だいさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

構成の妙!!


バニー・レークはいるの?いないの?
どっちなんだい!!!

パワー!!!

パワーは関係なかった。

そうだね、プロテインだね。
これはそもそも違う人。



アンが気狂いなのか?
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スパイネーション/自白(2016年製作の映画)

3.8

韓国で、
体制に阿らなかったために大手メディアを解雇された人たちが作った独立メディア「ニュース打破」による国家の欺瞞を暴くドキュメンタリー。
韓国版の「はりぼて」的なやつ。



何かあれだ。
あの国
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砂の女(1964年製作の映画)

3.3

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原作未読。

他の方のレビューを見ると、原作通過済の方が多い。
学のある人多すぎ!BIG UP!

無学でごめんなさい。



幻想的でファンタジックな話かと思ってたら、
全然違ぇ!

むしろ社会派に
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サタンタンゴ(1994年製作の映画)

2.3

クレイジーなくらい長い7時間18分。

評価の高い映画だけど、
ごめん。
僕には「クレイジーなくらい長い」ことだけで評価されてる映画。
としか最終的に思えなかったのだ。


絵作りは綺麗だよ?
うん、
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(1975年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

インド映画史に燦然と輝く伝説の金字塔!

という触れ込みで、
インド映画があまり得意じゃないぼくは、
それほど期待しないで見たわけだけども。

笑いあり!
涙あり!

結果的にいい映画だったわ。

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約束の地、メンフィス テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー(2014年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ良かった!

エモい、なんて軽い言葉じゃなく、
全編通して、
エモーション&エモーション。

ぼくの年齢だと、
正直スヌープ・ドッグくらいしか知らないけど、
でも!

名前なんて知らなくて
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デヴィッド・アークエットは殺せない!(2020年製作の映画)

3.0

ゆー!きゃん!なっ!きぅ!でいびっ!あーくえっ!

というオープニングが耳に残り過ぎる今日この頃。
かつては立派なプロレスヲタをやっていたぼくですが、
この人のことは全く知りませんでした。

アメプロ
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グレートレース(1965年製作の映画)

1.9

序盤までは面白かったんですよ、
序盤までは!!!!


いけすかないけど勝負にはストイックなレスリー。
どんな卑劣な手を使ってでも栄誉を掴み取りたい教授。

時に引っ掛かり、
時にかわし、
そうやって
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ジャマル・カショギ殺害事件 真犯人は逮捕されない(2020年製作の映画)

3.3

どうしても普通の日本人にとって、
距離的にも文化的にも中東は遠すぎて、
だいたいの、
何となくの、
もやっとしたイメージしか持ってないわけだけど。


サウジアラビアって、
そんな中東の中でも特にそん
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地下水道(1956年製作の映画)

3.3

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ワルシャワ蜂起も鎮圧に差し掛かった頃のレジスタンスの話。

ここで描かれた、
地下水道を通っての移動というのがどの程度実話に基づいてるのかわからないけど、
10年ちょいしか経ってない頃の映画だから、
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怪獣大戦争(1965年製作の映画)

3.0

m-floがしてそうなファッションのX星人。
verbalはX星人だった!?


怪獣出ましたギャンギャン!
な筋書きじゃなく、
前半はX星人と地球人(というか何故か日本政府のみ)との心理戦なのがとっ
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鶴は翔んでゆく/戦争と貞操(1957年製作の映画)

2.6

まあ、よくある出征した婚約者の帰りを待つ女性の話。

ウォータールー橋の頃からあるから、
少なくとも1930年代からの普遍のテーマ。


こういう映画って当時、
どういう人が観たがって行ってたんだろな
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キッスで殺せ!(1955年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

キッスで殺せ!

邦題の意味はよくわからないが、
とにかくすごい自信だ。



何かもうね、
アルドリッチ天才では?
と思うくらい出だしからいろいろ神。


下から読んでくオープニングロールに始まり、
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男の争い(1955年製作の映画)

4.1

フランスに渡ってからのダッシン。

アメリカ時代よりも演出に渋み増してるな?


中堅ギャングのトニー。
そしてその仲間と敵たちの男の世界。
黒人女性歌手のソウルフルでブルージーなナンバー「RIFIF
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アルチバルド・デラクルスの犯罪的人生(1955年製作の映画)

2.4

原題を訳すと「とある犯罪者のエッセイ」

でもあんた犯罪者じゃないじゃん?
っていう、
タイトル否定(アルチバルドの思い込み否定)が肝だから、
邦題はやっちまった感ある。


粋な原題を無視して邦題を
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他人の家(1949年製作の映画)

4.1

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最後の加速度やべぇぇぇ!!!!


60分間くらいずっと徐行運転のメロドラマ進行からの~、
少しずつスピード上げてって、
最後の10分くらいで一気にアクセルベタ踏み!!!!

みたいなテンポコントロー
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拳銃の報酬(1959年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

フィルム・ノワール末期にバッキバキのフィルム・ノワール!


