「映画」大勢で観て楽しむべき娯楽ならば、この上なく正しい在りかた。
デート映画であり、郷愁を含み、散り散りに詰まった映画愛を感じられずにいられるか!
痛い!痛い!!痛い!!!
愛は痛みを伴うけれども、ここまで徹底するドワイヨンの凄み。
愛を純粋に求めることが人のあるべき姿なのかもしれないが
社会性をもった者には、それはできずに、できる者を妬み、そして憧れるのであろう。
生真面目にほぼ音源(音の出処)が分かるようになってたりと、物語上に印象的な光やイマドキの音が装飾されている映画だった。
ドランと、ある種レフンのような悪夢的要素も。
ネズミのユーモアがすき。
彼の優>>続きを読む
オマージュは全然拾えなかったけれど、とっても目に耳に心地よい映像体験
驕りも忘れた天才の独り語りは快感でしかなく、そこに共感できるか否かは我々の技量である。
芸術を、“観られる”ことによって完成するという考え方を含め非常にスマートな人でビックリ。
鑑賞物をひと目も見たこ>>続きを読む
シノプシス聞いた時点で
最高だな、と思っていたけれど、
詩を読んでいる感覚でした。
オリヴィエラ、最期の儚く美しい物語。
無駄を削ぎ落とし最適化を目指した結果が、この始末?
エラーが生まれ、危険因子は増幅する。それを排除しようする、イタチごっこ。
滑稽なのはだれ?
『Take me to church』動画
を大画面で観れるだけでも
観る価値あり
映画館で観るべき、
ど迫力!!の映像。
ラストはどうにもアメリカ人〜
と感じざるを得なかったけど。
どうのしあがったのかに
話が進むのではなく
空白の2年間に生まれた関係性は
どうなったのかというハナシ
語り口が独特で、
一本の線に幾つもの細い線が
織り込まれているような
スマートでファニー。
無敵なウィノラナイダー。
ワンシチュエーションに
センス溢れる笑い
映像表現は確立しているし
音楽もきっと大好きなのだし
主人公が昇華されるまでの流れは
それこそ『永い言い訳』より
視覚的にとってもわかりやすい。
でも1つ、
仮に妻が主人公に隠していたことが、
本当>>続きを読む
メアリが思ったこと全部口にしてしまうので、
慮ることなど大したことなく
なかなかに難しいなあ、と思った
ホアキン・フェニックスは
「自分が駄目なことは
分かっているが
もう落ちるところまで
堕ちてしまった。
もう這い上がれる気もしない。
でも、君のことを愛している
ということだけは
覚えておいてほしい」>>続きを読む
ポン・ジュノは優しい。
簡単に罪悪感を抱かせて、簡単に忘れさせる。これはエンターテイメント!
その日の夜は食べれなくても、翌日の昼食にはお肉を平然と食べれてしまうのです。
作品の強度はとてつもない>>続きを読む
素晴らしい…
原作どうこうじゃなくて、
内容どうこうじゃなくて、
感覚で全て感じ取るもの。
いつ観ても新しさを感じる。
唯一無二の世界観を表現する。
美しい。息を飲む。
理屈でどうこうする作品
では>>続きを読む
口から息を吐くように、
言葉を発するマーク・ラファロ。
すこしケイシー・アフレックと
似たような立ち振る舞いをする。
でもマーク・ラファロのほうが、
セックスシンボルとして
よく掲げられるのかな。>>続きを読む
シンデレラ・ガールが夢を見て、現実を突きつけられて、最後に何を選ぶ?
日本人にはない若者たちの騒ぎっぷりも楽しくて、最後のキャンプファイアーは痺れる。
間違いなく次世代スターのサッシャと、core>>続きを読む
ホアキン・フェニックス×フィリップ・シーモア・ホフマン×PTAのこれ以上のない豪華なタッグ
答えの無い問いにたじろぐ。
答えなんぞ求められてないのに。
そして正解を探す。
そんなものは此処にはない