USAGIさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

4.2

これは思いの外、面白かった。いい意味で007の低予算バージョンという感じ。007のようなお金のかかってるようなアクションはないが、カーチェイスなど他にはない特徴のあるアクションで面白かった。あと、何と>>続きを読む

バタアシ金魚(1990年製作の映画)

3.9

アマプラ配信終了間近ということで衝動的に鑑賞してしまった。高岡早紀、筒井道隆、東幹久、みんな若くて魅力的だ。30年以上も前の作品だ。それを考慮しての評価点としてみてほしい。演技力はお世辞にも高いとは言>>続きを読む

ローズメイカー 奇跡のバラ(2020年製作の映画)

3.8

とにかく映像が綺麗な作品。どのシーンを切り取っても1枚の絵画となるほどの映像といえる。 屋内のシーンもしかり屋外のシーンもしかり、当然ばらの映像も美しい。主演女優の衣装の色合いだったり、部屋に存在する>>続きを読む

ワルキューレ(2008年製作の映画)

4.0

ヒトラー暗殺計画の史実に基づいたドキュメンタリー作品。恥ずかしながらこの事件については知らなかった。作品最後にヒトラー暗殺計画の最後となったと記述があるので、それまでいくつかの暗殺計画がなされたという>>続きを読む

守護教師(2018年製作の映画)

3.4

ある女子生徒の失踪を追う彼女の親友と新赴任の先生を中心に描いたサスペンス。マ・ドンソク主演の作品としては極めて平凡な、もっと言えば B 級感の漂う作品と言わざるを得ない。あと字幕が気になった。ただ単に>>続きを読む

ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

3.3

女性向けの作品であることは間違いない。 ただ男性が観ても女性の視点に気づかされるので、それなりの価値があると思う。結婚についての価値観に関して描いている作品。 どちらかというと負の部分に焦点を当ててい>>続きを読む

デス・レース(2008年製作の映画)

3.5

相変わらず ジェイソン・ステイサム はかっこいい。エンターテイメントとしては退屈することもなく十分に楽しめる作品であった。 とりわけ コーチをはじめとしたフランクチームのメンバーがいい味を出していた。>>続きを読む

リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.0

アトランタオリンピックの時に起こった爆破テロを扱ったドキュメンタリー映画。事件があったことについてはなんとなく頭の片隅に記憶として残っているような気がする。もちろん当時の報道や事件の詳細は全く記憶にな>>続きを読む

フレンチ・ラン(2015年製作の映画)

4.0

非常に標準的なサスペンスアクションムービーという印象。サスペンスとしてのストーリーも 大どんでん返しなどの特殊性があるわけではなく教科書通りの展開という感じ。アクションもド派手さがあるわけではない。た>>続きを読む

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.1

期待を裏切らなかった。シリーズの以前の作品と同様に脚本が素晴らしい。どんでん返しの連続で、よくもまあこれだけのストーリーが考えられるものだと感心する。随分と練り込まれたプロットで間違いなく完成までの時>>続きを読む

映画 太陽の子(2021年製作の映画)

4.0

戦時中、日本も原爆の開発を進めていたことは聞いたことがあったが、この作品を見る限りはまだまだ基礎研究段階で米国とはかなり差があったように思われる。しかも京都大学の一研究室というレベルで10人程度の少人>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.3

三島由紀夫と東大全共闘という学生運動の1団体 との東大における討論の実映像を中心に、当時 参加した全共闘のメンバーや現場にいたマスコミ、さらには三島と交流や関わりのあった人の証言をもとに作成されている>>続きを読む

キャスト・アウェイ(2000年製作の映画)

3.5

悪くない作品だとは分かっているが …トム・ハンクスの演技や役者魂もすごいんだけど …でも何だろう、没入感がモテなかった。無人島でのシーンや島からの脱出時のシーンが現実感に乏しかったからかもしれない。帰>>続きを読む

1944 独ソ・エストニア戦線(2015年製作の映画)

4.1

脚本の構成が秀逸。同じ国の同じ民族がドイツ側とソ連側という敵味方で戦うというこんなことがあったとは知らなかった。戦争って本当に色々な側面があって単純ではないなと思う。ニュースでひとまとめに勝ちとか負け>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

楽しい映画でもなく、明るい映画でもない。主人公はろうあ者であるため、セリフ自体も少なく、手話が頻繁に登場する。手話だけのシーンもあり、こちらで内容を想像しなければならないこともある。作品全体にわたって>>続きを読む

エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE(2010年製作の映画)

4.0

ブラジルのリオデジャネイロを舞台とした話。ギャング 、警察、軍警察、公安、政治家、マスコミといったいろんな組織や個人の正義感や汚職が絡み合って複雑な話となっている。かなり 衝撃的な銃撃シーンや暴力シー>>続きを読む

蛇のひと(2010年製作の映画)

3.4

なんか不思議な雰囲気の作品だった。ジャンルとしては一応サスペンスになるのかもしれないが、さほどスリリングな展開でもないし、単純な ドラマ のような感じで進む。すごく退屈するわけでもないが、もう少し刺激>>続きを読む

