エイちゃんマンさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.8

冒頭から掴みは完璧で、一気に物語に入り込んで行けるため、相当な没入感を感じられます。

映像の美しさは言わずもがなですし、不気味な雰囲気を煽る音楽も素晴らしいです……んがっ!
最大の売りとも言えるラス
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アバター<特別編>(2010年製作の映画)

4.7

新作の公開に備えて、178分のエクステンデッド・エディションにて再鑑賞。

12年も前に劇場公開された作品とは思えないほどの美麗なVFXは、最新のVFXと比較しても遜色ない……いや、むしろ未だに本作の
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青の炎(2003年製作の映画)

3.6

元々貴志祐介の作品が好きで、本作も当時観ていたはずなのにすっかり忘れてしまっていたので再鑑賞。

ニノってこの頃から演技力が高かったんだと再認識しましたね。

ちょっと切ない殺人者の物語で、また原作を
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

4.2

まさにD・ジョンソンの存在自体が見どころと言っても過言ではないほど、彼の筋肉が堪能出来ます。😁

ストーリーも過去のDCEU作品を観ていない一見さんも安心の解りやすいものになっており、ファミリーで観て
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ワン チャンス(2013年製作の映画)

4.0

実はポール・ポッツを知ったのは随分前にアンビリバボーでの特集を観た時で、オペラのことは詳しくないですが、とにかく感動したのは覚えてます。

その彼の半生を描いた本作ですが、結構脚色が入ってて苦笑しなが
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劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編(2022年製作の映画)

3.7

原作は未読ですがテレビシリーズのファンでしたので、何気に楽しみにしていたのですが、正直なところテレビ向けに製作したスペシャル番組を観せられた気分でした。

ストーリー的にも作画レベル的にも劇場版クォリ
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.7

とにかく不快な気分にさせられる作品です。(誉めてます、念の為)

グルメ業界を痛烈に皮肉った風刺なのだと思いますが、レストランの存在意義やシェフたちの行動心理はまともな人にはなかなか理解出来ないかも。
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クラッシャージョウ(1983年製作の映画)

3.9

昔からタイトルは知っていたものの、観たのは初めてでしたが、こんな壮大なスペースオペラだったとは!

メカニックデザインもカッコイイですし、作画もストーリーも申し分ないかと。

願わくばNetflixあ
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ジェシー・ジェームズの暗殺(2007年製作の映画)

3.4

北米では有名な人らしいけど、日本人にはピンと来ないと思います。

そのせいもあって、感情移入するのは難しいですが、B・ピットの抑えの効いた演技や美しい映像など、見どころはあります。

せめて上映時間が
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ザ・クリーナー 消された殺人(2007年製作の映画)

3.6

主人公が犯罪現場の清掃業を営む元警官なんて、未だ聞いたことがない設定で、且つこのキャスティングなら期待しない方が無理ってもんですが、半分も観ないうちに真犯人の予想がつくのでサスペンスとしては二流かと。>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.9

大きな盛り上がりがある訳でもなく、淡々と物語が展開していくタイプの作品ですが、キャスト陣が各々が演じる登場人物の心の闇だったり、社会の闇だったりを抑えた演技で見事に表現していて、見応えがありましたね。>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

湿地帯の美しさがスクリーンに映えて、映像面での見どころは多いです。

ミステリーと言いつつも謎解き要素は薄めですが、法廷劇としての要素や人間ドラマの要素もあって、構成もしっかりしており、秀作と呼ぶに相
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激突!(1971年製作の映画)

3.8

ストーリーなんて無いに等しいのに、何度観てもハラハラ出来るのはひとえにスピルバーグの演出の上手さの賜物かと。

日常の中のほんの少しの非日常にこそ恐怖が潜んでいることを見事に表現してみせた秀作。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.4

本作はまさかのロードムービーになっていました!😳

それを新海誠監督作品ならではの繊細なタッチで描かれた作画で楽しめたことはまさに眼福。

東日本大震災を直球で描いているので、地震をトラウマに感じる方
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

4.2

C・ボーズマンの逝去という一大事があったものの、大幅な脚本変更により完成にこぎ着けた本作は、大切な人を失った喪失からの再生を描いた完成度の高い作品になっていたと思います。

お家騒動的なストーリーだっ
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グッドモーニング、ベトナム(1987年製作の映画)

3.8

早口でまくしたてる絶対に面白いはずのR・ウィリアムズのマシンガントークを面白いと思えない拙い英語力の自分に腹が立ちます。

ベトナム戦争を題材にしているにもかかわらず、さほど暗い印象を与えない演出なの
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キッド(1921年製作の映画)

3.9

C・チャップリンとJ・クーガンの掛け合いが見ていて微笑ましいです。

サイレント映画なので、身振り手振りと僅かな字幕が全てなのに、ちゃんと笑えてほっこりさせてくれます。

泥棒成金(1954年製作の映画)

3.7

ヒッチコック作品としてはミステリー要素は少なめで、軽いノリで気軽に楽しめますね。

本作の見どころはなんと言ってもG・ケリーの美しさに尽きると思います。

ネバーセイ・ネバーアゲイン(1983年製作の映画)

3.3

『サンダーボール作戦』のリメイク……なんですが、実は肝心のオリジナルは未見。😅

番外編とは言え、本家に大きく劣る訳でもなく普通に面白い作品になっているかと。

余談ですが、R・アトキンソンって本作が
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犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.2

観始めてタイトルが出た瞬間に、実は続編だったことに気付く大失態でしたが、内容は至って単純な勧善懲悪もので、何の問題もなく楽しめました!

