村上パルキさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

村上パルキ

村上パルキ

映画(402)
ドラマ(21)
アニメ(0)

レンズの向こう側(2015年製作の映画)

2.6

冗長すぎる。

30分ぐらいで終わる内容。

道徳の授業や教習所で見せられるビデオ見てるような感じ 。

こういうことやってはいけませんよ的な 。

先の読める展開。
シーンもずっと部屋の中。
はっき
>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.5

色々ツッコミどころあり。
しかし、 心には残る作品。
個性がある良作。

もっと泣けるかと思った。
基本的に母娘の関係が描かれている。
女性の方が感情移入しやすそう。

そして、力強さ、熱さ、主人公の
>>続きを読む

8mm(1999年製作の映画)

3.4

表のテーマは悪人を懲らしめる勧善懲悪もの 。

しかし、裏テーマは、ニコラスケイジ演じる主人公のダークな部分にある。

序盤 冒頭 のシーン 。
主人公はタバコを吸っているのに、吸っていないと妻に平然
>>続きを読む

最悪の選択 Calibre(2018年製作の映画)

3.4

最後、村人たちが 主人公に対して あのようにさせたことは村人側に何のメリットもないように思うのだが。
村人たちの"選択" こそ不自然。

オチだけこじつけで作りました感アリアリで、設定に無理あり。
>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

2.8

自分が自分自身を逃れられないように、セクシャリティも逃れることができない。

自分がどんなに大きく変わろうとしても 、内に抱えた宿命は変わらないし無くならない。

ラストシーンからそんなことを感じ取っ
>>続きを読む

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

これだけ 世の中にサスペンス系の 小説、映画、ドラマのフィクションが溢れていると、 オリジナルのストーリーを作るのが難儀になってきている。
設定やストーリー運びに無理が生じるケースが増えていると感じる
>>続きを読む

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

妻がとにかく腹立つ。

"怖い"というよりも
"自己中過ぎて腹立つ "
という感情が先に来た…
と言うのが正直な感想。

前半、妻の日記の独白の部分は その健気さに 涙が出そうになった。
しかしそれが
>>続きを読む

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.7

主人公の女性がとても前向きで明るくて 好感が持てた。

肩肘張らず、気軽に見れそうということで鑑賞。

短時間ということもあり退屈せず、BGM 的に流して明るい気持ちになれる映画 。

登場人物が誰
>>続きを読む

記憶の夜(2017年製作の映画)

3.8

なかなか面白かった。

奥深い重層的なストーリーで パズルのようにうまく嵌まる構成。
わかり易い伏線をきちんと回収している。

序盤のストーリー予想を超えていく。
怒涛の展開。

本筋とは関係ないが
>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.2

"映画とは総合芸術であり、総合芸術とはこの映画である"
そんな格言めいた言葉が、 観終わった時に脳裏に浮かんだ。

まさにキングオブミュージカルエンターテイメント。

2度目の鑑賞 。
2年ほど
>>続きを読む

ハナレイ・ベイ(2018年製作の映画)

3.4

亡くなった直後は涙が出ないのに、10年後になって涙が出る。
大事な肉親の死とはそういうものなのかもしれない 。

決して熱中して見れるタイプの映画ではない。
また、登場人物は少なく派手なシーンも無い。
>>続きを読む

コンテイジョン(2011年製作の映画)

2.8

単調で冗長でとにかくつまらない。

ドキュメンタリー的な作りにして いるのだろうが 、 起承転結と言うかストーリーの起伏がうまく表現されていない。

唯一気になったこと。
父は5歳の長男が死んでもそれ
>>続きを読む

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.9

ホラーの名作。
とにかく怖い。

最初から最後まで目が離せない 。

1974年の作品で、ホラーの教科書のような作品。
まさにお手本と言える。

恐怖とは?気持ち悪さとは ?
それをわかりやすく最大
>>続きを読む

ARQ 時の牢獄(2016年製作の映画)

2.1

時間の無駄。
つまらない。
見なければよかった。

設定に色々な要素が詰め込まれすぎてる。

まず、タイムループという特殊な状況が主テーマ。

しかし 元々の設定は 、外気が汚染されて外に出られず新
>>続きを読む

日曜日の憂鬱(2018年製作の映画)

4.0

家族、名誉、健康。
人生の優先順位って何なんだろう?
そんなことを 思い出させてくれる。
非常に深い映画 。

好きな雰囲気。
ダークで、セリフが少ない 。

以前見た"黒い雪"というスペイン映画と
>>続きを読む

ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

3.4

面白い映画 ではない。

しっかりとした良い映画。
故郷 と都会。恋愛 。
人生のいろんなものが詰まっている。

しかし、思ったより感動はなかった。
30年間息子を待ち続けた母その姿にうるっとき
>>続きを読む

パージ(2013年製作の映画)

3.9

一時間半集中しっぱなし。
設定はありえないし、突っ込みどころもあるが終始ハラハラできた。

最初は間抜けな家族として描かれていて 子供二人もバカすぎて腹に立ったが、 徐々に父や母覚醒していく。
>>続きを読む

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

3.2

原作は面白いので退屈になることはない。

しかし 全体的に B 級感と言うか、 チャカチャカしていて、セットも ジオラマみたいでチープ。
それが評価を下げていると思う。

もっと、ドッシリと構えた重
>>続きを読む

アウトロー・キング ~スコットランドの英雄~(2018年製作の映画)

