えみぬさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

下妻物語(2004年製作の映画)

4.5

深キョンがロリータのやつ、ということしか知らなかったのでやっと見た

クールで自分のブレない軸をしっかりもってる桃子は仲間とつるんでオラオラしてるイチゴにとって魅力的で刺さったんだろうな。序盤のイチゴ
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愚行録(2017年製作の映画)

4.0

冒頭のバスのシーンからこの人がどんな話を広げていくのかとても気になり引き込まれた

満島ひかりさんの独白のシーンのお芝居、光と影の入り方が本当に素晴らしかった

殺人の追憶(2003年製作の映画)

4.5

無音の緊張感からの岩の陰から一斉に飛び出して3人合流して追いかけるシーンが最高にカッコよくて痺れた

ソン・ガンホの赤いパンツを見つけた時の目がとてもいいなと思ってたらラストで越えてきた

ザ・ウォーク(2015年製作の映画)

4.0

先日FALLを鑑賞したので高所系が見たくて鑑賞

綱渡りのカメラワークと景色が素晴らしい
謎の訪問者サイコー、警官呑気すぎて笑う 
昔新宿のVRZONEでやった高所体験思い出した

日本もスカイツリー
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チワワちゃん(2018年製作の映画)

4.5

劇場で見た時は若者のエモ系という感想しか残らなかったけど、久しぶりに鑑賞したらとても心に刺さった。あと古川琴音さんが出てたの再発見できてよった。

語尾にハートマークが付いているように話すチワワちゃん
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ソウ(2004年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

終盤の一気に畳み掛ける感じが爽快かつラストの絶望的な叫びがとても良かった

これは一体?から始まって物語の仕組みを掴んでから、あれこれもしかしてと考察するのも楽しかった。犯人があっさり出てきてから、ず
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ビリギャル(2015年製作の映画)

3.5

夫婦の間で娘と息子の面倒を見る、育てる役割が別れてるのってとても寂しいなと思った

さやかはギャルではなかった気がするけど、明るく前向きでとても好感がもてる子だった

こういう出会いが人生に1つあるだ
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

序盤のクライミングのシーンから、ごつごつした岩場に手を引っ掛けてる時の痛みやしがみついている時の体に力を入れている感じが伝わり、音の使い方も良くてとても緊張感がある

鷹とバトったところから彼女の生存
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ゲーム(1997年製作の映画)

3.5

ニコラスがいいならいいけど…
不合格通知の電話で面食らうところが地味に好き

トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

4.5

あんなにも教師と生徒としての関係を割り切る教師がいるのかと驚いたけれど児島さんの役作りが上手すぎて納得したしゾッとした
小泉今日子さんも手を上げて権威を語る父を見る軽蔑した目、冷ややかな表情が最高だっ
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ばしゃ馬さんとビッグマウス(2013年製作の映画)

4.0

馬渕さんは脚本教室の姿勢からも見て取れるようにとても真面目。でも夢を追う人にとって「真面目だね」って褒めことばではなくて「賢いね」って言われるのを目指す必要があると思う。賞を受賞することはプロへの1つ>>続きを読む

アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.5

不思議の国のアリスみたいだった

彼の部屋の壁にあのマークが現れるところ、CUREの☓マークのやつみたいでひゃ〜〜ってテンション上がった

セブン(1995年製作の映画)

4.0

裸でスパゲッティに顔突っ込んで窒息死のインパクトで何が始まったんだ…と掴まれた

図書館の記録から部屋を割り出したあたりの捜査は物語が大きく動いていく感じがしてわくわくした

あのタイミングで導入され
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ヴィレッジ(2004年製作の映画)

3.5

この閉鎖的でこぢんまりとした村で本当の信頼関係はどれくらい築けているのだろうか
ここで生きる上でそれぞれが大切にしているもの、優先順位の高いものはなんだろうか

こういう家や小屋の開けっ放し出入り自由
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よこがお(2019年製作の映画)

4.0

横断歩道のシーン、踏み留まったのか行けなかったのか、想像してみるとラストが全く違う捉え方ができておもしろく、恐ろしい 

本気だったシェアハウスを相手は真剣でなかったところとか、義理の息子が全く懐いて
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スプリット(2017年製作の映画)