とにかくマ・ドンソクがパンチした時の効果音が笑える位に豪快で、
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天間荘の三姉妹(2022年製作の映画)

3.9

『スカイハイ』のスピンオフにあたる作品ですが、こちらは殺伐とした空気感はなく、のほほんとした穏やかな雰囲気の作品でした。

イズコが釈由美子ではなかったことが残念でしたが、怨みの門番である釈由美子版イ
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燃えよスーリヤ!!(2018年製作の映画)

2.9

だんだん妄想シーンがくどくなってきて、本当に必要なのかと勘繰りたくなるレベル。

アクションシーンは悪くないだけに、色々とザンネンな要素が多くて勿体ない気がします。

RRR(2022年製作の映画)

4.4

とにかくスケールのデカさと濃厚なストーリーに圧倒されまくり!

3時間という長尺が一切気にならないほどの密度で、ナートゥのシーンは観ているだけで元気になれそう。✨

劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥(くら)き夕闇のスケルツォ(2022年製作の映画)

3.9

前作同様、戦闘シーンの迫力はかなりのもので、作画レベルも満足度は高いです。

んがっ、どうもそれ以外のシーンで作画がイマイチな箇所も散見されたのが気になりましたね。(気のせい?🤔)

大魔神怒る(1966年製作の映画)

3.3

内容は悪くないですが、基本的にやってる事は1作目と何ら変わらないのでこの評価としました。

ただ、公開時期を考えるとこの特撮のクォリティーはスゴいと思われ。

シルバラード(1985年製作の映画)

3.5

いぶし銀な感じのキャスト陣が何とも言えないです。

ストーリーは如何にも王道といった印象の西部劇で、それなりに楽しめる作品ですが、また観たい!とまでは思わないレベル。

何気にK・コスナーのガン捌きが
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カラダ探し(2022年製作の映画)

3.7

序盤、中盤、終盤とジャンルごと変わってしまうような展開は、飽きずに観られる反面、どっちつかずで中途半端になりやすいので、好き嫌いがはっきり分かれそうですが、個人的にはアリです。

『IT/イット “
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線は、僕を描く(2022年製作の映画)

4.5

とにかく映像表現が美しい!✨
水墨画はもちろんのこと、それを描くキャストたちまで凛々しく美しく映し出されていました。

水墨画について全く知識のない私のような人でも分かりやすい脚本となっており、喪失か
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我輩はカモである(1933年製作の映画)

3.8

マルクス兄弟の作品は初めて観ましたが、ドリフのコントが好きな方なら間違いなく楽しめると思います。

観ていてウザいと感じるくだりもありますが、上映時間がほど良い長さなので、あまりくどさを感じないかと。

3人のゴースト(1988年製作の映画)

3.6

今観ると視覚効果が大味で雑な印象を受けますが、観ているだけで楽しい気分になれます。

それにしてもB・マーレイって、こういう嫌味な男を演じさせたら天下一品ですよね。😁

東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

3.9

実は観るまで本作がクリスマスムービーだとは知りませんでした。💦

でも、観始めたらコメディ要素もほど良い感じで、テンポ良く展開するので観ていて飽きずに楽しめました。

都合が良過ぎる展開も奇跡と感じら
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ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.7

思っていたのとは違って、ちょっとした冒険もので楽しめました。

それにしても赤ちゃんより仔犬が求められる時代って……よ~く分かるわ~。🤣

天と地と(1990年製作の映画)

2.9

赤と黒に分かれた両軍の合戦シーンを始め、随所に美しい映像があり、小室哲哉が手掛けた音楽も素晴らしかったです……んがっ、それだけ。

ダラダラとしてなかなか展開せず、無駄が多いと感じる脚本は致命的だと思
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アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

3.8

本作のオリジナルにあたる『おみおくりの作法』は未見ですが、アスペルガーを疑うほど極端な主人公の性格付けは阿部サダヲらしさを出すためにかなり改変されていると思われます。

きっと観た後は、誰かのために何
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.1

もっとコテコテのコメディーだとばかり思っていましたが、ストーリーは意外とマジメでビックリ。

とは言え、しっかりブラックユーモアに溢れたコメディーになっていて、シリアスとコメディーのバランスが絶妙でし
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その声のあなたへ(2022年製作の映画)

4.2

アニメ好きを自負する以上、知らないとは言えない存在である内海賢二の実像に迫ったドキュメンタリーなのですが、うっすらストーリー仕立てになっています。

正直言うとちょっと芝居じみててイマイチ必要な演出と
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