おちゃさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

3.0

大泉洋適役すぎたのと磯村勇斗髪結んでるのめちゃかっこいいけど山本舞香の方言がカオス
未練ではなく執着、若さは時に乱暴
依存し合うのでなく、一緒に前に進める関係 is SDGs

真実(2019年製作の映画)

3.0

フランス映画なのにわかりやすいのが物凄くアンビバレントで変な感じしたけど、是枝監督の愛の描き方はやっぱり好きだなあ。
たとえ真実をこの世界の誰も知らなくたって、当事者同士が知っていればそれだけでいい。
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

3.0

地球上でラブソングが売れるのは大半の恋愛は、うまく行かないからである。
失われた時間を取り戻すかの如く愛し合うシーンが狂おしい気持ちになった。
たった1人でも、死を恐れるほどの愛情を感じられる人に出逢
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ホモ・サピエンスの涙(2019年製作の映画)

3.3

今浴びるように享受している幸せは永遠に続くものではないかもしれないけれど、今日行ったイタリアンでピザをハーフアンドハーフにしてもらったり、3種のスイーツをつついた時間や、おしゃべりに熱中し時間を忘れて>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.2

わたしのような人間にいつかこのような暮らしができるのだろうか

ラスト・クリスマス(2019年製作の映画)

2.8

チャイニーズの押し売りが強いのと、最初の方ヒロイン言動が地獄でめちゃくちゃ腹立つ。最後のためだったのだが
後半の展開は面白かった

生きちゃった(2020年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

だからわたしは思ったことは全部いうことにしてる、それが自慰行為だとしても。抑圧されたまま生きるのは、死んでるのも同然だと思うから。
この作品は、ポスターイメージできてない時から絶対みようと思ってて、3
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TENET テネット(2020年製作の映画)

2.7

むずすぎてむりだった。解説読んでもむりだった。でも、IMAXでみたのめっちゃ楽しかった。というかたぶん、ノーランくんの作品全部だめかもしれない、インセプションもメメントも思考停止で終わる
タイムトラベ
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なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

3.8

「一票の格差」って義務教育で習ったけど、正直言葉だけであまり納得できてなかったのかもしれない。たった一票で、わたし1人の力でなにが変わるのだと。最後の選挙、5000票の白紙に意志が宿っていれば結果は変>>続きを読む

メアリーの総て(2017年製作の映画)

4.5

フランケンシュタインの著者の母は、既婚者と3人婚していたなんて知らなかった。その娘(フランケンシュタインの著者)も、一度駆け落ちした妻子持ちの詩人と駆け落ちする。愛は突き進む。狼でも怯える道を。でも、>>続きを読む

読まれなかった小説(2018年製作の映画)

3.0

観光で有名な場所とかいくよりも惜しげもないローカルな場所や、現地の人々の暮らしを目の当たりにするほうがよっぽど満たされる。ごく普通の民藝を愛おしみたい。そんなことを伝えたかっただけなのに。誰も読まなか>>続きを読む

監視資本主義 デジタル社会がもたらす光と影(2020年製作の映画)

3.2

SNSは道具ではない、操作と中毒なのである。
顧客をユーザーというのは2つしかない。違法薬物とソフトウェアだ。
こどものアイデンティティをも規定する。
いいねを価値や真実と判断する。儚い人気にすぎない
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月曜日に乾杯!(2002年製作の映画)

3.0

月曜日が嫌すぎて2年前くらいからこの映画みたかったのだが、どこのTSUTAYAでも取り寄せないとなくてやっとみつけられた。台詞めっちゃ少ないし突っ込みどころ多いけど、これがヴェニスの息吹だ、のシーンよ>>続きを読む

アヴリルと奇妙な世界(2015年製作の映画)

3.7

フランスアニメは子ども向けにつくられてないというか、超英才教育キッズでも格闘するくらいサスペンス調でシリアス。色が暗めのダスティカラーで統一されてて、景色はずっと暗いんだけれど、ところどころはっとする>>続きを読む

ペルセポリス(2007年製作の映画)

3.9

処女を殺すことは感じられてるので結婚させて処女を奪ってから殺す。意見を持つものはすぐに殺される。
走るとお尻の動きが猥褻だから走るな
離婚した女は処女じゃないからいやらしい目でみられる
ぜんぶ見当違い
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ロニートとエスティ 彼女たちの選択(2017年製作の映画)

3.0

途中までは宗教とは自由を規制するものであるといわんばかりの苦悩を表現してるのだが、最後の追悼式でのエスティの旦那さんの言葉こそすべてだと思った。始まってからずっと苦しかったので最後まで辛いのかと思った>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.2

洋題、Little Womenという複数形なのがミソであり、この映画は大人になってしまった女性の少女時代への憧憬を美しく伝えたかったのだと思う。
じーんとくるものがあった。自由でありたいというのは、何
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間奏曲はパリで(2013年製作の映画)

