GIN47さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

4.6

人として生まれたからには、こういう大義ある人生を歩みたい。
死の間際にいる方に、笑顔を送り届けるような。

パッチを突き動かすものはみんなの笑顔。
笑顔って相手を幸せにするし、こちらの心をリッチにして
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ドライヴ(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーン。
死んだように時間が止まる。

彼は永遠に動かないのか、それとも動いてくれるのか…


長い沈黙ののちに
ふと瞬きをしたその瞬間、僕は救われた!

後から何秒時が止まっていたのかを確認し
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マジック・マイク(2012年製作の映画)

3.5

多くの女性は心を打ちのめされ、
ほとんどの男性は自信を打ちのめされる(笑)

よりにもよってこんな連中がチームを組むなんて反則!
エクスペンダブルズより強いのではないか?

凝ったストーリーでもないし
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キャプテン・フィリップス(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

僕は映画を心から楽しめなくなったのだろうか?

昔であれば、文句無しにこのストーリーに夢中になり、結末に感嘆し、トゥルーストーリーであることに賛辞を惜しまなかったのであろうけど、今回は全て一笑に付して
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ウィンターズ・ボーン(2010年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

このタイトルが示すもの。

作品が進んで行く中で、そのいやな予感がどんどんリアルに迫ってきた。

アメリカではこんなにつらく苦しい生活を強いられている人ってたくさんいるのだろうな。

ニュースにはなら
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めぐり逢わせのお弁当(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この作品ほど、あと3分でいいから続きを見させてくれ!と思った映画はありません。

エンドロール後に続きを期待してしまった。

それくらい引き込まれました。

ーーーーーーーーーー
以下ネタバレ。
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ビッグ(1988年製作の映画)

3.9

トムハンクスという俳優はいつも彼にしか演じられないように役を演じるなぁ。

今回の役もまさにそう。

フォレストガンプもそうだけど、彼がピュアな心を持った人物を演じると、特にそのことを感じる。

それ
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メランコリア(2011年製作の映画)

3.3

鬼才という言葉はランスフォントリュアーの為にある称号のようなもの。

この方の作品を見る度にそう思います。

今作も美しくクリアな映像とは裏腹に、どう咀嚼してよいかわからないようなノイジーさが残る結末
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イヴ・サンローラン(2014年製作の映画)

4.0

イヴという名前だから、はじめは女性なのだと思っていました。

ところがシュッとしたかっこいい男性と知り、彼に興味を持ち始めたのは最近の事です。

この作品は彼の人生を赤裸々に告白したものに仕上がってい
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悪の法則(2013年製作の映画)

3.9

何とおどろおどろしい作品なんだろうか!

豪華な俳優陣が、2度とみたくないと思わせる作品で完璧な演技をぶつけ合っている。

脇役の皆さんまで完璧。

リドリースコットは今回もその天分の才能を持って観客
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

4.0

おしゃれ!

そして大げさに言うのなら、一度味わったその味は一生忘れない、例えるなら何とかベリーと名のつく甘酸っぱい果物のような、あるいは、何とかペッパーというスパイスの効いた香辛料のような作品。
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ヒプノティスト 催眠(2012年製作の映画)

3.5

大好きなラッセハルストレム監督の作品を久しぶりに鑑賞しました。

さすがのカメラワークで、終始巧いなぁと感心させられていました。

ストーリーは殺人事件絡みですので、明るい作品ではありませんが、彼特有
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トランスフォーマー/ロストエイジ(2014年製作の映画)

3.8

オプティマスのカリスマ性とリーダーシップはシリーズを何度観てもゾクゾクするな〜

純粋に着いていきたい上司です!

この手の作品は続編を作るたびに敵が強大になって話も収拾がつかなくなっていく傾向にあり
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クロニクル(2012年製作の映画)

1.5

みなさんが評価するほど楽しめませんでしたね〜。
結局、何が言いたいのかわからなかったし、ただ超能力を持った人間のスキルを技術の進化によって映像化できるようになったから、それを表現しただけに見えてしまっ
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STAND BY ME ドラえもん(2014年製作の映画)

4.3

3Dになっても、声が変わっても、そして時代が移り変わってもやっぱりドラえもんはドラえもん。

例え僕らが大人になってもやっぱり彼であり続けてくれる。

なんと愛おしいことか!

そして周りの仲間たち。
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ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

3.8

アレクサンダーペイン監督っぽい作品で、世の中の何処かで実際に起きていると思われる家族の物語を大袈裟すぎることのない演出で魅せる。

評価は別れるかもしれませんが
僕は好きです。

もっと感動を創り上げ
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GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

もちろんたくさんの矛盾点、それはまずいだろう!と思うところはたくさんあった。

しかしハリウッドで作るゴジラならこれでよいのかも。

だってかっこよいもの。ゴジラ!

