cinemacafe宇治座さんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)

3.9

二十数年ぶりに鑑賞
胸糞悪い差別がテーマで、こんなことがあるのか?と思うが、実際はあるのだろう。
フランシス・マクドーマンドの台詞が人間の心の闇の怖さと根深さを思い知らせてくれる。

「憎しみは生まれ
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ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

3.9

「死霊館」のタイッサ・ファーミガ主演のB級ホラーコメディ。
コメディホラー?
「マイ・インターン」のアダム・ディヴァインがとにかくゲスで憎めない(笑)

ホラー映画の世界に入り込んでしまった主人公たち
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.8

アル・パチーノかっこいい。

欲望にまみれた悪党の成り上がりと死にざま、振り回される家族の悲劇。

生きるためにお金は必要だけど
お金のために生きるべきではない。


トニー。
君が求めた「世界」は
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.0

面白い。
単純に面白い。

そして、断然吹き替えが良い。

個人的には海賊盤DVD売りのイタチ
デューク・ウィーゼルトンがツボ。
「塔の上のヒヒンツェル」は吹き替え版だからこそのお楽しみ。
あとはミス
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.9

クリストファー・プラマーが認知症と闘いながら復讐を果たそうとする老ユダヤ人を静かに熱演。

アウシュヴィッツの捕虜時代に家族を殺された2人の元囚人が、老人ホームで出会った。彼等の仇は名前を変えて今も生
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.9

ジョジョラビットのトーマシン・マッケンジーが不思議な力を持つ主人公を好演。

音楽がいっぱい流れて楽しめる(ベイビードライバーもよかったけど)

現実と悪夢、今と過去が入り乱れて、ホラーなのか?サスペ
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クライング・ゲーム(1992年製作の映画)

3.3

インタビューウィズヴァンパイアや
グレタのニール・ジョーダン監督作品

普通の愛の物語。
と、書くと身も蓋もないか。


カンの鋭い方は以下は読まない方がよいかも↓↓↓↓



色々書くとネタバレなの
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ザ・ボーイ 人形少年の館(2016年製作の映画)

3.8

人形系ホラーの隠れた名作。
家政婦として破格の条件で住込んだイギリスの怪しい屋敷。

・携帯の電波が圏外
・人形を我が子のように可愛がる老夫婦
・守らないといけない10のルール

ただのオカルトホラー
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マジック(1978年製作の映画)

4.0

アンソニー・ホプキンスの名作。
サイコサスペンスだが、怖さというよりも孤独や切なさを強く感じさせる。

設定はありがちだが、ファッツ人形の造形とアンソニー・ホプキンスの演技が秀逸で、後半に向けてどんど
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.8

主人公の少女。本当にたくましいなとひたすら感心。

「可能性は無限大」

諦めなければ、未来は拓けていく。
どんな状況でも、自分を信じて
抗い、挑戦し、危険を冒すからこそ
つかめる未来。

作品は非常
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BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

少女ベッキーが、脱獄犯相手に暴れ回るだけの映画。
伏線回収もなく(結局、何の鍵なんだ?)少女が突然キレる理由も弱いので、感情移入できない。
脱獄犯たちも見掛け倒しで、肝心な時に弱く、中学生の女の子に皆
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ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

2.9

ストーリー展開も
登場人物たちも
どこかで見たことある
ステレオタイプ。
ジャングルで冒険したら
そらこんな感じでしょ?という
予想や期待のちょこっと下を
爽やかに突き進む作品。
小さいお子さまでも
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狼の死刑宣告(2007年製作の映画)

3.5

ジェームズ・ワンとケビン・ベーコンがギャングへのリベンジストーリーを撮ってたなん知らなかった!
ということで鑑賞。

警察の無能さにびっくりするし
胸糞悪いギャングは死に値するけど
復讐の結末はいつ
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インシディアス(2010年製作の映画)

3.4

ジェームズ・ワンの初期作品?

最近の作品に繋がる要素がそこかしこに見られて面白い。
黒板のあの落書きはあのキャラでは?(笑)

エンドロールの最後の最後まで
ちゃんと観てください。

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.0

もっと有名でもよい作品。

前半の物々しい主人公たちの物語パートと中盤のいかにも怪しくて暑苦しい南米の町のパート。そして一気加速するトラックの輸送パート。

それぞれが関連しながらも、違った迫力とドラ
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.7

死霊館シリーズ一気観の第5作?

シリーズ全般でアナベル人形と同じく存在感を発揮する怪物シスターのルーツを紐解くスピンオフ。

ルーマニアの古い修道院で自殺したシスターの謎を調査するためにバチカンから
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.4

アナベル人形誕生の秘密

最後はちゃんと「アナベル」のオープニングに繋がっていて納得。

本シリーズは、怖がらせようとする悪魔と女性(女の子)との戦いなので、男が出る幕はあまりない。

とにかく不運な
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

3.8

死霊館シリーズ一気観3作目

1作目の雰囲気を踏襲しつつ、アメリカの田舎からイギリスに舞台を移して、ウォーレン夫妻が挑む怪奇現象。

終盤のどんでん返し的要素も見応えありで、単なるオカルトホラーで終わ
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.5

