メルセデスがかっこいい。エプロンにナイフを折り込んで隠し持つシーンとか
伏線をポイポイ張っておいて、回収は映画の向こう側に放り投げとくかんじがよかった。この街から出れたのはめでたいけど、世界はどうなってるんだろう。ね。逃げれたら、いいね。みたいな、性格の悪さを感じた。
「私は二度と飢えない」の一連の台詞のシーンが好き。嫌われやすそうなスカーレットが物語が進むにつれめちゃくちゃ嫌われててむしろ爽快だった。隣にメラニーという善人を置かれたことで性格の悪さが更に際立てられ>>続きを読む
香りをどうやって映像で表現しているかが面白い。スペインバロックみたいな、人の脂の臭いがしてきそうな、美しい汚さが溢れた映像が素敵。
「かわいい」東欧の刺繍、食器、家具、雑貨、建物…が画面を構成しているし、要所要所で挟まれる彼らの日記らしきものもいろんなものがくっつけられてたり、拙い絵が描き添えてあったりしてかわいいのだけれど、かな>>続きを読む
性愛と友愛の境界が曖昧になっていく。法律事務所の男社会のなかで、友愛を尊びながらも、性愛の対象とされることは強く拒絶されていて(サウナのシーンがとか)、だからこの二つの愛には確固たる境界が必要で、それ>>続きを読む
世界観の詰め合わせというかんじの、ちょっと脈絡のない映像だと思った。人間世界の人種差別とも平行して、この時代の魔法界ではマグル差別がきつかったのかしらなどと想像してみる
いろんな言葉が入り乱れていて、そこに個人と国家の関係がぼんやり出ているような気がする。国籍がないことがいかに個人の存在を危険にさらすか彼女は身をもって知っているわけだから、それでいてやっと落ち着いたア>>続きを読む
トレローニ先生の眼鏡がオシャレになってる。
イメルダ・スタウントンの腹立つお芝居が冴えてる。
隠れ穴がほんとに好きなのでマイホームはあんなかんじがいい
わりと《サスペリア》に似てるところが多い気がする
煉瓦の壁をコツコツ叩いてダイアゴン横丁に行くくだりがほんとに好きで、近所のアパートの煉瓦の壁をずっと叩いてた。結局行けたことはなかったけど。11歳になったときなんで手紙こんのやと荒れた。
音楽と映像作りがすごくクール。シリーズの中で一番好き。魔法が超然としたものじゃなくて、生活感のあるちょっとこんがらがった不格好なものとして現れてくるのも味わい深いかわいさがある。
賢しらに僅かな不運を見せびらかすなのくだり、もはや台詞が音楽だった。すごい俳優さんや。
カミサマが「愛」だったり「脅威」だったりしないのがよかった。掴みどころがなくて、理解の及ばない感じ。
映画の主>>続きを読む
She is he is she is he is ....という例文を覚えた。