USAGIさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.8

エンターテイメント性の高いミステリー作品となっている。今まで キムタクの台詞回しはあまり好きではなかったが、この作品に関しては良かったと思った。長澤まさみは安定感のある演技を披露している。撮影現場のほ>>続きを読む

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.3

評価が高かったので鑑賞したが自分の好みには合わなかった。 映像は綺麗だったし、所々の台詞にも心に響くものがあったが、やはりジャンルが自分向きではなかった。料理は好きなので興味が沸いたが、他の部分がちょ>>続きを読む

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

4.1

期待を裏切らない上質なサスペンス。重厚な雰囲気と映像と演技で作品に引き込まれていく。
このシリーズで共通しているのは、何か大きなどんでん返しがあるのではなくて、ひとつずつ事実が明らかになっていく過程で
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

4.2

期待を裏切らずに十分に楽しめる作品に仕上がっている。
今回は原点回帰でカーアクション中心の内容となっている。ロケーションも世界各地で007並みの構成だ。相変わらず、それはちょっと無理だろうっていうC
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.9

野球場の近くで一般人5人を殺害した狙撃犯が逮捕されるが、女性弁護士とともに元陸軍ジャック・リーチャー(トム・クルーズ)が罪を晴らすというクライムサスペンスアクションムービー。退屈とまでは言わないが、前>>続きを読む

21ブリッジ(2019年製作の映画)

4.1

二人組の麻薬強盗犯を追う一人の警官の活躍を描いたクライムサスペンスムービー。犯罪を追っているうちに裏に隠された別の犯罪に気付くという刑事物では王道なストーリー展開。1時間40分という上映時間の短さもあ>>続きを読む

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.2

最初から最後まで重厚な雰囲気が続く作品。 映像 、音楽、演技すべて高いレベルで表現されていて、鑑賞中、その展開に没入してしまった。メキシコから米国への不法入国を手助けしている麻薬カルテルと米国側の戦い>>続きを読む

とんび(2022年製作の映画)

3.9

阿部寛演じる父とその息子の生き様を描いた人間ドラマ。舞台は備後つまり現在の広島県。

母親は息子が幼い時に事故で亡くなり、男手一つで息子を育てることになるが、昭和時代の地方にありがちな近所の助けもあり
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アウトポスト(2020年製作の映画)

4.2

アフガニスタンでの米国とタリバンとの戦いにおいて、ある米国側の前哨基地に焦点を当てて、その戦闘を描いた戦争ドキュメンタリー映画。この前哨基地は周囲を山に囲まれた谷の部分にあるため、その防御の脆弱性が後>>続きを読む

愛唄 ―約束のナクヒト―(2019年製作の映画)

4.1

余命を宣告された若い男性のラブストーリー。これだけだとよくある物語だが、この作品は相手の女の子も不治の病を患っているという設定。男同士の友情や、死にゆく子を持つ親の気持ちなどもうまく描いている。見終わ>>続きを読む

予告犯(2015年製作の映画)

4.4

これは掘り出し物の作品だと言っていい。テレビ局制作の映画なので最初はあまり期待していなかったし、見始めてしばらくはやっぱり面白くなさそうと思ったし、時間も長く感じた。 ところが中盤から後半に入ると作品>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.0

王道のスパイアクションムービーという印象。久々にシャーリーズ・セロンを見たけど凛とした美しさが際立っている。格闘シーンの多いところも見ていて飽きさせない。

左様なら今晩は(2022年製作の映画)

3.6

現実に生きてる人間と幽霊とのラブストーリー。この設定から考えると、もう少しコメディーぽくなるのかなと思ったけど、そうではなく気軽に観られるライトな恋愛物語になっている。大きな出来事はないが、退屈さは感>>続きを読む

野蛮なやつら SAVAGES(2012年製作の映画)

3.7

ジャンルとしてはクライムサスペンスになるのかな。退屈せずには観れたんだけど…。一つ一つのシーンを切り取れば、質が高く映像も迫力があったんだけど、全体的に、何か心に刺さるものがないという感じがした。それ>>続きを読む

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.5

名作としてタイトルは知っていたが、観たことがなかったので今回が初見。ほんと観てよかった。フォレスト・ガンプという人間の少年〜青年〜壮年時代の人生を描いている映画。両足に障害を抱えた少年期、友人との出会>>続きを読む

先生! 、、、好きになってもいいですか?(2017年製作の映画)

3.2

広瀬すずのアップがたくさん観られる映画。生徒が先生に恋をするというよくあるストーリー。とりたてて工夫した独自性のある展開ではない。厳しい言い方だが、広瀬すずファンのための映画というだけのような気がする>>続きを読む

ワイルド・スピード/スーパーコンボ(2019年製作の映画)

4.3

これぞ、エンターテイメントアクションムービーって感じ。このシリーズは安定した楽しさを提供してくれる。今回はドウェイン・ジョンソンとジェイソン・ステイサムのコンビが主役で、サイボーグの強敵に立ち向かうと>>続きを読む

劇場版 ATARU(2013年製作の映画)

3.1

ごめんなさい。 自分のテイストには合わなかった。 なんだろう所々にギャグが入るんだけど全く面白いと感じないし、むしろすべてシリアスで通した方が良かったような気もする。まあ、でも元々そういう味付けの作品>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.9

