kayupanさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

kayupan

kayupan

映画(544)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ノアの箱船(1929年製作の映画)

-

第一次世界大戦の開戦から終戦までのアメリカ兵士の物語。中間部に挿入される旧約聖書のノアの方舟の逸話になぞらえて、戦争を血の海の洪水に例える。

イワン雷帝(1944年製作の映画)

-

モスクワ大公イワンが、キリスト教権威を利用して皇帝の名称を用い、ロシア統一を図りイスラム圏のカザンハンを破るが、急激な体制変化は貴族の反感を買い、その野心は難航する。君主の残虐性、三つ目のローマ帝国、>>続きを読む

コンスタンチン大帝(1960年製作の映画)

-

キリスト教迫害下のローマ帝国で、コンスタンティヌス1世が、皇帝権力争いの中、教徒虐殺を繰り返すローマ法に疑問を持ち、弾圧を取り止め公認し人民の平和へと向かう話。

ベン・ハー(1925年製作の映画)

-

新約聖書の伏線的に描かれる無声映画で、ローマ帝国支配下のイスラエルで、ユダヤの豪族の息子ベンハーが奴隷となり、旧友のメッサラはローマ帝国の将校としてユダヤ人を裏切り、ベンハーが復讐とユダヤの救済に立ち>>続きを読む

円卓の騎士(1953年製作の映画)

-

アーサー王物語が原作で、アーサーがイギリス国王として即位し、騎士ランスロットとの友情、内乱と忠誠、キリスト教信仰など中世イギリスの騎士道精神を表している。正統に王を引継ぐ者にしか抜けない聖剣エクスカリ>>続きを読む

シーザーとクレオパトラ(1945年製作の映画)

-

エジプト遠征時のローマ皇帝カエサルと、プトレマイオス朝エジプトのクレオパトラの話。カエサルの寛容性、クレオパトラの少女性が強調されている。

サムソンとデリラ(1949年製作の映画)

-

神に与えられた怪力を持つサムソンがイスラエルの民を救う旧約聖書の話。イスラエルを征服するペリシテ人の王女デリラがサムソンを誘惑する。二つの民族のそれぞれの神が対立する構造もおもしろい。

ジャンヌ・ダーク(1948年製作の映画)

-

神の声を聞いてフランス兵を率いオルレアンを救った農民の娘ジャンヌダルクの話。

十誡(1923年製作の映画)

-

旧約聖書モーセの十戒の無声映画。オルガン主体の曲がかっこいい。
また、十戒を守る敬虔な母と、その息子兄弟の家庭の話が続く。宗教を信じない兄が荒稼ぎをし浴に塗れ堕ちていく様子を十戒のメッセージになぞらえ
>>続きを読む

黒騎士(1952年製作の映画)

-

ウォルター・スコットの小説"アイヴァンホー"の映画化。
ノルマン人が侵入してきた十字軍期のヨーロッパで、オーストリアで捕虜となったイングランド王リチャードと、ノルマン人と手を組む弟のジョンの王位継承の
>>続きを読む

グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

-

映画監督ゴダールの妻で女優アンヌ・ヴィアゼムスキーの側から語るゴダールの姿。革命的芸術家の孤独と過激さ、評価を気にかける矛盾する神経質な面は周囲からは奇異に映る。"中国女"からジガヴェルトフ集団、"東>>続きを読む

チャップリンの冒険(1917年製作の映画)

-

脱獄犯チャップリンの逃亡劇。溺れかけた母娘を助けたところからただの悪者ではなくなる。固定カメラだからこそ見えない部分があるスライドドアを使ったアクション、建物の階層移動のスタントがすごい。

チャップリンの移民(1917年製作の映画)

-

アメリカへと向かう移民の船、着いた先も貧困が待っている。チャップリンのギャンブルの強さとしたたかさが良い。

チャップリンの霊泉(1917年製作の映画)

-

健康に良いという湧水の泉がある保養所に訪れたアル中紳士チャップリンが、数十本の持ち込み酒を泉に捨てられ、それを飲む全員が酔っ払い、パーティーになる話。

チャップリンの勇敢(1917年製作の映画)

4.0

貧困で寝る場所もない状態から、意を決しチャップリンが警官になって、犯罪が蔓延る街を救う話。法的正義と道徳的正義が次第に調和し、チャップリンが薬物注射で無敵になって秩序をもたらす。貧困・暴力・薬物を強調>>続きを読む

チャップリンのスケート(1916年製作の映画)

-

レストランの無能なウェイターがダブル不倫の鉢合わせ現場となるスケートリンクで驚異の身体能力を見せつける話。転びそうで転ばない滑りテクニックが凄すぎる。

チャップリンの舞台裏(1916年製作の映画)

