ホイットモア大統領さんの映画レビュー・感想・評価 - 36ページ目

ホイットモア大統領

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竜二(1983年製作の映画)

4.0

2017/2/5 秋田シネパレにて鑑賞。

これはヤクザ映画ではない。
"男の夢・憧れ"を、儚くも体現した竜二、そして、金子正次という1人の男の物語である。

それに呼応するような上映時間の短さと、
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.7

視覚演出は楽しいんだけど、トントン拍子で進む展開に、皆が言うほどカエシリウス(マッツ・ミケルセン)にハマれなかったのです。
だって、初心者魔道師にあそこまでやられるし、クライマックスも、あなたそれでい
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怪獣総進撃(1968年製作の映画)

3.0

2017/2/4 秋田シネマパレにて鑑賞。

画面の奥でバランが、わーいわーい、てしてる間に、キングギドラがボッコボコにされるのを傍観するしかない我々。
ゴジラのクリクリな目からして、無邪気な子供が
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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち(2015年製作の映画)

4.0

ティム・バートンへの先入観を良い意味で裏切ってくれた快作!

『チャーリーとチョコレート工場』以降のジョニー・デップと組んだ実写作品は、奇をてらい過ぎてる感じがあり、映画的な面白さは感じられなかった。
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バーニング・ブラッド(2015年製作の映画)

3.4

何故か坊主頭のアドキンスが、悪役も真っ青な顔圧で一軒家を守り抜く映画。
OPの"絶対殺すマン"ぶりだけでも確実に悪役認定。

『ニンジャ』シリーズのアイザック・フロレンティーン監督は、アドキンスをわか
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PROMISE プロミス(2005年製作の映画)

1.5

アジア映画に詳しくないため、チェン・カイコー監督がどんな人か知らないが、これを製作するのに使ったお金は全て寄付に当てた方が世の為になっただろう。

序盤の真田広之の “金の玉ブンブン・アクション” と
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続・荒野の七人(1966年製作の映画)

2.8

つまらなくはないけど、95分の割に間延びしている印象。
後は「多勢に無勢でも俺たちがやらなくてはならない」という動機付けがほぼ無い。

前作と役は同じでも、キャストが違うため、唯一続投しているユル・ブ
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御用牙 かみそり半蔵地獄責め(1973年製作の映画)

4.2

2017/1/29 秋田シネマパレで鑑賞。

主人公が円に並ぶお地蔵さんの真ん中に入り、メリケンサックをはめ、お地蔵さんに右ストレートを食らわすと火花が飛び散り、タイトルバック…!!
これで俺の心を
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.0

"数字=筋肉"という方程式を成り立たせた革新的作品。
俺は「強い信念と筋肉さえあれば乗り越えられないものはない。」との教訓を得た。
子供ができた際はぜひ、役立てたい。

アクション映画としては地味だが
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グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.0

2017/1/28 秋田シネマパレ発生可能上映にて鑑賞。

単品で見ると普通かなという印象だったが、映画館に来た全員との一体感を体験した『デス・プルーフ』のラストは、生涯忘れる事は無いだろう。

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荒野の七人(1960年製作の映画)

3.8

今やステイサムやロック様など、ハゲが謳歌するアクション業界だが、ユル・ブリンナーこそ"ハゲ・ザ・ファースト"!

マックィーンやコバーンといった、画面映えする大スターたちの活躍がカッコいいのはもちろん
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高慢と偏見とゾンビ(2016年製作の映画)

2.5

有名店のラーメンを食べに行き、思ってた量が少なめ、味も普通だった時のあの何とも言えない感じ。
ゾンビも、アクションも、恋愛も全部中途半端で、それぞれの要素がつぎはぎ。

ましてやカメラワークや編集が悪
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潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

3.5

2017/1/21 秋田シネマパレにて鑑賞。

壮大な人間賛歌というよりは、1人の男のドキュメントとして描かれているのが印象的。

主人公ジャンドーは、フランス人で、モデル雑誌の編集長という肩書きを
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直撃地獄拳 大逆転(1974年製作の映画)

4.8

2017/1/21 秋田シネマパレにて鑑賞。

俺の邦画史上歴代No.1作品。

10年程前、高校生で『仁義なき戦い』シリーズを夜な夜なイッキ見し、大友勝利役の千葉真一にうつつを抜かしていた俺。

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メン・イン・キャット(2016年製作の映画)

3.8

2017/1/20 仙台チネ・ラヴィータで鑑賞。

初チネが『メン・イン・キャット』ですよ。笑
小さなスクリーンで、次節聞こえる隣のゲームセンターの音を楽しみながら鑑賞するにはもってこいの映画。

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劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲(1998年製作の映画)

4.1

2017/1/14 秋田シネマパレで鑑賞。

公開当時、小学生で立ち見した思い出が。
75分という尺ながら、アニメ映画の枠に止まらない、様々な要素が詰め込まれてる傑作!

