USAGIさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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タイムリミット(2003年製作の映画)

3.4

退屈せずには鑑賞できたが…。ジャンルはアクションというよりはサスペンス。ストーリーとしてはちょっと深みが足らないかなという印象。もう少し鑑賞者の恐怖心を煽るような場面があっても良かったと思う。デンゼル>>続きを読む

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.4

よかったあ〜。映画の中にどっぷり入り込んで堪能できたという思い。本当に映画らしい映画 という雰囲気。自宅で観ていたのだが、なぜか 映画館で観ているような錯覚を覚えた。とにかく映像が素晴らしく、音楽も場>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

今回もエンターテイメント性は高いレベルを保っている。前作品と比べて、おバカギャグがかなりなくなったし、脚本もシリアス寄りに振ったという印象。個人的にはそちらの方が好みなので良かったと思う。前作品もそう>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

4.1

これはエンターテイメントムービーとしてはハイレベルの作品だと思う。 スパイアクションムービーとしてはちょっとどうかなという人もいるかもしれない。 かなり低レベル ともいえるコメディチックなテイストが入>>続きを読む

ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

4.5

いやいや、めちゃくちゃドキドキハラハラした。アクションシーンと人間味の部分がうまく調和していて自分は素晴らしい作品だと思った。

何かターミネーターシリーズはどんどん複雑化していって評判が下がっている
>>続きを読む

ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

4.0

十分に楽しめた。退屈する場面は全くと言っていいほどない。シュワちゃんの存在感が大きいのも嬉しかった。ターミネーター1や2を見た時の衝撃度はさすがにないが、期待を大きく持ち過ぎなければ、かなりレベルの高>>続きを読む

F.L.E.D./フレッド(1996年製作の映画)

4.1

爽快なサスペンスアクションムービー。1990年代の作品だが、今観ても十分に楽しめる。今時のアクションからすれば少し物足りないかもしれないが、94分と尺も短く、脚本もかなり練られていて、退屈する時間帯は>>続きを読む

シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018年製作の映画)

4.1

これは良かった。 最初の方はおバカギャグの連続でちょっと低俗な感じだったけど、ラストに向かって感動も入り込んできて、同時にギャグも面白くなってきて、かなり充実した作品となっている。雰囲気は完全に原作の>>続きを読む

暴走機関車(1985年製作の映画)

4.2

壮絶な映画だった。演じた俳優たちに敬意を表したい。場面場面の熱量や痛みや不快感などがもろに伝わってきた。まるで自分もその場にいるような精神状態に陥った。豪雪の中を暴走する列車を見ているだけで寒さが伝わ>>続きを読む

トーマス・クラウン・アフェアー(1999年製作の映画)

4.2

ピアース・ブロスナンとレネ・ルッソの圧倒的な演技力に引き込まれていく。Top of the Top の魅力と演技力と言っていいだろう。2人の演技を見ていると俳優ってすごいなあと感心してしまった。映像と>>続きを読む

青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

3.0

多分そんなに悪い作品ではないと思う。他の人の評価が高いので。しかし、鑑賞した日の自分の気分があんまり良くなかったせいなのかもしれないが、感動が伝わってこなかった。というか、いまいちストーリーが理解でき>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.9

以前話題になった作品だが、鑑賞していなかったので観てみた。低予算の B 級映画ということは一目瞭然だが、なかなか良い脚本で十分楽しめた。映画を制作するという映画を撮るという作品はこれまでもいくつかあっ>>続きを読む

夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく(2023年製作の映画)

3.8

悪くない気がする。高校生のラブストーリーというとどうしても安っぽいテレビドラマっぽくなってしまいがちだが、この作品は間違いなく完全に映画だ。そう思わせるのは何と言っても映像の美しさだ。色使い、光の使い>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.3

観終わった後、ちょっと頭が混乱してる感じというのが率直な第一の感想。 ジャンルで言えば サスペンスになるのかもしれないが、今まで観たことのないようなストーリー展開。なんと感想を書いていいのかもよくわか>>続きを読む

サンザシの樹の下で(2010年製作の映画)

3.7

超清純派系の主演女優と超さわやか主演男優による超純愛物語といったところ。時代背景は中国の文化大革命時代ということもあるが、非常に周りの目が厳しく、恋愛に関してもかなり人目をはばからないといけない状態だ>>続きを読む

異動辞令は音楽隊!(2022年製作の映画)

4.0

十分楽しめた 作品だった。こういう人間味のある役に阿部寛はぴったりだと思う。 ストーリーはちょっとベタな感じは否めないけど、その分 感動も約束される。やっぱり音楽というものは心に響く。人生になくてはな>>続きを読む

鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.2

う〜ん、ストーリーに工夫は見られるんだけど…頑張っている感はあるんだけど…なんかどこに焦点が当たってるのかわからない。ミステリーとしてのドキドキ感や真相が分かった時の すっきり感が乏しかった。鑑賞して>>続きを読む

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

4.1

期待を裏切らなかった。マ・ドンソクの安定感はいつも通り。 今回はコメディーチックなシーンが多かった気がする。 前回に比べて、悪役の無慈悲さと迫力がちょっと劣ったように感じた。 しかし、凶器が斧やナイフ>>続きを読む