最終的にトリックがわかったときは、なるほどよく考えられているなと感心した。だが以前にも同じような感想を書いたかもしれないが、この種の日本映画はどうしてもテレビドラマの延長線上にしか見られない部分がある>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

3.6

安藤サクラの俳優魂を見る映画。前半の気分悪い展開から後半から終盤にかけて気分を良くしてくれるという展開。その結果、鑑賞後感は良い。自分でもなぜだかわからないが、青木ジムの会長(?)の「ボクシングを甘く>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

2時間半の長さがある作品だが、ずっと緊張感が続き退屈することもなく見続けることができた。鑑賞後の感想としては、そんなに簡単に警察は騙されるものだろうかということ。もし本当にこれで一件落着ならば、あまり>>続きを読む

キャラクター(2021年製作の映画)

4.4

怖かった。特に終盤の展開は緊張と恐怖と衝撃で思わず体が固まってしまうシーンが幾度かあった。純度100%のサスペンスと言っていいだろう。SEKAI NO OWARI のボーカルであるFukaseが犯人役>>続きを読む

ラストレター(2020年製作の映画)

4.3

同じ岩井俊二監督の作品『Love Letter』を思い出さずにはいられない。タイトルも似ているが 、似たようなシーンがいくつも登場する。手紙をやりとりするというストーリーや作品全体の静かに進行する雰囲>>続きを読む

言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.2

新海誠監督の短編アニメ。46分という長さ。男子高校生と27歳の女性のラブストーリーという設定。さすがに映像は綺麗です。音楽も非常に心地よい。激しいストーリー展開はなく、まったりと観られる作品。自分もリ>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

3.8

観終わった直後の印象は評価が難しい作品ということ。かなり良い作品とも思えるが、駄作とも思える。確かに鬼才と呼ばれる監督の作品という印象。でもなんだかすっきりしない感じで、その理由を考えたんだが、犯人や>>続きを読む

顔のないヒトラーたち(2014年製作の映画)

4.0

戦後およそ20年後のドイツにおいてアウシュヴィッツでのナチの犯罪を追及する一人の若い検察官に光を当てたドキュメンタリー映画。20年後に戦時中の罪を問うという裁判を行うという事実には驚かされる。これは賛>>続きを読む

ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.9

9.11同時多発テロの後に CIA で秘密裏に実施された拷問による尋問プログラムに関する調査とその文書の公開に至るまでのドキュメンタリー映画。このような事実があったことを知れたのはよかったが、映画の作>>続きを読む

キーパー ある兵士の奇跡(2018年製作の映画)

4.2

事実に基づく物語ということだが、上質な作品に仕上がっていると思う。戦争は直接関わらなかった人にも禍根を残すことを改めて思い知らされる。英国において、直前に敵であったドイツ人を名門チームのキーパーに起用>>続きを読む

SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

3.5

メインストーリーは1800年代の事件を描いているが 、この作品の全体は、現代と過去、夢と現実を行ったり来たりして少し混乱する。事件と謎解きのストーリーは物足りない。しかしながら映像はとにかく綺麗。 ワ>>続きを読む

希望の灯り(2018年製作の映画)

3.7

スーパーの仕事場における労働、人間関係、恋愛を描いた作品。盛り上がる場面もなく、淡々と進む展開。台詞も少なく、あっても短い。面白いシーンや楽しいシーンは皆無。ただ鑑賞者なりに色々と考えさせてくれる作品>>続きを読む

朝が来る(2020年製作の映画)

3.6

産みの親でありながら育てられない苦しみ、実の子ではない育ての親の苦しみ、重く深いテーマを扱った作品。2時間20分もあり、終始重苦しい雰囲気で淡々と進んでいくので、展開にスピード感というものが全くない。>>続きを読む

ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

4.0

性差別にあたる法律の撤廃のために戦った女性弁護士の実話に基づく作品。正直、盛り上がるシーンがラストの裁判の場面だけなのでエンターテイメント性は期待しない方がいい。ただラストに至るまでの大学時代の様子や>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.1

ラストに向かって徐々に盛り上がりを見せる作品。前半は少し退屈気味だったが、鑑賞後は充実した気分を味わえた。戦時における国の最高責任者は並大抵のプレッシャーではないだろう。平時ではそうでもないが、有事で>>続きを読む

特捜部Q Pからのメッセージ(2016年製作の映画)

4.1

期待を裏切らなかった。特に後半からサスペンス感が盛り上がっていく。ちょっと目をそらしたくなるシーンや、やめてくれ〜と叫びたくなる場面もあり、展開に没入してしまう。ラストのカールの涙には心を締め付けられ>>続きを読む

GANTZ:O(2016年製作の映画)

3.8

え〜???、最後の意味が分からないんだけど誰か教えてくださ〜い。なんで2番と3番の両方選べたの?これ背景も含めてフルCG なのかなあ?製作大変だったろうなぁ。最初は違和感あったけど、途中から慣れて普通>>続きを読む

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

4.0

期待を裏切らなかった。十分楽しめるエンターテイメントアクションムービー。シリーズの前2作と比べて、 今回は人間ドラマの部分が少し時間的に長い気がしたが、それが面白さを貶めるものではない。