ホイットモア大統領さんの映画レビュー・感想・評価 - 39ページ目

ホイットモア大統領

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生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言(1985年製作の映画)

3.3

タイトルが目に留まり、予備知識なく借りた作品。

まさかの反原発社会派映画。

なんだけど、舞台が沖縄で、倍賞美津子の役名が“バーバラ姉さん”。
加えて、ストーリーに外国人労働者やヤクザ問題を盛り込ん
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ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月(2004年製作の映画)

3.2

コメディの大味度と共に、レニー・ゼルウィガーのムチムチ度も大幅アップ!

本当にコリン・ファース演じるマーク・ダーシーは人間として素晴らしいね!俺が結婚してほしいぐらいだわ。
あんなにしつこく付きまと
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.4

アラサー女性てホントにこんなんなん?
てか、レニー・クラヴィッツ
じゃなくて、レニー・ハーリン
でもなくて、レニー・ゼルウィガー
まぁー、ムチムチし過ぎ笑

でもね、作品自体は普通に楽しかったし、ほど
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忘れえぬ慕情(1956年製作の映画)

3.4

日仏合作映画。
監督のイヴ・シャンピはこの後、日本側ヒロインの岸恵子と結婚し、『頭上の脅威』を撮る人。

長崎を舞台とする本作は、ジャン・マレー(誰やねん)演じるフランス人技師と、地元の呉服屋の主人(
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.3

友達に薦められて観賞。
そして、話題の新海誠監督を初体験。

一人の少年の成長と恋模様を3話に分けて、オムニバス形式で描く60分弱の中編。
ここで斬新なのは、1話目は男、2話目は女の子、3話目はまた男
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.2

名作!て言われる雰囲気はわかるんだけどね、すいません、僕にはそこまでの面白さがわかりませんでした。

映画館で見てないから100%正当な評価はできないけど、皆さんはこの映画のどこが好きなんですか?笑

ドロップ・ゾーン(1994年製作の映画)

3.0

『サタデー・ナイト・フィーバー』
『ウォー・ゲーム』
『ブルー・サンダー』
『バード・オン・ワイヤー』…。

物好きの心をくすぐる職人、ジョン・バダム監督のスナイプス版『ハート・ブルー』。

これがま
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パッセンジャー57(1992年製作の映画)

3.6

護送中の極悪テロリストが飛行機をハイジャック!

しかし!
その機にはスナイプスが乗っていた!
しかも彼は警備主任だった!

御愁傷様!!!

スナイプス版『コン・エアー』(予算10分の1ぐらい)。
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狂った野獣(1976年製作の映画)

4.1

バスで大騒ぎ!
バスに大騒ぎ!
バスが大騒ぎ!

後にも先にもそれだけで78分を一気に見せる、東映の究極の力技映画!
しかし、終始誰かしらワーワー騒いでるのに、それぞれのキャラクターが面白いから不快な
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進め!ジャガーズ 敵前上陸(1968年製作の映画)

4.2

これはビックリするほどの珍品!

タイガース、スパイダーズなら、曲は知らなくても名前ぐらいは聞いたことあるが、ジャガーズとは誰ぞ?なグループが主役である。

ザ・ジャガーズ、というよりリードボーカルの
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ゴジラVSメカゴジラ(1993年製作の映画)

2.4

『シン・ゴジラ』を除いて、シリーズで1番好きな作品は『ゴジラ対メカゴジラ』。次いで『ゴジラ対ヘドラ』。

しかし、自分は平成シリーズを小さい頃に劇場で見て育った世代ゆえ、スペースゴジラやデストロイアも
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ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>(2015年製作の映画)

3.7

・ストーリー:『アベンジャーズ』
・映像:『トランスフォーマー』
・ノリと勢い:『ワイルド・スピード SKY MISSION』

これらをマイケル・ベイで味付けするとあら不思議!今年度最高に派手で、う
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X-MEN:アポカリプス(2016年製作の映画)

4.2

X-MENシリーズは漫画を読んだことがないので、いつも新キャラが楽しみの1つなのだが、

圧倒的スキンヘッド!
圧倒的青!
圧倒的首から謎のホース!

というセンスの塊ビジュアルの“アポカリプス”こと
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スモーキング・ハイ(2008年製作の映画)

3.8

『ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最後の日』のセス・ローゲンとジェームズ・フランコ、クレイグ・ロビンソン共演のコメディ作品。

雰囲気もあのままだし、ワチャワチャ感もあのまんま。
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ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

3.9

いやぁー!楽しい!!
新作映画でゲラゲラ笑ったのは『リサージェンス』以来じゃないか!?(最近)

さすがダン・エイクロイドとアイヴァン・ライトマンが製作に名を連ねてるだけあるし、何よりオリジナルへの愛
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卒業(1967年製作の映画)

3.8


童貞が性に目覚め、勘違いを起こし、ストーカーになるまでの物語。

予想の斜め上を行く作品でビックリしたが、確かに名作の雰囲気は漂わせてる。

当時30歳のダスティン・ホフマンの20歳ボンボン童貞の演
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死霊館(2013年製作の映画)

4.2

自称ホラーファンを気取っておきながら、スゲーーーーーーーー今更観賞。

劇場で観なかったことを、そして、続編の『死霊館 エンフィールド事件』を赴任先の映画館でやらなかったことに怒りを覚えるぐらい、オカ
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ターザン:REBORN(2016年製作の映画)

3.9

サミュエルとクリストフ・ヴァルツと彼が率いる公安軍以外、出てくる男は皆半裸。
その先頭に立つアレキサンダー・スカルスガルドが、ウオウオとかウホウホ言いながら、ヴァルツに迫る。

もうね、ヴァルツが可哀
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.5

映画の最も重要な3つの要素は、
・映像
・脚本

そして、
・音楽
だと思っている。

それを踏まえ、本作はそれが最大限に活きた映画の1つだと思う。
故・伊福部昭氏の音楽は現代の映画でも通用することが
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パディントン(2014年製作の映画)

3.9

何これ楽しい!!!!

