狂王キシリトールヴィヒ2世さんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

狂王キシリトールヴィヒ2世

狂王キシリトールヴィヒ2世

テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

4.9

やっぱりテリーギリアムはギャグセン合う。テリーギリアムのイカれ印ローアングル最高。ブラジルではある種の逃避であり唯一の救いといってもよかった騎士になり空を飛びヒロインを救う夢。今やその夢は希望ではなく>>続きを読む

ルディ・レイ・ムーア(2019年製作の映画)

4.5

みんなが大好きなマザーファッキン要素しかない。どうせこういうの好きでしょって感じで雑に詰め込まれてるけど映画オタク向けマーケティングの前で映画オタクの脳は死ぬ。エディマーフィしょぼくれたなーと思いきや>>続きを読む

ジャックは一体何をした?(2017年製作の映画)

4.3

アホだなー。アホかっこいい。ツインピークスのゴードンのスピンオフって感じがするのがファン的にはグッド。マペッツに出たいんだけどオファーがこないので自分で作っちゃいました的ないじらしさがある。映画監督引>>続きを読む

ハロウィン(2018年製作の映画)

4.1

ハロウィンシリーズ一切みてないからなのかブギーマンというのがそういうキャラだからなのかわからないけどなんなのこいつ感がこわい。ぬーっと現れて意味もなくモブを殺してく感じとかボロボロになってもたんたんと>>続きを読む

陽炎(1991年製作の映画)

4.0

色々あったけどなんやかんやでどでかい線香。物語どうこうよりセット大炎上させたいだけでは。

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.5

子供たちかわいすぎ。くそうざくて割とアウトなのになんだかんだ子供になつかれそうな感じすごいするからこの役はジャックブラックしかできないなって感じさせる。愛しのローズマリーでもそうだけどジャックブラック>>続きを読む

移動都市/モータル・エンジン(2018年製作の映画)

3.9

冒頭めちゃくちゃ良かったけど色々詰め込みすぎで結局なんかいまいちのれないRPGみたいな感じだったな。作中一番かっこいいお姉さんちょっとみやぞんみたいだし。ソイレントグリーンリキッドタイプも食べなかった>>続きを読む

ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

4.4

意外と変態じゃない路線なのかと思ったら普通に変態で良かった。前半は割りと最近のクローネンバーグな感じの良い緊張感がでてて途中まで真面目にはらはらドキドキしてたけどそれがばからしくなるくらいぶっとびのか>>続きを読む

フェノミナ(1985年製作の映画)

4.3

今まで映画史上もっとも無理な汚水はトレインスポッティングのトイレだったけどそれを余裕で越えてくる汚水。宗教絵画かってくらい美しいジェニファーコネリーがあの想像を絶するおぞましさの汚水に浸かってる映像シ>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

ピザ屋の社長めっちゃかわいかったんだけどあの人なに。日常で貧困層と富裕層の生活が交わることってあんまりなくてそんな社会で起きているのは地下の住人どうしのいざこざ、隣のうち車買い換えたらしいわよあら奥さ>>続きを読む

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.2

不思議ちゃんが奇行のあいまにプリンスのレコード眺めてたけど80年代のアメリカではプリンスを好むことは机にこぼしたコーラをすするのと同列だったってことならなんかショック。普通に考えて指ゆきグローブよりプ>>続きを読む

ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.7

まじでひくほど犯罪描写がやばいこわい。特殊部隊の作戦系の映像体験すごく好きだからこの映画はそういうところめちゃくちゃ良かった。天下無双の復讐の鬼とかしたベニチオデルトロのできるやつオーラと悲哀がにおい>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.7

人種を越えた最高の友情に泣いた。血みどろいきいきはじめての共同作業最高すぎた。俺も混ぜてくれ。血がドバーバシャーって感じで楽しかった。

ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

4.6

アンディガルシアとのロマンスを演じさせるとかまじで極限親バカじゃんて思うけど、決定的なショットではエロさといい物悲しさといい素晴らしい顔がうつしだされてた。大切なものを守ろうとすればするほどに大切なも>>続きを読む

ディオールと私(2014年製作の映画)

