ケビン・コスナーのダメな感じ。きっと何かやってくれる的なものを匂わせるけど、ほぼ最後の最後まで本当にダメで、ちょっと好き。アメリカの投票システムは不可解だけど、こんなダメ親父に賢いモリーの親子像はきっ>>続きを読む
高倉健が若く目力がある。前半の見せ場はやはり嵐寛寿郎が体を張って27番と呼ばれる高倉健を守り、目と目で応える別れ。
後半はもちろんラストで2人の逃避行の果てに「人間とは」という答えに値する選択。網走番>>続きを読む
舞台劇。4人演者は徹底的にその役を生きる。敵対、共感、反発、同情、会話と共に次々と入れ替わる関係性。想像以上に面白かった。クリストフ・ヴァルツのキャラクターはたまらない。ジュディ・フォスターの崩壊演技>>続きを読む
なぜこの展開?とテンポよい罵り合いの応酬が面白く、つい笑っちゃう。メリッサ・マッカーシーがチャーミングで目が離せない。ちょい役も贅沢で、続きが見たいな。
きれる身のこなし。原作者東野圭吾がイメージした刑事、新田にやはり木村拓哉はハマる。バディ役の長澤も信頼に応える存在感。豪華キャスト陣と丁寧に作り込まれたセット、テンポよい展開。なにもかもが問題なく普通>>続きを読む
井上順そっくりのダヴィットが、お父さんとテーブル越しに会話するシーンが好き。
「確かにお前はヘボ配達員だけど、皆に愛される」
ダヴィットが問題ありの子供達を見守って、信じて、愛してる姿にダブる。
人の>>続きを読む
テンポよく、会話もアクションも○
キングスマンの真骨頂はやはり大人の、紳士としての気品あるかっこよさ!
という意味ではマーリンの動揺しない態度、行動。その姿に目で応えるハリー。
ナチス占領下のチェコ。本当は美しいはずが、暗く張り詰めた怯えた人々と街と共にハイドリヒ暗殺に関わった若者たちの緊迫した思いや動きをリアルに伝える。
正視できないような拷問や銃撃戦から立ち上るのは普通に>>続きを読む
ジャンゴ〜!!
もう、絶対歌っちゃう。
3時間があっという間過ぎて、言葉がない。
アイツはいったい何者なんだ?って言う、言いたくなるよね?
ディカプリオの農場主も最高なんだけど、ドクターシュルツの苦笑>>続きを読む
死、愛、時間。よくある寓話なのかもしれないが、やはり見入ってしまう。
ヘレン・ミレンの自由さ。
「幸せのカケラ」は、時折まるで見失ってしまうのに
実は最初からずっと居てくれる。
思い返すほど、最初から>>続きを読む
三船敏郎力がすごい。存在感、納得感、信頼感。この人の言葉の重みは、劇中の登場人物が「礼は全員救出してからだ」の一言で、全てを捧げてしまったように心を動かす。
やっぱりロッキーはいい。絞り出すような掠れた声、朴訥な言葉。ロッキーは悪くない、けど「すまんな」と謝る。老いて、身の置き所がないようにして、ロッキーはロッキーのままだ。
ボクシングの敗者は、自分の力を>>続きを読む
ベティーすご過ぎる!エロくて奔放で響き過ぎてどこにも収まらない。
映像が目に焼きつく。
忘れられない映画。
子どもの頃の兄弟は、大人になってひどい暮らしをして荒みきって罪を犯して刑務所で出会っても、やはりお互いの中に子どもの頃の記憶(子どものままの顔)を見ているんだろうな。
映像には光が差し込んでいるような温かさがある。天使の歌声、というけれど天使そのもののような。
落ちこぼれの面々がバスケ部のコーチから、バスケと共に、礼儀や勉強にも面と向かっていくことを学ぶ。
チームとして挑み、勝ち取る。手にしたものは、仲間への信頼と自身への誇り。
善良な人への思いをジャンベにぶつけるように叩く。悔しいし、切ない。そんなやり切れなさを一心不乱に打ち付ける。いい音だ。
ストーリーは読めるけど、主役の親子っぷりは結構すてき。ドタバタだけど家族っていいよね、と思う。
トム・クルーズとキャメロン・ディアスという2人のキレキレアクションが見られるだけで○
絶対に死んだり深刻にならないので安心して楽しめました。
史実とどうなのか?と考えるよりエンターテイメントとして人物キャラが立っていて、面白かった。憎めないサル(藤吉郎)のイメージは、だいぶ違うのだが次第に納得してしまう。
チャーリーに入り込んでた私には、屈託なく受け入れてくれたあの瞬間から、パトリックとサムと過ごすトンネル、チャーリーへの乾杯、三人で輪になって踊るパーティがとても愛しい時間に感じた。
この瞬間の煌めきが>>続きを読む
大泉洋の抜けた感じがいい。ストーリーよりも車のシーンとか、殴り込みとハラハラしないで楽しんで見ちゃう感じは、大泉洋に引っ張られてるんだろう。
え、実話!だから緊張してしまうのか。いつかバレるかと、ハラハラして見ました。こんな映画、やはり映画好きが作りたいんだろう。こんな作戦考えた人も映画好きだろう。映画好きって、いいな。
本当に資料として残された武家の家計簿から作られた原作と聞いた。
最後には算盤(算術、経済)が勝利を納めるのではなく、海軍になった息子が出世したという構図がリアル。
やっぱりクリント・イーストウッドの存在感はしょうがない。偏屈、頑固と言ったら、でも絶対に最後は勝つみたいな信頼感でいったら並ぶものなし。
控えめな演技で、若い主役(娘)女優をしっかり支えているのも流石>>続きを読む
たわいもない年金係の担当のお姉さんとの会話、あの名優たちが揃いもそろってへんてこな凄腕爺さんなのが楽しい。
モーガン・フリーマンのかっこよさにじんとしました。
このレビューはネタバレを含みます
動物園付き戸の住まい!あったら、憧れる。
実際には絶対、住むことはできないだろうな。動物園は、非日常で、ホリデーで、特別な場所だから。
淡々として描かれる 映画は、実話なところがすごい。
最後の町の人>>続きを読む
子どもの頃、ほら男爵の冒険が大好きでその挿絵がもっと肌ツヤのいい恰幅のいい様子だったことから、主人公の皺くちゃなおじいちゃんに少しの違和感?が。
もっとウイットに富んで、つい周りの人を巻き込んでその気>>続きを読む
ロッキーが食堂のオヤジになっていて、エイドリアンのお墓に花を手向けたりするのが、すごい自然に当たり前に思えた。子供の頃何度も見てた、あのイタリアの種馬が、生卵をジョッキで飲み干すシーンが自然に浮かんで>>続きを読む
音楽の才能が二人の人生を変えていく。恋人への別れを告げる時、互いの好きなプレイリストを教え合う時、音楽を通してこんな風に生き生きと表現できるって、なんて素敵なんだろう。
何かが始まるのか?という淡い期待は毎度裏切られ、「えー?それ、あり?」みたいな行動は次々と繰り出されるのに、何も変わらない。
という点では、この映画は映画でなくリアル。普通、それは無いんじゃないか?と>>続きを読む