coco2ir3さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

街のあかり(2006年製作の映画)

1.0

陰湿、悪質、不快。
分の悪い主人公の肩を持つのが普通だが、それさえままならぬ。敗者を生みだす作り手の悪趣味でしかない。

過去のない男(2002年製作の映画)

3.0

険のある表情ばかりで苦々しい。
エピソードも一つ一つがすさまじく衝撃的。かと思いきや、日本語の歌にお寿司と日本酒がでる…なんともつかみどころがない。
ただ、ほんの薄っすらとあたたかみのある感情が垣間見
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浮き雲(1996年製作の映画)

2.5

お国柄か演出なのかよくわからないが、切羽詰まった状況にも関わらず淡々としていて、あまり感情的にならないことに違和感を感じている。それもあって共鳴することもなく、思いのほか夫婦仲が睦まじいこと以外、心に>>続きを読む

ザ・ライダー(2017年製作の映画)

4.0

夢を、かつての栄光を取り戻したい…
落馬による大怪我で夢を絶たれたロデオライダーのブレイディは、虚無感やもどかしさを感じながら、悶々とした日々を暮らしていた。そんな興味のないドキュメンタリーを観ている
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タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

5.0

硬派で気骨あふれる男、タイラー・レイク。
寸分の狂いもなく撃破する戦闘力はまさに驚異。前作よりもパワーアップしているのは間違いない。物語のシンプルな設定と、切迫したカメラアングルは迫力満点。観る側の体
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最後の追跡(2016年製作の映画)

3.5

地味なクライムドラマだが、味がある。
脚本がいいからか見応えは十分。締め方も悪くない。

長編怪獣映画 ウルトラマン(1967年製作の映画)

3.5

ウルトラシリーズ初映画作品。
テレビシリーズを再編集した劇場版。

バード・ボックス バルセロナ(2023年製作の映画)

2.5

サンドラ・ブロック主演の「バード・ボックス」を観たばかりで、満腹でのおかわりはさすがにきつすぎる。 別腹的なものならまだしも、なかなかのボリュームなのでなおさらだ。多少の味変は評価したいところ。

バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.5

ものすごくじれったい。
その脅威が何かは分からないが、それを知れば死を覚悟する。シチュエーションはありがちだが、ハラハラせずにはいられない。

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

4.0

よくできている。おもしろかった。
どんでん返しに次ぐどんでん返しで、どんな締め方をするか楽しみにしていたが、あっさりと終幕を迎え肩透かしをくらった気分。そこは続編に期待したい。

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

2.5

人生の終末期をどう生きるか?
なかなか冷静に考えられることではないし、自暴自棄になることもある。最後に”人生に悔いはなし”と言えれば一番理想かもしれないが、それは人それぞれ。リチャードに同情はしても共
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

3.5

オクラホマ州にある先住民オセージ族の土地で石油が発見され、その莫大な富と「均等受益権」相続のため、白人たちによって邪魔な人々を次々と殺害する連続殺人事件が発生する。病死や自殺を装った手口もあるため、オ>>続きを読む

ファミリー・プラン(2023年製作の映画)

2.5

よくある設定だが、アクションもコメディもイマイチ。せっかくファミリー向けっぽい作品なのに下ネタ入るし、どれをとっても中途半端。期待させるタイトルとキャスティングではあったが、不発に終わる。

Saltburn(2023年製作の映画)

1.5

バリー・コーガンの怪演…と言いたいところだが、正直不快以外何物でもない。ときおり垣間見えるオリヴァーの異様な執着心はどこからくるのか、恋愛か財産か、動機が不鮮明なだけに、ただの変態としか映らない。

カンダハル 突破せよ(2023年製作の映画)

2.5

ジェラルド・バトラーうってつけの作品だが、これといった見せ場もなく、構成上ギリギリのラインを攻めすぎたせいか、なんだかスッキリとしない。誰が生き残り誰が死ぬのかだいたい予想できるが、その通りの結末。セ>>続きを読む

カポーティ(2005年製作の映画)

4.0

評価は熱演のフィリップ・シーモア・ホフマンに対して。"真実は美談を損ねる"という言葉の通り、被害者を思えば決して美談にするわけにはいかない。

トルーマン・カポーティ 真実のテープ(2019年製作の映画)

3.0

指折りの人たらしで
掛け値なしの奇人で
ゲスな男で
ふしだらで楽しい人で
ドラッグ漬けで
砂糖漬けのタランチュラ(?)で
手に負えない子供のようだ

享年59歳ー
"時代の寵児"と言わしめたカリスマ作
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