ホイットモア大統領さんの映画レビュー・感想・評価

ホイットモア大統領

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ゴーストハウス(1988年製作の映画)

3.6

“La Casa” を巡って③

輸入盤にて鑑賞。

こちらが3作目。
“La Casa” のタイトルで配給されヒットした『死霊のはらわた』とその続編に便乗して、イタリア人監督ジョー・ダマト、及び彼が
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デビルジャンク(1989年製作の映画)

3.7

※どうでも情報多めで長文です

“La Casa” を巡って②

本作のタイトルに関する逸話が本編より面白かったのでご紹介。

『ガバリン2』のレビューの通り、同作の公開当時のイタリア題は、“La C
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ガバリン2 タイムトラぶラー(1987年製作の映画)

4.1

“La Casa” を巡って①

“La Casa” とは…
イタリア語やスペイン語で「家」を意味し、『死霊のはらわた』のイタリア題であるのに加えて、そこから無関係な作品を含め勝手に付与されたナンバリ
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ガバリン(1986年製作の映画)

3.8

『ガバリン』…原題は “House”.

その単語はどこから出てきたんだ?てことで私調べましたら、日本市場向けのもう一つの英語タイトルが “Goblin” らしいと判明。
…いやいや、やっぱりそれもど
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.0

IMAX2D字幕版で鑑賞。

『マンスティ』『BvS』大好き俺、ヘンリー・カヴィルのアクションが観たくてウキウキで鑑賞。

全然ねえ!!!!!!!!!!!!!!
最初だけじゃねえか!!!!!!!!!
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラが目覚める、大統領も目覚める。

大前提として、俺は好き。
でも、賛否両論になるのもわかる。それに関して持論を記したい。

自身が言うように本作は、
『ジュブナイル』『Returner リターナ
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

3.4

例のオチですが、ドラクエVIIIしかやったことない俺にとっては目くじら立てて怒るほどのものではなかったです。
何ならこれ、観客やゲーマーを馬鹿にしてるわけでも説教垂れてるわけでもないと思うんですが…
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ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.1

半年ぐらい前に丸眼鏡にしたんだけど、何となく本作のジョン・ローンに似てるなと思った2023年、夏。

恥ずかしながら満洲国、そして溥儀さんのことは全然知らなくて、なるほどぉ…と思いつつ鑑賞後にWiki
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聖闘士星矢 The Beginning(2023年製作の映画)

3.8

真剣佑の小宇宙(コスモ)を見届けるため鑑賞。
初日は不可能でも、同日公開だった『マリオ』や何よりも翌日最優先で鑑賞したJAC信者の鑑です(ドヤッ!)。

しかも『007/ゴールデンアイ』(4Kリバイバ
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フィアー・ストリート Part 3: 1666(2021年製作の映画)

3.6

起源の解明。

3作目にして最も古い時代設定が心配要素(近代とか現代劇の方が好きマン)だったけど、これが意外と手堅くシリーズで1番感情移入できる出来だったし、このパートの尺もちょうど良かったので完結編
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フィアー・ストリート Part 2: 1978(2021年製作の映画)

3.5

前作に本作の成長した人物が出てくるから誰が生き残るかわかる分緊張感が無かったし、殺人鬼も既出なのであくまでも繋ぎ的な印象は拭えず…

ということで覚えてません!!!

“ペイチェック 消された記憶”
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フィアー・ストリート Part 1: 1994(2021年製作の映画)

3.5

ネトフリ初?のオリジナル・ホラー3部作。

似ている作品に『スクリーム』シリーズが挙がっていて、「殺人鬼にまつわる都市伝説もの」という点では確かにそうなんだけど、どちらかといえば(1話完結でないところ
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バニシング・ポイント 4Kデジタルリマスター版(1971年製作の映画)

3.7

個人的には…

「アメリカン・ニューシネマ」というジャンルの二大巨頭で比べたら、『イージー★ライダー』の方が好き。

出てくる車もカーチェイス映画としても、『ダーティ・メリー・クレイジー・ラリー』の方
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.7

2023/8/4 IMAX3D字幕版にて鑑賞。

※とりあえず字幕版の感想。吹替版を観たら追記します


「なら死ね!」

我、幼少期に『ビーストウォーズ』を見て育った者。そして、前々作『最後の騎士王
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.4

「ブレンダン・フレイザーがアカデミー賞を獲ったから!」でも、
「A24だから!」でもなく、
「ダーレン・アロノフスキー監督が好きだから」という奇特な人なので漏れなく鑑賞。
これはもしかしたら『レスラー
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べネシアフレニア(2021年製作の映画)

3.9

『RRR』= 「Rise」「Roar」「Revolt」
『PPP』= 「パエリア」「パスタ」「パンケーキ」

スペイン製作&スペイン人監督が、イタリア・ヴェネツィアでスペイン人を虐殺しまくる、風変わり
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.0

宮崎駿 ベストアルバム『君たちはどう生きるか』※新曲2曲入り
歌詞・解説付:宮崎駿

みたいな作品でした。

「やっぱりジブリ飯美味そう…」と思って観てたら、皆もそうだったのか劇場にお腹の鳴る音が響き
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苦い涙(2022年製作の映画)

3.9

オゾン again.