ポケモン映画史上、最高にカッ
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刑事ジョン・ブック/目撃者(1985年製作の映画)

4.5

ハリソン・フォード版『シェーン』な映画。

しかし、他の作品と違うのは、アーミッシュという普段触れることのない文化・世界を舞台にしていること。
そして、そのアーミッシュとの触れ合いを丁寧に描くことで、
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刑事マルティン・ベック(1976年製作の映画)

4.0

TSUTAYAにてジャケ借り鑑賞。
'70年代のスウェーデン映画という、他の映画とは異なる雰囲気を持った作品。

主題のマルティン・ベックは、初老で太ったおじさんの名前。
特別際立った活躍はないが、常
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バイオハザード:ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

2.0

はっきり言います、クソ。
クソ・ザ・ファイナル。

俺がゲームのバイオシリーズを殆どやっており、思い入れが強いてのもある。
けれど、3から全然違う作品になってたので、そこは目をつぶっていた。ということ
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フォーリング・ダウン(1993年製作の映画)

3.7

マイケル・ダグラスが『氷の微笑』と『ディスクロージャー』の間、ジョエル・シューマカーが後に『バットマン フォーエヴァー』に始まる2作品をを撮るとは思えない時期の作品。

そもそも、怒れるおっさん wi
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十三人の刺客(1963年製作の映画)

3.5

三池版が傑作のため、オリジナルもさぞかし面白いだろうと期待し過ぎたのがいけなかったか、多少肩透かし。

理由としては、本作は1963年なのにリアリズムを強調するためか白黒映画であることが挙げられる。こ
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ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(1999年製作の映画)

3.4

キューバ音楽を作り上げてきた巨人たちのドキュメンタリーだが、一般的には全く馴染みがなく、"無名の人"だ。

それなのにこの作品から伝わる熱量は半端なく、カーネギーホールでのライヴも、キューバ音楽を知ら
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ゴジラVSモスラ(1992年製作の映画)

3.8

次作『ゴジラVSメカゴジラ』がクソほどつまんなかったため、
「平成ゴジラの楽しさは幼少期の思い出補正かー。」なんて思いながら、今は無きシネマパレで鑑賞。

これが映画館マジックか、普通に楽しんだ笑
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人生スイッチ(2014年製作の映画)

3.0

『メキシコ・オブ・デス』もそうだったけど、南米映画の面白さをあまり理解できませんでした。
最初の話が1番面白かったから余計に。
でも何となく、メジャー感は伝わったから、本作を皮切りに、昨今のインド映画
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ロング・キス・グッドナイト(1996年製作の映画)

3.8

『エルム街の悪夢4』
『カットスロート・アイランド』
に続く、レニー・ハーリン presents…
“女の下克上エンターテイメント3部作” の最終章にして最高傑作!

それもそのはず、脚本は『リーサル
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ダイ・ハード3(1995年製作の映画)

4.3

1,2より劣ると思うのは皆様と同意見です。
でも、めちゃくちゃ好きなんです!これ!

本作よりシリーズは"マクレーンと巻き込まれ人"のバディものになるが(一緒に行動していないパウエル巡査は除く)、その
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エルム街の悪夢4/ザ・ドリームマスター最後の反撃(1988年製作の映画)

3.5

時たま起こる、"レニー・ハーリン発作"。
ということで、年始早々本作を鑑賞。

小学生の時に見て以来だが、脚本にブライアン・ヘルゲランド(『L.A.コンフィデンシャル』、『ミスティック・リバー』)がい
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

4.1

『ダイ・ハード』を始め、閉鎖空間で白タンクトップが活躍する作品は面白い。本作はそれをホラーで体現した革新的な作品!

盲目という障害を逆手に取り、常人と違う行動で迫るという着眼点、そして、本当に普通の
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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.4

普段、筋肉!汗!!爆発!!!

という極端に偏った鑑賞方法の俺が、年末に小規模の劇場で邦画、しかも、満席という稀有な状況で観たからか、嗚咽からの放心状態となり、2016年はこれで締めよう!と思えるほど
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オアシス:スーパーソニック(2016年製作の映画)

3.5

特にファンでもなかったけど、昨年観たビートルズのドキュメンタリーが凄く良かったので、その流れで鑑賞。

動きというか映像が少ないのが残念だし、曲もフルでは使われてはなかったが、大のメタラーである俺も、
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.9

森田剛がリアルなサイコ演技で話題を呼んだけど、ムロツヨシも同様にリアル。笑

本作は最近の作品に珍しく90分台だが、平凡な日常にゆっくりと、しかし徐々に忍び寄ってくる森田剛=闇の演出が丁寧で、常に冷や
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アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅(2016年製作の映画)

3.1

ジョニー・デップが作り過ぎてて無理です。売れ始めた当初は優男で有名だったのに、こんな役ばっかりやってるから頭おかしくなっちゃうんじゃないか?

前作よりはおもしろいし、"アリスの不思議な世界"の世界観
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クランプス 魔物の儀式(2015年製作の映画)

3.6

キモいやつ、カワイイやつ、デカイやつ…。
聖なる夜のクリーチャー見本市!

ブライアン・シンガーの元で経験を積んだマイケル・ドハティ監督が、本作でも暗鬱な雰囲気を漂わせた異端を作り上げた。

釘打ちを
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オーケストラ!(2009年製作の映画)

4.2

フランス映画なのに登場人物がロシア人で、かつ、演奏者は楽団を追放された、一癖どころでなく四癖ぐらいある奴らばかり。
そんな彼らが、ボリショイ交響楽団に"なりすまし"て、パリのコンサートに参加しようとす
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傷物語II 熱血篇(2016年製作の映画)

3.5

3部作の2部作目。

敵キャラクターの声優陣が豪華で、アクション描写も満載。
益々エロくなる羽川翼もやり過ぎなぐらいで、このまま3作目も突っ走って欲しいと思える中間部の模範的作品。

欲を言えば、ギロ
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