eddiecoyleさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

3.5

ゾンビ映画の解体再構築をゾンビ映画の枠内からはみ出ることなくさらっとやりきるのはカッコいいなと。やっぱりパロディって強いよな。サイモンのバーで籠城時のハチマキ、ビジュアルは『ディア・ハンター』だと思う>>続きを読む

サッドヒルを掘り返せ(2017年製作の映画)

3.0

ロケ地を甦らせた人々がそのロケ地でその作品を野外上映するという贅沢極まりない行為を指を咥えて見せられる羽目に。流れるようなカメラは違和感しかないんだが。

七人の無頼漢(1956年製作の映画)

4.0

異様にジェントルなランドルフスコットに、これ又異様にコーヒーをふるまうゲイルラッセル。粗暴だが思慮深く、この物語のほぼ主役に収まるリーマーヴィン。最初と最後の撃ち合いで勝利する側(スコット)の拳銃を抜>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

2.0

電車が遅れて冒頭20分を観逃したことしか覚えていない。

俺は善人だ(1935年製作の映画)

3.8

エドワード・G・ロビンソンのセルフパロディがノワールのパロディとして機能する作品をノワールとは無縁のフォードが撮ったってのが皮肉にみえる。

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.2

モノクロの選択が影響したのか、据えたカメラが次々にパンニングしまくる鬼パン映画。レール移動とパンの組み合わせの極北として砂浜からどんどん沖に向かってレール移動するカメラに「いったいどこまでレール敷いと>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.3

前半の揺れるカメラで推進していくドラマを後半、物語を収束させていくところでは固定で丁寧に切り返していくのが印象的。特にイーストウッド=クーパーの絡む2回のシークエンスが素晴らしい。ダイナーでの切り返し>>続きを読む

新学期・操行ゼロ(1933年製作の映画)

1.8

フランス映画不感症がモロに出たっつーかマジでよくわからない上に子供映画もダメなもんだからハナから無理だったんだよ。

アタラント号(1934年製作の映画)

3.3

ジャン・ヴィゴ再挑戦の『アタラント号』は猫とおじさんのペット映画として以前より楽しめた。

ララミーから来た男(1955年製作の映画)

4.0

重要な物を山の頂に置くことにより、必然的に斜面でドラマが繰り広げられる構造。女牧場主の登場での馬車から銃を構える場面のかっこよさとか、手を撃たれたスチュワートが馬に乗せられるバックショットの怒りを押さ>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

2.6

暗い。閉塞感ハンパない。そりゃクローズアップであれだけカメラ揺らしてたら船内も自宅も同じ閉じた空間として見えてしまうわな。自宅シーンの手ぶれクローズアップの数々に、ルベツキが撮ってない雑なマリックをイ>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

3.2

映像ではなんとか受け入れられるも言語化すると一気にトンでも感が増す。例えば「体のラインがぴったり出る谷間ぱっくりスーツ着てる赤毛美女が終始濡れている」とか「体のラインがぴったり出るスーツ着てちょんまげ>>続きを読む

フロントランナー(2018年製作の映画)

3.3

時代毎の倫理観の移り変わりと報道のあり方の変化の上を、本心をあからさまには名言しない得体の知れない主人公が吊るされる。『フロントランナー』の異物感はこれだよな。

山中傳奇(1979年製作の映画)

3.9

序盤に出てくる屋敷の全景ショットが『雨月物語』みてぇだなと思ってたら、話がどんどんそっちに向かっていって笑うしかなかったが、そっからのトライバルな鼓美女vsシンバルラマ僧の闘いのトンでも感は想定の斜め>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

1.5

童貞を奪った女を探し続ける、童貞拗らせワンスモアな感じが延々続くアップデート版『早春』。冒頭、店頭で客寄せで踊ってるバックに流れてる曲のメロディがChemical Brothers「Believe」と>>続きを読む

ニューヨーク、ジャクソンハイツへようこそ(2015年製作の映画)

4.1

図書館より多様な人達が同じようにわちゃわちゃしてて楽しい。問題意識を人が越えていく視点を提示するワイズマンはやはりすごい。

サスペリア(2018年製作の映画)

2.3

トム・ヨークの歌声が聴こえてくるといきなりPVに見えてくるあたりに、この作品の映像の資質と物語に対する俺の興味の無さが表れてくるよな。

マイル22(2018年製作の映画)

3.6

何も前知識無しで観に行ったが、俺の大好物の護送ものだったので楽しく観れた。護送される側も最強キャラってなかなかない設定で意外に燃える。落とし処の是非はあるだろうし、それで台無しになる人もいそうだけど、>>続きを読む

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

2.8

『スピリット』の時の感想を見返したら、アーニャ嬢をニット乳だのなんだのしか言ってなくて非常に反省だわ。で、『ミスター・ガラス』は何と言っても後半のVSシーンでのコートの下に着てるカットソーの乳のライン>>続きを読む

夜までドライブ(1940年製作の映画)

4.1

「一目惚れを信じる?」「手間が省けていいんじゃない」で世界中がアン・シェリダンに惚れたはず。

夜の人々(1948年製作の映画)

4.4

超絶傑作。こんなまっすぐなものを見せられて、俺はどうすればいいんだ?しかしキャシー・オドネルって美しすぎやしないか?まとめ髪でのツナギ姿からの髪を下ろして逃避行、「キスの仕方を勉強していきましょ」的台>>続きを読む

情無用の街(1948年製作の映画)

4.0

陰影とパースの効いたパッキパキの画がたまらなく好き。撮監ジョー・マクドナルドって『拾った女』『荒野の決闘』『栄光なにするものぞ』『ワーロック』撮ってたんだ好きなはずだわ。調べるとウィドマークと結構一緒>>続きを読む

面の皮をはげ(1947年製作の映画)

3.5

ジャン・ギャバンでギャングの落日で、どうにもしっくりくるんだが、表と裏と過去って違う顔を持つ複雑っぷりなのにシンプルに入ってくる上手さ。ラスト、墓場の銃撃戦で身を隠す墓碑が低いもんだから、すげぇ窮屈に>>続きを読む

バルバラ ~セーヌの黒いバラ~(2017年製作の映画)

4.0

演者と役がシームレスに感じてから劇的におもしろくなったのは俳優監督だからか。

十字路の夜(1932年製作の映画)

2.4

わからん!誰かルノワールの良さをレクチャーしてくれ!

麻雀放浪記(1984年製作の映画)

3.0

後半の画面のヤバさはノワールの導入部のよう。気になって撮監調べたら安藤庄平、シベリア超特急撮ってたこの人。