公開当時は、いかにも大林宣彦監督作品というイメージが強かったが、あらためて鑑賞して、山田太一原作ということに違和感を感じている。2024年に公開予定の二度目の映画化作品が楽しみ。
人生に絶望して”死”を考えた人は少なくないだろう。そうでなければ、すべてを捨て過酷な僻地で孤独に暮らすことを選択する人は、一握りもいないはず。
後者を選択した主人公エディは、素人でさえ無謀とわかる孤>>続きを読む
金田一耕助=石坂浩二または古谷一行を連想するが、中尾彬が演じる作品(おそらく唯一)は初めて鑑賞する。
意外にも短髪でカジュアルな名探偵はあまり馴染みがない。原作では、架空の名探偵金田一耕助のデビュー>>続きを読む
北欧ミステリーのベストセラー「特捜部Q」シリーズの映画化第5弾。
キャストが一新し、刑事カール・マーク役にはドラマ「バンシー」のカイ・プロクターを演じたウルリク・トムセンを起用。仏頂面が板についている>>続きを読む
ヤクザと潜入捜査官との友情が…という目新しさはない設定だが、余計な肉付けをしないシンプルな仕上りで、サラッと鑑賞できた。いわゆるB級感漂う作品でも、キャストはかなり豪華。
作品自体も良かったが、ベテラン女優キャシー・ベイツのすばらしい演技をあらためて堪能した。
音楽家として偉大な功績を残したチャーリー・パーカーの壮絶な人生を赤裸々に描く。決して美談ではない。
セルジオ・レオーネ×クリント・イーストウッドもいいが、クリント・イーストウッド×山田康雄もたまらない。
インディーズ映画に著名な俳優が出演したような作品。公開当時のゴールデンラズベリー賞総なめは納得。
宮沢りえと原田芳雄のほぼ二人芝居。それゆえにおびただしいセリフから、原爆の悲惨さや被爆者の心情が垣間見える。ひっそりとしているが、風格ある名優たちの演技は見もの。