悲しみマンマさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

春原さんのうた(2021年製作の映画)

4.5

察する余地をたっぷり残した映画。
最後まで観ると大筋はわかるけど、半分くらいの意味がわかっていない気がする。
わかろうとすることと同じくらい、わからないままで居てあげる優しさとかね、思いました。

人質 韓国トップスター誘拐事件(2021年製作の映画)

4.0

ファン・ジョンミンが本人役で誘拐される映画というと、あまりおもしろそうじゃないけど、めっちゃおもしろい。

HiGH&LOW THE WORST X(2022年製作の映画)

4.0

BL好きに勧めたい。
というか、自分で言っておいて何だけど、BLって言うのやめないか。
ただの愛だろう。
愛がないことを前提にするから特別な言葉が必要になる。
愛はどこにでもある、表現する習慣がないだ
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.0

かっこいい男になるために
イケてる女達に人生を教わる映画なら好きにはならなかった

さかなのこ(2022年製作の映画)

3.0

沖田修一監督は好きだけど、やり過ぎたり、足りなかったりすると思っている。
高校生まではとても好きだったけど、大人になってからはミー坊の魅力がいまいちわからなかった。
純粋に生きてるんだけど、けっこう人
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.0

伊坂幸太郎の小説は好きだったんだけど、多重構造とキザな台詞が毎回続くときついなと思って読まなくなっていたのですが、ハリウッドのエクストリームジャパン描写がいい感じに希釈してくれてかなり好みでした。

神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.0

今どき珍しいハードボイルドな映画
めちゃかっこいい

激怒(2022年製作の映画)

3.5

大好きな高橋ヨシキさんの初監督作品。
舞台挨拶後にお話させてもらい、写真も撮ってもらい、もう公平に評価なんてできる訳がない。
あえて難点をあげれば、こういう現実にある問題への抵抗を物語で描く場合、敵側
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サマリタン(2022年製作の映画)

3.0

どっかで観たことあるような映画。
特段おもしろくもないですよ。
でもね、スタローンの主演作は拝んで観ろって話です。
いつまでもいると思うなです。
本当。

未成年(2018年製作の映画)

-

罪を犯す側と被害を受ける側の温度差。
人が人を罰することの不可能性。
無理にわかった風なことを言えばそんな感じ。
本当は論じたりできません。

ロッキーVSドラゴ:ROCKY IV(2021年製作の映画)

4.0

ロッキーのことは愛してるけど、ロッキー4は嫌いだった。
そしたらスタローン直してくれた。
やっぱりドラマは薄いけど(撮っていなかったのね)、スクリーンにはぼくの知ってるロッキーがいた。
ぼんやりして人
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ホームレスが中学生(2008年製作の映画)

3.4

タイトルの印象ほどふざけてない。
普通にいい映画。
演技が下手な人とかいるんだけど、ぼくは手作り感がある映画けっこう好きです。
地域の出張所で無料上映した『桜坂物語』っていう映画すごい手作りで好きだっ
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.0

主人公がおっさんすぎるとよく聞きましたが、こんな高校生いるよと思った。
精神疾患についての描写はとても良いと思いました。こうやって見慣れていくことが差別をなくすことかなと。
観客になると急に聖人みたい
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彼女が好きなものは(2021年製作の映画)

3.0

守りたいもののために突発的に全力ダッシュできる自分でありたい。
性のあり方を揶揄したり、排除しようとするのは最低。でも、恋人がいることを内緒で恋人を作るのも悪い。そこのところの描き分けが公平ではなく、
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最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

2.0

モキュメンタリーなのに嘘くさい
演技も殺陣も嘘くさい
ああ嘘くさい

THE RESCUE 奇跡を起こした者たち/ザ・レスキュー タイ洞窟救出の奇跡(2021年製作の映画)

4.0

『13人の命』の事故のドキュメンタリー。
作戦の困難さと一人一人の不安がより伝わった。
変わり者揃いのボランティアチームの1人が、コンプレックスを乗り越え、こんな自分でも世の中の役に立てるんだと自信を
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13人の命(2022年製作の映画)

4.5

実話に勝るリアリティなし。
プロフェッショナル揃いのアメリカボランティア救助隊と、救助を待つコーチ(娘がいたら婿にほしい)率いる子供達はもちろん、意外とポカするタイ海軍も、待機してる家族も、水逃がすの
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プアン/友だちと呼ばせて(2021年製作の映画)

4.0

元カノ映画であり、元トモ映画であり、罪と罰であり、ラジオ映画です 。
恋人って付き合ってる間は1番の理解者だけど、別れる時は1番断絶した人でしょう。
日本語が通じん。
ぼくも元カノには大抵嫌われてる。
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プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.5

プレデターはなるべくシンプルに、対戦相手の味付けで個性を出すのがいいと思う。
ただし、そうなると問題なのはシュワちゃんを超えられるかという事。

ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~(2022年製作の映画)

4.0

ぼくは介護の仕事をしていたので、何人かの人をお見送りをする経験をしてきた。

もう長くないことがわかる相手に対して、「元気になってね」と言うのは勝手だと思って言えなかった。反対に相手の気持ちも知らない
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ぼけますから、よろしくお願いします。(2018年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリーというのは本当に素晴らしいんだけど、一方で、本物だからこその暴力性があると思う。
このご家族は本当に素晴らしい関係性を築いていると思うけど、お母さんが「撮らないで」と叫び声をあげている
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女神の継承(2021年製作の映画)

5.0

11時の上映を寝過ごしたのは、何かのお告げだったのかもしれない。
ヒューマントラストシネマ渋谷の劇場が歪んで見えた時、すでに始まっていたのかもしれない。

揉んだり押したりして、ゆっくりとぼくの受け袋
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.5

ぼくが山に籠っていた時、道で鹿の親子と対面したことがある。
大きくて筋肉質、鼻息とアスファルトに擦れる蹄の音。
「もしかしたら、何かされちゃうんじゃないか」

大事なのは緊張。
人間が主役になると、恐
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教育と愛国(2022年製作の映画)

3.5

安倍さんと、大阪府知事の吉村さんが、何で嫌われてるかがよくわかりました。
ぼくはあまりニュースが目に入らないように生活しているのだけど、こういう映画を観て、社会を知るのは必要だなと思いました。

ただ
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炎のデス・ポリス(2021年製作の映画)

3.5

学びとか感動とかないです。
こういうのが好きな人が喜ぶだけです。

キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.0

すべての映画がすばらしくおもしろくなくてもいいと思う。
古い映画館のフラットな座席で、前席の人の後頭部を躱しながら観る映画も好きだ。
「トーントントン」だか「ターンタンタン」だか、ぼくが中学生だったら
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

4.0

うわ~。
めっちゃおもしれえ。
こういうシンプルな設定に仕掛け1本みたいな映画大好き。

ローカル・ヒーロー/夢に生きた男(1983年製作の映画)

3.0

女性蔑視ってこういう事か。
こりゃフェミニズム必要だわ、もの扱いだもの。
誰もつっこまないのに違和感。
ほのぼのしとる場合か。

キングダム(2019年製作の映画)

1.5

今見直すと坂口拓にモヤるなあ。
セクハラ被害者に対して、謝罪と言いつつゴニョゴニョ濁してたな。そして、裁判で口塞ぐって、う~ん、きついなあ。
強い人は優しくないとなあ。
う~ん、ノイジー。

ヘブンズ・ラッシュ(2022年製作の映画)

3.0

繰り返し見たらちょっと癖になってくる。
ちょいダサちょい大袈裟な会話は、嘘っぽい効果音と相まって、ちょっとジャッキー映画のようなコミカルさ。