-

大道具係がこき使われて、、ミスの連続で大暴れ。落とし穴レバーを使ったやり取りが細か過ぎて伝わらないモノマネみたいでおもしろい。男装や同性愛への偏見も組み込まれていて当時の差別的慣習も描かれている。パイ>>続きを読む

チャップリンの質屋/チャップリンの番頭(1916年製作の映画)

-

無能な質屋スタッフの色んな道具の破壊と乱闘。脚立を使ったコミカルで危険なアクションがおもしろい。

チャップリンの伯爵(1916年製作の映画)

-

無能な仕立て屋が伯爵になりすましてパーティーに出席してバレて暴れ回る話。ジャッキーチェンばりのコミカルなスタントがすごい。

午前一時(1916年製作の映画)

-

酔っ払いのおもしろい動きを誇張してチャップリンのテクニックで曲芸する。タクシーのドア、絨毯、回転する円卓、階段、壁に埋め込まれたベッドひとつずつの道具を長く使って少ないスペースで多様な動きを見せるのが>>続きを読む

チャップリンの放浪者(1916年製作の映画)

4.0

ヴァイオリニストチャップリンが、ジプシーにこき使われる女性に助け恋をする話。棍棒使ったアクションが爽快でおもしろい。カットも登場人物を引きながら撮ったり、配置を中央からずらしたり、それまでの作品よりも>>続きを読む

チャップリンの消防士(1916年製作の映画)

-

消防士になったチャップリンが暴れまわって問題起こす。当時は消防車も馬車だったんだと興味深かった。保険金詐欺で家燃やして逃げ損ねた人を助けに壁をのぼるチャップリンがかっこいい。

チャップリンの替玉(1916年製作の映画)

-

デパートでチャップリンと窃盗団の裏切り者が入れ替わって争う話。チャップリンのエスカレーター使ったアクションがすご過ぎて笑いよりも感心する。

三つ巴事件(1918年製作の映画)

-

製作途中でチャップリンが退社したため未完となり、"the police"と"work"を繋げてなんとか作品にしたようで、爆弾発明家の家で使用人として雇われたチャップリンが、そそのかされて強盗になり、警>>続きを読む

珍カルメン(1915年製作の映画)

-

オペラ『カルメン』のチャップリン版。原作は真面目な兵士がジプシー女に騙され山賊へ堕ちていくが、チャップリンの様相がそもそも不真面目なので、原作とは違って全体がコメディになる。オチもコントっぽくて良い。

チャップリンの泥棒騒ぎ(1916年製作の映画)

-

刑務所から刑期を終えて出たチャップリンが泥棒の誘惑に駆られ罪悪感とせめぎ合う話。

チャップリンの寄席見物(1915年製作の映画)

-

オペラハウス風の会場のサーカスを見物するチャップリンが、上流階級と労働者階級二役で登場。客席の席取りからパイ投げ、酒ぶちまけ、ホースで散水などコメディの代名詞的要素を矢継ぎ早に駆使して大暴れする。

チャップリンの船乗り生活(1915年製作の映画)

-

保険金詐欺のために沈む予定の船にチャップリンが水夫として乗せられて格闘する話。

チャップリンの掃除夫(1915年製作の映画)

-

銀行の清掃員として働くチャップリンが、タイプライターの女性に恋をするも職務同様虐げられる夢オチ悲劇。

チャップリンの女装(1915年製作の映画)

-

公園で女を取り合った相手の男の妻子と知らずに親しくなり、家でお茶をするも男が帰ってきて乱闘になる、逃げた部屋で見つけた服で女装して騙す話。

チャップリンのお仕事(1915年製作の映画)

-

下っ端ペンキ職人が文字通り馬車馬のごとく働かされて、暴れまくって依頼先の家の壁どころか家全体をめちゃくちゃに破壊する話。

チャップリンの失恋(1915年製作の映画)

4.0

強盗に絡まれていた農家の娘を助け、その父に雇われたが、再度強盗が襲ってきて退治するも、好意を抱いていた娘には恋人がいた。チャップリンが自ら身を引く、シリーズの中では珍しい悲劇。

チャップリンの駈落(1915年製作の映画)

-

恋人が親によって伯爵と結婚させられそうになり、なりすましたり公園で戦ったりカーチェイスしたりする話。

チャップリンの拳闘(1915年製作の映画)

-

冒頭でいきなり破産したところから始まり、グローブに馬の蹄入れてボクサーのオーディションに受かったチャップリンが、負けろと八百長の金を受け取るも無視して勝っちゃう話。固定カメラのボクシングシーンがコミカ>>続きを読む