リョウさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

パディントン 2(2017年製作の映画)

3.9

とってもハッピーな映画。ハッピー過ぎて現実に戻ってこられない…

バレエボーイズ(2014年製作の映画)

3.5

バレエにうちこむ3人の少年のドキュメンタリー。女子への想いや勉強よりもバレエを優先させる熱意、将来への不安や葛藤、仲間が一歩先に進んでしまうことへの寂しさ。頑張れ少年たち…

サーミの血(2016年製作の映画)

3.3

差別や抑圧から逃れ、ただ自由を望んだ少女の話。自由を得ることは素晴らしく輝かしいことであるはずなのに、なぜこんなに悲しいのだろうか。
サーミの伝統衣装を脱ぎ、盗んだワンピースを身に纏った"クリスティー
>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.0

娘を惨殺された母親の、単なる復讐劇ではない。登場人物それぞれの信念や想いが巧みに描かれている映画である。善人悪人と簡単には区別できない登場人物たち、感情移入なんてできないけれど、全員の気持ちは痛いほど>>続きを読む

サンシャイン・クリーニング(2008年製作の映画)

3.6

姉のしっかりしてるようで実は脆いところ、妹の優しさと不器用さ。祖父の孫に対する接し方。
私の好きなポイントが詰まっている映画

ミュージアム(2016年製作の映画)

2.5

キュッとすれば90分で終わるんじゃないかこの映画

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.0

所謂"こじらせ女子"を描いた最近の映画では17年公開の『スウィート17モンスター』がある。恋に仕事にキラキラした女子だけじゃなくて、こういう生きるのが辛くて堪らない人間にもスポットライトを照らしてくれ>>続きを読む

シングルマン(2009年製作の映画)

3.9

完璧に美しい映画だった。死を目前してから初めて気付く生きることの喜び、そして皮肉とも言えるラスト。
トム・フォードの監督作品というのも納得、全てのカットがまるで絵画のように美しかった

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.5

何とも救いようのないラスト。虚しい。
子供に正確な情報を教えない罪、子供に言えないような残酷な行為をしていた罪

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.8

「秒でアガる」のは間違いなし。開始数分からノリノリのアクション、下品さとゴア描写、前作が好きならば今回も楽しめる。

ネタバレ感想はコメント欄で。

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

4.3

ああ〜〜物凄く良かった。前作のEP7はEP4をなぞらえた部分が多く、良くも悪くも旧作に囚われていた印象。しかし今作は新たなSTAR WARSを作っていく、非常に挑戦的な作品になった。
フォースの設定や
>>続きを読む

オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.0

前半眠たくてこれはヤバイってなったけども、乗客への事情聴取あたりから徐々に面白くなった印象
あまりにも有名な原作、謎解きで誰が犯人なのかはわかりきっていたけど、それでもやっぱりジーンとくるね
豪華キャ
>>続きを読む

デスペレート・リビング(1976年製作の映画)

4.0

下品だけれども嫌な気分にはならない。最後にはちょっとハッピーな気持ちになれる、そんな魅力的な映画

体臭のことを散々指摘した後に、「欠点は誰にでもある」と言ってあげる女王さまの優しさにキュン

人生フルーツ(2016年製作の映画)

3.5

こういうパートナーと生活ができるなら、長生きするのも悪くない

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.9

パンクの歴史や精神は詳しく知らないが、他人が決めたルールに囚われず自分の信念に従って生きろという強い意思を感じる映画だった。
エル・ファニングの可愛らしさが不思議な設定、ストーリーをキュートにしてくれ
>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.7

まだ前歯も生え変わってない小さな女の子が、子供らしくあどけないシーンも、数学の天才としての顔も見せてくれるなんて素直にスゴい。あと猫がカワイイ。
娘といえど1人の人間の人生を他人が決めても良いものかと
>>続きを読む

はじまりのボーイミーツガール(2016年製作の映画)

3.6

視力が落ちる恐怖に戦いながらそれでも明るく振る舞うマリーと、好きな女の子のためならと奮闘するヴィクトールがなんとも可愛らしい。
マリーのお父さんもクラスの優等生君も含め、根っからの悪者はでてこない。す
>>続きを読む

