えみぬさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

さんかく(2010年製作の映画)

4.0

話ももちろんおもしろいけど画に奥行きがあるのがとてもおもしろいなと思った

中盤のメンヘラった彼女と電話してるところ、付き合っても地獄別れても地獄って感じが最高。トイレのシーンは映画史に残したいメンヘ
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犬猿(2017年製作の映画)

4.0

金で家族を喜ばせようとする不器用な兄がなんだか愛おしかった

兄は口は悪くておっかないけど高圧的、上から目線ではなくてちゃんとストレートに相手に感じることを伝えらる人だなと感じ、逆に弟は真面目に営業こ
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.5

雰囲気に惹かれて劇場で見たけど昼は看護師夜はガールズバーしか本当に記憶になくて再視聴

石橋静河さんから生命力というか、私はここで生き抜きたいというパワーをいつも感じるのでこの役はちょっとちぐはぐで合
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.5

一見その辺りにいそうな普通の成人男性が、自分の欲を満たすためにこんなに軽々しく他者に倫理観にかけた要求を一方的に行い、搾取し、攻撃する面を持ち合わせているのかと恐ろしくなった。

〇〇してあげるという
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤の不気味でなにか始まりそうで始まらないお約束な感じと後半の畳み掛けるような展開のギャップにゾクゾクした。
緊張感あるシーンだけどママとのコーヒーカップ争奪バトルはちょっと笑った。

パトカーが来た
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滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.5

序盤のきれいな紅葉意外はほとんど変わり映えしない山の中、見た目もいい意味でパッとしないふつ〜〜〜〜のおばちゃんたちが主役で画が持つのかなと思ったけど不思議と退屈しなかった。

大縄跳びとかしちゃうの少
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なま夏(2005年製作の映画)

3.5

キモい映画といえば?って言われたらこれからはこの作品を挙げたい

開始1秒ですぐこの映画はキモいよって分かる構成。この映画を見てストーカーという生き物に思ったのは、相手を完全に無視していて完全に自分本
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江ノ島プリズム(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

修太の人柄も、それを演じる若かりし福士くんのまっすぐがむしゃらで爽やかな感じがとても応援したくなる。
本田翼さんはなぜか3人でいるときより花火の前に一旦家に帰って鍋を突いて家族と最後の夜を楽しんでいる
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

3.5

桐島で前田とかすみが休日に見ていたのが印象的で鑑賞

ぶっ飛んてる、眼から得る情報量が多くて白黒でお腹いっぱい。カラーは見たくない笑
とりあえずドリルね、、、直接的すぎておもろい
大抵のことは驚かない
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.5

集団や思想が自由であっても他者を攻撃、区別していい理由にはならない
同じ1人の人間でありそれ以上でもそれ以下でもない

差別をしていないと自認していても、日常の中でそのような人に接触した時自分の意志を
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からかい上手の高木さん(2022年製作の映画)

4.0

地元の島が舞台(育ちは土庄町ではなく小豆島町の方でしたが)で実はテレビシリーズもちゃんと見たことないまま、ほのぼのラブコメならいきなり劇場版見ても大丈夫っしょと思い鑑賞

まず地元がこんなほのぼの優し
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美女缶(2003年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

「元気だしなよ〜」「出す元気もない」とかバルサンとかセリフにちょいちょいく捻りがあったりしてくすっとする。主人公なかなか機転が効くのになぜ冷蔵庫なんかに…

取り扱いとか女の子の人生ビデオとかかなり作
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台風家族(2019年製作の映画)

3.5

朝焼けの海に流れ着く姿を見守ったとき心がすかっとした

イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ほぼずっと大雨や水浸しのシーンで見てるこちらも体温が下がってきそうな映画
そして自然が改めて1番怖いと思い知らされた

このパニックで過酷な状況でさらにお芝居もする役者って本当にすごい

息子を男手1
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機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

3.0

画作りとセリフがちょっとダサい気がした。

ミシェル無責任じゃない?と思ったけど彼女の意志での行動というより脚本のために動かされた感が強くてなんとも言い難い。

バナージくんUCから一年後と思えないく
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.5

ポンポさんの映画と見せかけて監督くんの話だった。
絵もカラフルでアニメーションも綺麗で見て元気になれる作品だと思う。

彼は売れっ子監督になったらディレクターズカット版作りそう(笑) 

関係ないけど
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

名作、オマージュされまくっているという知識のみで鑑賞

アニメーションが想像以上にぬるぬる動いて驚いた。人の動作がとても細かく自然

ピーキーすぎて〜、金田がバイクで止まるやつ、さんをつけろよ〜の元ネ
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.0

「今からでもあんたにできることないの?」という言葉、できること?なんのため?安らかに逝けるよう?あの世で見てくれてるとして?亡くなった時点で自我や心を失っているので相手からの反応や気持ちがない、だから>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

家で鑑賞していたので、え!?ここで終わり!?と思わず声にだしてしまった
アイスランドの広大な景色をぼ〜んやり堪能していたらぼんやりと終わってしまった感じ…

弟の初見の反応とか、ボートに乗ってるところ
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

まさにマンガがそのまま動いているといった感じの3D&2Dアニメーションでした。

まずOPの手描きのデッサンでメインの5人が描かれていく映像がシンプル且つめちゃめちゃかっこよくてテンションぶち上がる。
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.5

あらすじ、前知識なしで鑑賞しました

前半のコミカルでありながらも確実に何かに巻き込まれている感じにドキドキした。エアギターを披露してくれたが学生が英語で逃げろと促すシーンは何となく予想ができていても
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

4.0

この映画のもつ世界観、空気感に没頭できる。

組み込まれたプログラムにどこまでも忠実なAIがもし欲望・欲求を持ってしまったら人間は勝てない。

南風(2014年製作の映画)

3.5

夏の台湾を自転車で巡る追体験ができる映画。
いつかは画面の枠組みを取っ払った景色を自分の目で見てみたいと思った。ヨーロッパのようなオシャレさないけれどアジアのみずみずしい美しさは素晴らしいなと感じた。
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.0

吹き替えで鑑賞

前作同様、歌やダンスといったショーのシーンがメインで見ごたえがありました。めちゃくちゃ舞台美術がすごい。実際では不可能かもしれないけどこんなすごい世界観のショー見てみたい。

クレイ
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東京物語(1953年製作の映画)

3.5

とても自然な、人と人の会話を堪能しました。 

説明台詞もモノローグももちろんない。考えてること、企み、言いたいことはなーんとなく分かる。

家族のつながり、それぞれの人生があり、それぞれ他人。

ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

3.0

近衛寮サイドしかないので話し合いについて考えや意見を持つのがむずかしい

かといって学生の寮への想いや団結力を見られた訳でもないのでこちらにも特になにも気持ちが湧かない

カランコエの花(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

先生たちも手探りなのはわかる、でも押さえつけるような教えではなくてみんなで考えてみませんか?おかしいこと、気持ち悪いことってそもそも本当に感じる?って自分も輪になって話し合うとかではだめですか?

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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.5

長いしテンポも一定で退屈…。

滑りっぱなしのギャグゼリフは置いといて、シンプルに物語が線で繋がってない、やりたい展開やシーンを点で描いている感じ。積み重なっていないのが気になる。

デウス・エクス・
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Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!(2007年製作の映画)

3.0

海岸を見つけた時どうせスクリーンってオチじゃない?って思ったら違ったしダイレクト移動おもしろかった