3.4

イギリス版の大河ドラマ。

フロー体験と言えるほどの熱中度はないが、大きなスケールとわかりやすい設定で見やすかった。

と言っても2日に分けて鑑賞。
一気に見ることができなかったのは、 そこまで熱中
>>続きを読む

黒い雪(2017年製作の映画)

3.7

面白い。
お勧めできる映画。

終始好きな感じのダークな雰囲気。
何が起こるのかわからない。
展開が読めない。

誰がいい人で誰が悪い人なのか?
中盤までは探り探り見ている自分がいた。

最後
>>続きを読む

究極のハピネスを求めて(2017年製作の映画)

3.6

想像したよりも楽しめた。
ドキュメンタリーのロードムービー。
BGM 的に軽く鑑賞する予定も思ったよりも熱中して見れた。

旅は短期間、非日常を経験するから楽しいわけで。
それが 長期間になって
>>続きを読む

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

4.1

かなり面白かった。
以前から興味があり Amazon のレンタルで視聴。

物語をどう終わらせるんだろうと疑問に思っていたが、 ラストは衝撃。

今まで見た映画の中で一番ラストが衝撃かもしれない。
>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

大きな感動はないが、しっかりと見れる映画。

歌唱のシーンがいい。
サントラ版があれば是非聞いてみたい。

内容は そこまで目を見張るものはない。
法廷シーンが多い。
LGBT 映画というよりも、"
>>続きを読む

完全なる報復(2009年製作の映画)

3.1

序盤は面白かったが、全体としては微妙な作品。

設定に無理がある。まあそれなりに楽しめるが…

途中まではトントン拍子の展開。
しかし中盤から後半にかけて微妙になる…

遠隔操作的に人を殺したり、
>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

1.7

つまらない。
見るだけ時間の無駄。

テーマがよくわからない。
結局、何を一番言いたいのか?がわからない。

スマホをいじったりして 真剣に見ていなかったのだが。 映画 それくらいつまらないとい
>>続きを読む

この世に私の居場所なんてない(2017年製作の映画)

3.5

面白かった。
よい意味で2時間ドラマ。
安心して見れる。

前半の平和な 展開から後半は 殺戮へ。

人は死んだらカーボンになる
というセリフが印象に残った。

クリープ(2014年製作の映画)

3.4

評価が難しいところ。

完成度は低い。
低予算なりに展開を工夫できるものだがそれもない。
行き当たりバッタリ感アリアリ。
安易な驚かせも 腹立つ。

しかし、退屈はしないという、映画にとって 重要
>>続きを読む

ディザスター・アーティスト(2017年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃ 面白かった 。

良い作品 面白い作品はコメントが少なくなってしまう。

この作品もめちゃくちゃ面白かったので 書くべきことが逆にあまりない 。

とにかく見て欲しい 。

爆笑できてウ
>>続きを読む

さよなら歌舞伎町(2015年製作の映画)

2.9

可もなく不可もなく。

複数のストーリーが絡みあう物語(こう言う スタイルの映画を何て言うんでしたっけ?)なので退屈はしない。

馴染みのある 歌舞伎町の街並み。

所々にある エロは見物。
特に韓
>>続きを読む

ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

3.4

設定や映像世界観はすごく好き。

しかし、とにかく冗長だった。

後半終わりそうで終わらない感が長すぎる。
吸血鬼という設定も単純といえば単純。 あまり奥深さがない。

序盤見始めた頃は 過去最高に面
>>続きを読む

メッセージ(2016年製作の映画)

3.9

結構楽しめた 。

見終わった後に検証をみるとかなり奥深い。
非ゼロサムゲームとして世界中が協力する というマクロのテーマ。

加えて、 未来の運命を受け入れながらも 今を選択し生きていく。
個人と
>>続きを読む

スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.7

結構楽しめた。

独特の世界観。 韓国と米国の合作ということでか、昔見たスワロウテイルバタフライを彷彿とさせる 無国籍感が漂う 。

感動的要素はあまりないが 終始ハラハラしっぱなし。
ただ、後半若
>>続きを読む

ナチュラルウーマン(2017年製作の映画)

3.0

もっと不美人な人を主人公にして差別を描いた方がリアリティがあると思う 。
主人公は美人。ウェイトレスとして仕事をしている。 サウナで女性に入っても騒がれない。 恵まれている方。

その点も含めて、期
>>続きを読む

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

1.7

オススメできない作品 。
意味が全くわからない。

逆にここまで意味がわからない映画が存在することがすごい。

わざと分かりづらくしてる。
いや、というより、ランダムにシーンを並べているんじゃないか
>>続きを読む

嵐の中で(2018年製作の映画)

4.0

これは面白かった。
是非見るべき。

パラレルワールドがテーマ。

演出もわかりやすい 。
ウルッとくるところもある 。

あの時ああしておけばで変わる、
無数のパラレルワールドが存在することを
>>続きを読む

バスターのバラード(2018年製作の映画)

3.3

オムニバスものということで気軽に楽しめる作品 。

目を見張るようなものはないが、
さらっと見える。

西部劇開拓やアメリカの歴史に興味を持ち、人気も高い Netflix 配給作品ということで閲覧。
>>続きを読む