脚本がフランクダラボンの割りには
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ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

3.9

これ以上ない位にゆるゆるな映画なんだけど、しっかりとシナリオがあって笑いとシリアス?が重なる。

そして名優の面々。且つ名演技の数々。

これだけの俳優達がどんなモチベーションで作品に取り組んでいたか
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.4

やってしまった!この教養の高い作品に対して自分の無知を思い知った(笑)

登場人物達の名前は知っていても真の偉大さは知らないでいた。

ウッディらしいブラックユーモアたっぷりなジョークを飛ばしているは
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愛と哀しみの果て(1985年製作の映画)

3.5

美しいアフリカ大陸の映像が目にも心にも焼きつきます。

男の選ぶ道と女の選ぶ道。
それぞれを選ぶ気持ちがわかるだけに切ない。

原題とは全く異なる邦題をつけていますが、秀逸と思います。

あっ!左利き
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エリジウム(2013年製作の映画)

2.0

俳優陣のがんばりに反して、脚本のなんと稚拙なことか!

途中で笑いだしてしまった。

SF映画として映像にも凝っていてそういう面ではなんの不満もなかったけど、脚本の弱さなんだろうな〜。

ドラマが描け
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ウォーム・ボディーズ(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ゾンビが主人公のラブストーリーでありながら、このライトな感じ。

すごく好きです。

そして笑えるシーンも数々。ていうかあの動きは基本的に笑える。


ラストシーンはなんと心地よいんだ!あんな彼女の守
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キャリー(2013年製作の映画)

2.5

リメイク作品はオリジナルを超えることはほとんどないそうです。

きっとこの作品も。僕はオリジナルを観ておりませんので偉そうなことは言えない(笑)


よしっ!

クロエの演技力を確かめるために観たとい
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シングルマン(2009年製作の映画)

3.3

ラストまで徹底的に美しい映像。

カメラワークも面白いし、監督の研ぎ澄まされた繊細で緻密であろう感覚が至る所に表現されていると感じた。

そこに俳優陣が抜群の演技を見せていて、難しいテーマに対して奥ゆ
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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

これでもかというくらいCGで作られた地球が壊される。

CG酔いしそう(笑)

改めてザックスナイダーの力量が証明されたし、スーパーマンを好きなアメリカ人の心をしっかり捉えるであろう作品ですね。
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ヘンゼル&グレーテル(2013年製作の映画)

2.5

シンプルでいて疾走感があるグリム童話をグロく描いた作品。

この作品でわかったこと。

グリム童話がドイツの物語だったということ。

ジェレミーレナーはきっとシリアスな作品にしか出れないだろうというこ
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アンコール!!(2012年製作の映画)

4.1

頑固者の僕には宝石のような作品でした。

そうなんだよね。いつまでも頑固でいてはいけないんだよね。素直にならないとね。

でもそれには仲間の力が必要なんだ。

アーサー、あなたは勇気を出して、出させて
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ランナウェイ 逃亡者(2012年製作の映画)

4.0

レッドフォードは僕にとって最高のアクターでもあり、最高のディレクターでもあります。

彼が撮る作品は、真実をたんたんと描き、盛り上がりにかけることが多いかもしれませんが、かえってそれがずしりと重くのし
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.5

最初から最後までマジックを見ているような感覚で、なかなかお目にかかれないタイプの映画でした。

ラストはまじかっ!と思わせるほどの驚きが待っていて、爽快!

ホースマンのメンバー達の動機がよくわからず
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.0

欠点探しをするつもりはないけど、探しても恐らくそんなもの見つけられないであろう完璧な作品。

わずか2名の出演者でここまでのドラマに仕上げるなんてスゴイ!

そして1時間半の中に凝縮された諦めない強い
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.4

クラリスがレクターに初めて会うその瞬間は映画史に残る戦慄のシーン。

怖くて堪らなかった(笑)

ホプキンスは自分であのシーンの演出を考えたそうですね。


最初は凄く穏やかな紳士かと思いきや、やっぱ
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.9

湯川博士の優しさが、温かい一言が、全ての哀しみを包み込み回収する。
そして小さな希望を芽吹かせる。

見事なまでの演出と脚本ですね。

原作を読んだことはないのですが、徹底してブレない世界観と登場人物
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.1

洋画好きの僕が、何年も前にすごく久しぶりに見た邦画がこれ。

そして忘れられない映画となった。


なんとも言えないほんのりした、ステキで暖かい作品です。

変にカッコつけたり、凝ったり洒落たりしてい
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エージェント・ハミルトン 祖国を愛した男(2012年製作の映画)

3.6

非ハリウッドであって、しかもスウェーデンの映画がこの高いレベルの完成度なのは心強く感じます。

スパイ映画はドンチャンして終わりがちですが、きちんとスパイと、しての葛藤や背負っている宿命を描いているこ
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.7

僕は物心着いた時から、心の何処かにいつも、「男の生き様ってなんだろう」と答えを探していたような気がます。

そんな中、ひとつの答えを示してくれた映画がこのグラントリノです。

魂を揺さぶるようなエンデ
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大脱走(1963年製作の映画)

4.0

映画はラストシーンで、余韻に浸れるかどうかはそこにかかるもの。

初めてかも。

シーンよりサウンドが余韻に浸らせる映画は(笑)


エンターテイメントの大傑作ですね。

この時代にこんなにハラハラす
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