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

3.6

あまりにも繊細で滑らかに動くので、これもしかしてフルCGなんじゃないのって疑った。しかしサルの毛並みやクボの表情の移り変わりなど、ふとした時にアッこれ本当にストップモーションアニメや……って気づかされ>>続きを読む

ヘアスプレー(1988年製作の映画)

3.4

歌って踊りまくるミュージカル映画としての完成度?は07年版のほうが高いかもしれないが、オリジナル版は違った良さがある。特別学級と呼ばれるクラスに飛ばされたり刑務所に入れられたり、彼氏が重めな怪我をした>>続きを読む

パージ(2013年製作の映画)

2.8

設定自体は面白いんだけど、なんか全体的にダサいよね。猟奇的な自分カッコいい〜って思ってそうなパージ支持者の集団とかね。家族を救うために他人を見殺しにできるかっていう倫理的問題を大きなテーマにしてるのに>>続きを読む

ア・ダーティ・シェイム(2004年製作の映画)

3.6

ボルチモアの住人が頭を打ちセックス中毒やド変態になっていく。最後はまるでゾンビ映画。
内容は下品悪趣味なのだが、こうもポップな感じにできるのが凄い。楽しい。

ピンク・フラミンゴ(1972年製作の映画)

4.2

背徳と下劣こそ 我が人生

芸術と称されるこの作品、あまりに下品下劣極まりなく、芸術と表現しなければ受容できない。
世界で最も下劣な映画。

世界から猫が消えたなら(2015年製作の映画)

2.0

親友とのエピソードは凄く良かった。あとはまあキレイな映画だなって感想

ジグソウ:ソウ・レガシー(2017年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

時間軸のズレやあいつが実は黒幕だった!! って流れはもはや様式美。これを待っていたんだよ、って感じで満足。1を思い出させるような展開もアツい。欲を言えば「ゲームオーバー」って言ってほしかったけど、それ>>続きを読む

密偵(2016年製作の映画)

3.9

日本につくか、韓国につくか。信念と葛藤
ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、コン・ユといった豪華キャスト
140分息つく暇なく、観た後はドッと疲れる

グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年製作の映画)

3.5

グザヴィエ・ドランの人物と監督作品について語られるドキュメンタリー。『マイ・マザー』から『たかが世界の終わり』まで、各作品ごとに追っていく。60分に満たない上映時間のため半ば駆け足なところはあるが(特>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

コメディホラーかと思ったら違ったね。物凄く恐かった。結局詳しいことや設定が全て明らかにはなっていない。あ〜不気味
自分たちは差別しないよ! 偏見ないよ! と語っておきながら無意識に差別している。こうい
>>続きを読む

MASTER マスター(2016年製作の映画)

3.7

今作のイ・ビョンホンはストレートな悪役。『グッド・バッド・ウィアード』も悪役ではあったが、あの役ほど魅力的でもなく、どうにかして痛い目見ろ! と思ってしまうような憎たらしい奴(全部褒め言葉)。最初の演>>続きを読む

ソウ ザ・ファイナル 3D(2010年製作の映画)

3.5

今作は懐かしい人々の登場によって、ちょっとした同窓会みたいです。でも主要な登場人物は今まで大体死んできてるので、もうあんまり覚えてないや…
冒頭のゲームはいつもの汚い建物ではなく、ガラス張りのオープン
>>続きを読む

ソウ6(2009年製作の映画)

2.8

今度は悪徳保険会社がターゲット。ジョンの私怨感が否めないが、この会社によって苦しめられた多くの人々のために制裁を加える。
あんまり関係ない人巻き込まれ過ぎ!

こういう映画に難癖をつけるのは野暮ですが
>>続きを読む

ソウ5(2008年製作の映画)

2.5

今回はゲームよりはあまり本筋とは関係なく、ジグソウ後継者を追い詰めるストーリーが主。ゲーム目当ての人には物足りないと思うけれど、けっこう面白い
ホフマン刑事とストラム捜査官の顔がゴチャゴチャになって、
>>続きを読む

ソウ4(2007年製作の映画)

2.5

なんだかシリーズ4作目は印象が薄い
このゲームに限らずだけれども、そんな無茶苦茶なこと言わないでよジグソウ…ってなるよね。