パディントン毛並み凄い!
パディントンお茶目!
パディントントム・クルーズ!

クレヨンしんちゃんの家族のような熱さ・温かさがありました。

おもしろかったです。

(夏休みの
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無法松の一生(1958年製作の映画)

4.1

ヴェネチアも認めた!
現代の日本人が見るべき大和魂満載の映画!

寅さんも、高倉の健さんも、
彼らの男の美学は、三船敏郎演じるこの松五郎からの影響がかなり大きいと思われる。
現に、山田洋次監督『運がよ
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ズーランダー NO.2(2016年製作の映画)

4.0

前作よりバカ度はパワーアップ!
もうね、100分があっという間で、途中でやめようと思ってたのに私、全部見てしまって約束の時間に遅刻したわ!笑

根本は1作目から何ら変わってない。
デレクもハンセルもあ
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COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

3.5

おもてたんと全然ちゃう…。

ケヴィン・ベーコンがT-1000ばりのしつこさで、悪ガキどもを追い詰めていくカーチェイス映画だと思ってた。

この肩透かし感は『スーパー8』に近いものがある。あの映画が好
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爆裂都市 BURST CITY(1982年製作の映画)

4.4

何が起きてるかよくわからんし、台詞も何行ってるかよくわからないが、何だか凄い映画。

この映画から溢れ出るエネルギー量は全ての映画の中でも1,2を争うと思う。よくわからないこの勢いを纏めあげた石井聰五
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ラン・オールナイト(2015年製作の映画)

3.7

現代のアクション・スリラー映画監督で最も注目している方が、本作のジャウマ・コレット=セラ監督である。

ホラーでは『蝋人形の館』『エスター』、
アクションでは『アンノウン』『フライト・ゲーム』と、俺の
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悪魔の毒々プラトーン(1988年製作の映画)

3.7

トロマ製戦争映画。
意外と現代アメリカを皮肉ってたりする。双頭の首謀者や、ブタ鼻の大佐とか。

けどやっぱりそこはトロマ製。
80年代の爽やかポップをバックに、一市民でしかないはずのおじさん、おばさん
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フレンチ・コネクション2(1975年製作の映画)

3.9

1が面白すぎたため、実は未見だった本作。この度1とセットで観賞。

前知識なしで見たんだが、
ロイ・シャイダー出ないんかい!!
なんか『夜の大捜査線』みたいになってるし!
それでも胸毛感は増量している
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.3

※なつかし映画再観賞企画⑤

まだ水に濡れても大丈夫な髪型時代のケビン・コスナーが出ているギャング映画。
『太陽を盗んだ男』の菅原文太を彷彿とさせるショーン・コネリーや、頭髪を抜いて顔だけ太らせるとい
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張込み(1958年製作の映画)

3.6

※なつかし映画再観賞企画④


OPが最高にカッコいい映画!
だけれどもただの刑事物にあらず、張込みで監視している容疑者の元カノの心情の変化を丁寧に描く。
野村芳太郎監督版『はぐれ刑事 純情派』な作品
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フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

4.3

※なつかし映画再観賞企画③


ジーン・ハックマン演じるポパイの執念がスゴい。それが頂点に達する瞬間がNYを爆走するクライマックスであり、この熱さと人間臭さと胸毛にハマれるかどうかで、この映画を好きに
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トゥルーライズ(1994年製作の映画)

4.3

※なつかし映画再観賞企画①

シュワが雪山を無傷で滑走し、
シュワがホテルを馬で爆走し、
シュワが己の妻をストーカーし、
シュワが己の妻と共に窮地に立ち、
シュワがハリアーで大暴れする映画。

シュワ
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ザ・ブルー(2001年製作の映画)

2.3

クッソどうでもいい理由で、
クッソどうでもいい登場人物たちが、
カッコいいんだか悪いんだかよくわからない殺人鬼に殺されていく、
ド直球のスラッシャー映画。

ジェームズ・マカヴォイのデビュー作のようだ
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修羅雪姫 怨み恋歌(1974年製作の映画)

3.8

どこら辺が怨み恋歌なのかよくわからんかったけど、これも面白いよ!

前作の“悲しき宿命”感は全く薄れたが、娯楽作としてはこちらの方が上。
観客を楽しませようと、オープニングとクライマックスではワンカッ
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

4.3

『ディープ・ブルー』以来のサメ映画の傑作!
また、『オープン・ウォーター』に始まった“ワン・シチュエーション・スリラー”ものの到達点と断言する!
こんなアグレッシヴなサメさん、久しぶりです!

サーフ
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オリエント急行殺人事件(1974年製作の映画)

3.7

アガサ・クリスティーの原作は「そして誰もいなくなった」しか読んだことがないので、新鮮な気持ちで観賞し…

…たかったんですが、いつぞやか本作の犯人を事前に知ってしまい、観賞意欲が失せたために今の今まで
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コララインとボタンの魔女(2009年製作の映画)

4.2

アニメの名を借りたホラー。
オープニングからして人形の解体とかね、子供を泣かせにかかってるよ…。

コラライン以外、“可愛い”“カッコいい”キャラクターはいないし、出てくるのは、ストーカーでキモくて自
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