映画は十分満足させてくれると思う。ただし、バトラーは潜水艦の艦長さんなので今回はアクションはなく、常に難しい判断を求められる役回リ。
ロシア側の駆逐艦船
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

来週いっぱいに迫ったので川崎に出掛けるついでに観てきた。
アカデミー脚色賞作品。脚色と脚本の違いがよくわからないが、よく練られた作品でグリーンブックとはまた異なる描きかたで、差別そのものの実態はこちら
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