4.0

メゾンの魂とラフシモンズの融合が結実した花だらけ空間美しすぎた。プレタしかやってないくせに感がにじみでまくってもはやややうとまれてたのに。結局ミニマルでありフェミニンであり伝統的であり未来的に仕上がっ>>続きを読む

男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

4.1

おかえりお兄ちゃん、おかえり寅さんの世界は、お兄ちゃん元気にしているかしらなんて思っていたら盆暮れにはひょっこり現れる作品群。今作はいわば春秋のくるまや。お兄ちゃんどうしてるかしらと心配されていること>>続きを読む

東京オリンピック(1965年製作の映画)

3.9

トラック競技がいくらなんでも長すぎるのがさすがにしんどい。自転車とかレスリングとか競歩とかあたりはめちゃくちゃ良い。レスリングの技術と力が絡み合って緊張をうむ様と息づかいと切ない表情はやばい。全体とし>>続きを読む

地獄の黙示録(1979年製作の映画)

4.8

ハリソンフォード出てきてロバートデュバル出てきてデニスホッパー出てきて結局マーロンブランドが全部持ってくというオールスターはじけ合戦。欺瞞と狂気をはらんだ戦場を思索する主人公とともにジャングルクルーズ>>続きを読む

クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

3.8

マイケルbジョーダンのからだ相変わらずすごい。ドラゴ親子かわいそすぎ

アラバマ物語(1962年製作の映画)

4.8

ディル最高だな。実際のカポーティもこんなくそ生意気などちびだったんだろうなってうきうきする。かわいすぎ。今日地獄の黙示録もみたからロバートデュバルの振り幅感じまくり。グレゴリーペックかっこよすぎた。子>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

4.0

完全にコリンファースが世界で一番ミスターダーシーオブミスターダーシーなのを出発点にしてるからなんだかんだちゃんと本筋がロマンティック。高慢と偏見とゾンビの一億倍面白い。

ドクター・スリープ(2019年製作の映画)

3.7

レベッカファーガソンたくさん見れてよかった。みんな物理耐性低い系少年漫画。

トラック野郎 御意見無用(1975年製作の映画)

4.0

男とは何か人生とは何かトラック野郎たちがうまれる時代と社会の理不尽とよろこび。

女と男の観覧車(2017年製作の映画)

4.7

暗黒カイロやばい。かつて絶世の美女であったケイトをくたびれ悲壮感全開で起用するシリーズ、ブルージャスミンに続いてくそえぐい。笑えなさマックス。ボラボラ島の申し子がボラボラ島を失ってしまった瞬間をみせら>>続きを読む

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.3

俺たちのweezerいまでもこんないい曲作るのか。クリストフの見せ場よすぎた。ポカホンタスの思い出を上書きするためにファンタジアよりのロックオペラエレクトリカルパレードになってて文明批判とか歴史認識問>>続きを読む

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

4.0

冒頭のフルシチョフとベリヤが体ぶつけあってはしゃいでるとこめっちゃ良い。粛清おじさんたちによる文化祭って感じ。

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

4.6

小さい頃好きだった女の子がジェシカチャステインになっておっぱい揺らし倒すってだめなやつだ。わかってるジェシカチャステイン愛好家であることをMAMAで証明しただけでは飽きたらずまた別の側面からジェシカチ>>続きを読む

浮草物語(1934年製作の映画)

4.8

小津の作品は未来永劫残り続けるんだろうな。会社や技法や時代が変わっても出来上がる映画はいつでも変わらず美味しい豆腐なんだから。そのこだわり続けた作品群に30年間通底しているものは100年後も時代や国を>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

4.5

このドラえもんは毎週欠かさずみたい。この人MAMAの人なんだ正当進化してるな。

フォーカス(2015年製作の映画)

4.2

うわついててぱーっとしたハッピーなスリ。巧みな展開にあってマーゴットロビー一服の清涼剤。ドラッグストアから最後への流れとギャンブルはするなよのところ大好き。まずウィルスミスが好き。

HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)

4.1

焦らしに焦らしまくったドラマでほぼ主役はってた司がまあまあはぶられててかわいそう。ふじおの開幕ローブローは世界一かっこいいローブローかわむらかずま絶対鬼太郎ヘアより前髪あげてるほうがかっこいいと思う。>>続きを読む