香川照之は巧い役者なんだが、演出を間違えるとひどい演技に見えてしまう。
水俣病のドキュメンタリーである以前に、絵画映画としてのサスペンスが前面に出ている。
とにかく、筆の先のクロースアップのもつエネルギーがスゴい。
「筆から」というのでなく「筆の先から」というのが適切で>>続きを読む
「なんかヤバそう!」という感じがひしひし伝わってきた。キャスティングスゴいな。
漫画のそっくりさん大会でもある。
平愛梨良いんだが、最近は普通の天然タレント兼アモーレになってしまった。
中学のときめちゃくちゃ流行ったんだが、クラス内でのあの人気ぶりは何だったのか。
絶対にスローモーションにしない方が良いシーンがあるんだが、綾瀬はるかの胸が揺れに揺れていて、なるほどと思った。
今やドラえもん監督になった山崎貴がクレヨンしんちゃんをリメイクした映画。
これは本当にダメだった…。全体的にサムくて…。
小泉今日子が良い役やってるのに、全く無駄遣いでしかないこの対応は何なのか。
図書館でやるんやったら、少なくとも『サード』の森口愛子に敬意を表しながらしなさい。
ここまでシチュエーション作っておいて、描写においてはめちゃくちゃ保守的なのは本当にダメやと思う。
若いうちに一度こういうことしたいなと思ってしまう。
香里奈は最近見ないけど何してんだろうか。
まず、人を殴る快楽が全くない。
どれだけ綺麗事を言っても、ボクシング映画のカタルシスは人を殴ることで達成されるんだから、そこはちゃんと表現しないといけない。
原作、百田尚樹なのか…。
インディオが白人入植者に征服されていく歴史を描いているのだが、面白いのは、知らぬ間にテーマが社会主義政権崩壊後のチリの虐殺の歴史へと変化しているところ。
このスムーズすぎる論点のすり替えというか、ま>>続きを読む
天文学、考古学、そこからチリの独裁と虐殺の歴史へと移行していく手腕。
画面にきら星が舞うという、あざとい演出もありつつ。
布に包まれて茶色に変わった死体が清潔な部屋に"資料的に"保存されている映像に>>続きを読む
ドキュメンタリーカメラマンという存在についての瀬川の見解が面白い。
「いるけどいない、いないけどいる」という言葉に象徴されるカメラマンとは。
ドキュメンタリーの撮影現場を見ることができるのも不思議な>>続きを読む
主人公がムスリムで、常にコーラン携帯してるっていう設定は面白い。
これといって特徴がないマカロニウエスタン。
ジェンマはハンサムで、砂まみれでも男が廃らない。
プラスチックの起原を辿る。
物の起原を辿って真理に到達したいというのは誰もが抱く欲望。
主人公・遠藤滋の介助を行った人々が3000人に昇るというのは結構衝撃的な数字だと思う。
「人に迷惑をかけて生きる」ことを肯定する彼自身の考え方を持ち出すならば、3000人に迷惑をかけたのだから。
そ>>続きを読む
ナイトシーンが結構多いんだが、全部キマッてる。
偶然に左右されるドキュメンタリーという表現において、ここまで完璧に画をバシッと決めてくるところがスゴいな。
島の子供がパチンコ遊びやってるシーンのカッ>>続きを読む
3作目になって、こんなビミョーな顔色のファントマのこと、ちょっとオシャレやと思えてきた。