アスファルト・ジャングルとか、
賭博師ボブとか、
現金に体を張れとか、

結局共通してるのは、

・どんなに緻密な計画立てても、偶然の出来
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俺は善人だ(1935年製作の映画)

3.7

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エドGの一人二役!
この時代に一人二役を同カットで出しちゃうのしゅごい。

っていうか、
ギャング映画にばっかり出てた時代のエドG。
完全ド反対の超気弱リーマンよくやったなと。

エドGはこっちのほう
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暴力団/ビッグ・コンボ(1955年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

ピアノ・ジャズで始まるシャレオツなフィルム・ノワール。


数多あるフィルム・ノワールの中でもトップクラスの粋さ。
こんな華のないキャストで、
よくここまで粋な感じ出したな。


主演のレナード・ダイ
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怒りの日(1943年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

16世紀の実話を基にしてるとのこと。
マジかよ。

嫁姑問題が魔女狩りにまで発展するとか、
どうやっても対抗できなさすぎやばい。


【焼かれて】気に入らない嫁を魔女扱いして訴えてみたったw【タヒね】
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周遊する蒸気船(1935年製作の映画)

3.5

古き!良き!
そういう言葉がしっくり来る。


悪意のないドタバタが続くほのぼのコメディ。

悪意がないから優しく見れるのに、
でもたぶん現代だとプロ市民がうるさそうなやつ。


洗練された川の住民と
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荒野の1ドル銀貨(1965年製作の映画)

2.0

なるほど~、これが噂に聞くマカロニウェスタンか~

違和感がすごいっっっ!!!!!


劇中の人名も地名も英語名なのに、
喋ってるのがイタ語なのってめっちゃ落ち着かないな…

だって、西部のガンマンが
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ストライキ(1925年製作の映画)

3.1

次々とカットが超速で押し寄せるインパルス進行!

テンポも絵作りもソリッドすぎて、
え?
こんなん現代映画でもこの感覚に追い付いてるの皆無では?

というか、
台詞がいらない分だけ、
逆にカット割りを
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(1928年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

いい評判しか聞かないから、
ちょっとハードルを上げすぎたかもしれない!

ってかそもそも、
ミステリアスなスリラー的なの期待してたら、
コッテコテのメロドラマとは!

聞いてないよ~
訴えてやる!誰を
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黄金の七人(1965年製作の映画)

3.0

ルパン三世が大きく影響を受けた映画とのことだけど。

うん、
なるほど!!!!


設定的なことを言ってるのかと思ってたら、
違う、そうじゃない!

主に音楽とか演出面!!!
金は渡せない。

オープ
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不意打ち(1964年製作の映画)

2.1

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何って、
オリヴィア・デ・ハヴィランドです。


オリヴィアのデによるハヴィランドのための映画。
同じ人!!


ハヴィランド以外、
当時の時点で名のある俳優が誰一人出てない。
せいぜい「青いガーディ
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晩春(1949年製作の映画)

1.2

時代が違いすぎるせいか、
父の価値観も、
娘の価値観も、
全てが共感できなさすぎてしんどい。


ぼくにとって初めての小津。

印象としては、
たぶん郷愁と奥ゆかしさを感じるための作りなのかな、と。
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裸のジャングル(1966年製作の映画)

4.3

アフリカ版・逃走中。

部族から逃げ、
猛獣から逃げ、
毒蛇から逃げ、
また別の部族から逃げ、
もうマジで逃げるだけ。


でももう限界まで単純に面白い!!


生存が懸かっていると人間はエキサイトす
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血と砂(1965年製作の映画)

3.7

これまで見た日本の戦争映画の中でいちばん面白かった!


娯楽作と重厚なテーマ作のちょうどいいとこ取りのバランスが天才。

前半の軽い雰囲気と小杉の熱血や人間関係的に、
どう考えても何だかんだ上手く帰
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キャット・バルー(1965年製作の映画)

1.4

純粋にぼくにはダメなやつでした。

軽薄な男と浅薄な女しか出てこない!
典型的なドタバタコメディ。

マジでドタバタしてるだけで、
テーマ性も感動もカタルシスも何もないし、
魅力的な登場人物が誰一人い
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偉大な生涯の物語(1965年製作の映画)

2.4

GREATESTと言っちゃうあたりがキリスト教っぽいなとか。


いわゆるイエス・キリストの受胎から復活までを、
新約聖書の内容をだいたい忠実になぞって映像化したやつだけど。

あ、
今から諸方面を敵
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人間の條件 完結篇(1961年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

だから結局さ、

工場で、部隊で、
理想がどうだとか振りかざさずに、
まずは自分に与えられた仕事をコツコツやって、
少しずつ周囲の信頼を得て、
そうやってればこんな風になることもなかったのよ。

家族
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ポー河の水車小屋(1949年製作の映画)

2.1

煽動屋に乗せられた農民たちが大地主に対して起こしたストライキを中心として、
イタリアの農村の諸問題を描いた快作。


同じような第一次産業労働問題を描いたネオレアリズモって、
だいたい昔ながらの生活、
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毒薬と老嬢(1944年製作の映画)

2.3

フランク・キャプラ作品だから期待したんですけどね!

構成とかはしっかりしてるんだけど、
あれです。
内容がモラルに欠けすぎててぼくはきつかったです。

ぼくのレビューも多分にモラルに欠けてるくせに、
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(1965年製作の映画)

3.4

すんごい重厚な映画。

戦争映画かと思って見始めたら、
軍隊ものだけど戦争ものじゃなかった。


シドニー・ルメットらしい社会派オブ社会派。
収容所や刑務所での看守たちの非道を描いた映画はたくさんある
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らせん(1998年製作の映画)

1.2

ようまあこんな面白くない映画世に出したな!


「リング」の後日譚として、2作同時上映だったらしいけど、
「リング」のラストシーンが最高に衝撃でテンションぶち上がってるのに、
あの後に「らせん」観たら
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