こんな短期間で2作品も映画館で観れるの、本当ありがたや…
てか最近、フランス映画の鑑賞比率が高くて心がトリコロールです🇫🇷

1972年『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』の男女
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すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

4.0

👨‍⚖️「Good morning… (blip) Good morning.
Today! we celebrate our Independence Day!」
てーててーてーてーてててーてー♪🫡
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

4.0

午前十時の映画祭13で鑑賞。

1は今後も劇場でかかりそうだし、3からは観たことあるけど、本作が劇場で観られる機会は中々なさそう!てことで、今回の映画祭で唯一これだけ観た変態です笑

多分15年以上ぶ
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ハロウィン THE END(2022年製作の映画)

3.7

「私が自殺するとでも?」

説教臭かった前作に比べると、初期のような “街に漂う不穏な影” があった。
そして、ホラーとして観ても、1本の映画として観ても、他の凡庸作品よりは面白かったとは思う…

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オオカミ狩り(2022年製作の映画)

4.4

今年度マイベスト of キリ番候補作品!

『ザ・グリード』を “怪人” に置き換えた、殺って殺って殺りまくる怪作!
使用した血糊量2.5tは伊達じゃないばかりか、中盤のまさかの展開に驚き、タイトルの
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オールドピープル(2022年製作の映画)

3.3

ヴィレッジ・ピープルは「Y.M.C.A (Young Man)」だけど、こちらは “オールドピープル” です。

最近作では『哭悲』や、ニコケイの『マッド・ダディ』のそれに近い突発的集団発狂モノ。
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ラ・ブーム2(1982年製作の映画)

3.8

クロード・ブラッスール is Oyaji Researcher!

前作から2年後、実年齢で15歳になったソフィー・マルソー as ヴィックが、またまた恋に家族に心揺らす続編。

前作のマチューに代わ
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ラ・ブーム(1980年製作の映画)

3.8

クロード・ブラッスール is Oyaji!!!

ソフィー・マルソーはエレクトラ・キング(※男子中学生の諸君は漏れなく『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』を見よう!)のイメージしか無くて、マルソ
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.0

「Yasukaze〜, come back!」

前作が楽しめたなら本作も楽しめるはず…!
て事で普通に楽しみましたよ!フツーに!!

…けどやっぱり足りねえ!!!!!
前作にあった泰風成分が足りねえ
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クリープ 2(2017年製作の映画)

3.5

「あなた…『覚悟して来てる人』……ですよね
人を「始末」しようとするって事は逆に「始末」されるかもしれないという危険を
常に『覚悟して来ている人』ってわけですよね…」

という『ジョジョ』第5部のブチ
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クリープ(2014年製作の映画)

3.4

「メンヘラ変態紳士サイコパスネイチャーおじさん」


要素が過ぎてどこまでが本気(マジ)か、わからないあたりがホントcreepy.

帰りたい主人公を「1杯だけ」のしつこさで誘い、岩に相合傘風に名前を
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ナンシー・ドリューと秘密の階段(2019年製作の映画)

3.5

「Welcome to the Thunderdome!!!」

先日ティナ・ターナーさんが逝去されました。

ドキュメンタリーと音楽アルバムの映像化である『Tommy』を除くと、出演作品は『マッドマ
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ダーク・スクール(2018年製作の映画)

3.1

イザベル・ファーマン目当てで鑑賞。
本作ではちゃんと(?)身長が高くてビックリしつつ、『エスター ファースト・キル』の演出に改めて感心してしまった笑

主演は『テラビシアにかける橋』で俺の涙を掻っ攫い
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.6

『ヴィジット』で原点(もしくは低予算の小規模スリラーに)回帰し、『ミスター・ガラス』で昨今のヒーロー映画への彼なりの回答をしつつ、再度その頂点を極めた感のあるシャマラン監督。

続く『オールド』では、
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.3

IMAX2D字幕版にて鑑賞。

『D&D』は00年製作の映画(ジェレミー・アイアンズ!!)とその続編でしか触れたことがないニワカ。
そんな俺でも、冒険!魔法!ダンジョン!ドラゴン!と心踊る作品だったよ
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

4.1

狂気 X2

傑作たらしめる点が、“出オチ” に近い衝撃だった前作に続編が出る!と聞いた時は、トムが挑むスタントの数々より「正気か!?」と思ったし、しかも前日譚でありながらエスター役のイザベル・ファー
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

4.3

吹替版にて鑑賞。

「男の髭剃り映画は傑作」のジンクスに新たな金字塔が建てられた!(提唱:私)

基本ストーリーはまさかの『続・夕陽のガンマン』オマージュ。
そして、軽口を叩く無鉄砲主人公に、勝気なヒ
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ザ・カラテ3 電光石火(1975年製作の映画)

4.0

結局何が “電光石火” だったのかはわからなかったけど、とりあえずタダシ三部作の最終章。

「10作目で終わる」と言いつつ、「2部作にする」→「やっぱ3部作!」と、宮崎駿先生並みに辞める辞める詐欺をす
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ザ・カラテ2(1974年製作の映画)

4.3

ほのぼのタダシ触れ合い編

あらすじ…
前作で負った目の怪我により、とりあえず(ここがミソ)失明してしまったタダシ。手術を受ければ治るかもしれないし、治らないかもしれない。
その折、どうしてもタダシと
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