Sariさんの映画レビュー・感想・評価 - 61ページ目

Sari

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ラッキー(2017年製作の映画)

3.8

2018/04/13 伏見ミリオン座

ハリー・ディーン・スタントンの遺作となった「ラッキー」鑑賞。
ハリー演じるラッキーの静かな佇まいや心に沁みる数々の台詞がじわじわと感動を呼ぶ、優しい映画でした。
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小人の饗宴(1970年製作の映画)

3.8

2018/04/08 DVD

小人がエスカレートして暴れまくるシーンを淡々と延々と映している感じは、濃厚で正直くどい程だし、ヘルツォーク映画の原型が既にあると感じた。
豚や鶏に十字架に貼り付けられた
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シャイニング(1980年製作の映画)

5.0

2018/04/07
2019/12/10 再見

ジャック・ニコルソンの狂気、
表情だけでも最高に怖い。

奥さん役どこかで観たと思ったらアニー・ホールにも出てた女優さん。
この方の表情がまた恐さを
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

3.8

2018/04/01 伏見ミリオン座

作品全編に渡る不穏な音が印象的。
その不気味な音だけでも十分不安が襲う。
絵に描いたような完璧で美しい家族がじわじわと迫る狂気に、生首を締められるかのように崩壊
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.9

2018/03/26 DVD

📝2枚組DVDの
DISC1 本編88分の
劇場公開バージョン。
デジタルリマスター
5.1ch サラウンドREMIX

伝説のカルトホラー。
行方不明の少女を辿って、
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.0

2019/06/20 Primeビデオにて再見
2018/03/24 京都みなみ会館
爆音上映にて

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

①2018/03/08 ミッドランドスクエアシネマ
②2021/05/11 ムービープラス(録画)

『リバーズ・エッジ』
ちょっとネタバレあり。

岡崎京子の原作漫画が連載されていた90年代初期に雑
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.9

2018/03/07 シネフィルWOWOW

もう何十年も前から、ファッション雑誌にて何度も特集されている
ダイアン・キートンのファッションが素敵。
甘めのセンターパーツのセミロング、マニッシュなバギ
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

2018/03/07 TOHOシネマズ木曽川

美しい純愛物かと聞かれたら首を傾げながら頷く。
正統派かと聞かれたら首を横に振ってしまう。
作品全体的に深海を思わせるエメラルドグリーンを始め様々なグリ
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街の灯(1931年製作の映画)

5.0

2018/03/06 シネフィルWOWOW

チャップリンの映画は何作か観ているが、このラストには号泣。
笑いの奥にある哀愁あるチャップリンが最高‼︎

フィツカラルド(1982年製作の映画)

5.0

〝鬼才〟という言葉は彼のために存在する。
ニュー・ジャーマン・シネマの鬼才ヴェルナー・ヘルツォーク監督の最高傑作。

19世紀南米ペルー。
オペラハウス建設を夢見るフィツカラルドは、資金繰りのために
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.9

2018/03/01 センチュリーシネマ

ソフィア・コッポラを劇場で観るのは「マリーアントワネット」以来だからとても楽しみにしていた。
オープニングのタイトルバックの色味から、もう思い切りソフィア・
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写真家ミック・ロック ロック・レジェンドの創造主(2017年製作の映画)

3.5

2018/02/27 名古屋シネマテーク

70年代イギリスのグラムシーンに始まり、NYのパンクロックシーンから現在に至るまで、時代を代表するミュージックアイコンたちを撮り続けてきたミック・ロックを追
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デヴィッド・リンチ:アートライフ(2016年製作の映画)

3.9

2018/02/27 名古屋シネマテーク

ハリウッドヒルズにある自宅兼アトリエでの25時間にも及んだインタビューを軸に、彼の創作の源流を辿る。
小さな田舎町で家族と過ごした幼少期から青年期のエピソ
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誰のせいでもない(2015年製作の映画)

3.4

2018/02/22 シネマスコーレ

この日ハシゴで3本目。
2016年末に2Dで公開済みで
2月22日 1日限定 3D上映。
この映画はヴェンダース監督が3D作品として撮影した作品。
まるで一枚の
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サファリ(2016年製作の映画)

3.5

2018/02/22 名古屋シネマテーク

予告で観て衝撃を受けたこの作品、血は苦手だし当初は観るつもりはなかったが、
時間の都合とやはり自分はどう感じるのか興味があり鑑賞。
感想を簡単に文字にする事
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.8

2018/02/22 キノシタホール

見逃していたこの作品、
リバイバル上映にて鑑賞。
自分が忘れかけていた気持ちを思い出させる。
人を好きになる事って、決して幸せな事ばかりではない。
癒えかけた傷
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魅せられて(1996年製作の映画)

3.1

劇場公開時に観た記憶(?)ベルトルッチ監督だからというより、全盛期のリヴ・タイラー目当てでした。

動くな、死ね、甦れ!(1989年製作の映画)

4.5

2018/02/17 京都みなみ会館

1990年、カンヌ国際映画祭、
54歳の新人監督カネフスキーが発表したこの作品によって驚きに包まれた。
ストリート・チルドレン出身で8年間無罪の罪で投獄されてい
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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

2018/02/17 京都みなみ会館
ヴィム・ヴェンダース オールナイト上映にて

ライ・クーダーとキューバの老ミュージシャンで結成した、
ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの
ドキュメンタリー映画。
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

5.0

2018/02/17 旧京都みなみ会館
【ヴィム・ヴェンダース オールナイト上映】
ニュー・ジャーマン・シネマの巨匠ヴィム・ヴェンダース監督の代表作。

主人公のブルーノ・ガンツ演じる男には羽根があり
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.5

2018/02/17 京都みなみ会館
ヴィム・ヴェンダース オールナイト上映にて

冒頭の砂漠の様な、
オレンジ色の荒野と、何処までも続く果てしない空の青さのコントラスト。
この初めのシーンの映像美だ
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