3.3

ウディアレン的シュールさと舞台のロマンチックさを大いに兼ね備えていたし、フランス映画なのになんだかすごくみやすかった
若者の家からでてめちゃ夜遅くにハンバーガー食べてるシーンすごい好きだった
トータル
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

2.6

なにを伝えたかったのか正直あまりわからなかった、根本のところが
ヒメーシュパテルとデヴパテルは血繋がってないのかな、目がめっちゃ似とった

アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.0

小さな夜 数えきれないほど 思い出せないほど 重ねてきた
小さな夜 劇的じゃないけど 風邪はゆるいけど 
それも悪くないのに

今日も昨日も、たぶん一年前の今日も長い人生でみれば小さな夜でしかないけれ
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.7

映画館でみるつもりやったのにこんなに遅くなってしまった、、ナチス政権下が今にも壊れそうな時代が舞台だとだいたい重くて暗いのに、ずっとポップでお洒落だったしいちいち台詞にユーモアありすぎた、あと服がめち>>続きを読む

その街のこども 劇場版(2010年製作の映画)

3.4

駅に降りた瞬間関西弁になった。言語が身体を規定するとはこういうことか。
2000円で焼き芋売ったり1000円の大根売った人たちは何も悪くない。
値段10倍にする屋根屋も悪くない。
それは人の弱みにつけ
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

3.3

支柱という存在、燃やしたことにより全ての過去を置いたまま身軽になることができたこと
どこへでも。
という台詞がずっと脳裏に刻まれてる
若き頃のジョニーデップかっこよすぎた

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.3

三谷作品の中でも、久々にあの頃の気持ちに戻れた気がした。マジックアワーみたときの衝撃って今でも忘れられない、すてきな金縛りは高校の授業終わりに母とみにいってめちゃくたゃ泣いた。もしかすると、本格的に映>>続きを読む

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

1.8

幼少期は映画で何か得ようなんて思わなくて、とにかく楽しければよかったのになぁ、それこそエンタメがエンタメたる所以なのになぁ、
いつのまにこんな風になったんだろうか

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

4.7

恋愛映画って、自分のコンディションによって感じ方全然変わるなって思った。数ヶ月前は、こんな話あるかいねで終わっていたと思う。
パリもギターもアランもバッハも長文だらけのメッセージも自己完結型も、「記憶
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劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

3.0

カオスすぎた。。けど、同性愛とか年齢差とか色んな愛の形を許容してて、たまーに突然ハッとする台詞がきたり、結論面白かったわ

親愛なるきみへ(2010年製作の映画)

3.5

どんなに時が過ぎても変わらない真実が1つある、I'll see you soon then
が、良過ぎたかもしれない。
恋愛なんて脆いので、物理的距離と時間のたった2つの要素で簡単に壊れてしまう。そこ
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.3

映画においては刺激物依存症なので少々眠くなってしまったけど、、コピルアック、なんでも人に作ってもらうものは美味しい、森だよ、人は変わってしまう、名言たくさんあったなぁ。お料理が全部美味しそうで久しぶり>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.2

なかなか学びのある作品だった。
ふたりとも冒頓としてた。
閾値はあるよなぁ、どこまで行っていいのか。理性しか守ってくれない、感情が先走るから。だからどんなときも理性的でないといけない、体が先に動かない
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劇場(2020年製作の映画)

4.5

やさしさが憎くなる理不尽、回り続けるバイク、食べかけの梨、気遣って話すことをやめた時その静けさは僕の神経を逆撫でするようになった、クリントイーストウッド褒めた時も怒ったでしょ、春っぽいにおいに吐きそう>>続きを読む

クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.6

リリースされたときからみたかったので一年もかからずプライムでみられるとはいい時代になったなぁというのがまず一つ。
あと、最初は予想以上にいともかんたんにワニでてくるけど、最近見たパニックムービーで一番
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ハニーランド 永遠の谷(2019年製作の映画)

4.0

マケドニアのドキュメンタリーってだけで絶対みたかったし、「半分はわたしに、半分はあなたに。」というコピーが頭から離れなかった。5月公開予定だったけど延期になり、、念願叶いやっとみることができた。
大量
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.0

「永遠」って、簡単に言うけど、、本当は脆くて儚い。でも、森林で木が倒れて音が鳴ったが、そこに人がいなかったら音が鳴ったと言えるのだろうかという先人の哲学者たちの問いと同じようなものな気がする。年々、一>>続きを読む

聖なる酔っぱらいの伝説(1988年製作の映画)

3.0

パステルっぽいエメラルドグリーンの瞳みてるだけでよかったかもしれない
なんでこのシーンいれた?みたいな変なジャブ多かったけど周りから主人公の人物像を浮き彫りにするためだったのかもしれない。最初の方は頑
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Red(2020年製作の映画)

2.4

小説で高まり過ぎていたのもあるかもだが鞍田さんじゃなさすぎて萎えた。。世界を知りすぎて疲弊した陰気なクズ男みたいになっててショックすぎた。妻夫木くんは素晴らしいけどもっと小説の中の鞍田さんであってほし>>続きを読む