死霊館から、公開順に鑑賞中。
死霊館ではちょこっと触れた程度だったのに、存在感爆発のアナベル人形。
そもそも見た目が怖いので、普通に家には置いておきたくないデカさとビジュアル(笑)の、この人形にスポッ
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死霊館(2013年製作の映画)

3.7

死霊館というタイトルが
個人的にはイマイチ。

ジェームズ・ワン監督
カメラワークがスタイリッシュで
かっこいいです。
「マリグナント」もおすすめ。

ちゃんと怖くて
続編ができるのも頷ける。

ヴェ
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ザ・ドライバー(1978年製作の映画)

3.1

ベイビー・ドライバーからやってきました(笑)
イザベル・アジャーニが激カワで、最後までミステリアス。
犯罪者を助ける凄腕ドライバーというキャラ設定はこの作品が本家か?

古いのでカーチェイスにはそこま
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.2

ネットゲームを全くしないので、イマイチ感情移入出来なかったのが残念。

タイカ・ワイティティは好きだけど、あの役は彼じゃなくても良いかと思ったり…

映画のパロディが色々あるみたいだけど、多分半分も気
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グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.7

300のジェラルド・バトラーとデッドプールのモリーナ・バッカリン
からの!羊たちの沈黙やバックドラフトのスコット・グレンですよ。

ストーリーはよくある隕石墜落系地球滅亡話なので、既視感たっぷりで目新
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

3.9

強盗の逃がし屋として天才的な運転技術を駆使する主人公の「ベイビー」

心に傷をもつ優しい彼が、犯罪の片棒を担いででもお金を稼ぐ理由と葛藤が切ない。危険と隣合わせの恋の行方は?

リリー・ジェームズがと
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.5

ファイティングファミリーを映画館で観てからのフローレンス・ピュー推しなので、アベンジャーズのシリーズはほとんど知らないけど鑑賞。

その結果、やはり世界観やストーリーは???だらけ(笑)

ブラック・
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.9

ジェームズ・ワンの新作ホラー。

ツッコミどころもあるけれど、後半の怒涛の展開と、斜め上の真相に心拍数が上がります。

とにかくネタバレ厳禁の闇鍋系ホラーなので、食べてる時の怖さと、食べた後で素材が何
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スナッチ(2000年製作の映画)

3.8

ガイ・リッチー節炸裂のイギリス版パルプ・フィクション。
終始スタイリッシュでお洒落アクションの優等生的作品。

キングスマンからも同じ匂いを感じるあなあーと思ったら、マシュー・ボーン監督と昔は組んでい
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.0

スタイリッシュでクールなアウトレイジという感じか?
まともな人間はあまり出てこないかわりに、2癖3癖の登場人物たちが、それぞれにずる賢く、かっこいい。
騙し騙され脅し脅され
最後の数分まで真相がわから
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キラー・ジーンズ(2020年製作の映画)

3.6

ジーンズ👖が人を襲う理由が、ちゃんと説明されていてびっくり(笑)
とは言え、ツッコミどころ満載の
王道ホラーコメディだと思います。

もう少し時間を使ってクライマックスを盛上げてくれたら4.0つけるけ
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.9

ロッテン・トマトでは酷評されているらしいですが、なかなかどーして面白い企みに満ちた作品だと思います。
まんまと騙されるのが、この映画の正しい楽しみ方なので、こんなレビューを読んでないで、予備知識ゼロの
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ニュー・ジャック・シティ(1991年製作の映画)

3.9

麻薬でのし上がっていくギャングのボスをウェズリー・スナイプスが怪演。
ダウンタウンの麻薬汚染と根底にあるアメリカの社会問題をギャングファミリーの結束やはみ出し刑事の苦悩、マフィアとの抗争を絡めて描写。
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トレマーズ(1990年製作の映画)

3.8

愛すべきB級ホラーアクション。
限りなくA級に近いモンスターパニック映画の逸品。
ケビン・ベーコンかっこいいよ✨

まぁ陸のJAWSのような
設定は非常にシンプルな作品。

男はなぜ鉄塔の上で死んだの
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オーロラの彼方へ(2000年製作の映画)

4.1

前半のハートウォーミングな雰囲気から中盤以降の展開の変化。そしてその後のスピーディな流れ。
現在と過去を無線で繋ぎつつ、親子愛と連続殺人事件を見事に絡めた脚本の妙。
Back To The Futur
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

予備知識なしで
誰のレビューも見ずに
大きな期待はかけず
軽い気持ちで観ましょう。

非常にコンパクトな作品なので
あっという間に終わります。

?なところも(かなり)ありますが
大事なのは雰囲気です
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柳生一族の陰謀(1978年製作の映画)

3.9

まずキャストが豪華。

萬屋錦之介さまを筆頭に
松方弘樹さま、千葉真一さま、三船敏郎さま、真田広之さま、志穂美悦子さま
大原麗子さまなど
主役級がゴロゴロ。
脇役にいたっては、もうオールスター勢揃いの
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.7

1985年の作品
初めて観たのはテレビ放映のはず。

悪者親子のフラッテリー一家
兄はダイ・ハードのFBI役のあの人で
次男はミッドナイトランやマトリックスのあの人だと、久しぶりに観て気づきました。
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