『ファンシイダンス』が好きだったのでどんどん作風が逸れていくのを感じてちょっと寂しい。
役所広司の覗きが最初気持ちわるーとか思ってたけど、ラストで昇華されたのでいい映画。
鈍重で長くて湿っぽいけど、ラストで翔んだので素晴らしい。
誰もカメラ見ないの不思議に思ってたらどうも指示出してたらしい。でも演出にしたってあの犬の動きは出来過ぎでしょ。作為と偶然とをカメラに収めてるこれは間違いなく映画だ。
安心してください、今回も「トンチキ」いっぱい聞けます。前作より活劇は控えめになった分くだらね〜コントがずっと続く。レストランのくだりとかマジ最高。かと思ったら模型を使っての計画シーンで入れ替わり立ち替>>続きを読む
スポ根なのでテーマ・目的がはっきりしてる分『ファンシイダンス』よりも観客生理に合っているのかもしれないけれども、予定調和過ぎるハッピーエンドにどうしても違和感を拭いきれない。
また、前作に引き続き小津>>続きを読む
〈今回のハイライト〉
・甲賀忍がヌンチャクて。
・ぶちまけたペンキを足につけての戦闘って結構発明だと思うけどこれ以前にあんのかな。
・噛ませ犬のモブがただの組手で耳食いちぎってるヤバすぎるシーンがサラ>>続きを読む
めちゃ面白い。音楽スカパラ!?
抑えた演技がクライマックスである禅問答のシーンで爆発するのめちゃくちゃ良い(演技の重層化)。物語の着地点もGOOD。小津タッチが取り上げられがちだけど伊丹十三の香りもす>>続きを読む
背後関係の説明に冒頭10分を使っているのだけど、二人の怒涛のべしゃりだけで乗り切ってんの凄すぎ。電話芸すばら。
基本的に会話劇なのでシチュエーションがせせこましくなってしまっているのが惜しいところ。>>続きを読む
『勝手にしやがれ』からの高低差にまんまとやられちゃった。ハードボイルド。
哀川翔と六平直政の銃撃戦の全てがマジで最高。一発目のやつが特に好きかな。
(撮影:柴主高秀)
ラストいい感じだったけどやっぱりつまんない。
原作読んでなかったけど、これってSMの話だったのか。
真下からタバコを落とすショット→真上から建物に入るの流れでもうなんか良かった。中二病映画観たくなったな。
【再見】
これこんなに重い話だったっけか。改めて見るとガラスや鏡の使い方がヤバすぎる。反射と透過。此岸と彼岸の境い目。
本筋がもはやどうでもよくなるようなクライマックスのカオス具合。タイトルの全てを川谷拓三が回収してた。
作画もさることながら、撮影がゴージャス過ぎる。山内監督ってこんな早いのも作れるのか。
『邪教』の意外性に惚れたかな。途中ちょくちょくある短いやつは流石に粗くて笑ってしまう。
話自体は特に面白いことはなかったのだけども、バリバリの視線劇や上下運動する小寺と卓球台の男の子(名前忘れた)の水平運動の対比とか、すごく映画だなーと思った。BL看板のシーン良かった。
奇跡に説明なんて要らねぇ!これでいいんだよ!!
説明欲しいんなら原作やれよっつーこと。
アバンから爆速テンポでバカ。クーリンチェみたいな猫ゾンビとの戦いがあると聞いていたので、どんなのかと思ったら確かにそうだったので笑っちゃった。壁に叩きつけるアクション多いのもなんか笑った。
歪なようで丁寧な構成だ。
菜の花畑に現れるダイアナお銀のショットで切り替えパンチが写ってるのは偶然じゃないはず。サブリミナルネタもあるし、これちょっぴり『ファイト・クラブ』じゃん。
倉庫から出てくる横移動すげー。てか良い風吹きすぎだろこの映画。
ラストの締め方が最高に洒落てる。
くだらねー映画だと最初の方こそ思ってはいたが、1周回って悪夢的だ。良くも悪くも映像バカなんだなーと言う感じ。