3.5

ロッカーのシーン、絶対来るって分かっててもびびってしまう
隙間から目だけ見えるのってほんとにホラー

“隠れビッチ”やってました。(2019年製作の映画)

2.5

こういうタイプの子は別のことに打ち込むのが1番だと思う。彼女にはイラストの夢?があったのだからそこにもっと夢中になれば彼に執着したり不安定に当たることも減ったのではと思った。

大後寿々花さんを見るの
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去年の冬、きみと別れ(2018年製作の映画)

3.5

このバケモノはバケモノの姿で残りの長い人生を行き続けるのか?バケモノを隠して生きるのか?
後者であれば、完璧に隠し通すことは不可能だと思うので何かが引き金になりバケモノがまた顔を出した時周りにいる人が
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

2.0

好きな監督でタイトルの意味も気になって鑑賞したけどちょっとびっくりするくらい面白くなっかった。というか合わなかった。

この人必要?という人物や設定が多くそれでいて主要メンバーに誰一人共感もできず行動
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モヒカン故郷に帰る(2016年製作の映画)

4.5

妊婦つれ〜わ〜みたいなシーンが好きすぎる。あっちゃんにしか出せない味。ちゃんとメイクしたらめちゃくちゃ顔面強くてかわいいのにすっぴんの眉間にしわ入った寝顔とかぶさいくで最高にかわいい。

ピザ屋のくだ
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アイリーンの「スマイル〜」と一見能天気に見える笑顔をような場面が、笑顔でいないとこの現実の生きづらさや残酷さに飲み込まれてしまわぬよう必死に保っているようで苦しかった。

木野さんはやさしいおばあさん
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ジ、エクストリーム、スキヤキ(2013年製作の映画)

4.5

冒頭の縁切った人が会いに来たら縁切れねぇじゃんとか縁切った人に聞けよのくだりでもうこのゆるワールドの虜になった
友達だったの?とかバイト先で知り合ったカップルがすぐ別れるとかくすっと笑える会話やセリフ
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街の上で(2019年製作の映画)

3.5

もともとみんなとても可愛いんだけれど女の子たちがとても魅力的に撮られていた
若葉さんはいつものような無神経感や厭らしさを完全に消し切っていてピュアな感じが新鮮だった
 
イハちゃんとの恋愛話がとても自
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アカルイミライ(2002年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

黒沢作品、まだそんなに数見れてないけどこれは比較的見やすいヒューマンドラマだった。オダギリジョー、ボロボロの変な服似合う

10年20年の出所を待とうとした父、待たずに自殺した息子、今日しか見えてない
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フロッグ(2019年製作の映画)

3.5

アレックがずっとサイコパスっぽい表情だったけどあのシーンだけ感情むき出しになるところがアングル含めとても良かった 

ミンティちゃんは一家やそれに関わる人に情を持ってしまうからフロッキング向いてないと
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メリちん(2006年製作の映画)

3.0

白い粉に笑った
絵日記でズタズタに殺して昇華できてるのちょっと尊敬する。
畑のシーンあんなの見せられたらスーパーでゾッとしちゃうから本当にやめて…

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.5

早くに結婚して家に閉じ籠もっていたテルマが広い世界に飛び出て全てが新鮮というような開放感を感じているのがとても良かった。
強盗も警官の脅しもぶっとんでるけどそれが本来のテルマの性なのか、世間のバランス
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CURE キュア(1997年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ライターを拾って目を逸らさずに置くところに緊張感が走った。あと生肉。そもそもあの家のキッチンの作りが不気味。
首吊りってよく足だけ映して分からせる演出が多いけどやっぱりシンプルに全身映した方が絶望感が
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.0

劇伴と色彩設計がとても好みで抜群に良かった
序盤のみぞれののぞみへの思いが視線や細かな動きから感じ取れるのもとても愛おしかった

みぞれの好きとのぞみの好きは違う。みぞれの告白に対するのぞみの返しの言
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アス(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

洋画のスリラー、サスペンス、ホラーは本当に地下に謎が隠れすぎてて現実世界でももしかしたらこの地下で…とかちょっと考えてしまう

ビーチを一列で歩くシーンでやたら綺麗に影を映すなぁと思ってたらそういう伏
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