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.6

めちゃくちゃ良かった。 自分にはもろ刺さった。 もう雰囲気が映画の中の映画という感じ。 1980年代の映画だが、 全くそんな古さは感じなかった。 とにかく映像と音楽が素晴らしく心地よい。絵画を切り取っ>>続きを読む

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

4.3

いつものごとくデンゼル・ワシントンはかっこいい。しかし、子役のダコタ・ファニングはそれ以上にとてつもなく魅力的だ。彼女の笑顔を見ているだけで幸せになれる。前半のデンゼル・ワシントンとダコタ・ファニング>>続きを読む

灼熱の魂(2010年製作の映画)

4.3

母の遺言により、 双子の子供達 姉と弟が彼らの父と兄を探すという物語。母の苦難の人生 そして衝撃の事実を知ることになる。それにしても最初から最後までずっと重苦しい作品だった。目をそむけたくなるようなシ>>続きを読む

犯罪都市(2017年製作の映画)

4.2

最初から最後まで目が離せず画面に釘付けという感じだった。マ・ドンソクの面目躍如という作品だ。よく考えてみたら、作品中、拳銃で脅すシーンや発砲シーンは全くなかったことに気づいた。ヤクザ映画でそれも珍しい>>続きを読む

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.8

デンゼル・ワシントンが悪役刑事を見事に演じていた。セリフ回しと演技が素晴らしく、視聴者としては、本当に最初から胸糞悪い感じを抱き、どんどん嫌いになっていく。相棒役のイーサン・ホークも正義感が強くちょっ>>続きを読む

ディオールと私(2014年製作の映画)

3.7

クリスチャン・ディオールのパリ・コレの準備から発表会までの期間を追ったドキュメンタリー。自分の人生とは全く無縁な業界。だがその分、新鮮で楽しめた。 どの仕事でも一緒だが、上の要求がハイレベルだと下の人>>続きを読む

エマ 晒された裸体(2021年製作の映画)

3.1

アマプラの評価が良かったので鑑賞したのだが…、ちょっと期待はずれかな。 ヨーロッパ映画にありがちだが、登場人物の心情を想像しながら鑑賞するのがよい作品。 自分を哀れに思うやつは嫌いだ! みたいなセリフ>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

4.5

笑いあり、涙あり。それでも不思議なことに、じっくりと落ち着いて鑑賞できる作品でもある。映像も音楽も素晴らしく心地よかった。

ストーリーは、実話を基にしていて、富豪の白人障害者を、スラム街の黒人健常者
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.3

つい最近、原作を読み終えて、ハートウォーミングな物語だったので、映画も観てみようと思った。感想は、なるほど、そう来たかという思いだ。期待を上回った作品に仕上がっていた。拍手を送りたい。原作ではとても温>>続きを読む

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.4

ハーバード大学時代のFacebook誕生から起業 、そして登録者100万人突破の会社初期を描いたストーリーとなっている。Facebookがハーバード大学限定のソーシャルネットワークとして始まったのは知>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.3

逆プロセスを描いたラブストーリーと言える。 つまり、最初が幸せ度最高潮の時期を描き、それから徐々に関係が壊れていく様子を描いている。かといってバッドエンドというわけでもない。お互いの気持ちがすれ違って>>続きを読む

台湾アイデンティティー(2013年製作の映画)

3.0

一言で言うと、学習用記録映画という感じ。第二次世界大戦終了時までの50年間、日本が台湾を統治していたことは多くの日本人が知っていると思うが、その後の台湾がどのような歴史を歩んできたかについてはあまり知>>続きを読む

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

3.6

インドを舞台にして、田舎出身のメイドと、その雇い主である、都会ムンバイ在住の旦那様の2人の関係をメインに描いている。とりわけ エキサイティングな展開もなく淡々と進展するストーリーだ。メイドと旦那様の心>>続きを読む

ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.5

『明け方の若者たち』のサイドストーリーを描いたスピンオフムービー。45分のショート作品。都会のおしゃれな風景と黒島結菜が美しい。ストーリー上の倫理観を無視すれば、映像と落ち着いた雰囲気は悪くない。『明>>続きを読む

SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.9

序盤の入りは良かった。中盤やや中だるみ気味で平凡な作品で終わるのかなと思ったが、ラストにかけて緊張感がどんどん高まり、最後は完全に画面に釘付けとなって没入していた。

人間みんないつかは死ぬんだよね。
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.6

気軽にまったりと鑑賞できる作品だった。自分としてはそんなに嫌いな作品ではないが、盛り上がりがある作品ではないので低評価も理解できる。就職内定後の学生時代から就職後の数年間を描いている。やはり若い頃は大>>続きを読む

マザーレス・ブルックリン(2019年製作の映画)

4.3

1950年代のニューヨークを舞台にしたサスペンス。残念ながら完全にはストーリーを理解できなかった。名前がファーストネームとラストネームが混在していて誰が誰だったっけ?ってなってしまった。自分の理解力の>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.0

侍ジャパンの栗山監督就任から選手選考を経てWBC優勝までを描いたドキュメンタリー。随行 カメラマンが撮影した、表には出ていない舞台裏の映像が大部分を占めているので一見の価値あり。いくつか印象的なシーン>>続きを読む