パット信者さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

パット信者

パット信者

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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.8

先輩作のムーンライトよろしく、自然光やネオンが綺麗で、映像に見入ってしまう。
それぞれの悪意のない行動が裏目に出てしまい、家族含めた人間関係がズタズタに。時間の流れの中で個々が現実を見つめ直していくヒ
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.2

アイドルから女優に転身する女の子を軸に、かなりキツい内容。
自我として認識している自分、こうありたいと願う理想の自分、無数の他人の目から映る自分…"リアル"な自分はどれ?
鏡や窓に反射する世界は重要で
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グリーンブック(2018年製作の映画)

3.8

60年代アメリカ南部×黒人ホモのヒューマンドラマという、アカデミー賞への欲望が隠しきれないテーマ。
感動ポルノかと思い少し冷めた目で見始めたものの、ロードムービーとして面白かった。
ドクの「自分の演奏
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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society(2006年製作の映画)

3.8

孤独な老人と少子化の問題を一挙に解決するために倫理フル無視のシステムが構築され、歪んだ愛国心を持った官僚が介入してややこしいことに…。
少佐、バトー、トグサ3人の登場の塩梅が良く、テーマも従来作に比べ
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モテキ(2011年製作の映画)

2.0

主人公のオタクくん、人間性がウンチッチで話も完全に運で進んでいくので全然面白くない。
サブキャラも魅力がなく、嫌なやつばかり。
フラッシュモブとかカラオケの演出もダラダラ長く、もうええわ、と。←原作準
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ブラックブック(2006年製作の映画)

4.5

ドイツ第三帝国相手のユダヤ女スパイ映画。
監督はオランダ人で、国内勢力のゴタゴタもきっちり描いているのが印象的。
(ハリウッドが同じテーマで作れば間違いなくナチ蹂躙・正義万歳になる)
各キャラが役割や
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アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.5

もしもアメリカで未知のウイルスが広まったら?というifをもとにリアルに寄せたシミュレーションが展開される…のは前半だけ。後半のご都合主義ほんまキッツイで。
役者は豪華。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

見所はお久しぶりな先輩の登場シーンとヴィランの同窓会で、見たいものは一通り見れた。
原作で改心したキャラにはきちんと見せ場があるのが素敵。
ただ、話の流れがド有能ストレンジによるマッチポンプなのが気に
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.0

髭ジェイクギレンホールかっけぇ!(あら、使い捨て?)
スタークインダストリーズから離反した連中がオズコープ作る説ない?
サムライミ版信者の自分にとって、エンドロール直前の報道シーンは激アツ。今となって
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キャラクター(2021年製作の映画)

4.2

菅田将暉と深瀬のキャラゲー。
余計な要素を掘り下げない分、二人の世界観に集中できる。
先は読めるが、該当シーンのほんの寸前にハッと気づく展開が多く、何が起きても腑に落ちてしまう。
ただ、国産サスペンス
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

4.5

少ないキャラで単純明快なストーリー、最高の娯楽作。
シンビオートくんとトムハーディの掛け合いも前作より磨きがかかっており、痴話喧嘩シーンで滅茶苦茶ニヤニヤしてしまった。
ウディハレルソンのサイコキャラ
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イノセンス(2004年製作の映画)

4.0

ボソボソ喋るキャラ、難解な言い回し、要所々々の微妙な間、魚眼カメラ…押井守の世界観全部乗せ。
自我を持つ(自分を客観的に認知できる)人類は、子孫を残さずともミーム(情報遺伝子)で自己の存在を記録できる
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スキャンダル(2019年製作の映画)

4.4

主演の面子がストライクすぎ。金髪バリキャリかっけぇ〜!
保守派の企業で女性が取れる選択肢が耐えるか辞めるかの2択って、どこぞの日系企業を見ているようで気分が悪くなった。
黙っていれば名誉男性、声を上げ
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.6

マシンとの最終決戦もラストの格闘も、代わり映えしない割にかなり尺が取られてて冗長な感じ。
オチにも無理矢理感があり、良かったのはキアヌの顔だけ。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.6

クレイグ兄最後の007。
ヴィランやボンドガールも含め、全体的にキャストや絵面が渋め。
個人的には、マッツやエヴァグリーンが居た頃のような鼻血が出るほどの豪華さで締めくくって欲しかったかも。
ボンドの
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ラスト サムライ(2003年製作の映画)