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

実話に基づいた作品。キューバ危機の裏側でこのようなことがあったとは知らなかった。それにしても一般の人が唐突にMI6に依頼されてスパイになるなんてことが本当にあったというのは驚きだ。ソビエト連邦 怖すぎ>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

4.3

黒人プロピアニストのドクターが喧嘩っ早いイタリア系のトニーを運転手に雇い、8週間の演奏ツアーに出かける。その途中に起こる様々な問題を通した2人の交流が描かれている。

当時はまだ黒人差別が色濃く残って
>>続きを読む

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

4.1

恥ずかしながらこんな歴史があるとは知らなかった。年に一度、メジャーリーガー全員が背番号42をつけてプレイする日があることも知らなかった。この時代、メジャーリーグという国を代表する機構の中でもあからさま>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.2

現在から主人公の誕生日ごとに1年ずつ前に戻り、そしてラストにはまた 現在に戻るという少し変わったタイムラインの構成。このタイムラインの構成がこの作品の最大の特徴だと言えよう。逆に言えば この内容で通常>>続きを読む

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

3.6

評価が高くなかったので期待していなかったが意外と楽しめた。カメラワークの工夫が感じられた。 あと渋谷の撮影は大変だったろうなと思った。犯人の動機とか犯行に至るまでの経緯が現実味が薄い気がする。本格的な>>続きを読む

君が落とした青空(2022年製作の映画)

2.9

福本莉子の演技はよかった。映像も全般にわたって綺麗。しかし逆に言えば、全てのシーンを綺麗に撮りすぎてメリハリがない。ストーリーも平凡で尖った部分が感じられなかった。同じ日が繰り返されるタイムリピートも>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

ネイティブアメリカンの住むウィンドリバーで少女の死体が発見される。その第一発見者である地元のハンターと捜査のために派遣された女性FBIを中心に物語が進んでいく。サスペンスのストーリーとしては、実話に基>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.4

心温まり穏やかに鑑賞できる作品。主演男優は ロバート・デ・ニーロ。仕事を一度リタイアメントし 、その後、アン・ハサウェイが起業して経営するファッション系の会社にシニア・インターンとして勤めるという設定>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.0

そこそこ楽しめる映画ではあるが、脚本があまりにも薄っぺらいと感じた。コメディの要素は中途半端だし、アクションの量をもう少し増やした方がよかった。格闘場面もカメラワークのせいなのかもしれないが、激しく戦>>続きを読む

ラスト・ボーイスカウト(1991年製作の映画)

3.9

コメディの要素を含んだクライムサスペンス ムービー。主役はブルース・ウィリス。昨今の映画と比べると、さほど派手なアクションがあるわけではないが、ブルース・ウィリスはこういうみじめっぽい役が似合うなと思>>続きを読む

マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

4.5

第一の感想は、よくもまあこれだけの映像を創ったな、と言うこと。手を抜いた映像は一瞬たりともない。製作したクリエイターたちに敬意を表したい。とりわけザイオンでの戦いの映像は圧倒されて息も詰まる思いだった>>続きを読む

マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

4.5

マトリックス3部作中の2作目。1作目の衝撃が大きかった分、2作目が評価が下がってしまうという理由もわかる。確かに冗長かなというシーンもあるが、1作目と同様、映像は素晴らしいものがあるし、1作目にはなか>>続きを読む

マトリックス(1999年製作の映画)

4.5

久々に鑑賞した。今までは現実と仮想現実の境目がよくわからなくてストーリーがよく見えなかったが 、今回やっと完全に理解できた。この作品はストーリーといい映像といい当時としては画期的なもので、映画界のマイ>>続きを読む

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.6

最初の入りは迫力があって良かったんだけど、その後はなんか大人向けと子供向けの感じが混じり合っていてなんだかすっきりしなかった。セリフの所々にカジュアルすぎる言い回しが入っていてちょっと間が抜けた感じに>>続きを読む

セブン(1995年製作の映画)

4.5

本格的なサスペンスムービー。近年ではサスペンスに人間ドラマや社会ドラマも交えて描く作品も少なくないが、本作品はかなり純度の高いサスペンスと言えよう。全体を通して心臓バクバクでスリルを感じるシーンがかな>>続きを読む

The Witch/魔女(2018年製作の映画)

4.0

ジャンルはサスペンスアクションといったところだろうか。予備知識なく観たのだが、十分に楽しめた。楽しめたのだが、ただそれだけの作品で、とりわけ深みのある作品とは言えないだろう。鑑賞時間を楽しむエンターテ>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.6

感動した。泣いた。無音のシーンで泣いている観客がいたが、自分も一緒に泣いていた。あのシーンはこの作品の中で一番印象に残った。本当に素晴らしい家族愛を描き出していると思う。自分も明日から前向きに生きてい>>続きを読む

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

4.3

王道のサスペンスと言っていいだろう。 このシリーズは大好きだが、この作品も裏切らない良作で十分に楽しめた。シリーズの他の作品と同様に、過去の事件を紐解くサスペンスを一つの軸に、さらにカールとアサドの人>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.3

久々のSF映画鑑賞だった。もっとエキサイティングな楽しい映画だと想像してたんだが全く違った。それでも自分は高い評価点をつけたい。何と言っても映像美。全編にわたり映像が圧倒的に素晴らしい。手を抜いた映像>>続きを読む