4.5

横になりながら見たらクッションがベタベタに。
本気で歴史考証をしたい人からすればツッコミどころ満載かも。難しく考えず、漢の生き様に心打たれたい人にはオススメ。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

スーパー低予算映画
事件を通して主人公が自分を見つめ直す展開、好きよ。

ホース・ソルジャー(2018年製作の映画)

2.5

劣化ランボー3
主役がクリヘムじゃなかったら途中で見るのやめてた。
邦題然り、"危険近接投下"とか"統制線"とかよく分からない日本語訳が出てくる。

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.5

名優のオールスター感謝祭。オッサンが皆んなカッコいい。
ストーリーは毒をもって毒を制す流れで、平気で違法行為をするマル暴のお話。
昭和も終わる′80年代後半の空気感、再現にめちゃくちゃお金かかってそう
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.0

もはやミュージカル。
中盤がちょっとダルったので、開始15分で出オチかと心配したものの、後半はかなりスリリングで満足。
キャラも皆んな魅力的で、各々で筋を通してて漢気を感じた。

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.5

内容はさておき、映像はド派手。
とりあえずやりたい放題。
それにしても、三作目で主人公やってたキャラが再登場して扱いがマッドサイエンティストて、、、

ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

3.8

普段タンクトップやTシャツの面々がスーツでビシッと決めるシーンがあり、作中では見せないハリウッドスターのオーラにグッときた。
LAの治安がゴッサムシティ並みで、現地人から怒られそう。
今回はロック様の
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ワイルド・スピード EURO MISSION(2013年製作の映画)

3.8

いつものように悪役がペラペラ。話の上で大物感を漂わせておいて、やることが小物なのでギャップ萎え。
ダークナイトのジョーカーのようなスーパーヴィランから、コマンドーのアリアスみたいな愛すべき雑魚ボスまで
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ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

3.5

ただの走り屋がB級オーシャンズになってて草。
ロック様がデカすぎて、他の180cmクラスのマッチョが小柄に見える。

ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

3.4

このシリーズは吹き替えで見たいのに、藤井リナが酷すぎてイライラした。

グレムリン(1984年製作の映画)

4.0

クリスマスに見たい映画
1.ホームアローン
2.ダイハード
3.グレムリン

ガキの頃に見てラストだけ強烈に覚えてたので再鑑賞。
スピルバーグにブサかわクリーチャー作らせたら天下一品。ギズモかわヨ。

ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.8

スーツ姿のアダム・ドライバーかっちょえー。
スノーデンのように映画映えするエピソードが無く一発逆転が望めない中で、実直な主人公の努力が無駄になってしまわないかハラハラした。
ゼロダークサーティやボーダ
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.4

この手の話は美談にしてはいけないし、単純に自己犠牲と男の覚悟に感動するのは間違ってる。(※ギャン泣きしました)
事故以来、何かとヤリ玉に上げられがちな東電と関係者の中でも、命懸けで戦った人にスポットを
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7月4日に生まれて(1989年製作の映画)

4.4

エリアス軍曹…死んだはずでは!?(作品違い)

自分にちゃんと向き合ってくれる人が前線にも銃後にも居ない辛さがヒシヒシ伝わってくる。
銃を取って戦いに行くのか、国に残って政権批判するのか、どっちが愛国
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運び屋(2018年製作の映画)

3.8

ドラマとサスペンスの塩梅が絶妙。
このご時世に、これがアメリカの実態と言わんばかりに人種・世代についての差別や偏見のやりとりがバンバン出てくるのが印象的。
イーストウッド爺は撮影当時90手前。すげぇな
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美女と野獣(1991年製作の映画)

3.8

これを見たフェミニストさんとディズニーオタの女性を戦わせたい。

希望のかなた(2017年製作の映画)

3.9

フィンランドに流れ着いたシリア難民のお話。
全体的にセリフ回しが少なく無表情な登場人物が多いので、各々が考えていることを想像しながら見ないといけない。
北欧っぽい陰鬱な空気で、音楽も時代遅れなカントリ
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.5

訳が分からないシーンが始まっても、庵野秀明が気持ち良さそうにしている顔を想像すればヨシ。
旧劇ではシンジ君が自己肯定とエヴァに乗らない幸せを手に入れたのに対し、今回はゲンドウと他のエヴァパイロットもハ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.8

アリ・アスター頭おかしい(褒めてない)
晩御飯を食べながら見たが、流石に気持ち悪かった。
クライマックスに迫るほど常軌を逸していき、笑ってしまうほどイカれた展開になるのはミッドサマーと同じ。